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甘々なキス・12
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旧家の家に長女として生まれたのならば、人生は決まっている場合が多い。
人も羨む豪華な生活を送れるだろうけど、結婚相手や将来の職業に関しては、自分の意志など何一つ通じない。
それが分かっているからこそ、私も大人しく18になってお見合いをすることを決めた。
相手は同じく旧家の長男。
この見合いが上手くいけば、私は相手の家に嫁入りしなければならない。
まあこういうのも、昔から代々続くものだ。
だから覚悟はとうに出来ている……はずだった。
少なくとも、私は出来ている。
なのに…何故相手の男は何時まで経っても現れない?
見合いの仲人は時間を過ぎても現れないことに焦り、今、連絡を取りに行っている。
今日は当人同士の顔合わせということで、親も付き添い人もいなくて、私一人が部屋に残されてしまった。
「まったく…。遅れるとはどういうことじゃ」
いつもの古臭い言葉遣いも、人がいないからできるもの。
いい加減、痺れを切らし、私は部屋から出た。
見合いの席として用意されたのは、会員制の高級老舗料亭。
桜の木がたくさん植えられていて、とても美しい庭園がある。
かく言う私が今日着ている着物も、お気に入りの桜柄だ。
せっかくの見合いだから、一番良い着物を着て、普段はしない化粧までしてきたと言うのに。
「それとも相手にはその気がなく、破談にするつもりかえ?」
ああ、そういうのもあるな。
一度の見合いで上手くいくのは珍しい方。
別に婚約者というワケでもないし、破談になったところで別に構わない。
「しかし顔も見せんとは、礼儀もしつけもなっとらんのう」
まあ私もこういう言葉遣いをいくら言われても直さないけれど、時と場合では使い分ける。
「…来ぬなら来ぬで連絡ぐらいしてこれば良いものを」
そしたら一人ででも、この料亭で食事をしたのに。
部屋は庭が見える所だし、庭園を見ながら美味い食事はしたい。
でも相手がいつ来るのか分からないままでは、注文もできやしない。
「はあ…。腹が……」
ぐりゅりゅりゅ~
…ちなみに私の腹の音では決してない。
「…どこか聞こえてきよった?」
周囲をキョロキョロ見回すと、桜の木の下に、一人の青年が倒れているんだか寝ている姿を発見した。
まさか腹を空かせて、倒れているとか?
この料亭にいるってことは、不審人物ではないだろう。
チェックは厳しいから。
しかしもしかしたら、この料亭の関係者かもしれない。
私はそっと近寄り、声をかける。
「おい、大丈夫か?」
「んっ…」
私の声に反応し、青年は顔をこちらに向けた。
…おっ、結構整った顔立ちをしているな。
年の頃は25歳前後というところか?
「何故ここで寝ている? 具合が悪いのならば、人を呼ぶか?」
「…ああ、大丈夫。天気が良かったし、桜も綺麗だったから、つい昼寝をしてた」
そう言って上半身を起こし、大きな欠伸をする。
「確かにここの桜は立派ぞ。こう見事な桜は、ウチにもないからのぉ」
私は桜を見上げ、そっとその幹に触れた。
しかし青年がじっとこちらを見ていることに気付き、改めて視線と声をかける。
「何ぞ?」
「いや、アンタさぁ…。もしかして桜の精?」
「……はい?」
どーやらまーだ頭の回転が悪いらしい。
寝ぼけなまこで私を見ながら、頭をボリボリかいている。
せっかく立派なスーツを着ているのに、台無しにしている。
なのに本人は全く気にしていないとは…大物なのか、バカなのか。
「何故そう思う?」
が、一応理由は聞いておきたいと思った。
「ん~…。だって古い言葉遣いをするし、桜の着物を着ているし…」
…コレはアレか?
いわゆる電波とか、そういう次元とリンクしているのか?
「それに綺麗だし」
……まあ最後の言葉は良しとしよう。
ちょっと機嫌が良くなったので、笑って見せた。
「残念ながら18になったばかりの小娘じゃ。そなたは?」
「俺は24になったばかりの男」
にしては、だらしない男だ。
「でもまあ考えてみたら、現実感ありすぎるし、ないか」
「まあ…何だ。そろそろ現実に戻って、自分が行くべき場所を思い出すと良い」
と、言うしかないな。
「…ああ、そっか。行く所、あったんだ、俺」
しかし思い当たることがあったらしい。
不意に顔付きが変わったことに、思わず胸が高鳴る。
うん、真面目な表情は悪くない。
青年が立ち上がると、身長の高さにビックリした。
私より頭二つ分、身長が高い。
私は女にしては身長がある方だから、青年は男性にしても高い方だろう。
青年は服を叩いて、歩き出す。
―けれどふと振り返り、私を見つめる。
「ん? どうかしたか?」
真剣な眼差しを向けられると、不覚にも顔が熱くなってしまう。
「―一応、確かめておこうと思って」
そう言ってきびすを返し、今度はこちらに歩いて来た。
「へっ?」
突然のことに驚いている間に、青年はどんどん近付いて来て、とうとう私の目の前に立つ。
そして両腕を伸ばし、私に抱き着いてきた!
「えっ…えええっ!」
あまりに突然の行動に、呆然とし、抵抗することも忘れてしまう。
そして固まっているうちに、青年は顔を上げて…私の唇にそっと口付けた。
「…えっ?」
「ああ…この感触は確かに人間だ」
そう言って、ゆっくりと私から離れた。
そして振り返り、また歩き出した青年の背に、
「ふざけるではないわあ!」
どかっ!
と飛び蹴りを食らわした。
「ぐおっ!?」
青年は顔から地面に倒れ込む。
その背中を今度は踏みつけた。
「いたたたっ!」
「何をしたか、分かっておるのか! 貴様!」
いっいきなり口付けされるなんて思わなかった!
しかも…甘く感じてしまうなんて…!
恥ずかしくて、照れ臭くて、また情けなくて。
頭の中が熱くなる!
「いっいや、だから。本当に人間かどうか、確かめたかったんだって!」
顔をこちらに向け、青年は必死に言い訳をするが、踏み付ける力は緩めない。
「人間だと言ったじゃろうがっ! その耳は飾り物かっ!」
ぎゅうぎゅう踏んでいると、ふと料亭の方から仲人がやって来た。
そして私と青年を見て、ぎょっと眼を丸くする。
仲人が慌てた様子で青年の名を呼んだ。
その名に聞き覚えがあった私は、足の力を緩める。
何せその名は、今日の見合い相手の名前だったからだ。
「…まさかと思うが、私が誰だか分かっていて、ああいうことをしたのかえ?」
「いいや。でもそうかな?って思ってはいた」
部屋の中で、改めて私と青年は二人っきりになった。
仲人が5分ほど紹介の時間を取った後、青白い笑顔で部屋を出て行ったからだ。
その後、青年は私の隣に座り、髪の毛や頭、頬を触れたりしている。
「でもこんなに綺麗なコが嫁さんになるなんて、ちょっと信じられなくて…」
そして桜の精かとも思って、口付けたのか…。
「うん、でもキミなら良いな。ねぇ、俺の嫁さんになってよ」
…何つうアッサリしたプロポーズ。
ロマンの欠片もありはしない。
いや、あの桜の木の下で出会った時が、一番甘い空気が流れていたな。
まあ…その後のキスも甘かった。
「ねぇねぇ」
…人が考えている間に、今度は体にしがみついて揺さぶってくる。
コイツ、見た目に反してガキだ。
しかもタチの悪いガキ。
でも、だけど、私に一目惚れしたらしい…し?
堅っ苦しい旧家の生活から抜け出して、こういう男と夫婦となるのも楽しいかもしれない。
「…お前さん、私を大事にしてくれるか?」
「もちろん。何があったって、俺はキミのことを守るよ」
そう言って優しく微笑む。
「ならしょうがない。結婚してやろう」
「ホント? やった♪」
嬉しそうに笑うと、まぁた私にしがみついてくる。
…やれやれ。
退屈な結婚生活を想像していたのだが、破天荒な結婚生活を送りそうだ。
人も羨む豪華な生活を送れるだろうけど、結婚相手や将来の職業に関しては、自分の意志など何一つ通じない。
それが分かっているからこそ、私も大人しく18になってお見合いをすることを決めた。
相手は同じく旧家の長男。
この見合いが上手くいけば、私は相手の家に嫁入りしなければならない。
まあこういうのも、昔から代々続くものだ。
だから覚悟はとうに出来ている……はずだった。
少なくとも、私は出来ている。
なのに…何故相手の男は何時まで経っても現れない?
見合いの仲人は時間を過ぎても現れないことに焦り、今、連絡を取りに行っている。
今日は当人同士の顔合わせということで、親も付き添い人もいなくて、私一人が部屋に残されてしまった。
「まったく…。遅れるとはどういうことじゃ」
いつもの古臭い言葉遣いも、人がいないからできるもの。
いい加減、痺れを切らし、私は部屋から出た。
見合いの席として用意されたのは、会員制の高級老舗料亭。
桜の木がたくさん植えられていて、とても美しい庭園がある。
かく言う私が今日着ている着物も、お気に入りの桜柄だ。
せっかくの見合いだから、一番良い着物を着て、普段はしない化粧までしてきたと言うのに。
「それとも相手にはその気がなく、破談にするつもりかえ?」
ああ、そういうのもあるな。
一度の見合いで上手くいくのは珍しい方。
別に婚約者というワケでもないし、破談になったところで別に構わない。
「しかし顔も見せんとは、礼儀もしつけもなっとらんのう」
まあ私もこういう言葉遣いをいくら言われても直さないけれど、時と場合では使い分ける。
「…来ぬなら来ぬで連絡ぐらいしてこれば良いものを」
そしたら一人ででも、この料亭で食事をしたのに。
部屋は庭が見える所だし、庭園を見ながら美味い食事はしたい。
でも相手がいつ来るのか分からないままでは、注文もできやしない。
「はあ…。腹が……」
ぐりゅりゅりゅ~
…ちなみに私の腹の音では決してない。
「…どこか聞こえてきよった?」
周囲をキョロキョロ見回すと、桜の木の下に、一人の青年が倒れているんだか寝ている姿を発見した。
まさか腹を空かせて、倒れているとか?
この料亭にいるってことは、不審人物ではないだろう。
チェックは厳しいから。
しかしもしかしたら、この料亭の関係者かもしれない。
私はそっと近寄り、声をかける。
「おい、大丈夫か?」
「んっ…」
私の声に反応し、青年は顔をこちらに向けた。
…おっ、結構整った顔立ちをしているな。
年の頃は25歳前後というところか?
「何故ここで寝ている? 具合が悪いのならば、人を呼ぶか?」
「…ああ、大丈夫。天気が良かったし、桜も綺麗だったから、つい昼寝をしてた」
そう言って上半身を起こし、大きな欠伸をする。
「確かにここの桜は立派ぞ。こう見事な桜は、ウチにもないからのぉ」
私は桜を見上げ、そっとその幹に触れた。
しかし青年がじっとこちらを見ていることに気付き、改めて視線と声をかける。
「何ぞ?」
「いや、アンタさぁ…。もしかして桜の精?」
「……はい?」
どーやらまーだ頭の回転が悪いらしい。
寝ぼけなまこで私を見ながら、頭をボリボリかいている。
せっかく立派なスーツを着ているのに、台無しにしている。
なのに本人は全く気にしていないとは…大物なのか、バカなのか。
「何故そう思う?」
が、一応理由は聞いておきたいと思った。
「ん~…。だって古い言葉遣いをするし、桜の着物を着ているし…」
…コレはアレか?
いわゆる電波とか、そういう次元とリンクしているのか?
「それに綺麗だし」
……まあ最後の言葉は良しとしよう。
ちょっと機嫌が良くなったので、笑って見せた。
「残念ながら18になったばかりの小娘じゃ。そなたは?」
「俺は24になったばかりの男」
にしては、だらしない男だ。
「でもまあ考えてみたら、現実感ありすぎるし、ないか」
「まあ…何だ。そろそろ現実に戻って、自分が行くべき場所を思い出すと良い」
と、言うしかないな。
「…ああ、そっか。行く所、あったんだ、俺」
しかし思い当たることがあったらしい。
不意に顔付きが変わったことに、思わず胸が高鳴る。
うん、真面目な表情は悪くない。
青年が立ち上がると、身長の高さにビックリした。
私より頭二つ分、身長が高い。
私は女にしては身長がある方だから、青年は男性にしても高い方だろう。
青年は服を叩いて、歩き出す。
―けれどふと振り返り、私を見つめる。
「ん? どうかしたか?」
真剣な眼差しを向けられると、不覚にも顔が熱くなってしまう。
「―一応、確かめておこうと思って」
そう言ってきびすを返し、今度はこちらに歩いて来た。
「へっ?」
突然のことに驚いている間に、青年はどんどん近付いて来て、とうとう私の目の前に立つ。
そして両腕を伸ばし、私に抱き着いてきた!
「えっ…えええっ!」
あまりに突然の行動に、呆然とし、抵抗することも忘れてしまう。
そして固まっているうちに、青年は顔を上げて…私の唇にそっと口付けた。
「…えっ?」
「ああ…この感触は確かに人間だ」
そう言って、ゆっくりと私から離れた。
そして振り返り、また歩き出した青年の背に、
「ふざけるではないわあ!」
どかっ!
と飛び蹴りを食らわした。
「ぐおっ!?」
青年は顔から地面に倒れ込む。
その背中を今度は踏みつけた。
「いたたたっ!」
「何をしたか、分かっておるのか! 貴様!」
いっいきなり口付けされるなんて思わなかった!
しかも…甘く感じてしまうなんて…!
恥ずかしくて、照れ臭くて、また情けなくて。
頭の中が熱くなる!
「いっいや、だから。本当に人間かどうか、確かめたかったんだって!」
顔をこちらに向け、青年は必死に言い訳をするが、踏み付ける力は緩めない。
「人間だと言ったじゃろうがっ! その耳は飾り物かっ!」
ぎゅうぎゅう踏んでいると、ふと料亭の方から仲人がやって来た。
そして私と青年を見て、ぎょっと眼を丸くする。
仲人が慌てた様子で青年の名を呼んだ。
その名に聞き覚えがあった私は、足の力を緩める。
何せその名は、今日の見合い相手の名前だったからだ。
「…まさかと思うが、私が誰だか分かっていて、ああいうことをしたのかえ?」
「いいや。でもそうかな?って思ってはいた」
部屋の中で、改めて私と青年は二人っきりになった。
仲人が5分ほど紹介の時間を取った後、青白い笑顔で部屋を出て行ったからだ。
その後、青年は私の隣に座り、髪の毛や頭、頬を触れたりしている。
「でもこんなに綺麗なコが嫁さんになるなんて、ちょっと信じられなくて…」
そして桜の精かとも思って、口付けたのか…。
「うん、でもキミなら良いな。ねぇ、俺の嫁さんになってよ」
…何つうアッサリしたプロポーズ。
ロマンの欠片もありはしない。
いや、あの桜の木の下で出会った時が、一番甘い空気が流れていたな。
まあ…その後のキスも甘かった。
「ねぇねぇ」
…人が考えている間に、今度は体にしがみついて揺さぶってくる。
コイツ、見た目に反してガキだ。
しかもタチの悪いガキ。
でも、だけど、私に一目惚れしたらしい…し?
堅っ苦しい旧家の生活から抜け出して、こういう男と夫婦となるのも楽しいかもしれない。
「…お前さん、私を大事にしてくれるか?」
「もちろん。何があったって、俺はキミのことを守るよ」
そう言って優しく微笑む。
「ならしょうがない。結婚してやろう」
「ホント? やった♪」
嬉しそうに笑うと、まぁた私にしがみついてくる。
…やれやれ。
退屈な結婚生活を想像していたのだが、破天荒な結婚生活を送りそうだ。
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