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「やらっ!」
「じゃないと、痛い目に合うのは綾の方だけど?」
甘く耳元で囁かれるも、否定することは許さないと無言の圧力をかけてきている。
仕方なく軽く息を吐き、オレは両手で光雅の手を掴んだ。
「んんっ、はぁ…」
口を閉じて、三本の指に舌を這わせる。関節や爪の部分にも、唾液を絡ませる。ここでしっかりやっとかないと、後で本当にひどい目に合わせられるからだ。
「ふふっ、上手上手。じゃあ、そろそろはじめようか」
腰に回していた腕を引いて、湯船から立ち上がった。
「ホラ、壁に手を付いて。腰を上げて」
「うっ…!」
口の中からズルッと指が出た。けれど安堵する間も無く両手は壁に押し付けられ、腰を掴まれ、上げられた。そしてオレの唾液に濡れた指が一本、後ろの窪みにズブッと入れられる。
「あっ! いっいきなり入れるなよ」
「充分に濡れているから、痛くはないだろう?」
確かに痛くはないが、違和感はある。顔だけ振り向くと、入れられた指は中指だ。…よりにもよって、一番長い指で躊躇い無くいきなり入れるか? 不満に思っているうちにも、指は何度も行き来する。
「ううっ…」
ぞくぞくっと背筋に痺れが走る。今まで何度もされている行為だけど、やっぱり慣れない。
「体があったまって、柔らかくなってる。コレなら三本ぐらい、大丈夫だよね?」
「へっ…うわあっ」
いきなり三本の指が入れられた。
「ちょっ、やめっ」
さすがに腰が引けたがすぐに捕まれ、戻される。
三本に増やされた指は、根元まで一気にねじ込まれた。そして慣れる間もなく、スピードを上げて指は出し入れされる。
「あっあっ、ああっ…!」
ぐっと奥まで入った指が、一番感じる部分に触れた。
「やっ! ダメだって、そこはっ」
「ココが一番感じる場所だろう? ほぅら、反応してる」
楽しそうに笑って、光雅はオレの熱に触れる。
「うっ…やめっ、触るなよ」
「触っちゃダメなの? じゃあ、止める」
光雅はアッサリと手を放した。…が、コレは恐ろしいことの前触れのような気がする。
そもそもコイツは人の言うことをおとなしく聞くタイプじゃない。
「こっち向いて。綾」
指をも引き抜き、肩を捕まれ、正面で向き合った。
「愛しているよ、綾」
思わず息を飲むほどの魅惑的な笑みを見せられ、一瞬気が遠のく。
その間に光雅は膝を付き、熱くなっているオレの性器を口に含んだ。
「うわっ! ちょっ、何をっ」
「んっ…。だって触るのはダメなんだろう? なら舐めてあげるよ」
やっぱりコイツ、一筋縄ではいかない!
躊躇い無く性器を根元まで含み、舌を動かし始めた。裏筋に舌を這わせながら、頬を窄ませ、唾液を絡めてくる。
「あっ、ああっ!」
硬くなり、反応してしまう自分自身をどうすることもできない。
光雅に与えられる刺激は、全て気持ちが良かった。…いや、感じる体に変えられてしまったんだ。
先端から欲望が滲み出始めている。
うっすらと開けた眼に映るのは、綺麗な男がオレのを咥えている姿。ゾクゾクしてしまう…!
光雅は先走りを舌で伸ばし、全体に塗り込めて良く。ジュブジュブと淫猥な音が、バスルームに響く。せり上がった袋を手で握られると、一際強い快感が背筋を通った。
後ろに引くも、壁が背に当たるだけで逃れられない。
「こぅがっ、もうイきそう…!」
上がる息の中で言うと、光雅はズルッと性器を口から出した。粘ついた液体が光雅の口元を濡らしている。
「イく時は一緒に、ね?」
欲望に満ちた笑みで言われても、怖いだけなんだが…。
光雅はオレの片足を上げて、バスタブの縁に置かせた。そして抱き締めてきた。
「大好き、綾」
「ああ…」
息を吐くのと同時に答える。光雅はオレに返事を求めない。
もうオレの気持ちを分かっているかなのかは知らないけれど、それがありがたくもあり…また寂しくもあった。
後ろの窪みに、光雅の欲望が当たる。ぬるっとした感触と共に、一気にねじ込まれた!
「ああっ!」
熱い杭で貫かれる衝撃に、眼が眩んだ。しかし途中で止まる。そこで軽く揺さぶられると、腰と足がガクガクと震えた。
「やっやめっ…!」
光雅の先端が、オレの弱い部分をわざと攻めている。
「ふふっ。相変わらず綾の中は温かくて柔らかくて最高だ」
眼には野性的な光を宿しながらも、口では笑みを形付ける。そして乳首に顔を寄せ、ザラザラした舌の表面でねっとりと舐めあげた。
「じゃないと、痛い目に合うのは綾の方だけど?」
甘く耳元で囁かれるも、否定することは許さないと無言の圧力をかけてきている。
仕方なく軽く息を吐き、オレは両手で光雅の手を掴んだ。
「んんっ、はぁ…」
口を閉じて、三本の指に舌を這わせる。関節や爪の部分にも、唾液を絡ませる。ここでしっかりやっとかないと、後で本当にひどい目に合わせられるからだ。
「ふふっ、上手上手。じゃあ、そろそろはじめようか」
腰に回していた腕を引いて、湯船から立ち上がった。
「ホラ、壁に手を付いて。腰を上げて」
「うっ…!」
口の中からズルッと指が出た。けれど安堵する間も無く両手は壁に押し付けられ、腰を掴まれ、上げられた。そしてオレの唾液に濡れた指が一本、後ろの窪みにズブッと入れられる。
「あっ! いっいきなり入れるなよ」
「充分に濡れているから、痛くはないだろう?」
確かに痛くはないが、違和感はある。顔だけ振り向くと、入れられた指は中指だ。…よりにもよって、一番長い指で躊躇い無くいきなり入れるか? 不満に思っているうちにも、指は何度も行き来する。
「ううっ…」
ぞくぞくっと背筋に痺れが走る。今まで何度もされている行為だけど、やっぱり慣れない。
「体があったまって、柔らかくなってる。コレなら三本ぐらい、大丈夫だよね?」
「へっ…うわあっ」
いきなり三本の指が入れられた。
「ちょっ、やめっ」
さすがに腰が引けたがすぐに捕まれ、戻される。
三本に増やされた指は、根元まで一気にねじ込まれた。そして慣れる間もなく、スピードを上げて指は出し入れされる。
「あっあっ、ああっ…!」
ぐっと奥まで入った指が、一番感じる部分に触れた。
「やっ! ダメだって、そこはっ」
「ココが一番感じる場所だろう? ほぅら、反応してる」
楽しそうに笑って、光雅はオレの熱に触れる。
「うっ…やめっ、触るなよ」
「触っちゃダメなの? じゃあ、止める」
光雅はアッサリと手を放した。…が、コレは恐ろしいことの前触れのような気がする。
そもそもコイツは人の言うことをおとなしく聞くタイプじゃない。
「こっち向いて。綾」
指をも引き抜き、肩を捕まれ、正面で向き合った。
「愛しているよ、綾」
思わず息を飲むほどの魅惑的な笑みを見せられ、一瞬気が遠のく。
その間に光雅は膝を付き、熱くなっているオレの性器を口に含んだ。
「うわっ! ちょっ、何をっ」
「んっ…。だって触るのはダメなんだろう? なら舐めてあげるよ」
やっぱりコイツ、一筋縄ではいかない!
躊躇い無く性器を根元まで含み、舌を動かし始めた。裏筋に舌を這わせながら、頬を窄ませ、唾液を絡めてくる。
「あっ、ああっ!」
硬くなり、反応してしまう自分自身をどうすることもできない。
光雅に与えられる刺激は、全て気持ちが良かった。…いや、感じる体に変えられてしまったんだ。
先端から欲望が滲み出始めている。
うっすらと開けた眼に映るのは、綺麗な男がオレのを咥えている姿。ゾクゾクしてしまう…!
光雅は先走りを舌で伸ばし、全体に塗り込めて良く。ジュブジュブと淫猥な音が、バスルームに響く。せり上がった袋を手で握られると、一際強い快感が背筋を通った。
後ろに引くも、壁が背に当たるだけで逃れられない。
「こぅがっ、もうイきそう…!」
上がる息の中で言うと、光雅はズルッと性器を口から出した。粘ついた液体が光雅の口元を濡らしている。
「イく時は一緒に、ね?」
欲望に満ちた笑みで言われても、怖いだけなんだが…。
光雅はオレの片足を上げて、バスタブの縁に置かせた。そして抱き締めてきた。
「大好き、綾」
「ああ…」
息を吐くのと同時に答える。光雅はオレに返事を求めない。
もうオレの気持ちを分かっているかなのかは知らないけれど、それがありがたくもあり…また寂しくもあった。
後ろの窪みに、光雅の欲望が当たる。ぬるっとした感触と共に、一気にねじ込まれた!
「ああっ!」
熱い杭で貫かれる衝撃に、眼が眩んだ。しかし途中で止まる。そこで軽く揺さぶられると、腰と足がガクガクと震えた。
「やっやめっ…!」
光雅の先端が、オレの弱い部分をわざと攻めている。
「ふふっ。相変わらず綾の中は温かくて柔らかくて最高だ」
眼には野性的な光を宿しながらも、口では笑みを形付ける。そして乳首に顔を寄せ、ザラザラした舌の表面でねっとりと舐めあげた。
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