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第5章
第89話
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その後シバからカイン達に、船の簡単な説明がなされた。
設計図はほぼ出来上がっているものの、必要な材料が足りず、まだ建造できていないという事だった。
足りていない材料の一つは、船の装甲として必要な、大量の鉄鉱石。
鉄鉱石自体は北の鉱山で採掘可能だが、最近鉱夫が不足し、生産が止まってしまっているらしい。
鉱夫達はみな、自分達が様々な危険と戦いながら採掘した鉱石を、なんの苦労もしないで街で優雅に暮らしている商人達に、安く買い叩かれることに嫌気がさしたのだという。
不平不満を言い出したのは、初めは数名だったが、今ではほとんどの鉱夫が採掘をやめてしまった。
もう一つは龍骨と呼ばれる、船の強度の要となる部位を作るために必要な、大木から切り出した丈夫な木材。
こちらもルシェルシュの南に広がる森林から採れるのだが、森の管理を担うと主張するエルフ達から、採取への反発を受け、伐採が滞っている。
今までは伐採の対価として、人間達は海の幸などを渡して、良好な関係にあった。
しかし、最近になって突然エルフ達は、森の恵みである木材を育んできたのは自分達なのに、その木材を使う人間達が許せないと言い出したのだ。
もし、無事に材料が手に入り、船の建造が始まったとして、最後に必要なのは大量の魔力を持つ魔術師だとシバは言う。
しかし、なぜ船に魔術師が必要なのか、魔術師が何をするのかは、まだカイン達の信用が足りていないのか、詳細は教えてくれなかった。
材料の点に関しては、ひとまず原因を解決するためには、共に鉱夫やエルフ達の説得が必要だろう。
そのため、カイン達はそれぞれ現状確認のため、北の鉱山と、南のエルフ達の集落へと向かうことにした。
また、魔力を有する魔術師に関しては、単純な魔力量だけであれば、カインが、もし攻撃魔法などが必要な場合でもソフィがいるため、問題ないだろうとだけシバに伝えた。
現状、魔術師がどのように必要になるか分からないため、それ以上の回答ができないというのが正直なところだった。
シバはソフィが魔術師だということは、その見た目から言われる前からそう思ってたようだが、カインも魔術師だと聞いて驚いた様子を示した。
シバに言われて改めて気付いたことだが、冒険者らしい格好をした二人に比べ、未だにカインは村で暮らしていた時とほとんど変わらぬ格好をしていた。
サラは総ミスリル製の長剣と、ワイバーンから作られた革鎧、ソフィは総ミスリル製の杖と魔術師が好むローブを、それぞれ身に付けている。
一方のカインは武器は腰に付けた短剣のみで、服装は羊毛と麻で織られた薄手の上衣に、同じ素材のズボンだけだ。
シバからの説明が終わり、カイン達がシバに説明する番となった。
何故リヴァイアサンを討伐しなければならないのか、そもそもリヴァイアサンはどこに居るのかなど、カインは嘘はつかず、しかし話せないところは素直に話せないと言いながら、説明した。
コリカ公国の大公や王子のこと等は、下手に伝えると、後々シバにまで危険が及ぶかもしれない。
おいそれと伝えられることではないが、かと言って嘘を並べれば、その後の信頼関係に問題が生じる。
職人は互いの信頼関係を大事にする。
特にシバ達には船を出した際の操作を頼まなければならず、造ってもらって終わりの関係ではないのだ。
リヴァイアサンとの戦いの間、互いに命を預ける相手の信頼関係にヒビが入るのは、絶対に避けるべきだと、カインは素直に話せること、話せないことを明確にしてシバに伝えた。
その事が功を奏したのか、シバはカインに少なくない好感を持ったらしい。
「なるほど。カインさんの状況は分かった。どうやら、倒せば終わりという簡単な問題では無さそうだな」
「ええ。言えないことが多くてすみませんが、むやみに話せることでもないんですよ」
「それはいい。俺らに必要なのは、どんな船が必要か。それとその船を造りたい相手かどうかだからな。しかし、今言った通り、材料が手に入らない。まずはそこからだ」
「それについては私に考えがあります。もちろんまずは鉱夫とエルフ達をどうにか説得できるか試すのが先決ですが、どうにもならない場合には材料はこちらで用意しましょう」
「……? 用意するだと? 言っている意味がよく分からないが、ひとまず待つとしよう。マスターの人を見る目は確かだからな」
「ありがとうございます。それでは少し時間をください」
そう言って、カイン達は造船所を後にした。
カインはサラとソフィにそれぞれ北と南に状況確認しに行ってもらうよう頼んだ。
「北の鉱夫はサラが、南のエルフ達の集落にはソフィちゃんがそれぞれ様子を確認しに行ってくれ。もし可能なら、説得。無理そうなら無理で構わない」
「それはいいけど、無理の場合はどうするの」
「鉄鉱石はドワーフの国の鉱山からもふんだんに取れるはずだから、それをゼロに運んでもらおう。木の方も当てがある」
「なるほどね。それで、木の方は? お父さんが見に行くってこと?」
「ああ。実は俺が若い頃カリラ婆さんと暮らしてた辺りは、丈夫な木々が豊富でね。随分と離れているから、今はどうなっているか分からないが、それを見に行こうと思う。それも切り出してゼロに運んでもらえばいいと思うんだ」
「お父さんの暮らした場所か……それは遠いの?」
「ああ。コルマールからさらに南に行った所にある、山の中だ。普段は人など寄り付かないところだね」
「そんな所で暮らしてたんだ。機会があれば見に行きたいなぁ」
「行っても何も面白いものはないと思うよ。まぁ、俺にとっては色んな思い出が詰まった場所だけどね。それで、ソフィちゃん。悪いんだけど、ゼロに俺をそこまで送ってもらうよう頼んでくれないか?」
「え? いいですけど、細かい場所は説明難しいですよ? 私と離れた後、どうするんですか?」
「俺もしばらく行ってないから、大体の場所しか分からないが、近くなったら、指示を出すよ。言葉は通じないから、向かって欲しい方向に強く魔力を放出させる。ゼロならそれを読み取れるはずだ」
「分かりました。じゃあ、ゼロが降りても大丈夫なところに一旦移動しないといけませんね」
カイン達は街を離れ、初めに降り立った場所まで再び足を運んだ。
ソフィはゼロを呼び、すぐに降りてきたゼロにカインの話を伝える。
ゼロが理解したことをフーから聞くと、カインはゼロに跨り、空へと飛び立って行った。
二人はそれを見送ると街に戻り、明日、それぞれの目的の場所へ向かうことにして、宿でゆっくりと休息を取った。
◇
限られた者しか入ることが許されない、造船所の一室で、シバは丸い珠を手に取り、独り言を言っている。
「今度こそこの魔道核を搭載できる船を造りあげるんだ。設計図は問題ないはずだ。後は材料さえ手に入れば……それとあのカインとかいう男が、この魔道核を発動させることが出来るほどの魔力の持ち主であればいいが……」
魔道核と呼ばれたシバの持つ丸い珠は、シバの遠い祖先から代々受け継がれてきた、宝具であった。
家に伝わる古い伝承によれば、シバの祖先はこの大陸とは異なる大陸から来たのだという。
嘘か誠か分からないが、シバの遠い祖先の一人は獣人で、銀色の毛並みを持つ狼のような姿をしていたのだという。
また、別の祖先からもたらされたという魔道核は、それを備えた乗り物を自分の手足のように自在に操ることが出来るらしい。
しかし、魔道核の発動には、相当な魔力が必要だといい、若い頃からある野望を持っているシバは、この魔道核を発動させることの出来る魔術師を探しているが、残念ながら出会うことは出来ていない。
シバはこの魔道核を搭載した船を造り上げ、自分の野望を実現させたいのだ。
自分の祖先の大陸へたどり着くこと。
多くの探検家達が挑戦し、未だに成功した例を聞かない偉業を達成するため、シバは研鑽してきた。
長期間の荒れた海の中を航海しても沈まない船を造る。
そのためだけに捧げてきた人生は、シバをこの街一番の船大工にしたが、それでも野望を叶えるには至っていない。
「リヴァイアサンを倒すだけの丈夫な船、か……」
伝説の海の魔物と戦っても沈まない船を造ることが出来れば、どんな航海でも耐えられるだろう。
その時には、シバは自ら大陸を探しに旅に出るつもりだ。
シバは手に持っていた魔道核を元の場所に丁寧にしまうと、部屋から出て、鍵をかけた。
設計図はほぼ出来上がっているものの、必要な材料が足りず、まだ建造できていないという事だった。
足りていない材料の一つは、船の装甲として必要な、大量の鉄鉱石。
鉄鉱石自体は北の鉱山で採掘可能だが、最近鉱夫が不足し、生産が止まってしまっているらしい。
鉱夫達はみな、自分達が様々な危険と戦いながら採掘した鉱石を、なんの苦労もしないで街で優雅に暮らしている商人達に、安く買い叩かれることに嫌気がさしたのだという。
不平不満を言い出したのは、初めは数名だったが、今ではほとんどの鉱夫が採掘をやめてしまった。
もう一つは龍骨と呼ばれる、船の強度の要となる部位を作るために必要な、大木から切り出した丈夫な木材。
こちらもルシェルシュの南に広がる森林から採れるのだが、森の管理を担うと主張するエルフ達から、採取への反発を受け、伐採が滞っている。
今までは伐採の対価として、人間達は海の幸などを渡して、良好な関係にあった。
しかし、最近になって突然エルフ達は、森の恵みである木材を育んできたのは自分達なのに、その木材を使う人間達が許せないと言い出したのだ。
もし、無事に材料が手に入り、船の建造が始まったとして、最後に必要なのは大量の魔力を持つ魔術師だとシバは言う。
しかし、なぜ船に魔術師が必要なのか、魔術師が何をするのかは、まだカイン達の信用が足りていないのか、詳細は教えてくれなかった。
材料の点に関しては、ひとまず原因を解決するためには、共に鉱夫やエルフ達の説得が必要だろう。
そのため、カイン達はそれぞれ現状確認のため、北の鉱山と、南のエルフ達の集落へと向かうことにした。
また、魔力を有する魔術師に関しては、単純な魔力量だけであれば、カインが、もし攻撃魔法などが必要な場合でもソフィがいるため、問題ないだろうとだけシバに伝えた。
現状、魔術師がどのように必要になるか分からないため、それ以上の回答ができないというのが正直なところだった。
シバはソフィが魔術師だということは、その見た目から言われる前からそう思ってたようだが、カインも魔術師だと聞いて驚いた様子を示した。
シバに言われて改めて気付いたことだが、冒険者らしい格好をした二人に比べ、未だにカインは村で暮らしていた時とほとんど変わらぬ格好をしていた。
サラは総ミスリル製の長剣と、ワイバーンから作られた革鎧、ソフィは総ミスリル製の杖と魔術師が好むローブを、それぞれ身に付けている。
一方のカインは武器は腰に付けた短剣のみで、服装は羊毛と麻で織られた薄手の上衣に、同じ素材のズボンだけだ。
シバからの説明が終わり、カイン達がシバに説明する番となった。
何故リヴァイアサンを討伐しなければならないのか、そもそもリヴァイアサンはどこに居るのかなど、カインは嘘はつかず、しかし話せないところは素直に話せないと言いながら、説明した。
コリカ公国の大公や王子のこと等は、下手に伝えると、後々シバにまで危険が及ぶかもしれない。
おいそれと伝えられることではないが、かと言って嘘を並べれば、その後の信頼関係に問題が生じる。
職人は互いの信頼関係を大事にする。
特にシバ達には船を出した際の操作を頼まなければならず、造ってもらって終わりの関係ではないのだ。
リヴァイアサンとの戦いの間、互いに命を預ける相手の信頼関係にヒビが入るのは、絶対に避けるべきだと、カインは素直に話せること、話せないことを明確にしてシバに伝えた。
その事が功を奏したのか、シバはカインに少なくない好感を持ったらしい。
「なるほど。カインさんの状況は分かった。どうやら、倒せば終わりという簡単な問題では無さそうだな」
「ええ。言えないことが多くてすみませんが、むやみに話せることでもないんですよ」
「それはいい。俺らに必要なのは、どんな船が必要か。それとその船を造りたい相手かどうかだからな。しかし、今言った通り、材料が手に入らない。まずはそこからだ」
「それについては私に考えがあります。もちろんまずは鉱夫とエルフ達をどうにか説得できるか試すのが先決ですが、どうにもならない場合には材料はこちらで用意しましょう」
「……? 用意するだと? 言っている意味がよく分からないが、ひとまず待つとしよう。マスターの人を見る目は確かだからな」
「ありがとうございます。それでは少し時間をください」
そう言って、カイン達は造船所を後にした。
カインはサラとソフィにそれぞれ北と南に状況確認しに行ってもらうよう頼んだ。
「北の鉱夫はサラが、南のエルフ達の集落にはソフィちゃんがそれぞれ様子を確認しに行ってくれ。もし可能なら、説得。無理そうなら無理で構わない」
「それはいいけど、無理の場合はどうするの」
「鉄鉱石はドワーフの国の鉱山からもふんだんに取れるはずだから、それをゼロに運んでもらおう。木の方も当てがある」
「なるほどね。それで、木の方は? お父さんが見に行くってこと?」
「ああ。実は俺が若い頃カリラ婆さんと暮らしてた辺りは、丈夫な木々が豊富でね。随分と離れているから、今はどうなっているか分からないが、それを見に行こうと思う。それも切り出してゼロに運んでもらえばいいと思うんだ」
「お父さんの暮らした場所か……それは遠いの?」
「ああ。コルマールからさらに南に行った所にある、山の中だ。普段は人など寄り付かないところだね」
「そんな所で暮らしてたんだ。機会があれば見に行きたいなぁ」
「行っても何も面白いものはないと思うよ。まぁ、俺にとっては色んな思い出が詰まった場所だけどね。それで、ソフィちゃん。悪いんだけど、ゼロに俺をそこまで送ってもらうよう頼んでくれないか?」
「え? いいですけど、細かい場所は説明難しいですよ? 私と離れた後、どうするんですか?」
「俺もしばらく行ってないから、大体の場所しか分からないが、近くなったら、指示を出すよ。言葉は通じないから、向かって欲しい方向に強く魔力を放出させる。ゼロならそれを読み取れるはずだ」
「分かりました。じゃあ、ゼロが降りても大丈夫なところに一旦移動しないといけませんね」
カイン達は街を離れ、初めに降り立った場所まで再び足を運んだ。
ソフィはゼロを呼び、すぐに降りてきたゼロにカインの話を伝える。
ゼロが理解したことをフーから聞くと、カインはゼロに跨り、空へと飛び立って行った。
二人はそれを見送ると街に戻り、明日、それぞれの目的の場所へ向かうことにして、宿でゆっくりと休息を取った。
◇
限られた者しか入ることが許されない、造船所の一室で、シバは丸い珠を手に取り、独り言を言っている。
「今度こそこの魔道核を搭載できる船を造りあげるんだ。設計図は問題ないはずだ。後は材料さえ手に入れば……それとあのカインとかいう男が、この魔道核を発動させることが出来るほどの魔力の持ち主であればいいが……」
魔道核と呼ばれたシバの持つ丸い珠は、シバの遠い祖先から代々受け継がれてきた、宝具であった。
家に伝わる古い伝承によれば、シバの祖先はこの大陸とは異なる大陸から来たのだという。
嘘か誠か分からないが、シバの遠い祖先の一人は獣人で、銀色の毛並みを持つ狼のような姿をしていたのだという。
また、別の祖先からもたらされたという魔道核は、それを備えた乗り物を自分の手足のように自在に操ることが出来るらしい。
しかし、魔道核の発動には、相当な魔力が必要だといい、若い頃からある野望を持っているシバは、この魔道核を発動させることの出来る魔術師を探しているが、残念ながら出会うことは出来ていない。
シバはこの魔道核を搭載した船を造り上げ、自分の野望を実現させたいのだ。
自分の祖先の大陸へたどり着くこと。
多くの探検家達が挑戦し、未だに成功した例を聞かない偉業を達成するため、シバは研鑽してきた。
長期間の荒れた海の中を航海しても沈まない船を造る。
そのためだけに捧げてきた人生は、シバをこの街一番の船大工にしたが、それでも野望を叶えるには至っていない。
「リヴァイアサンを倒すだけの丈夫な船、か……」
伝説の海の魔物と戦っても沈まない船を造ることが出来れば、どんな航海でも耐えられるだろう。
その時には、シバは自ら大陸を探しに旅に出るつもりだ。
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