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第37話【魔竜】
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相手は元S級ランカーを多数擁し、勝つためには自らの犠牲を厭わない戦略すら行う多人数。
一方こちらは二人だけで、しかもそのうち一人は生産職。
この絶望とも言える状況を覆す方法があると言って、いったい誰が信じるだろうか。
それなのに、『勝てるかもしれない』と言った私を見つめ返すセシルの目は、希望に溢れていた。
「何か凄いものを見つけたんだね。サラさん。教えて。どんな作戦があるのかを。俺に何ができるかを」
「うん。ありがとう。セシルのおかげで絶対勝てる。私はそう信じてる。今できたばかりの薬なんだけどね――」
私はセシルに【神への冒涜】の効果を説明した。
それを聞いたセシルは驚きの表情を見せる。
「説明文だけだと、具体的な効果は分からないけれど。魔神になれるってことは、あのレアボス、ディアボロスと同じくらいに強くなれるってことかも」
「それは凄いけど……それならサラさんが使えばいいんじゃないかな? そうすれば、サラさんも戦えるし」
セシルの提案に私は首を横に振る。
私では使えない、それは使う前からわかり切っていた。
「このゲームの売りを忘れたの? どんなにステータスが高くても、それを操作するプレイヤーのプレイヤースキルが無ければどうしようもないでしょ? 戦闘職じゃない私がそんなステータスを持っても、扱いきれないよ」
私の説明にセシルは頷く。
プレイヤースキルが高い低レベルが、プレイヤースキルの低い高レベルを圧倒できる。それがこのゲームの売りだ。
「分かったよ。サラさん。どうなるか分からないから、安全なところに居てね」
「うん。分かった。じゃあ、使うね」
そうして私は作り上げた薬、【神への冒涜】をスキル【ポーションスリング】でセシルに投げようとした。
ところが――。
「え? 嘘!? どうしよう。このアイテムはこの場所では使えないって……」
「まさか……そんな制限のあるアイテムがあるなんて聞いたことないけど」
私は途方に暮れてしまう。
もしかしたら攻城戦には使えない制限のあるアイテムなのだろうか。
そうだとしたら、せっかく作ったこの薬も意味をなさない。
せっかく見出した希望の光を失い、私は泣きそうになってしまう。
「しょうがないよ。でも、新しい薬が調合できたから良かったじゃない。今回は負けてもさ。次、どうすればいいかみんなで考えて。そう考えたら悪いものでもないでしょう?」
「うん……そうだね! ごめん、ありがとう」
「よーし。時間いっぱい逃げるのも嫌だし、こうなったら二人で玉砕しようか? それもいい思い出でしょ?」
「あはは。そうだね。実は私、まだ倒されるってことを経験したことないから。今日が初めてになるのかな」
私はセシルの言葉で笑顔を戻す。
セシルも私にドッグスマイルを返す。
「それじゃあ、広場に戻ろうか。きっと、相手も退屈してるよ。最後に大暴れしてやろう!」
「うん!」
逃げ込んだ拠点から、再びリディアたちが待つ広場に戻る。
予想通り、リディアたちは態勢を崩すことなく、広場に陣取っていた。
「おや。てっきり時間まで逃げ隠れると思っていたけど、さっさと殺されに来てくれたのかい。嬉しいねぇ。時間の無駄は好きじゃないんだ」
「リディアさん! 今回は負けることになるかもしれませんが、次やるときは、絶対に負けませんから!」
そう言って、私は毒薬を使ってセシルの援護をしようと、【ポーションスリング】を使うアイテム選択画面を開く。
すると先ほどと変わっていることが一つだけあることに気付くことができた。
「セシル!! ここなら使える!!」
先ほどは灰色になっていたハート型の薬が、今は他の薬同様にはっきりと表示されていたのだ。
詳しい説明をする暇などないから、私はそうだけ伝えると、隣にいるセシルに向かってその薬を投げ付けた。
薬が当たった瞬間、思いもよらない変化がセシルに生じた。
私だけじゃなく、相手の誰もが、その様子を驚いた表情でただ眺めていた。
セシルのアバターはドラゴニュート、竜人と呼ばれる見た目をしている。
竜と言っても他の亜人アバター同様、その大きさは現実に見かける人のサイズを逸脱しない。
しかし、今のセシルは、まさにゲームに出てくるドラゴンというべき姿をしていた。
背中からは大きな翼が生え、その身体は小さな家ほどになった。
大きく裂けた口には鋭い牙が無数生え揃っていて、身体を覆う鱗も大きく厚さを持ったものに変わっていた。
そしてその体躯は漆黒に染まっている。
「サラさん! 離れて!!」
いつも聞いていたセシルと同じ声が聞こえ、我にかえる。
私は慌てて、魔竜と化したセシルの背後へと走り出す。
「なんだこれは!? 召喚獣? そんなアップデートなどなかったはずだ! ……ええい! 何をぼーっと見ている! 何かは分からないが明らかな敵だ! 倒せ!!」
リディアが仲間のメンバーたちにゲキを飛ばす。
その一声でメンバーたちもようやく動き出した。
リディアが言う召喚獣というのは、強力な力を持つモンスターを召喚するという、多くのゲームで見られるシステムだけれど、自分で言った通り、このゲームには実装されていない。
この前のアップデート後に実装された、自分を魔神と化すというこの薬を使うのは、恐らくこのゲーム内で私が初めてだろう。
突如現れた魔竜を倒そうと、相手のメンバーたちが群がってくる。
それに向かってセシルは口から漆黒のブレスを吹き付け一掃した。
ドラゴニュートにのみ使用可能な特殊スキル【ブレス】。
それをセシルが使ったのだろうということは分かった。
しかし強力な切り札と言われる【ブレス】も、通常ならばさすがに相手を一撃で葬ることなどできはしない。
それなのにセシルの攻撃を受けた相手のプレイヤーは、そのほとんどが地に伏せた。
「ばかなっ!? この広範囲でしかも一撃で倒れるほどの高火力だとっ!? 馬鹿げている!! なんなんだこいつは!!」
目の前の惨状に、リディアが狂ったような声を上げる。
確かにあの新エリアのレアボス、ディアボロスの攻撃ですらこんな火力は無いはずだ。
そこで私は想像していたことが正しかったと確信を持つ。
私は自ら作りあげた薬【神への冒涜】を自分のスキル【ポーションスリング】でセシルに使った。
ならば、私の職業【薬師】のパッシブスキル【薬の知識】が適用されていてもおかしくない。
使った薬の効果を二倍にするというスキルの効果は、この薬にも及んだのだろう。
どういう計算になっているか分からないけれど、おそらくこの薬の効果は、使用した者のステータスを、一時的にディアボロスレベルまで跳ねあげるというもの。
見た目が魔竜なのは、もしかしたらアバター毎に異なる見た目が用意されているのかもしれない。
そのステータスを上げる効果が、もし二倍になったら?
ディアボロスですら私たちクランの全員で戦って、やっと勝てたのだ。
その強さは、ここにいるパーティ全員を圧倒できるほどになるだろう。
恐ろしい見た目をしたセシルは一瞬だけ私の方に顔を向ける。
私が見たのは、いつも通りのドッグスマイルだった。
一方こちらは二人だけで、しかもそのうち一人は生産職。
この絶望とも言える状況を覆す方法があると言って、いったい誰が信じるだろうか。
それなのに、『勝てるかもしれない』と言った私を見つめ返すセシルの目は、希望に溢れていた。
「何か凄いものを見つけたんだね。サラさん。教えて。どんな作戦があるのかを。俺に何ができるかを」
「うん。ありがとう。セシルのおかげで絶対勝てる。私はそう信じてる。今できたばかりの薬なんだけどね――」
私はセシルに【神への冒涜】の効果を説明した。
それを聞いたセシルは驚きの表情を見せる。
「説明文だけだと、具体的な効果は分からないけれど。魔神になれるってことは、あのレアボス、ディアボロスと同じくらいに強くなれるってことかも」
「それは凄いけど……それならサラさんが使えばいいんじゃないかな? そうすれば、サラさんも戦えるし」
セシルの提案に私は首を横に振る。
私では使えない、それは使う前からわかり切っていた。
「このゲームの売りを忘れたの? どんなにステータスが高くても、それを操作するプレイヤーのプレイヤースキルが無ければどうしようもないでしょ? 戦闘職じゃない私がそんなステータスを持っても、扱いきれないよ」
私の説明にセシルは頷く。
プレイヤースキルが高い低レベルが、プレイヤースキルの低い高レベルを圧倒できる。それがこのゲームの売りだ。
「分かったよ。サラさん。どうなるか分からないから、安全なところに居てね」
「うん。分かった。じゃあ、使うね」
そうして私は作り上げた薬、【神への冒涜】をスキル【ポーションスリング】でセシルに投げようとした。
ところが――。
「え? 嘘!? どうしよう。このアイテムはこの場所では使えないって……」
「まさか……そんな制限のあるアイテムがあるなんて聞いたことないけど」
私は途方に暮れてしまう。
もしかしたら攻城戦には使えない制限のあるアイテムなのだろうか。
そうだとしたら、せっかく作ったこの薬も意味をなさない。
せっかく見出した希望の光を失い、私は泣きそうになってしまう。
「しょうがないよ。でも、新しい薬が調合できたから良かったじゃない。今回は負けてもさ。次、どうすればいいかみんなで考えて。そう考えたら悪いものでもないでしょう?」
「うん……そうだね! ごめん、ありがとう」
「よーし。時間いっぱい逃げるのも嫌だし、こうなったら二人で玉砕しようか? それもいい思い出でしょ?」
「あはは。そうだね。実は私、まだ倒されるってことを経験したことないから。今日が初めてになるのかな」
私はセシルの言葉で笑顔を戻す。
セシルも私にドッグスマイルを返す。
「それじゃあ、広場に戻ろうか。きっと、相手も退屈してるよ。最後に大暴れしてやろう!」
「うん!」
逃げ込んだ拠点から、再びリディアたちが待つ広場に戻る。
予想通り、リディアたちは態勢を崩すことなく、広場に陣取っていた。
「おや。てっきり時間まで逃げ隠れると思っていたけど、さっさと殺されに来てくれたのかい。嬉しいねぇ。時間の無駄は好きじゃないんだ」
「リディアさん! 今回は負けることになるかもしれませんが、次やるときは、絶対に負けませんから!」
そう言って、私は毒薬を使ってセシルの援護をしようと、【ポーションスリング】を使うアイテム選択画面を開く。
すると先ほどと変わっていることが一つだけあることに気付くことができた。
「セシル!! ここなら使える!!」
先ほどは灰色になっていたハート型の薬が、今は他の薬同様にはっきりと表示されていたのだ。
詳しい説明をする暇などないから、私はそうだけ伝えると、隣にいるセシルに向かってその薬を投げ付けた。
薬が当たった瞬間、思いもよらない変化がセシルに生じた。
私だけじゃなく、相手の誰もが、その様子を驚いた表情でただ眺めていた。
セシルのアバターはドラゴニュート、竜人と呼ばれる見た目をしている。
竜と言っても他の亜人アバター同様、その大きさは現実に見かける人のサイズを逸脱しない。
しかし、今のセシルは、まさにゲームに出てくるドラゴンというべき姿をしていた。
背中からは大きな翼が生え、その身体は小さな家ほどになった。
大きく裂けた口には鋭い牙が無数生え揃っていて、身体を覆う鱗も大きく厚さを持ったものに変わっていた。
そしてその体躯は漆黒に染まっている。
「サラさん! 離れて!!」
いつも聞いていたセシルと同じ声が聞こえ、我にかえる。
私は慌てて、魔竜と化したセシルの背後へと走り出す。
「なんだこれは!? 召喚獣? そんなアップデートなどなかったはずだ! ……ええい! 何をぼーっと見ている! 何かは分からないが明らかな敵だ! 倒せ!!」
リディアが仲間のメンバーたちにゲキを飛ばす。
その一声でメンバーたちもようやく動き出した。
リディアが言う召喚獣というのは、強力な力を持つモンスターを召喚するという、多くのゲームで見られるシステムだけれど、自分で言った通り、このゲームには実装されていない。
この前のアップデート後に実装された、自分を魔神と化すというこの薬を使うのは、恐らくこのゲーム内で私が初めてだろう。
突如現れた魔竜を倒そうと、相手のメンバーたちが群がってくる。
それに向かってセシルは口から漆黒のブレスを吹き付け一掃した。
ドラゴニュートにのみ使用可能な特殊スキル【ブレス】。
それをセシルが使ったのだろうということは分かった。
しかし強力な切り札と言われる【ブレス】も、通常ならばさすがに相手を一撃で葬ることなどできはしない。
それなのにセシルの攻撃を受けた相手のプレイヤーは、そのほとんどが地に伏せた。
「ばかなっ!? この広範囲でしかも一撃で倒れるほどの高火力だとっ!? 馬鹿げている!! なんなんだこいつは!!」
目の前の惨状に、リディアが狂ったような声を上げる。
確かにあの新エリアのレアボス、ディアボロスの攻撃ですらこんな火力は無いはずだ。
そこで私は想像していたことが正しかったと確信を持つ。
私は自ら作りあげた薬【神への冒涜】を自分のスキル【ポーションスリング】でセシルに使った。
ならば、私の職業【薬師】のパッシブスキル【薬の知識】が適用されていてもおかしくない。
使った薬の効果を二倍にするというスキルの効果は、この薬にも及んだのだろう。
どういう計算になっているか分からないけれど、おそらくこの薬の効果は、使用した者のステータスを、一時的にディアボロスレベルまで跳ねあげるというもの。
見た目が魔竜なのは、もしかしたらアバター毎に異なる見た目が用意されているのかもしれない。
そのステータスを上げる効果が、もし二倍になったら?
ディアボロスですら私たちクランの全員で戦って、やっと勝てたのだ。
その強さは、ここにいるパーティ全員を圧倒できるほどになるだろう。
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