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第3話 魔王の森に、雷が落ちた夜
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冷たい風が頬を裂くように吹き抜けた。
枝葉の影が揺れ、夜の森は息を潜めている。
帝国第三皇女、セシリア・ドゥルセ・アルステイン。
金糸のような髪が、月光を受けて静かに輝いていた。
――こんなところまで追ってくるなんて。
胸の鼓動が耳の奥で響く。
ドレスの裾は泥に汚れ、ブーツは枝で裂けていた。
彼女を囲む護衛三名の呼吸も、荒く掠れている。
「殿下、あと少しで魔王の森です!」
「急いで! 奴らが迫っているわ!」
後方で鋭い音。
矢が木の幹をかすめ、火花のように散った。
「くっ……!」
セシリアは思わずしゃがみ込み、木陰に身を寄せた。
肩越しに見える影――数十人の野盗たち。
数が多すぎる。雇われの傭兵に、魔術師まで紛れている。
なぜ、自分たちの移動経路に、これだけの野盗が待ち構えていたのか。
「私が狙われるなんて……」
脳裏に、宮廷での言葉がよぎる。
――「平民の血を引く者が、皇族を名乗るとは」
母は大商会の娘。
宮廷に味方は少なかった。
――突然の病死。
葬儀の日の視線だけは、忘れられない。
(私まで……お母様と同じように、消されるの?)
「伏せてください――!」
魔弾が炸裂し、地面が抉れた。熱風が吹き上がり、木の葉が散る。
「カインッ!」
「下がって、殿下!」
護衛三名が前に出る。
だが次の瞬間、追手側の魔術師たちが一斉に詠唱を始めた。
(このままでは……みんな殺される!)
「後退を! 時間はまだ――!」
「……させないわ!」
セシリアは震える息を整えた。
皇帝直系しか扱えない護りの術式。
指先で紋を描き――飛び出す。
「セシリア様!? 危険です、その術は――!」
「黙っていて!」
金色の膜が三人の護衛ごと包み込む。
展開と同時に、セシリアの指先から血が滲んだ。
《護皇の幕》
ほぼ同時に、複数の魔弾が迫る。
森をえぐる威力。しかし――
膜に触れた瞬間、魔弾は鈍い音を立てて弾かれ、逆方向へ跳ね返った。
「ぐあっ!?」「ぎゃ――っ!?」
セシリアの呼吸がわずかに乱れた。
本来は、一人を守る術式。
それを自分以外の三人にまで広げている。
「殿下……! なぜ、私どもなどを――!」
「あなたたちを失うくらいなら、皇女でいる意味なんてないもの!」
追手側の詠唱が途切れず、第二波が放たれた。
金色の膜が歪み、表面に細い亀裂が走る。
「ここから離れてください……! もう持ちません!」
「そんなの、わたし――」
言い終える前に、膜が砕け散った。
金の破片のような光が舞い、衝撃波が四人を弾き飛ばす。
三人の護衛は木に叩きつけられ、血を吐いて崩れ落ちた。
「カイン! レイナ! ディル……!」
返事はない。
動かない。
セシリアは片膝をついたまま、息を呑む。
幼い頃からずっと傍にいた、母の死に絶望した時も支えてくれた人たち――。
その命が散った。
「……やめて、お願い……もうやめて!」
一人、セシリアは駆け出す。
涙が視界を滲ませる。金の髪が枝に絡まり、裂けたドレスの隙間から白い肌がのぞく。
「囲め! 逃がすな!」
「殺すなよ! 顔だけは傷つけるな。値が下がる!」
野盗たちの下卑た叫びが、森にこだまする。
“帝国一の花”と呼ばれた美貌。
今は獲物として追われている。
(捕まったら終わり……!みんなの犠牲まで踏みにじることになる……!)
力尽きるわけにはいかなかった。
前方に、白い霧が立ち込める。
“魔王の森”と呼ばれる境界の地。
追手は足を止めかける。
だが、すぐに再び動きを速めた。
「捕まるよりまし!」
セシリアは迷いなく霧に飛び込む。
皇族として、一人の娘として、尊厳を汚されるわけにはいかない。
魔王の森に足を踏み入れた途端、靴音が泥に沈み、夜気が肌を刺した。
◇◇◇
同時刻、夜の森を影が駆け抜けていた。
闇より速く、風より静かに。
リオルを乗せた大型獣ヤマトが樹々のあいだを縫うように走る。
月光を受けるたび、雪のように白い体毛がふわりと揺れた。
「……その崖、飛んで。ショートカットする」
低い呟き。
ヤマトは短く「ワフ」と鳴き、さらに速度を上げた。
◇◇◇
「ほら……震えてる」
「帝国の花ってのは……本当に綺麗なんだな」
嗤い声。獣のような息。
セシリアは涙を拭いもせず、背筋を伸ばした。
腰の短剣へと手を伸ばす。
(こんな奴らに汚されて死ぬくらいなら――)
刃を首筋に当てる。
薄く、息を吐いた。
(それより先に)
刃が、わずかに沈む。
――その瞬間。
風が止まった。
霧が、ゆっくりと持ち上がる。
空気が重くなる。
金属が、微かに鳴った。
髪が、触れられてもいないのに浮き上がる。
――空が軋んだ。
「な、なんだッ!?」
賊の叫びより早く、頭上の樹が裂けて落ちる。
青白い雷が地を走った。
光は枝分かれし――鎖の形を取る。
それは獲物を囲うように広がり、
木々を絡め取り、
人影だけを縫い留めた。
金属を叩き続けるような音。
鎖が地面を引きずる音。
悲鳴が、その中に溶けた。
彼女の目に映ったのは――黒い影。
額に、目があった。
角が、夜を裂くように伸びている。
魔王かと思った。
月光を背に片手を掲げ、無数の雷鎖を操っている。
「……なに……あれ……」
魔方陣が展開され、鎖が森中を駆け抜けた。
逃げる者も叫ぶ者も、光に呑まれる。
やがて、沈黙。
光が収まったとき、
立っているのは、彼女だけだった。
(……助かったの?)
胸の奥が、遅れて大きく脈打つ。
安堵とともに、力が抜けた。
視界がぐらりと揺れ、膝が折れる。
ふっと意識が途切れた。
あとには焦げた木の匂いだけが残る。
リオルは杖を下ろし、小さく息を吐く。
「……間に合った」
◇◇◇
地面は、掘り返されたばかりの土の匂いを残していた。
どれほど時間が経っただろう。
セシリアはゆっくりと目を開いた。
視界がぼやけ、月明かりがにじむ。
「……ここは……?」
ふと影が差した。
巨大な影。
山のような黒い輪郭――しかし毛並みは雪のように白く柔らかい。
そして、つぶらで丸い金の瞳が、じっとこちらをのぞいていた。
――フェンリル。
「ひっ……!食べられ……」
顔が限界まで引きつり――
パタリ。
再び気を失った。
「……あー」
リオルは額を押さえた。
「ヤマト。……キノコしか食べないのに……」
くぅぅん……
ヤマトはしょんぼりとうなだれ、耳を垂らす。
「サイズ感のせい。おまえは悪くない」
リオルは苦笑し、セシリアの肩にかけた外套をそっと直す。
ヤマトは「ボク、こわくないよ……」と言わんばかりに鼻先を近づけ――
リオルにそっと押し戻される。
「近い。また倒れられたら、手間」
夜風がそよぎ、焚き火の明かりが揺れた。
こうして――夜を裂く者は、一人の少女を拾った。
枝葉の影が揺れ、夜の森は息を潜めている。
帝国第三皇女、セシリア・ドゥルセ・アルステイン。
金糸のような髪が、月光を受けて静かに輝いていた。
――こんなところまで追ってくるなんて。
胸の鼓動が耳の奥で響く。
ドレスの裾は泥に汚れ、ブーツは枝で裂けていた。
彼女を囲む護衛三名の呼吸も、荒く掠れている。
「殿下、あと少しで魔王の森です!」
「急いで! 奴らが迫っているわ!」
後方で鋭い音。
矢が木の幹をかすめ、火花のように散った。
「くっ……!」
セシリアは思わずしゃがみ込み、木陰に身を寄せた。
肩越しに見える影――数十人の野盗たち。
数が多すぎる。雇われの傭兵に、魔術師まで紛れている。
なぜ、自分たちの移動経路に、これだけの野盗が待ち構えていたのか。
「私が狙われるなんて……」
脳裏に、宮廷での言葉がよぎる。
――「平民の血を引く者が、皇族を名乗るとは」
母は大商会の娘。
宮廷に味方は少なかった。
――突然の病死。
葬儀の日の視線だけは、忘れられない。
(私まで……お母様と同じように、消されるの?)
「伏せてください――!」
魔弾が炸裂し、地面が抉れた。熱風が吹き上がり、木の葉が散る。
「カインッ!」
「下がって、殿下!」
護衛三名が前に出る。
だが次の瞬間、追手側の魔術師たちが一斉に詠唱を始めた。
(このままでは……みんな殺される!)
「後退を! 時間はまだ――!」
「……させないわ!」
セシリアは震える息を整えた。
皇帝直系しか扱えない護りの術式。
指先で紋を描き――飛び出す。
「セシリア様!? 危険です、その術は――!」
「黙っていて!」
金色の膜が三人の護衛ごと包み込む。
展開と同時に、セシリアの指先から血が滲んだ。
《護皇の幕》
ほぼ同時に、複数の魔弾が迫る。
森をえぐる威力。しかし――
膜に触れた瞬間、魔弾は鈍い音を立てて弾かれ、逆方向へ跳ね返った。
「ぐあっ!?」「ぎゃ――っ!?」
セシリアの呼吸がわずかに乱れた。
本来は、一人を守る術式。
それを自分以外の三人にまで広げている。
「殿下……! なぜ、私どもなどを――!」
「あなたたちを失うくらいなら、皇女でいる意味なんてないもの!」
追手側の詠唱が途切れず、第二波が放たれた。
金色の膜が歪み、表面に細い亀裂が走る。
「ここから離れてください……! もう持ちません!」
「そんなの、わたし――」
言い終える前に、膜が砕け散った。
金の破片のような光が舞い、衝撃波が四人を弾き飛ばす。
三人の護衛は木に叩きつけられ、血を吐いて崩れ落ちた。
「カイン! レイナ! ディル……!」
返事はない。
動かない。
セシリアは片膝をついたまま、息を呑む。
幼い頃からずっと傍にいた、母の死に絶望した時も支えてくれた人たち――。
その命が散った。
「……やめて、お願い……もうやめて!」
一人、セシリアは駆け出す。
涙が視界を滲ませる。金の髪が枝に絡まり、裂けたドレスの隙間から白い肌がのぞく。
「囲め! 逃がすな!」
「殺すなよ! 顔だけは傷つけるな。値が下がる!」
野盗たちの下卑た叫びが、森にこだまする。
“帝国一の花”と呼ばれた美貌。
今は獲物として追われている。
(捕まったら終わり……!みんなの犠牲まで踏みにじることになる……!)
力尽きるわけにはいかなかった。
前方に、白い霧が立ち込める。
“魔王の森”と呼ばれる境界の地。
追手は足を止めかける。
だが、すぐに再び動きを速めた。
「捕まるよりまし!」
セシリアは迷いなく霧に飛び込む。
皇族として、一人の娘として、尊厳を汚されるわけにはいかない。
魔王の森に足を踏み入れた途端、靴音が泥に沈み、夜気が肌を刺した。
◇◇◇
同時刻、夜の森を影が駆け抜けていた。
闇より速く、風より静かに。
リオルを乗せた大型獣ヤマトが樹々のあいだを縫うように走る。
月光を受けるたび、雪のように白い体毛がふわりと揺れた。
「……その崖、飛んで。ショートカットする」
低い呟き。
ヤマトは短く「ワフ」と鳴き、さらに速度を上げた。
◇◇◇
「ほら……震えてる」
「帝国の花ってのは……本当に綺麗なんだな」
嗤い声。獣のような息。
セシリアは涙を拭いもせず、背筋を伸ばした。
腰の短剣へと手を伸ばす。
(こんな奴らに汚されて死ぬくらいなら――)
刃を首筋に当てる。
薄く、息を吐いた。
(それより先に)
刃が、わずかに沈む。
――その瞬間。
風が止まった。
霧が、ゆっくりと持ち上がる。
空気が重くなる。
金属が、微かに鳴った。
髪が、触れられてもいないのに浮き上がる。
――空が軋んだ。
「な、なんだッ!?」
賊の叫びより早く、頭上の樹が裂けて落ちる。
青白い雷が地を走った。
光は枝分かれし――鎖の形を取る。
それは獲物を囲うように広がり、
木々を絡め取り、
人影だけを縫い留めた。
金属を叩き続けるような音。
鎖が地面を引きずる音。
悲鳴が、その中に溶けた。
彼女の目に映ったのは――黒い影。
額に、目があった。
角が、夜を裂くように伸びている。
魔王かと思った。
月光を背に片手を掲げ、無数の雷鎖を操っている。
「……なに……あれ……」
魔方陣が展開され、鎖が森中を駆け抜けた。
逃げる者も叫ぶ者も、光に呑まれる。
やがて、沈黙。
光が収まったとき、
立っているのは、彼女だけだった。
(……助かったの?)
胸の奥が、遅れて大きく脈打つ。
安堵とともに、力が抜けた。
視界がぐらりと揺れ、膝が折れる。
ふっと意識が途切れた。
あとには焦げた木の匂いだけが残る。
リオルは杖を下ろし、小さく息を吐く。
「……間に合った」
◇◇◇
地面は、掘り返されたばかりの土の匂いを残していた。
どれほど時間が経っただろう。
セシリアはゆっくりと目を開いた。
視界がぼやけ、月明かりがにじむ。
「……ここは……?」
ふと影が差した。
巨大な影。
山のような黒い輪郭――しかし毛並みは雪のように白く柔らかい。
そして、つぶらで丸い金の瞳が、じっとこちらをのぞいていた。
――フェンリル。
「ひっ……!食べられ……」
顔が限界まで引きつり――
パタリ。
再び気を失った。
「……あー」
リオルは額を押さえた。
「ヤマト。……キノコしか食べないのに……」
くぅぅん……
ヤマトはしょんぼりとうなだれ、耳を垂らす。
「サイズ感のせい。おまえは悪くない」
リオルは苦笑し、セシリアの肩にかけた外套をそっと直す。
ヤマトは「ボク、こわくないよ……」と言わんばかりに鼻先を近づけ――
リオルにそっと押し戻される。
「近い。また倒れられたら、手間」
夜風がそよぎ、焚き火の明かりが揺れた。
こうして――夜を裂く者は、一人の少女を拾った。
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