水戸直樹

水戸直樹

よくある形からはじまって、少しだけ違うところへ着地する話を書いています。 読んでいただけたら嬉しいです。
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ファンタジー 連載中 長編 R15
「僕はみんなを幸せにする」  その言葉で、父はすべてを押し通してきた。  次々と妻を娶り、愛人に囲まれ、女奴隷を買い上げる英雄アロフィス・ソルゾラス。 「外は危ないよ」  女たちを屋敷に閉じ込め、自分と一緒でなければ、外出すら許さない。  そして屋敷の女たちは、いつの間にか、ひとり、またひとりと入れ替わっていく。 「ここの女たちは、僕が雇ってるからね。やめてもらうことも、あるよ」  形見のネックレスを貸してくれた侍女が、父に呼ばれたきり、戻らなかった。 「お父様は……この家は、おかしい」  十三歳の朝、第一夫人の娘リリアは、ひとりで屋敷を出た。  持っていたのは、貯めた小遣いと、生まれつきの怪力。  家出した先で出会ったのは、海に浮かぶ宿を営む老婆と、信じられないほどよく食べる女冒険者だった。 「僕の五人目の妻になってほしい」  のちに父がそう求婚することになる、最高位の冒険者。 「リリアには、父親を超えてもらうわ」  メイドとして身を隠し、娘は戦う術を覚えていく。母を、あの家から堂々と連れ出すために。  そして知る。英雄の屋敷から消えた女たちが、どこへ行ったのかを。  偽りの英雄を支えてきた柱が、ひとつ、またひとつと折られていく。  その刃を握るのは、父が見向きもしなかった娘だった。
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小説 5,499 位 / 234,456件 ファンタジー 990 位 / 55,139件
文字数 154,381 最終更新日 2026.10.20 登録日 2026.08.21
ファンタジー 完結 長編 R15
王太子との婚約――それは、彼に恋したからでも、権力のためでもなかった。 魔王乱立の時代。 王も公爵も外征に出ている王都で、公爵令嬢メイリーンは“地味な婚約者”として王城に現れる。 だが、王太子は初顔合わせに現れなかった。 にもかかわらず、記録に残ったのは「公爵令嬢の欠席」。 抗議はしない。 訂正もしない。 ただ一つ、欠席という事実だけを積み上げていく。 ――それが、誰にとっての不合格なのか。 まだ、誰も気づいていない。 欠席から始まる、静かなるファンタジー戦記。
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小説 25,480 位 / 234,456件 ファンタジー 3,987 位 / 55,139件
文字数 34,389 最終更新日 2026.01.16 登録日 2026.01.01
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