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海王星のネプチューン
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星が黄金色の海に落下して深く沈みます。
海王星のスタリオン、ネプチューンは微かな記憶から騎士の痛みを感じていました。
ネプチューン「痛みを重ねて、それでも戦い、いずれ必ずここまで来るじゃろう」
その時にネプチューンが出来ること。
それは力を貸すか。
または楽にするか。
ネプチューン「して、わしが引導を渡してどうなる。全てが、そう、浮かんでは弾け消えるこの泡沫となるだけじゃ」
ネプチューンは海底の砂に柔らかく受け止められました。
ネプチューン「優しいばかりの世界は素晴らしい。痛みのない世界、それがわしの望む世界」
と、そこへダークマターが忍び寄ります。
ネプチューン「しばし待て。時が訪れば貴様といくらでも戯れてやる」
ネプチューンより伝わる凄む気迫に、ダークマターは、また深海の淀みに消えます。
ネプチューン「望む世界とは違っても……
。はよう来い、負けぬ挫けぬ覚悟を身につけて」
それからいつか、騎士は確かな覚悟を以てネプチューンと渡り合いました。
そしてネプチューンは、騎士の覚悟を認め、力を貸すことを選びました。
メル「ねえ、ネプチューンはここでずっと何してたの?」
ネプチューン「瞑想じゃ」
ユピテル「瞑想て何ですか?」
ネプチューン「心を静め、想いを極めること。とでも言おうか」
ウェヌス「わあ堅苦しい」
ネプチューン「茶化すな。ウェヌスもやってみるとよい、力が増すぞ」
ウェヌス「本当?じゃ、やる」
マルス「単純な奴ね。そんなにすぐ変わるわけないじゃない」
ネプチューン「それは決まりではない。分からんぞ」
その時、海底が激しく振動して隆起しました。
目まぐるしく変化する地形、騎士は弄ばれるように紫に染まる海中を転げ回りました。
騎士「な、何が起きたの!」
アレッタ「ねえ見て」ほら
騎士「まさかウェヌスの力!?」
メル「すごい!スタリオンの覚醒だ!」
やっと変動が落ち着きました。
海上に、小さな島が出来ました。
ウェヌス「ふう……こんなものかな」
ネプチューン「ほう、やるではないか!わしは感動したぞ!」
サテュー「見てみーな」
ネプチューン「ん?どうしたサテュー」
言われて見ると、遠くに一匹のカエルがいました。
先例にならって、このカエルも岩のように巨体です。
ネプチューン「なんじゃ。ダークマターの仕業ではないか」
アレッタ「カエルは大地と縁のある生き物だからね」
ネプチューン「へえ、そうなのか」
アレッタ「うん」
ここでカエルが一鳴き。
すると、たちまち嵐が巻き起こりました。
騎士「うわ!すごい雨が降ってきた!」
雨は叩きつけるようで、風は唸り声を上げて吹き荒れます。
メル「きゃ!雷もだよ!」
マルス「君、鎧を着ているから雷が直撃するんじゃない」
騎士「え!ちょ!それは嫌だ!」がーん!
ネプチューン「なら、とっとと目の前の障害を排除するぞ」
ネプチューンが騎士に宿ると、力が全身を爽やかに吹き抜けました。
ネプチューン「敵の親玉は目前。ここで足踏みをするのは惜しい、直に消えてもらうぞ化けガエル!」
騎士がハルバードを軽く振るうと、真空の刃が放たれました。
それは敵の側を地面を抉って通り過ぎました。
騎士「何か出た!」びっくり
ネプチューン「風じゃ。わしを宿した時に力の扱いは理解したろう」
騎士「いやまさか、あんな風が出るなんて驚いたよ」
ネプチューン「ふふん、わしの力はそれだけではないぞ」
騎士「うん、分かるよ」
空が閃いて、騎士めがけて落雷が起こります。
それを真空の刃で弾いて、騎士は走り出しました。
騎士「せえあ!」
目にも止まらぬ速さで横に一閃斬り払います。
敵は直前に危険を察知して跳んで避けました。
ネプチューン「体に傷はつけた。しかし浅い」
騎士「まだまだこれからさ!」
敵が鳴く度に落雷が起こります。
騎士は走りながらそれを真空の刃で全て弾いてみせて、加速して急接近しました。
敵はまた跳んで避ける行動をとります。
騎士「それは読めている!」
騎士が敵の着地点に真空の刃を放つと、隆起させた岩に敵は着地、真空の刃はその岩を破砕しました。
アレッタ「やっぱり大地を操れるみたい」
騎士「そうみたいだね」
次々と地面が鋭く尖って隆起。
視界を遮るほどのそれが騎士に迫ります。
ネプチューン「主よ、仲間の星の力を使おう」
騎士「必要ないよ。僕に任せて」
騎士はたった一振り、一筋の真空の刃で全て破砕してみせました。
そこで、敵の長い舌が伸びて騎士を捕らえます。
騎士「うわっ!」
持ち上げて、急降下。
騎士の体は地面が深く抉れるほど強く叩きつけられました。
騎士「あいたた……」
メル「間に合ってよかった」ほっ
メルの力を宿したことで、騎士は辛うじてダメージを軽減しました。
ネプチューン「よくやったメル」
メル「うん!」
ユピテル「騎士様。ここは、みんなで力を合わせましょう」
ネプチューン「ユピテルの言う通りじゃ。一人で全てを背負い、また、一人で闘えばよいものではない」
騎士「一人で背負って……一人で闘う……」
この時に騎士は、ふと、ある思いに気付きました。
アレッタに向き直ると、彼女は小さく頷きました。
騎士「よし!いくぞみんな!」
また鳴き声があって、落雷が騎士を襲います。
ユピテル「それは幻よ!ウェヌスちゃん!」
敵の左から熱が四つ炸裂。
ウェヌス「まだまだここからだぜ!アレッタ!」
こちらへ隆起する岩を渦巻く水流を突き出して粉砕しながら突撃。
アレッタ「マルス!お願い!」
吹き飛んだ敵が空中から伸ばした舌を高く駆け抜けてかわします。
マルス「当たらないね!サテュー!」
騎士が空中から星の鎖で敵を捕らえ体を回転させて地面へ叩きつけます。
サテュー「さっきの仕返し!決めちゃいなーネプチューン!」
何とか立ち上がる敵の懐へ着地と同時に走って潜り込み、降る雨も断つ無限の斬撃を刻み込みます。
ネプチューン「さらば」
敵は騎士の背後で、細切れになって沈み行く夕日へ運ばれました。
雨も風もすっかり止みました。
メル「勝ったー!やったー!」わーい
ウェヌス「メルちゃん出番なかったね」
メル「ええ!最初のあれだもん、あれ!」
騎士「ふう……負担の大きい力だ」
ネプチューン「主よ、へばったか」
騎士「いいや何ともないさ!」しゃき!
マルス「君、強がるところあるよね」
騎士「そんなことないと思うけど」
ユピテル「いいんですよ。疲れた時は、わたくしが膝枕でもしてあげます」
サテュー「膝がねー」
アレッタ「どこかに落としたのかしら」
騎士「ない膝を探さなくていいからね。ありがとう、気持ちは受け取ったよ」
ネプチューン「主よ忠告する。決して強がるな」
騎士「え?」
ネプチューン「その果ては孤独じゃ」
ネプチューンの儚げな言葉は、どうしてか、騎士の心へ重く留まりました。
海王星のスタリオン、ネプチューンは微かな記憶から騎士の痛みを感じていました。
ネプチューン「痛みを重ねて、それでも戦い、いずれ必ずここまで来るじゃろう」
その時にネプチューンが出来ること。
それは力を貸すか。
または楽にするか。
ネプチューン「して、わしが引導を渡してどうなる。全てが、そう、浮かんでは弾け消えるこの泡沫となるだけじゃ」
ネプチューンは海底の砂に柔らかく受け止められました。
ネプチューン「優しいばかりの世界は素晴らしい。痛みのない世界、それがわしの望む世界」
と、そこへダークマターが忍び寄ります。
ネプチューン「しばし待て。時が訪れば貴様といくらでも戯れてやる」
ネプチューンより伝わる凄む気迫に、ダークマターは、また深海の淀みに消えます。
ネプチューン「望む世界とは違っても……
。はよう来い、負けぬ挫けぬ覚悟を身につけて」
それからいつか、騎士は確かな覚悟を以てネプチューンと渡り合いました。
そしてネプチューンは、騎士の覚悟を認め、力を貸すことを選びました。
メル「ねえ、ネプチューンはここでずっと何してたの?」
ネプチューン「瞑想じゃ」
ユピテル「瞑想て何ですか?」
ネプチューン「心を静め、想いを極めること。とでも言おうか」
ウェヌス「わあ堅苦しい」
ネプチューン「茶化すな。ウェヌスもやってみるとよい、力が増すぞ」
ウェヌス「本当?じゃ、やる」
マルス「単純な奴ね。そんなにすぐ変わるわけないじゃない」
ネプチューン「それは決まりではない。分からんぞ」
その時、海底が激しく振動して隆起しました。
目まぐるしく変化する地形、騎士は弄ばれるように紫に染まる海中を転げ回りました。
騎士「な、何が起きたの!」
アレッタ「ねえ見て」ほら
騎士「まさかウェヌスの力!?」
メル「すごい!スタリオンの覚醒だ!」
やっと変動が落ち着きました。
海上に、小さな島が出来ました。
ウェヌス「ふう……こんなものかな」
ネプチューン「ほう、やるではないか!わしは感動したぞ!」
サテュー「見てみーな」
ネプチューン「ん?どうしたサテュー」
言われて見ると、遠くに一匹のカエルがいました。
先例にならって、このカエルも岩のように巨体です。
ネプチューン「なんじゃ。ダークマターの仕業ではないか」
アレッタ「カエルは大地と縁のある生き物だからね」
ネプチューン「へえ、そうなのか」
アレッタ「うん」
ここでカエルが一鳴き。
すると、たちまち嵐が巻き起こりました。
騎士「うわ!すごい雨が降ってきた!」
雨は叩きつけるようで、風は唸り声を上げて吹き荒れます。
メル「きゃ!雷もだよ!」
マルス「君、鎧を着ているから雷が直撃するんじゃない」
騎士「え!ちょ!それは嫌だ!」がーん!
ネプチューン「なら、とっとと目の前の障害を排除するぞ」
ネプチューンが騎士に宿ると、力が全身を爽やかに吹き抜けました。
ネプチューン「敵の親玉は目前。ここで足踏みをするのは惜しい、直に消えてもらうぞ化けガエル!」
騎士がハルバードを軽く振るうと、真空の刃が放たれました。
それは敵の側を地面を抉って通り過ぎました。
騎士「何か出た!」びっくり
ネプチューン「風じゃ。わしを宿した時に力の扱いは理解したろう」
騎士「いやまさか、あんな風が出るなんて驚いたよ」
ネプチューン「ふふん、わしの力はそれだけではないぞ」
騎士「うん、分かるよ」
空が閃いて、騎士めがけて落雷が起こります。
それを真空の刃で弾いて、騎士は走り出しました。
騎士「せえあ!」
目にも止まらぬ速さで横に一閃斬り払います。
敵は直前に危険を察知して跳んで避けました。
ネプチューン「体に傷はつけた。しかし浅い」
騎士「まだまだこれからさ!」
敵が鳴く度に落雷が起こります。
騎士は走りながらそれを真空の刃で全て弾いてみせて、加速して急接近しました。
敵はまた跳んで避ける行動をとります。
騎士「それは読めている!」
騎士が敵の着地点に真空の刃を放つと、隆起させた岩に敵は着地、真空の刃はその岩を破砕しました。
アレッタ「やっぱり大地を操れるみたい」
騎士「そうみたいだね」
次々と地面が鋭く尖って隆起。
視界を遮るほどのそれが騎士に迫ります。
ネプチューン「主よ、仲間の星の力を使おう」
騎士「必要ないよ。僕に任せて」
騎士はたった一振り、一筋の真空の刃で全て破砕してみせました。
そこで、敵の長い舌が伸びて騎士を捕らえます。
騎士「うわっ!」
持ち上げて、急降下。
騎士の体は地面が深く抉れるほど強く叩きつけられました。
騎士「あいたた……」
メル「間に合ってよかった」ほっ
メルの力を宿したことで、騎士は辛うじてダメージを軽減しました。
ネプチューン「よくやったメル」
メル「うん!」
ユピテル「騎士様。ここは、みんなで力を合わせましょう」
ネプチューン「ユピテルの言う通りじゃ。一人で全てを背負い、また、一人で闘えばよいものではない」
騎士「一人で背負って……一人で闘う……」
この時に騎士は、ふと、ある思いに気付きました。
アレッタに向き直ると、彼女は小さく頷きました。
騎士「よし!いくぞみんな!」
また鳴き声があって、落雷が騎士を襲います。
ユピテル「それは幻よ!ウェヌスちゃん!」
敵の左から熱が四つ炸裂。
ウェヌス「まだまだここからだぜ!アレッタ!」
こちらへ隆起する岩を渦巻く水流を突き出して粉砕しながら突撃。
アレッタ「マルス!お願い!」
吹き飛んだ敵が空中から伸ばした舌を高く駆け抜けてかわします。
マルス「当たらないね!サテュー!」
騎士が空中から星の鎖で敵を捕らえ体を回転させて地面へ叩きつけます。
サテュー「さっきの仕返し!決めちゃいなーネプチューン!」
何とか立ち上がる敵の懐へ着地と同時に走って潜り込み、降る雨も断つ無限の斬撃を刻み込みます。
ネプチューン「さらば」
敵は騎士の背後で、細切れになって沈み行く夕日へ運ばれました。
雨も風もすっかり止みました。
メル「勝ったー!やったー!」わーい
ウェヌス「メルちゃん出番なかったね」
メル「ええ!最初のあれだもん、あれ!」
騎士「ふう……負担の大きい力だ」
ネプチューン「主よ、へばったか」
騎士「いいや何ともないさ!」しゃき!
マルス「君、強がるところあるよね」
騎士「そんなことないと思うけど」
ユピテル「いいんですよ。疲れた時は、わたくしが膝枕でもしてあげます」
サテュー「膝がねー」
アレッタ「どこかに落としたのかしら」
騎士「ない膝を探さなくていいからね。ありがとう、気持ちは受け取ったよ」
ネプチューン「主よ忠告する。決して強がるな」
騎士「え?」
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