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第四話 電話
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「うがぁああああああああ、書けねぇええええええええええッ!!」
FM文庫から落選の知らせが届き、花音が俺の部屋を訪れた日の翌日の午前七時。
俺は椅子の上に足を乗せ両手で頭を抱える、うずくまった体勢で咆哮していた。
「グゥゥゥゥ、ぅああああああああああああああああああ!!」
思い通りに動かない手に対して抱いた憤りを、喉から出して獣のような叫びに変える。
……そう。俺は、あんなにもモチベーションを上げて全力で書くと誓った昨日の昼から、一文字たりとも新作の執筆を進められていないでいた。
……おい誰だ今そこで即落ち二コマとか言った奴。こっちは必死なんだよ。ぶっ飛ばすぞ。
「……えーと、ここをこうして……、あぁぁぁぁ……ダメだ、全然ダメだ……」
そんな状態でも何とか頭を働かせて考えたヒロインのイメージを、しかし一瞬で脳内ゴミ箱に破棄した。全く納得がいく出来には持っていけておらず、文章に書き留めるまでもなく良いキャラにはならないと分かってしまう。
更に試行錯誤してみるが、どうしても魅力的なキャラクターにすることが出来ない。
昨日、花音が帰った後、俺はすぐに『紅と蒼魔のレクイエム』の改稿作業に取り組んだ。そして、それは予想をはるかに上回るくらいにすらすらと進み、夕飯前には終わらせて小説投稿サイトに予約投稿することができていた。
そう、順調だったのだ。
落選したあとは大抵何日間かまともに執筆することが出来ないくらいに心がやられるのだが、可愛い従妹と会話をして癒されたのだろうか。ありえないほどに進む筆。『もしかして俺って天才なんじゃね? 遂に覚醒しちゃった? もう川◯礫とか渡◯とか敵じゃねえわこれw』そんな勘違いを抱いてしまうほどの快調。
正直に言おう。俺は調子に乗っていた。
……だが、そんな俺の伸びきった鼻は一瞬で元に戻る、どころか、縮みすぎて顔がへこんでるんじゃねってくらい落ちていくことになる。
――ヒロインが、可愛く書けない。
新作であるラブコメのメインヒロイン。主人公の従妹の設定を、どうしてもうまく作れないのだ。
既存のどの属性を当てはめたとしても、何かが違うような、そんな感覚に襲われる。
原因はおそらく花音だろう。花音という実在する少女が、俺の中で従妹の代名詞となっているせいで、他のタイプの性格を従妹と結び付けられなくなっているのだ。
とは言っても、さすがに花音の性格をそのままキャラクターにするわけにはいかない。そんなことで花音に嫌われたくはないし、早苗さんに殺されたくもないのだから。
「やっぱ、才能ねえのかなぁ」
頭の回転を止めて、そんなことを一人呟く。
才能。俺は自分にそれがあると信じてはいるのだが、毎回毎回一次選考落ちしているとなると、やはり考えないわけにはいかないのだ。
もしかしたら、俺は凡才なのかもしれない。……いや、その程度の才能すらもなく、底辺のゴミクズなのかもしれない。
最初からずっと成長できてないのだ。自分的には気をつけた点も全く評価されなかったり、逆に貶されたり。ネットでの評判はどんどん下がっているような気がする。
あー、そっか。俺には才能がないのか。
「もう、作家目指すのやめようかな……」
やはり、そんな馬鹿な夢は抱かず、今からでも就職活動を始めてみるべきなのだろうか。ああ、どこかの大学に入るっていう手もあるかもしれない。
そもそも、なんでラノベ作家なんて限られた天才しかなれないような職業を目標にしてしまったのだろう。少し考えれば無理だということなどすぐに分かるはずなのに。
こんな思考を始めてしまったらお終いだ。そう分かってはいるのだが、それでもネガティブになっていくのを止められない。
潮時、なのかな。
――プルルルル
泥沼にはまっていると、唐突にスマホが鳴り始めた。
画面を確認すると、静宮花音と表示されている。
とりあえず電話に出て、耳元にスマホを当てた。
『おはよう、凱にぃ』
「おう、おはよう」
スピーカーを通して聞こえてくる可憐な声に、幾らか癒されながら挨拶する。
このタイミングで電話か。ちょうどいい、少し相談してみようかな。
「なあ、花音。俺ワナビやめようと思ってるんだけど、どう思う?」
『…………。えっ?』
俺の言った言葉が理解できていないかのような反応をする花音。
「いや、やっぱどう考えても俺才能ねえし、プロになんてなれっこないんだから、もう続けても意味ないかなって」
『……ああ、ネガティブモード。どうせ明々後日には黒歴史になるんだから、そういうこと言わなければいいのに』
補足すると、ため息とともにそんな返答が来た。
「いやいや、今回はいつもと違ってガチだぞ? なんなら、今から親にその報告をしようかと思ってたくらいだし」
『絶対後悔するからやめておいたほうがいい』
「それを言うなら、ただいま絶賛後悔中だぜ。アホみたいな夢のために数年を無駄にしちまったんだからな」
『……無駄なんかじゃない、と思うけど』
「いーやぁ、無駄だろー。俺って才能ないんだから。ストーリーの構成は甘くて、変な方向に話が飛んでいっちゃうし、キャラには魅力のかけらのない上に全然活かせないし、そもそも基盤となる文章力がゴミだし。あー、改めて考えると、俺本当ゴミだなー。あははー」
『……ほんとだ。いつもと違ってガチだ……』
自分で言ってて悲しくなっていると、電話口の向こうから本気で引いている気配が。
流石にやりすぎだったか。……でも、これが今の本心だ。それだけは変えようもない。
少しだけ後悔していると、花音が話題を変える。
『だったら凱にぃ、気分転換に遊園地行かない?』
「遊園地……?」
急にどうしたのだろうか。遊園地が連想されるようなことを言った覚えはないのだが。
首を傾げていると、花音が理由を告げた。
『お母さんが、知り合いからディスティニーランドの一日無料券を二人分もらってきたから』
「……へぇ、早苗さんが。まあ、別に構わないけど、いつ行くんだ?」
『今日』
「今日!? いやお前今日は普通に学校あるんだろ!? まさか今度こそ本当に登校拒否するつもりか!?」
そこまで遊園地に行きたいのかとびびりながら聞くと、
『……今日は他クラスで研究授業があるから、私は午前授業で終わり。午後はフリー』
と冷静な声で返ってきた。
なるほど、学校ってたまにイレギュラーな短縮があるんだったな。一年前まで学生だったはずなのに忘れてたわ。
『もともと昨日はそれを誘いに凱にぃの部屋に行ったんだけど、落選後の凱にぃの動きのインパクトがすごすぎて頭から抜け落ちてた』
「ら、落選後の動き? な、何のことかな?」
『床ゴロゴロ』
「…………」
『駄々っ子みたいで面白かった』
「俺が悪かった。頼むからそのことを掘り返すのはやめてくれ」
そのままのトーンで俺に口撃をしかけてくる花音に、情けなく返す。……いやだって仕方ないじゃん。あの時はああやって叫びたい衝動に駆られたんだよ。
『……それじゃあ、今日の十三時にディスティニーランド前の広場で集合』
「おう、分かった」
『またね』
「ああ」
別れの挨拶の後、ぷつんと切れた電話。
……遊園地か。ニート生活では一切縁がないものだし、たまにはそういうのもいいかもな。
んじゃあ、花音と話をして若干モチベーションも上がったことだし、時間になるまでは一応新作の構想を考えてみるとするか。
FM文庫から落選の知らせが届き、花音が俺の部屋を訪れた日の翌日の午前七時。
俺は椅子の上に足を乗せ両手で頭を抱える、うずくまった体勢で咆哮していた。
「グゥゥゥゥ、ぅああああああああああああああああああ!!」
思い通りに動かない手に対して抱いた憤りを、喉から出して獣のような叫びに変える。
……そう。俺は、あんなにもモチベーションを上げて全力で書くと誓った昨日の昼から、一文字たりとも新作の執筆を進められていないでいた。
……おい誰だ今そこで即落ち二コマとか言った奴。こっちは必死なんだよ。ぶっ飛ばすぞ。
「……えーと、ここをこうして……、あぁぁぁぁ……ダメだ、全然ダメだ……」
そんな状態でも何とか頭を働かせて考えたヒロインのイメージを、しかし一瞬で脳内ゴミ箱に破棄した。全く納得がいく出来には持っていけておらず、文章に書き留めるまでもなく良いキャラにはならないと分かってしまう。
更に試行錯誤してみるが、どうしても魅力的なキャラクターにすることが出来ない。
昨日、花音が帰った後、俺はすぐに『紅と蒼魔のレクイエム』の改稿作業に取り組んだ。そして、それは予想をはるかに上回るくらいにすらすらと進み、夕飯前には終わらせて小説投稿サイトに予約投稿することができていた。
そう、順調だったのだ。
落選したあとは大抵何日間かまともに執筆することが出来ないくらいに心がやられるのだが、可愛い従妹と会話をして癒されたのだろうか。ありえないほどに進む筆。『もしかして俺って天才なんじゃね? 遂に覚醒しちゃった? もう川◯礫とか渡◯とか敵じゃねえわこれw』そんな勘違いを抱いてしまうほどの快調。
正直に言おう。俺は調子に乗っていた。
……だが、そんな俺の伸びきった鼻は一瞬で元に戻る、どころか、縮みすぎて顔がへこんでるんじゃねってくらい落ちていくことになる。
――ヒロインが、可愛く書けない。
新作であるラブコメのメインヒロイン。主人公の従妹の設定を、どうしてもうまく作れないのだ。
既存のどの属性を当てはめたとしても、何かが違うような、そんな感覚に襲われる。
原因はおそらく花音だろう。花音という実在する少女が、俺の中で従妹の代名詞となっているせいで、他のタイプの性格を従妹と結び付けられなくなっているのだ。
とは言っても、さすがに花音の性格をそのままキャラクターにするわけにはいかない。そんなことで花音に嫌われたくはないし、早苗さんに殺されたくもないのだから。
「やっぱ、才能ねえのかなぁ」
頭の回転を止めて、そんなことを一人呟く。
才能。俺は自分にそれがあると信じてはいるのだが、毎回毎回一次選考落ちしているとなると、やはり考えないわけにはいかないのだ。
もしかしたら、俺は凡才なのかもしれない。……いや、その程度の才能すらもなく、底辺のゴミクズなのかもしれない。
最初からずっと成長できてないのだ。自分的には気をつけた点も全く評価されなかったり、逆に貶されたり。ネットでの評判はどんどん下がっているような気がする。
あー、そっか。俺には才能がないのか。
「もう、作家目指すのやめようかな……」
やはり、そんな馬鹿な夢は抱かず、今からでも就職活動を始めてみるべきなのだろうか。ああ、どこかの大学に入るっていう手もあるかもしれない。
そもそも、なんでラノベ作家なんて限られた天才しかなれないような職業を目標にしてしまったのだろう。少し考えれば無理だということなどすぐに分かるはずなのに。
こんな思考を始めてしまったらお終いだ。そう分かってはいるのだが、それでもネガティブになっていくのを止められない。
潮時、なのかな。
――プルルルル
泥沼にはまっていると、唐突にスマホが鳴り始めた。
画面を確認すると、静宮花音と表示されている。
とりあえず電話に出て、耳元にスマホを当てた。
『おはよう、凱にぃ』
「おう、おはよう」
スピーカーを通して聞こえてくる可憐な声に、幾らか癒されながら挨拶する。
このタイミングで電話か。ちょうどいい、少し相談してみようかな。
「なあ、花音。俺ワナビやめようと思ってるんだけど、どう思う?」
『…………。えっ?』
俺の言った言葉が理解できていないかのような反応をする花音。
「いや、やっぱどう考えても俺才能ねえし、プロになんてなれっこないんだから、もう続けても意味ないかなって」
『……ああ、ネガティブモード。どうせ明々後日には黒歴史になるんだから、そういうこと言わなければいいのに』
補足すると、ため息とともにそんな返答が来た。
「いやいや、今回はいつもと違ってガチだぞ? なんなら、今から親にその報告をしようかと思ってたくらいだし」
『絶対後悔するからやめておいたほうがいい』
「それを言うなら、ただいま絶賛後悔中だぜ。アホみたいな夢のために数年を無駄にしちまったんだからな」
『……無駄なんかじゃない、と思うけど』
「いーやぁ、無駄だろー。俺って才能ないんだから。ストーリーの構成は甘くて、変な方向に話が飛んでいっちゃうし、キャラには魅力のかけらのない上に全然活かせないし、そもそも基盤となる文章力がゴミだし。あー、改めて考えると、俺本当ゴミだなー。あははー」
『……ほんとだ。いつもと違ってガチだ……』
自分で言ってて悲しくなっていると、電話口の向こうから本気で引いている気配が。
流石にやりすぎだったか。……でも、これが今の本心だ。それだけは変えようもない。
少しだけ後悔していると、花音が話題を変える。
『だったら凱にぃ、気分転換に遊園地行かない?』
「遊園地……?」
急にどうしたのだろうか。遊園地が連想されるようなことを言った覚えはないのだが。
首を傾げていると、花音が理由を告げた。
『お母さんが、知り合いからディスティニーランドの一日無料券を二人分もらってきたから』
「……へぇ、早苗さんが。まあ、別に構わないけど、いつ行くんだ?」
『今日』
「今日!? いやお前今日は普通に学校あるんだろ!? まさか今度こそ本当に登校拒否するつもりか!?」
そこまで遊園地に行きたいのかとびびりながら聞くと、
『……今日は他クラスで研究授業があるから、私は午前授業で終わり。午後はフリー』
と冷静な声で返ってきた。
なるほど、学校ってたまにイレギュラーな短縮があるんだったな。一年前まで学生だったはずなのに忘れてたわ。
『もともと昨日はそれを誘いに凱にぃの部屋に行ったんだけど、落選後の凱にぃの動きのインパクトがすごすぎて頭から抜け落ちてた』
「ら、落選後の動き? な、何のことかな?」
『床ゴロゴロ』
「…………」
『駄々っ子みたいで面白かった』
「俺が悪かった。頼むからそのことを掘り返すのはやめてくれ」
そのままのトーンで俺に口撃をしかけてくる花音に、情けなく返す。……いやだって仕方ないじゃん。あの時はああやって叫びたい衝動に駆られたんだよ。
『……それじゃあ、今日の十三時にディスティニーランド前の広場で集合』
「おう、分かった」
『またね』
「ああ」
別れの挨拶の後、ぷつんと切れた電話。
……遊園地か。ニート生活では一切縁がないものだし、たまにはそういうのもいいかもな。
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