19 / 125
第19話 屋上のお茶会
しおりを挟む賑やかな昼休みが終わり、教室に戻って午後の授業を受ける。
お腹が満たされたおかげで眠気が襲ってきたが、何とか堪えて授業をこなした。
スマホには、ミーちゃんやチーちゃんから連絡が頻繁に来ていた。
つい先日まで連絡する相手さへいなかった僕には、この状況に戸惑うばかりだ。
樫村さんからも、この間と同じようにカフェで待ち合わせしたいと連絡が入っていた。
バイトの事を伝えて丁重に断ると、可愛いスタンプで返信された。
『マスター、モテモテですね』
(そう思うのなら脳みそを検査したほうがいいぞ)
『私に脳みそはありません。大賢者たる者世界中の美姫をその手に収める事は当たり前のことです。僭越ながらお手伝いをさせて頂きます』
(ねえ、そんな事望んでないしやめてくれる?今の状況でさえ精神的にキツいんで)
家について、少しの間仮眠をする。
流石に今日はランニングしろとエイシスは言ってこなかった。
3時間程眠ってバイト先に向かう。
最寄り駅までここから1時間あれば着く計算だ。
『ポーション作りが捗りませんね』
「仕方ないだろう。必要な機材を買うにもお金が必要なのだから」
謎文字のポーション作成メモを見て必要な機材が家では揃わない事を僕もエイシスも承知している。
ビーカーや試験管、攪拌機に完成したポーションを入れるガラス瓶。
この世界で代用できる品をネットで調べてリストアップしておいた。
そして、問題なのが素材である。
ミストラル世界では、どこにでも溢れているポーションの素材のヒポク草やオトハ草などがない事だ。
違う世界なので当たり前の話だが、この世界でも薬草はある。
つまり、代用できる薬草を探し出す作業から始めなければならない。
その薬草を揃えるにもお金がかかるということだ。
「エイシスはどこか抜けてるよな」
『マスターがダンジョンで採取してくれば解決です』
「ダンジョンってゲートの先にある迷宮だろう。あんな危険なところ無理、無理」
僕が生まれた年に突然現れたゲート。
世界中のあちこちに出現しており、日本では、渋谷、八王子市と都内の他に札幌、仙台、富士山麓、名古屋、大阪、福岡と主要都市に出現している。
中でも富士山麓にある樹海迷宮は一階層からワイバーンと呼ばれる竜種の系統魔物が出ており、世界でも難易度の高い迷宮とされており、一般人は立ち入りが禁止されている。
『マスターが何者にも負けない強さを手に入れれば問題ありません。弱々なマスターがいけないのです』
いるよね。自分の非を認めない奴って……
ゲートの先のダンジョンに行くには日本では18歳以上とされており、それに日本探索者協会の講習を受けて免許が必要となる。
高校生の僕には、年齢的にも無理な話だ。
よってポーション作りは一時お預けとなり、魔法習得とレベル上げが当面の課題となった。
「レベルを上げるにはどうすればいい?」
『ゲート先のダンジョンに入るのが効率的なのですが……まあ、この世界にも普通の獣は存在しますし、殺せば僅かですが経験値が入ります。時間はかかりますけどね』
つまり、野生のウサギとか猪を殺せとエイシスはおっしゃる。
正直、そんな事はしたくないが、あの悪夢を見た僕はそういう事も必要なのではないかと思い始めていた。
ゲートが出現して中から魔物がこの世界には溢れ出てきたという話は未だ無い。
だが、ダンジョン研究家などはその可能性はある、と警鐘を鳴らしていたりする。
何故、ゲートが出現したのか?
この問題は未だ答えが出ていない。
ある一部の人は、ダンジョンの最下層にその答えはあるのではないかと言っているが、人類がダンジョンを攻略したという話は聞かない。
世界でも米国とロシアは、最高32階層まで攻略している。
日本ではまだ29階層までしか辿り着けてない。
ゲートが現れて15年、資源の宝庫とも言われているけどのに各国が攻略が進められないのは理由がある。
ゲートに入ると日本では「狭間」世界ではアストラル領域と言われている数十メートルから数百メートル続く謎空間を渡らなければならない。
その空間の影響で、この世界の現代兵器が壊れてしまうというのだ。
それは兵器だけではなく、この世界の科学的発明品をも使用不可にしてしまう
例えば、スマホだがゲートを潜れば使えなくなってしまう。
たまにダンジョン内で発見されるスキル宝珠という物があるが、これを使用するとダンジョン内で魔法が使えるらしい。
だが、ゲートを潜りこの世界に戻ってくるとスキルは保持してるものの魔法が使えなくなるという。
魔法が使えるという夢のような状況は、一時期若い世代を中心に盛り上がっていた。
その状況を鑑みて政府は一般人に免許制を設けてゲートを開放する流れになったのだが、最近では低年齢化を推する動きも出ており、高校生向けの探索者養成高校も作られた程だ。
将来的には15歳からゲートに入れる流れになるらしい。
まあ、僕には関係ない話だけど……
『レベル上げに時間を割けない場合には精霊を倒す方が効率が良いですよ』と、エイシスは言うけど、その精霊って存在は、この世界で自然的に発生した霊体のようなもので、一部では神様として祀られているようだ。そんな存在を倒せるわけがない。
『効率的なんですがね~~』
「そうかもしれないけど、人々が神様として崇めている存在を殺せるわけないだろう」
『野良の精霊もいますのでお勧めですよ』
そんな存在もいるのか?
でも、その答えはNOだ。
きっと、今の僕より強いはずだ。
見た目もグロかったら、戦うより逃げるだろう。
「無理、無理。獣だって無理そうなのに、そんな得体の知れない存在を相手にしたくない」
『得体の知れない存在の代表はマスターですけどネ』
そんな余計な事を言うエイシスだった。
◇◇◇
今週の水曜日までは部活があるそうだが、木曜日からは試験前学習期間という理由で部活が禁止になるようだ。
当然、大会を控えている部活もあり、申請すれば許可がおりるらしい。
「というわけで、木曜日の放課後、ケンくんの家で勉強しよう」
ミーちゃんから、突然そう言われた。
あれからお昼はこっそり屋上に上がって一緒にお弁当を食べている。
その時、部活の件も知ったのだが、驚いたのは樫村さんと友達になったという話だ。
そして今日、その樫村さんも混ざって一緒にお弁当を食べているという、僕としては理解が追いつかない状況となっている。
だが、僕には夜、徹夜のバイトがあるし、一緒に勉強というのは無理だ。
「バイトがあるんだ。悪いけど一緒にというのは無理だ」
「え~~、そんな……」
あからさまに落ち込むミーちゃん。
でも、僕にも事情がある。
「ケン君、いつまでバイトなの?」
「金曜日までするつもり」
「じゃあ、土日は平気なのよね」
「まあ、予定はないかな」
「じゃあ、土日お泊まりで勉強しようか」
チーちゃんが突然、突拍子もない話をぶっ込んできた。
「「「賛成」」」
何故、女子3人は賛成する!?
「待って!その樫村さんはいいの?」
チーちゃんやミーちゃんとは、お風呂も一緒に入ったことがあるし、一緒に寝た事もある。勿論、幼い頃の話だが今は高校生だ。
それに樫村さんは家の都合とかもあるかも知れない。
「私も友達同士でお泊まりしたい。そういう事初めてだし……」
樫村さんは、恥ずかしそうに真っ赤になりながら小さい声でそう返答した。
友達同士で勉強とかお泊まりはした事ないようだ。
恥ずかしながらも嬉しそうな顔をしてる樫村さんを悲しませる事はできない。
何せ、ラノベを貸してもらった恩があるからだ。
だがしかし、僕のメンタルは持つのか?
未だに人と眼を合わせるのは勇気がいるし、会話も気を遣わなければ話せない。
「みんながそういうなら構わないけど……」
チーちゃんの家は歩いて直ぐ。
女の子達は、夜寝る時チーちゃんちに泊まってもらえば良い。
その方が、女子達も安心するはずだ。
「決まりね」
チーちゃんがドヤ顔でそう話す。
何故にドヤ顔!?
ミーちゃんちは、僕が住んでいる最寄り駅の近くにある。
1回行ったことがあるから覚えている。
チーちゃんは言うまでもないし、樫村さんは?
「樫村さんは家はどこなの?うちだと遠くない?」
「私の家は、◯△市、学校からひとつ先の駅よ。御門君の家とは反対路線だけど駅四つなんてそんなに遠くないわ」
うちよりは都会方面に住んでいるようだ。
「そうなの?今度遊びに行っても良い?」
「もちろん、歓迎するわ」
こういう時、ミーちゃんは物おじしない。
ムードメーカーとでもいうのだろうか、それともコミュ力お化けとか……
「ケンくん、なにか失礼な事考えているでしょう。わかってるんだからね。そんな顔してるケンくんは、大概私を馬鹿にしてるってことくらい」
「違うよ。素直に凄いなって思ってたんだ」
「へへ、私って凄いの……」
ミーちゃんが照れてるけど、照れる要素なんてあったか?
それより、土日か。差し迫った用事がないのは事実だが、できればこの世界でも役にたつ薬草を集めに近場の山とかに行きたかったのだが……
『マスター、焦っても仕方ありません。それより、魔力操作がレベル3になりましたので、魔法習得が容易になりました。今日から基本魔法の術式を組み込みます』
魔力操作が今日の朝、レベル3になり、身体強化もレベル2になっていた。
今では、身体の表面を覆う魔力操作も特定の部位に魔力を流しても1時間は霧散しなくなった。
魔法が使えれば、素材集めも容易になるかも知れない。
「じゃあ、連絡はスマホでいいわね。グループに登録した方が便利だからこの4人で共有しよう」
スマホを操作してグループを作る。
「グループ名は何てする?」
「はいはい、白銀の王子で」
なんてこと言うんだ。そんなの当然、
「却下します」
「う~~いいと思ったんだけどなぁ」
ミーちゃん、暴走しすぎだよ。
「従兄妹’Sってのはどう?」
「それ、千穂とケンくんだけじゃん。当然却下します」
ミーちゃんに即断された。チーちゃんもほどほどに……
「それじゃあ、屋上のお茶会ってのは?」
樫村さんが遠慮がちにそう言った。
「うん、良いんじゃない」
「なんか詩的でいいね」
チーちゃんもみーちゃんも樫村さんの意見に賛成のようだ。
特に僕に意見はない。
「まあ、お茶会じゃなくって弁当食ってるだけだけどね」
「「「ケン君(ケンくん)(御門君)それを言ったら台無しだよ」」」
あれ、僕何か不味いこと言った!?
因みに今のステータスは……
【ステータス・オープン】
______________________________
御門 賢一郎(15歳) 人間? 性別 男性
職業 高校生(1学年) 大賢者(仮)
Lv1
HP 100/100
MP 100/100
STR(力量)100
DEX(器用)100
VIT(防御)100
AGI(敏捷)100
INT(知力)100
MMD(精神) 11→13
LUK(運) 10→11
CHA(魅力) 68
オリジナルスキル
※大賢者(賢者の石 解放率0・9013%)
【叡智システム】呼称 エイシス
所持スキル
魔力操作 Lv2→3
身体強化 Lv1→2
鑑定 Lv3
ストレージ
言語翻訳
生活魔法 [ウォーター][ファイヤー][ライト][クリーン][ドライ]
___________________________
……エイシス……
『マスターの性格からしてレベルを上げるのは、一苦労しそうですね。いっその事、危険を冒してでもダンジョンに放り込んでレベルを上げて帰ってくるという選択も必要かも知れません。ポーション作りに必要な薬草もダンジョン内で採取できますし、マスターの事ですから、行ってしまえば適応するでしょうから。それに賢者の石の力を使えば転移も可能ですしね』
エイシスのその呟きは賢一郎の脳内に響く事は無かった。
198
あなたにおすすめの小説
七億円当たったので異世界買ってみた!
コンビニ
ファンタジー
三十四歳、独身、家電量販店勤務の平凡な俺。
ある日、スポーツくじで7億円を当てた──と思ったら、突如現れた“自称・神様”に言われた。
「異世界を買ってみないか?」
そんなわけで購入した異世界は、荒れ果てて疫病まみれ、赤字経営まっしぐら。
でも天使の助けを借りて、街づくり・人材スカウト・ダンジョン建設に挑む日々が始まった。
一方、現実世界でもスローライフと東北の田舎に引っ越してみたが、近所の小学生に絡まれたり、ドタバタに巻き込まれていく。
異世界と現実を往復しながら、癒やされて、ときどき婚活。
チートはないけど、地に足つけたスローライフ(たまに労働)を始めます。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
魔王を倒した勇者、次の職場は東京のラーメン屋でした
希羽
ファンタジー
異世界グランディアを救った勇者アレクサンダー、通称アレク。彼は平和になった世界で自身の存在意義を見失いかけていた。そんなある日、魔王が遺した最後の呪いによって次元の狭間に吸い込まれ、現代の東京・高円寺に迷い込んでしまう。
右も左もわからず、甲冑姿で街をさまようアレクは、警察に職務質問され大ピンチに。その窮地を救ったのは、頑固一徹だが人情に厚いラーメン屋「麺屋 漢(おとこ)」の店主、黒田龍司(くろだ りゅうじ)だった。
言葉も通じず、社会常識ゼロのアレクだったが、その驚異的な身体能力と、何事にも真摯に取り組む姿勢を龍司に見込まれ、住み込みでバイトとして雇われることに。
「レベルアップだと思えばいい」「麺の湯切りは剣技に通じるものがある」
アレクは異世界での経験をラーメン作りに活かし、次第にその才能を開花させていく。聖剣の代わりに握った菜箸で、彼は東京という新たな世界で、人々の笑顔と自らの新たな居場所を見つけることができるのか。異世界勇者の、しょっぱくて熱いセカンドライフが今、始まる。
パーティーの役立たずとして追放された魔力タンク、世界でただ一人の自動人形『ドール』使いになる
日之影ソラ
ファンタジー
「ラスト、今日でお前はクビだ」
冒険者パーティで魔力タンク兼雑用係をしていたラストは、ある日突然リーダーから追放を宣告されてしまった。追放の理由は戦闘で役に立たないから。戦闘中に『コネクト』スキルで仲間と繋がり、仲間たちに自信の魔力を分け与えていたのだが……。それしかやっていないことを責められ、戦える人間のほうがマシだと仲間たちから言い放たれてしまう。
一人になり途方にくれるラストだったが、そこへ行方不明だった冒険者の祖父から送り物が届いた。贈り物と一緒に入れられた手紙には一言。
「ラストよ。彼女たちはお前の力になってくれる。ドール使いとなり、使い熟してみせよ」
そう記され、大きな木箱の中に入っていたのは綺麗な少女だった。
これは無能と言われた一人の冒険者が、自動人形(ドール)と共に成り上がる物語。
7/25男性向けHOTランキング1位
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
『希望の実』拾い食いから始まる逆転ダンジョン生活!
IXA
ファンタジー
30年ほど前、地球に突如として現れたダンジョン。
無限に湧く資源、そしてレベルアップの圧倒的な恩恵に目をつけた人類は、日々ダンジョンの研究へ傾倒していた。
一方特にそれは関係なく、生きる金に困った私、結城フォリアはバイトをするため、最低限の体力を手に入れようとダンジョンへ乗り込んだ。
甘い考えで潜ったダンジョン、しかし笑顔で寄ってきた者達による裏切り、体のいい使い捨てが私を待っていた。
しかし深い絶望の果てに、私は最強のユニークスキルである《スキル累乗》を獲得する--
これは金も境遇も、何もかもが最底辺だった少女が泥臭く苦しみながらダンジョンを探索し、知恵とスキルを駆使し、地べたを這いずり回って頂点へと登り、世界の真実を紐解く話
複数箇所での保存のため、カクヨム様とハーメルン様でも投稿しています
【完結】不遇スキル『動物親和EX』で手に入れたのは、最強もふもふ聖霊獣とのほっこり異世界スローライフでした
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が異世界エルドラで授かったのは『動物親和EX』という一見地味なスキルだった。
日銭を稼ぐので精一杯の不遇な日々を送っていたある日、森で傷ついた謎の白い生き物「フェン」と出会う。
フェンは言葉を話し、実は強力な力を持つ聖霊獣だったのだ!
フェンの驚異的な素材発見能力や戦闘補助のおかげで、俺の生活は一変。
美味しいものを食べ、新しい家に住み、絆を深めていく二人。
しかし、フェンの力を悪用しようとする者たちも現れる。フェンを守り、より深い絆を結ぶため、二人は聖霊獣との正式な『契約の儀式』を行うことができるという「守り人の一族」を探す旅に出る。
最強もふもふとの心温まる異世界冒険譚、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる