同僚の妻がパンツ濡らして待ってるから

横尾

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同棲時代

通い男

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その後、プライベートでも向こうに行ってE妻と仲良く寝たね。俺らを知ってる者がいない開放感に浮かれた。東京の街を常に腕組んで歩いたよ。FRIDAYなんかいないしさ。俺はE妻にピアス買ってやったり、下着買ってやったり。旦那の動向把握は、嫁からの電話。「今日は何時頃帰るの?ご飯作っといた方がいい?」とかね、ラブホで俺に股肉をいいだけ啜られながら、仕事中のE君にLINEしてたよ。

E妻も高校生の長男の世話で度々帰省してたし、とにかく会う機会は多くて。旦那より遥かにセックスしてたよ。密着度高かった。そのうち冬が来て、赴任一年目の北国の春♪だ。家をほっといたら、大雪で埋まっちまうからさ。居宅管理の為にE妻が戻って来た。

俺は謙虚な人間だから、最初は遠慮して週に一、二、E宅に通ってたよ。誰もいないんだからさ、E妻以外。来る可能性のあったのは長女ぐらいで、長女だって今時、来る前にLINEぐらい寄越すからね。E宅は2人の主戦場になったね。わざわざラブホ行く必要なんてねえからさ。

感覚が2人とも麻痺するんだろね。実態はほぼ同棲してたよね。他人妻と禁断の同棲だ。Eんとこから職場に通ってたもんな。何なら家の前の除雪したりして、夜通し雪降る日なんか、セックスして,除雪して,セックスして,除雪して、忙しい。隣はおばあちゃんだから、その隣の住人が代わりにしてやってたようだから、たまに俺と遭遇したりしたけど、適当に挨拶して誤魔化した。

この家の車は長女が持ってってたんだけど、代わりに俺の黒のワンボックスが常駐つうか、昼間はなくて夜通しあって、朝んなったらまたなくなる不思議。近所ってもお隣さんから向こうの横通りだけなんだよ。向かいは貯水池あったり、空き家だったり。

そんな事やってるうち、とうとうお隣さん(おばあちゃん)がクレームってえかな、心配だったんだろ。「奥さん、気を悪くしないで聞いて欲しいんだけど、来てるの?」。車停めてあるから、居ないって言えない訳だ。俺はその時リビングにいたんだけど、玄関のやり取りを聞いて、こらマズイがなと。

その場は何とか隣の婆さんを帰したけど、まあ、バレちまってる訳よ。どうしょうかって事で少しほっといてたんだけど、E宅以外に車を停める所がないのょ。変な所に停めてたら、田舎だから通報されっから。遠くに停めて歩いて来るのも面倒なのもあって、ワンボックスの常駐の継続。


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