私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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一章【平穏ライフを目指して】

お前ら気にすんな下さい

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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。現在進行形で私は目眩を起こしています。理由はご存知の通り、ドクターストップが掛かっていたのにも関わらず階段ダッシュをしたからです。


「ルカ!」


「兄さん!」


少し遅れて生徒会の皆様が資料室に入ってきました。一気に狭くなりましたね…呼吸がしずらいです…


「エミリア・リースさん、そして此処に居る2年生全員、生徒会室へ来てくれるかな。出来ればアリアとミハイラさんも」


「あ、はい!私は大丈夫です!」


「あ、わ…たしも…」


ん…これヤバいかもしれないですね。目の前ぐわんぐわんします。気持ち悪い…


「アリア?アリア大丈夫!?」


「大丈夫…ですよ…」


「その顔色絶対大丈夫じゃないよぉ!?」


なんか皆さん集まって来てますね…そんな大袈裟にしなくても…


「アリア!」


あれ?ミアいつの間に合流したんですか?嗚呼カミュ先輩も一緒なんですね…


「アリア…もしかしなくてもこの階段…駆け上がったの?」


「はい…焦っていたもので…」


マギィとミアが目を見開いたのが分かりました。あれ?もしかして皆さん驚いてます?


「何やってるんだ!?アリアは普通の運動ですら医者から止める様に言われてるのに…!この長い階段を…」


「す、すみませんミア…」


お説教は聞いていますが耳鳴りが酷いですね…久し振りにかなり酷いやつです…


「念の為、2年生の子に保健室のベッドを取っておいてって頼んでおいて良かったわァ…ミアちゃん、アリアちゃんを保健室に運んであげてくれないかしら。カインもそれで良い?」


「嗚呼。こんな顔色の悪い彼女に話を聞くほど僕は鬼畜ではないよ」


何かミアに抱えられてる感じがします…懐かしいですね…昔も私が倒れた時、ミアが運んでくれました…不本意この上無いですが。


「ルカ、代わりに同席して貰えるか」


「分かったよ。兄さん。アリア、ゆっくり休んでね」


「アリア、運ぶよ」


皆さんが声を掛けてくれているのは分かるのですが、正直半分くらいもう意識が無くなりかけてますね…


「…ねぇ、マーちゃん。アリィってどのくらい体が弱いのぉ?」


「えっと…昔は本当にお部屋から出れなかったみたいで、少し走った位でも倒れちゃってたみたい。昔に比べれば体は強くなってるんだけど今も運動はなるべく控える様にってお医者さんから言われてて」


「じゃあアリィはそんなに体が弱いのに中庭から此処まで走って来たって事ぉ!?しかもその前にもマーちゃん探す為に走ってたし…アリィ大丈夫かなぁ…」


…そんなに心配されるとやり難いのですが…久し振りに無理しましたね…しんどいですけど…マギィが無事ならそれで良かった…


「アリアちゃん、ちゃんと休むのよ。アナタの頑張りは絶対に無駄にしないわ」


「…それはよかったです…皆さん…ありがとうございました」


少し…寝てしまいましょうか…ちょっと…疲れてしまいました。何か後ろから凄い視線を感じるのですが…


〈〈〈お前ら気にすんな下さい…〉〉〉
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