私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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二章【波乱のウィンターホリデー】

お前らだけで話せ下さい

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皆様こんばんは。アリア・ローゼリッタです。あの後、両親とミア、マギィ、テオと夕食を頂き、寝支度等も全て済ませ、私の部屋で談笑しております。


「やっぱりアリアのベッドってふわふわだし良い匂いする…」


「そうですか?そこまで変わりないと思いますけど」


「違うんだよ~。あれかな?アリアベッドで過ごす事が多かったから」


成程…それは確かに一理あるかもしれません。私もこのベッドはふかふかで気に入っています

ベッドはまあ、お約束と言うか、誰もが一度は憧れる天蓋ベッドです。天蓋って結構いいですよ。体調が悪い時等は、太陽の光が眩しくて寝付けない事がありますが…天蓋があるとそれを遮ってくれるので、しっかりと眠る事が出来るんです。有難いですね。それに、こうやって天蓋を下ろしてお喋りすると、すこしワクワクするんですよね。


「そうだ!ねえテオ君。テオ君はアリアの事好き?」


「え…」


「マギィ、急にどうしたんですか」


私が問いかけると、マギィは目をキラキラさせて口を開きました。


「だってだって、テオ君、アリアといる時すっごく幸せそうって言うか嬉しそうって言うか…そう思ったの!!」


成程。マギィ、貴女はもう少しボキャブラリーを増やした方がよろしいかと。でも…嬉しそうなんでしょうか?それは気になりますね…


「えっと…うん…アリアお姉ちゃんの事…好き…勉強も優しく教えてくれるし…僕を気に掛けてくれて、あったかいから…」


「やっぱり!うんうん!アリア優しいよね!私もよく勉強とか教えて貰ってるから分かる!」


「あの…恥ずかしいのでやめて頂けると…」


テオからのカミングアウトで既に恥ずかしいのにマギィまで便乗しないで欲しかったです…はあ…顔が熱い…


「アリアって本当に人との距離縮めるの上手だよね」


「そうですか?」


「うん!だって、テオ君の事もそうだし、学園の寮のルームメイトとか、先輩とかとすぐ仲良くなってたし!先生からも信頼されてるし!きっと来年後輩が入ってきたらアリアは人気者だよ!」


それってモブになるために一番必要ない才能ですよね?何でそう言うのに恵まれてんですか私意味わかんないんですが…失礼、取り乱しました。どうか忘れて下さい。


「マーガレットさん…学校でのアリアお姉ちゃんって、どんな感じなの…?」


「アリアはね!クラスの学級委員長をしててねあ、学級委員長って言うのは、リーダーみたいな感じ!成績もいっつも一番で、先生達からも良く褒められてるんだよ!先輩達もアリアの事知ってるし、褒めてるし!」


テオさん?なんでそんな事聞いたんですか?マギィも答えなくて良いでしょう!?て言うか何で私は自分の話を真面目に聞かなければならないのでしょうか…そう言う話は私が居ない所でして下さいよ…羞恥でどうにかなりそうです…


「それでアリアはね!小さい頃から優しくて、頭が良くて…!」


ああああ!!無理です恥ずかしいです!テオはそんなに興味深そうにしないで下さい…!羞恥で私を殺さないで…!


〈〈〈お前らだけで話せ下さい!!!〉〉〉
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