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二章【波乱のウィンターホリデー】
お前ら距離感保て下さい
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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。改めて図書室に移動した私達は、テオに改めて自己紹介をしないか。と言うミアの提案によって、丸くなる様に座っていました。
「えっと、さっきは本当に驚かせちゃってごめんね!!アリアの弟って聞いて…早く会いたくなっちゃって…私の名前はマーガレット!マーガレット・ミハイラだよ!よろしくね!」
「僕も配慮が足りなくて、吃驚させちゃってごめんね。僕はミア・フォーカス。好きに呼んでくれていいよ」
「テ、テオ・ローゼリッタです…僕も…逃げちゃってごめんなさい…」
隣に座っている私のワンピースの裾をギュッと握るテオの瞳はまだ不安げに揺れていました。こう見ると、私には比較的心を開いてくれている様で、嬉しいですね。
「良い子!!これから仲良くしようね!」
マギィもニッコリと笑い、テオに目線を合わせました。子供の扱いはマギィの方が慣れていますね。私は手探り状態ですし…
「そうだアリア!今日泊まって行ってもいいかな?」
「ソフィアさんとヴィンセントさんから、久し振りにどうか。と言われてるんだ」
だから一言!!私に!一言!全く…此処まで来ると嫌われてるのかと思いますよね…報連相は大事ですよ。あのお2人にはよーく聞かせておかなくては…
「お父様とお母様が許可を出しているなら、私は構いませんよ」
「やったー!久し振りのお泊まりだー!」
「テオ君は僕と寝るかい?流石にもう僕は2人と一緒の部屋で寝る訳にはいかないからね」
テオは不安げに視線を彷徨わせ、私を見つめてきました。どう返せばいいか分からない。そんな表情ですね。
「もう、急に言われてもテオが困るでしょう?距離感掴むのが2人は下手なんですから…少しは自重して下さい。テオはどうしたいですか?私とマギィと寝るか、ミアと寝るか」
「…アリアさ…お姉ちゃんとが良い…」
「フラれちゃったか…じゃあ僕はヴィンセントさんの晩酌の監視でもしようかな。あの人、放っておくと永遠に飲んでるから…父さんからの伝言とかもあるしね」
そうなんですよねぇ…肩を窄めたミアと共に私も溜息を吐き出しました。お父様は兎に角お酒に強いのです。酒豪です。夜通しワインを飲んでいても顔も赤くならず途中で寝る事もないです。恐怖すら覚えます。なので、ミアに見てもらっていたら安心ですね。
「お願いします。ミア。お父様のお酒好きはかなりのものですから…貴方が見ていてくれるなら安心です」
「アリアに頼まれたなら、しっかりお務めを果たさないとね」
「アリア!今日は夜更かしして沢山お話ししようね!」
マギィは私の手を握ってブンブン振りながら全身で楽しさを表現しています。可愛らしい。
「マギィ、あまりアリアの体に負担をかけない程度にね」
「はーい!」
親と子ですかね…本当に2人といると飽きません。見てみて楽しいです。
「テオ君も沢山お話ししようね!」
「僕とも今度は沢山話してくれると嬉しいな」
「あっ…えっと…」
もう!2人はまたテオに詰め寄って!!だから貴方達は距離感掴むのが下手くそなんですってば…
〈〈〈お前ら距離感保て下さい!!〉〉〉
「えっと、さっきは本当に驚かせちゃってごめんね!!アリアの弟って聞いて…早く会いたくなっちゃって…私の名前はマーガレット!マーガレット・ミハイラだよ!よろしくね!」
「僕も配慮が足りなくて、吃驚させちゃってごめんね。僕はミア・フォーカス。好きに呼んでくれていいよ」
「テ、テオ・ローゼリッタです…僕も…逃げちゃってごめんなさい…」
隣に座っている私のワンピースの裾をギュッと握るテオの瞳はまだ不安げに揺れていました。こう見ると、私には比較的心を開いてくれている様で、嬉しいですね。
「良い子!!これから仲良くしようね!」
マギィもニッコリと笑い、テオに目線を合わせました。子供の扱いはマギィの方が慣れていますね。私は手探り状態ですし…
「そうだアリア!今日泊まって行ってもいいかな?」
「ソフィアさんとヴィンセントさんから、久し振りにどうか。と言われてるんだ」
だから一言!!私に!一言!全く…此処まで来ると嫌われてるのかと思いますよね…報連相は大事ですよ。あのお2人にはよーく聞かせておかなくては…
「お父様とお母様が許可を出しているなら、私は構いませんよ」
「やったー!久し振りのお泊まりだー!」
「テオ君は僕と寝るかい?流石にもう僕は2人と一緒の部屋で寝る訳にはいかないからね」
テオは不安げに視線を彷徨わせ、私を見つめてきました。どう返せばいいか分からない。そんな表情ですね。
「もう、急に言われてもテオが困るでしょう?距離感掴むのが2人は下手なんですから…少しは自重して下さい。テオはどうしたいですか?私とマギィと寝るか、ミアと寝るか」
「…アリアさ…お姉ちゃんとが良い…」
「フラれちゃったか…じゃあ僕はヴィンセントさんの晩酌の監視でもしようかな。あの人、放っておくと永遠に飲んでるから…父さんからの伝言とかもあるしね」
そうなんですよねぇ…肩を窄めたミアと共に私も溜息を吐き出しました。お父様は兎に角お酒に強いのです。酒豪です。夜通しワインを飲んでいても顔も赤くならず途中で寝る事もないです。恐怖すら覚えます。なので、ミアに見てもらっていたら安心ですね。
「お願いします。ミア。お父様のお酒好きはかなりのものですから…貴方が見ていてくれるなら安心です」
「アリアに頼まれたなら、しっかりお務めを果たさないとね」
「アリア!今日は夜更かしして沢山お話ししようね!」
マギィは私の手を握ってブンブン振りながら全身で楽しさを表現しています。可愛らしい。
「マギィ、あまりアリアの体に負担をかけない程度にね」
「はーい!」
親と子ですかね…本当に2人といると飽きません。見てみて楽しいです。
「テオ君も沢山お話ししようね!」
「僕とも今度は沢山話してくれると嬉しいな」
「あっ…えっと…」
もう!2人はまたテオに詰め寄って!!だから貴方達は距離感掴むのが下手くそなんですってば…
〈〈〈お前ら距離感保て下さい!!〉〉〉
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