私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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二章【波乱のウィンターホリデー】

お前ら一回落ち着け下さい

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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。本格的にパーティの参加者が続々と到着し、私達5人もホールへとやって来ました。勿論先頭はマギィで、私はルカに目を塞がれて、アメリアとミアに手を引かれています。介護です?


「ふふ、アリアの為に私達張り切って準備したんだよ!喜んでくれると良いな~!」


「マギィが中心に動いてくれたから、かなりスムーズに進んだよ。本当にマギィはアリアの事となると行動が早いんだから」


「楽しかったよぉ」


皆さんの声が弾んでいるので、本当に楽しかったようで何よりです。マギィはこう言う時、1番張り切るタイプですからね…ご迷惑が掛かっていないなら良かったですけど…


「よし、手を退かすよ」


ルカの手が離れて視界が開けました。う、少し眩しいです…


「どうどう??頑張ったんだよ!」


「…!」


目の前には、とても豪華に飾り付けられたホールが広がっていました。凄い…


「こ、これ…皆さんが…?」


「私とルカはブーケを作ってテーブルに置いたんだよぉ!」


「僕とテオ君でリボンの飾りを作ってね」


誕生日パーティなんて、今までは夜会の前座としか思って無かったんですけどね…きっとこれは一生思い出に残りますね。


「とても嬉しいです。良いお友達に恵まれて、幸せ者ですね。私は」


「喜んでくれてよかったぁ!頑張った甲斐があったねぇ」


「後でテオ君にもお礼を言ってあげて。アリアの為に、一生懸命頑張ってたんだ。準備があるからって名残惜しそうに途中で退室してしまったけど」


テオまで参加してたんですか。懐いてくれて本当に嬉しいですね。今年は良い事が沢山ですから、ホリデー明けもしっかり頑張らないとですね。


「あ!そろそろお客さん達来ちゃう!」


「そうだ、私兄さん迎えに行かないと。ごめん少し出てくるよ」


アメリアがホールの扉を全開にして、ルカが廊下へと出て行きました。残った私達は、ホールでお客様を待ちます。


「お姉ちゃん」


「テオ、準備が終わったんですね」


「うん」


テオは照れたように顔を赤らめて、急足で此方に向かって来ました。


「お父さん達は後から来るって。あ、えっと…お姉ちゃん、とっても綺麗…デス…」


「ありがとうございます。テオ。テオも此処の飾り付けを手伝ったくれたんですよね。ありがとうございます。貴方のお誕生日には、私がお返ししますからね」


そう言えば、テオのお誕生日聞いてませんでしたね…今度聞きましょうか。


「ど、どうしよう…ワルツ踊れる気がしない…無理無理無理…足踏む…足踏む!!」


「…!!」


マギィの言葉を聞いた途端、テオまで顔を真っ青にして不安げにキョロキョロと首を動かしていました。

本当にマギィはブレないと言うか何と言いますか…


〈〈〈お前ら一回落ち着け下さい!!!〉〉〉
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