私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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二章【波乱のウィンターホリデー】

お前ら踊りやがれ下さい

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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。パーティは沢山のお客様と共に幕を開け、一通りの参加者の皆様とお話ししています。私の友人だけでなく、父と母のお知り合いの方も居ますから、失礼のない様にしなければならないのですよ。

でも、少し…いえ、かなり疲れますね。大人の方とのお喋りは楽しいですが、疲弊はします。成人している方はワインやシャンパンを片手に私と少しの会話をして、お父様達の方へと移動して行きます。


「ふう…ようやく一段楽でしょうか…少しセーブしないと夜まで持ちませんね…」


テーブルに置かれていたオレンジジュースを飲んで、息を吐くと、私はホール内を見渡しました。信じられない程の人の数で、沢山の人が笑顔で談笑しています。友人達は一塊になって何かを話している様です。少し寂しいですけど…今は休みましょうか…

あ、テオが少し困ってる様ですね…初めての場ですから、無理もありませんかね。


「テオ」


「お姉ちゃん…!」


「パーティはどうですか?」


テオを囲んでいた人から彼を守る様にしゃがんで問い掛けると、テオの頬が安堵したように緩み、笑みを見せてくれました。


「うん、緊張するけど…楽しいよ」


「そう、ならよかったです。皆様、申し訳ありません。弟は恥ずかしがり屋なんです。なのであまり怖がらせないであげて下さい。何しろ今日が初めてのパーティなんです。ご容赦を」


私がそう言うと、テオに群がっていた女性達が一目散に去って行きました。はぁ…お母様とお父様の貿易相手の娘か何かでしょうか…全く、こんな幼い子にまで手を出そうなんて…最悪ですね…


「彼方にお料理がありますから取りに行きましょうか。お父様とお母様はお忙しいですから」


「う、うん」


テオは、慣れないタキシードに着られながも、出来得る限りに堂々としていました。成長を感じますね。


「あ!アリア~!テオ君も!」


「あらマギィ。お話は終わったんですか?」


「うん!私達も一緒に良い?」


逆に断ると思ってるんですかねこの人。


「構いませんよ。食事は大勢の方が楽しいですからね」


「やったぁ!」


「アメリアちゃん!あっちにケーキある!」


2人は早速自身の食べ物を取りに行きました。真っ先にケーキって言うのは…予想つきましたけどね。


「あ、アリア。良かった此処にいたんだ」


「ルカにスティナ副会長。お久し振りです。その節はお世話になりました」


「此方こそお招きありがとう。ローゼリッタ。ルカに話は聞いている。カインやティスト姉弟も来ている様だが…君の人脈な謎が深いな」


あはは…本当ですよ。それは私が一番思っています。


「良ければ楽しんで行って下さい」


「嗚呼、そうさせてもらう。あ、一番大切な事を忘れていたな。誕生日おめでとう、ローゼリッタ。これからも妹と仲良くしてやってくれ」


「それは勿論です。ありがとうございます。副会長」


副会長は満足気に笑うとルカと分かれて多分カインさんの所に行きました。本当セットですねあの2人


「アリア~!そろそろダンス始まるんだって!頑張ってね~!私はケーキ食べながら見守ってるから!」


「ぼ、僕も…」


相変わらず貴方達2人はダンス嫌いですね!?少しはやる気みせましょうよ。


〈〈〈お前ら踊りやがれ下さい!!!〉〉〉
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