私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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三章【転校生襲来】

お前ら私欲を消せ下さい

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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。放課後になり、今私は生徒会室にお邪魔しています。


「じゃあ、答えを聞こうか」


「はい。私は他の立候補者と違い、生徒会に入り成したい事も、第一に入る気もありませんでした」


「だろうな…では」


副会長の言葉を首を横に振って止めました。お2人驚いてらっしゃいますね。無理もありませんか。


「ですが、こんな私にあの数の推薦が来ていたのも事実。でしたら私は…私を信じてくれた方々に応えたいのです。全てが不純かもしれませんが…今回の生徒会選挙、参加させていただきます」


「…!やってくれるのかい!アリア」


「はい。他の立候補者の方の顔に泥を塗らない様全力で」


流石に恩を仇で返す事はしません。私に託したいと思って下さった方がいるのなら、私はそれに精一杯の全力で応えるまでです。


「ローゼリッタが全力で挑めば、他は勝ち目がないかもな」


「買い被り過ぎです。副会長。私はただの生徒でしかありませんから」


「無自覚なのが恐ろしいんだよね」


恐ろしいなんて失礼ですね。全力の方の隣で適当にやる訳にはいかないでしょう。あ、でも原作通り進めるなら適当の方が…いえ、それは失礼に当たりますね…しかし…


「今回の一件でアリアは生徒会メンバーの中でも有名人になったからね」


「嗚呼、ローゼリッタが出ると知れば喜ぶだろうな」


それは何故でしょうか…有名になったのは、あの異例の推薦数だからなのでしょうけど…喜ぶ理由が良く分かりませんね…


「何故喜ばれるんです?」


「あんなに推薦が来てるんだ。きっととても良い生徒なんだろうって全員が思ってるからね。そんな子が選挙に出て、当選してくれれば生徒会業務も前よりスムーズに進む。有能な子は大歓迎だからね」


「4人で回すのはキツくてな。今もかなりギリギリの状態だ」


それはそうでしょう…生徒会に提出する書類などが多い分、その確認や仕分けも担当する訳ですし、学園行事の会議や実行…委員長業務の中々ハードではありますが、生徒会ほどではありませんし…


「1人か2人入ってくれるだけでかなり違うからね。だから仕事が出来る子が好まれるんだ。推薦が多いって言うのは信頼されてて、尚且つ生徒会に相応しい人間だからね。だからアリアが当選したら後2人も飛んで喜ぶだろうね。勿論僕達も」


「俺達も仕事が楽になるからな。仕事が出来ない奴が入って来た時の絶望は計り知れん」


それって私欲では…?確かにお仕事大変そうですけど、それ中々にブラックな企業に勤めてる方が言いそうな台詞…そんなにブラックなんですか…?生徒会って…生徒会長と副会長が私欲を隠せないくらいに?怖すぎなのですが…


〈〈〈お前ら私欲を消せ下さい!!!〉〉〉
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