112 / 232
三章【転校生襲来】
お前ら視線を外せ下さい
しおりを挟む
皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。只今放課後、私は生徒会室で諸々の執務を教えて貰っております。
「それで、提出された書類は種類別に分類した後、ざっと目を通して生徒会長か副会長に渡して下さい。問題があった場合は、その旨を伝えて、再提出をお願いしに行く感じです」
「分かりました。軽い誤字等はそのまま通しても大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫ですよ。致命的なミスじゃなければ基本そのままで。アリアちゃんは呑み込みが早いし、質問も的確ですからスムーズに進みますね」
此処まで30分掛かってませんからね。基本執務殆ど教えていただきましたが良いペースで進んでいる様で。
「後は、全部活動が終わった後の校内見回りと鍵の施錠、部活動の費用相談とか、色々あるんですけど、其処は一緒にやりながらの方がいいと会長も仰ってたので、一旦これで終わりですかね?お疲れ様でした。アリアちゃん。お茶を淹れるので、其処に座ってて下さい」
「あ、いえ。私がやりますよ」
「本当ですか?ふふ、ありがとうございます」
ふむ…ミスラ先輩は、何かふんわりとしてますよね。とても優しい顔立ちをされてて、声は少し低めで落ち着く感じです。私と同じように敬語は癖の様で、仲間ですね。
「アリアちゃん、手馴れてますね」
「はい、寮や部活、家でも良く紅茶は淹れてますから」
「道理で。それは楽しみですね」
ミスラ先輩は話しながらも、お茶請けのクッキーを準備してらっしゃいます。て言うか私も平然とお茶淹れてますけど何で生徒会室にティーセット一式とお菓子があるんです?
「先輩、どうして生徒会室にティーセットがあるんですか?」
「それはですね、書類との睨めっこは長時間やるとかなり疲れますし、会議も長期戦になると辛いですからね。その気分転換の方法として、こうやって生徒会室にティーセットやお菓子を常備してあるんです」
「成程」
それは確かに必要ですね。手芸部にあるティーセットも同じような理由で置いてありますし。やはり紅茶やコーヒー、お菓子は気分転換に良いんでしょうね。
「良い匂いだね。お茶会かい?」
「あ、こんにちは会長。アリアちゃんが優秀で説明が早く終わったので、お茶を淹れようと思って。淹れてくれてるのはアリアちゃんですけどね」
会長部活帰りでしょうかね?会長って何部でしたっけ…
「僕は剣術部に入っているよ。アリアは意外と分かりやすいね。僕も紅茶をもらってもいいかな」
「あ、はい」
そんなに分かりやすい顔してました?私。それに何か紅茶を淹れる私を後ろのお2人が何か生暖かい視線で見てくるんですけど何ですか!?
〈〈〈お前ら視線を外せ下さい!!!〉〉〉
「それで、提出された書類は種類別に分類した後、ざっと目を通して生徒会長か副会長に渡して下さい。問題があった場合は、その旨を伝えて、再提出をお願いしに行く感じです」
「分かりました。軽い誤字等はそのまま通しても大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫ですよ。致命的なミスじゃなければ基本そのままで。アリアちゃんは呑み込みが早いし、質問も的確ですからスムーズに進みますね」
此処まで30分掛かってませんからね。基本執務殆ど教えていただきましたが良いペースで進んでいる様で。
「後は、全部活動が終わった後の校内見回りと鍵の施錠、部活動の費用相談とか、色々あるんですけど、其処は一緒にやりながらの方がいいと会長も仰ってたので、一旦これで終わりですかね?お疲れ様でした。アリアちゃん。お茶を淹れるので、其処に座ってて下さい」
「あ、いえ。私がやりますよ」
「本当ですか?ふふ、ありがとうございます」
ふむ…ミスラ先輩は、何かふんわりとしてますよね。とても優しい顔立ちをされてて、声は少し低めで落ち着く感じです。私と同じように敬語は癖の様で、仲間ですね。
「アリアちゃん、手馴れてますね」
「はい、寮や部活、家でも良く紅茶は淹れてますから」
「道理で。それは楽しみですね」
ミスラ先輩は話しながらも、お茶請けのクッキーを準備してらっしゃいます。て言うか私も平然とお茶淹れてますけど何で生徒会室にティーセット一式とお菓子があるんです?
「先輩、どうして生徒会室にティーセットがあるんですか?」
「それはですね、書類との睨めっこは長時間やるとかなり疲れますし、会議も長期戦になると辛いですからね。その気分転換の方法として、こうやって生徒会室にティーセットやお菓子を常備してあるんです」
「成程」
それは確かに必要ですね。手芸部にあるティーセットも同じような理由で置いてありますし。やはり紅茶やコーヒー、お菓子は気分転換に良いんでしょうね。
「良い匂いだね。お茶会かい?」
「あ、こんにちは会長。アリアちゃんが優秀で説明が早く終わったので、お茶を淹れようと思って。淹れてくれてるのはアリアちゃんですけどね」
会長部活帰りでしょうかね?会長って何部でしたっけ…
「僕は剣術部に入っているよ。アリアは意外と分かりやすいね。僕も紅茶をもらってもいいかな」
「あ、はい」
そんなに分かりやすい顔してました?私。それに何か紅茶を淹れる私を後ろのお2人が何か生暖かい視線で見てくるんですけど何ですか!?
〈〈〈お前ら視線を外せ下さい!!!〉〉〉
0
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢ではありません。肩書きはただの村人ですが、いつの日か名だたる冒険者になっていた。
小田
ファンタジー
ポッチ村に住んでいる少女ルリ。彼女には特別な力があった。彼女が六歳の時、ルリの母親は娘の力を封印した。村長はルリの母の遺言どおり、実の娘のように大切に育ててーー。十四歳を迎えたルリはいつものように山に薬草を採取しにいった。すると、偶然倒れている騎士を発見。ルリは家に運んで介抱するが、騎士ではなく実は三代公爵家の長男であった。
村人の少女ルリが学園に行ったり、冒険をして仲間と共に成長していく物語です。
ワンチャンあるかな、って転生先で推しにアタックしてるのがこちらの令嬢です
山口三
恋愛
恋愛ゲームの世界に転生した主人公。中世異世界のアカデミーを中心に繰り広げられるゲームだが、大好きな推しを目の前にして、ついつい欲が出てしまう。「私が転生したキャラは主人公じゃなくて、たたのモブ悪役。どうせ攻略対象の相手にはフラれて婚約破棄されるんだから・・・」
ひょんな事からクラスメイトのアロイスと協力して、主人公は推し様と、アロイスはゲームの主人公である聖女様との相思相愛を目指すが・・・。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
転生皇女セラフィナ
秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。
目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。
赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。
皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。
前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。
しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。
一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。
「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」
そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。
言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。
それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。
転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。
※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
悪役令嬢の妹(=モブのはず)なのでメインキャラクターとは関わりたくありません! 〜快適な読書時間を満喫するため、モブに徹しようと思います〜
詩月結蒼
ファンタジー
白髪碧眼の美少女公爵令嬢に転生した主人公が「私って、主要人物なの!?」となり、読書のため脇役を目指し奮闘するお話です。
読書時間を満喫したいという思いから、あれやこれやと頑張りますが、主要人物である以上、面倒ごとに巻き込まれるのはお決まりのこと。
腹黒(?)王子にウザ絡みされたり、ほかの公爵令嬢にお茶会を持ちかけられたり。あるときは裏社会へ潜入して暗殺者を従者にし、またあるときは主要人物と婚約し……ん? あれ? 脇役目指してるのに、いつのまにか逆方向に走ってる!?
✳︎略称はあくモブです
✳︎毎週火曜日と金曜日午前0時更新です。
✳︎ファンタジー部門にて6位になりました。ありがとうございます(2025年10月7日)
✳︎カクヨムでも公開しております
→https://kakuyomu.jp/works/16818093073927573146
無能令嬢、『雑役係』として辺境送りされたけど、世界樹の加護を受けて規格外に成長する
タマ マコト
ファンタジー
名門エルフォルト家の長女クレアは、生まれつきの“虚弱体質”と誤解され、家族から無能扱いされ続けてきた。
社交界デビュー目前、突然「役立たず」と決めつけられ、王都で雑役係として働く名目で辺境へ追放される。
孤独と諦めを抱えたまま向かった辺境の村フィルナで、クレアは自分の体調がなぜか安定し、壊れた道具や荒れた土地が彼女の手に触れるだけで少しずつ息を吹き返す“奇妙な変化”に気づく。
そしてある夜、瘴気に満ちた森の奥から呼び寄せられるように、一人で足を踏み入れた彼女は、朽ちた“世界樹の分枝”と出会い、自分が世界樹の血を引く“末裔”であることを知る——。
追放されたはずの少女が、世界を動かす存在へ覚醒する始まりの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる