私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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三章【転校生襲来】

お前ら視線を外せ下さい

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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。只今放課後、私は生徒会室で諸々の執務を教えて貰っております。


「それで、提出された書類は種類別に分類した後、ざっと目を通して生徒会長か副会長に渡して下さい。問題があった場合は、その旨を伝えて、再提出をお願いしに行く感じです」


「分かりました。軽い誤字等はそのまま通しても大丈夫ですか?」


「はい、大丈夫ですよ。致命的なミスじゃなければ基本そのままで。アリアちゃんは呑み込みが早いし、質問も的確ですからスムーズに進みますね」


此処まで30分掛かってませんからね。基本執務ほとんど教えていただきましたが良いペースで進んでいる様で。


「後は、全部活動が終わった後の校内見回りと鍵の施錠、部活動の費用相談とか、色々あるんですけど、其処は一緒にやりながらの方がいいと会長も仰ってたので、一旦これで終わりですかね?お疲れ様でした。アリアちゃん。お茶を淹れるので、其処に座ってて下さい」


「あ、いえ。私がやりますよ」


「本当ですか?ふふ、ありがとうございます」


ふむ…ミスラ先輩は、何かふんわりとしてますよね。とても優しい顔立ちをされてて、声は少し低めで落ち着く感じです。私と同じように敬語は癖の様で、仲間ですね。


「アリアちゃん、手馴れてますね」


「はい、寮や部活、家でも良く紅茶は淹れてますから」


「道理で。それは楽しみですね」


ミスラ先輩は話しながらも、お茶請けのクッキーを準備してらっしゃいます。て言うか私も平然とお茶淹れてますけど何で生徒会室にティーセット一式とお菓子があるんです?


「先輩、どうして生徒会室にティーセットがあるんですか?」


「それはですね、書類との睨めっこは長時間やるとかなり疲れますし、会議も長期戦になると辛いですからね。その気分転換の方法として、こうやって生徒会室にティーセットやお菓子を常備してあるんです」


「成程」


それは確かに必要ですね。手芸部にあるティーセットも同じような理由で置いてありますし。やはり紅茶やコーヒー、お菓子は気分転換に良いんでしょうね。


「良い匂いだね。お茶会かい?」


「あ、こんにちは会長。アリアちゃんが優秀で説明が早く終わったので、お茶を淹れようと思って。淹れてくれてるのはアリアちゃんですけどね」


会長部活帰りでしょうかね?会長って何部でしたっけ…


「僕は剣術部に入っているよ。アリアは意外と分かりやすいね。僕も紅茶をもらってもいいかな」


「あ、はい」


そんなに分かりやすい顔してました?私。それに何か紅茶を淹れる私を後ろのお2人が何か生暖かい視線で見てくるんですけど何ですか!?


〈〈〈お前ら視線を外せ下さい!!!〉〉〉
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