私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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三章【転校生襲来】

お前らこっちに着いて来んな下さい

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皆様おはようございます。アリア・ローゼリッタです。只今王都にある私がお世話になっている病院に行く為、学園の馬車に揺られている最中です。隣にはミア、正面にはユーリア先生がいます。


「あ、この近くならもう少し行けば本邸が見えるんじゃない?」


「確かに…懐かしいですね…5年くらい前ですか。最後に此処を通ったの」


ローゼリッタ家の本邸は病院に割と近い所にあって、学園から病院に向かう道に本邸があるみたいですね。懐かしいです。


「本邸?」


「はい。アリアの家、ローゼリッタ家はこの近くに本邸があるんですけど…今は少し離れた郊外の場所に住んでるんです」


「私の体調的に静かな場所だけど、病院に通える場所を探してくれまして」


「成程ね。にしても王都の…しかも中心地に本邸とは…ローゼリッタ家は昔は小さな家だったと聞くけど、今はかなり大きい様だね」


貴族はその社交界での影響力…つまりは持っている権力で住む場所が変わっていたりします。地方、郊外、中心地とあって、中心地に住んでいると言うのはかなり大きな権力を持つ事を表しているとお父様が言っていました。今郊外に住んでますけどね。


「近々あるって言われてる五大貴族変動も、ローゼリッタ家が動きそうだね。かなり名前が広がっているんだろう?」


「はい。僕の家もまだ五大貴族には届きませんが、稀に茶会に招かれる時があって…父はその時に高確率でローゼリッタの名前を聞くと言っていました」


「ふぅん…今度、カインに聞いてみようか」


嗚呼…五大貴族の事情1番知ってそうな人…て言うか五大貴族のお茶会とかあったんですね。疲れそうと言いますか。何と言いますか…


「あ、見えたよ。アリア」


「懐かしい…お庭とかまだ綺麗にしてくれているんですね」


「へぇ…大きいね…そうだ、アリアの体調に問題が無ければ帰りに寄る?1日休みを貰えたし私もローゼリッタ家の本邸は気になるんだ」


え…本邸にですか…私は構いませんが…誰か、は居ますね。絶対。何か本邸を出る時、いつでも帰ってきて下さいって言われましたし。


「私も時間があるなら」


「アリアが良いなら僕も賛成です。でもまずアリアはきちんとお医者様に診て貰う事」


「分かってますよ」


病院に行くのも学園入学以来ですね。先生にも怒られそうです。でもきちんと入学するからあんまり来れなくなるって説明しましたし…大丈夫だと信じたいですね。


「熱は昨日下がったのが幸いだね。それに、本邸で休んで行った方がアリアの体にも負担が掛からないから」


「…そうですね。アリア、体は疲れてるから油断しない事」


何か私凄い守られてませんか?可笑しいです。この立ち位置本来はマギィでしょう?何で私が此処に居てマギィは学園なんですかね??


〈〈〈お前らこっちに着いて来んな下さい!!〉〉〉
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