私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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三章【転校生襲来】

お前らその目でこっち見んな下さい

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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。会長と副会長の疲労がピークに達している感じなので、私が庶務を片付けています。先程のドードリアさんとのお話で一気に精神削られてるみたいですね…


「そう言えば、ドードリアさん怒ったご様子でしたけど…どうかしたんですか?」


「どうやら彼女の地雷を踏んだらしくてね。アリアの嘘の情報ばかりを流すから、思わず言い返したらああなってしまった」


「沸点がよく分からん奴だったな」


成程、私の話題だけであの人そこまで怒るんですか…何故?いや本当に何で?


「一度、姉妹校の方にも連絡を取ってみるよ。彼女、そっちの方からの転校生だからね。それに、交流会の時の練習だと思えば良い」


「その手があったか。だが平気なのか?あっちの学校はエトワリアを毛嫌いしていると聞いてるが」


「その時は僕の名前で押し通すよ」


流石は現五大貴族、オズベル家の長男…名前で押し通せるとは…


「ノスタリア家とオズベル家…つまりは僕とカミュがエトワリア、他の子どもが姉妹校に行く事で均衡を保ってたんだけど…何で来たのか、不思議なんだよね。普通の貴族、庶民ならまだしも五大貴族の子となると、転校が難しくなるから…父さんにも聞いてみようかな」


「上の方の貴族は大変だな。最近話題に上がっている変動が関係あるのか?」


「多分ね。それに、落ちるのはドードリア家だって言われてるよ。ドードリア家は最近勢いが落ちてるし、何なら今はフォーカス家とローゼリッタ家の方が群を抜いて名前が大きくなってる。ローゼリッタ家の勢いは異様だし」


異様って言われてますよ私の家。確かにお父様商談張り切ってますし、お母様もいつにも増して精を出してらっしゃいます。多分これからもっと増やすんじゃないですかね?テオの社会見学として。


「まあそれも後々分かる事だね。多分遠く無い内に現五大貴族とさっき名前を出した2つの家が呼ばれるよ。嫌だね。王宮は無駄に肩が凝るから」


「そう言えるのは会長だからですね。僕達みたいな貴族だと、殆ど王宮に入れる機会はないですから」


「行くものじゃないよ」


王宮…会長も呼ばれるって事は私とかミアも呼ばれるんですかね?どう言う仕組みなんでしょうか…


「気になるかい?アリア」


「え?あ、はい。少し」


「そうだね。アリアも他人事じゃない。五大貴族と呼ばれる5つの家には、変動期があって、数十年に1回なんだけど、今年がその年。五大貴族は国王が大きな成果を挙げた貴族、当主の人柄、まあ色々考慮して決めるんだけど、その新五大貴族の就任式って言えば良いのかな、それには現当主と次期当主の出席が定められてるんだよ。だからアリアも呼ばれる筈だよ」


あ、行きたく無い…でもまさか変動にローゼリッタの名前が並べられるなんて、数年前までは想像すらしてませんでしたよ。何かミスラ先輩と副会長から称賛的な目を向けられてますし…


〈〈〈お前らその目でこっち見んな下さい!!〉〉〉
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