私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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三章【転校生襲来】

お前ら余計な事するな下さい

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皆様おはようございます。アリア・ローゼリッタです。学園祭2日目、昨日と同じ…いえ、もしかしたら昨日よりも忙しい朝を迎えております。


「あの、此れが欲しいんですが…」


「指輪ですね。少々お待ち下さい」


私は、部活の方の売店の店番をしています。此処は基本ワンオペですね。大変ですが、1番楽かもしれません。


「お待たせ致しました。商品にお間違いはありませんか?」


「…はい、大丈夫です!」


「ありがとうございました」


紙袋を持って嬉しそうに教室を出て行くお客様の他にも、数人の人達が展示のドレスや売っているアクセサリーを見ています。今日の動き方は…此処が終わったら見回りの後にクラスに戻り、その後に生徒会、後夜祭の準備…長い1日になりそうですね…


「あれ、此処昨日は見ませんでしたね」


「何の出し物?」


「手芸の展示とアクセサリーの販売だそうですよ」


2つの声に私の顔が歪むのが分かりました。今日も来ていらっしゃる…エストレラの方々…


「おや昨日の。おはようございます」


「…おはようございます…」


朝から面倒事はごめん何ですが…でもまあこのお2人なら大丈夫ですかね…


「アンタ1人?」


「はい、此処は其処まで忙しくありませんからね」


「ふぅん」


貴方から聞いたのに随分つまらなそうな反応されますね…何故ですか。


「…あ、これ…」


「へぇ、綺麗ですね。蝶のネックレス…ですか?」


「あ、私が作った物ですね。北の地域に生息している蝶を参考に作っているんです。羽が大きくてアクセサリーには良い形をしてるんですよね。冬にしか見られない珍しい蝶です」


私的にも結構良い出来だと思っています。先輩方にも中々好評でしたし。エンニアさんはずっと難しい表情してますが…


「男でも普段使いしやすそうな物多いですね。僕も何か買ってこうかな」


「是非。手芸部員の力作達です」


ケンシェルさんはアクセサリーを見比べて悩んでおり、エンニアさんはずっと蝶のネックレスを手に取って見つめていました。そんなに気になります?それ。


「僕はネックレスとイヤーカフかな…ノエルはどうすんの?」


「…これ2つ」


エンニアさんは、青と緑の蝶のネックレスを私に差し出しました。婚約者さんとかとお揃いにするんですかね?可愛らしい…


「ありがとうございます。お2人とも袋は別々の方がよろしいですか?」


「一緒で大丈夫ですよ。ふむ…此処のアクセサリー、リュール先輩が好きそうですね…宣伝しとこ」


「ねぇ、アンタ後夜祭出るの?」


そう言えば、エストレラの方々は一応ゲストと言う形になっているので、後夜祭も出て良いんでしたっけ。すっかり忘れてました…


「はい。生徒会ですし」


「そう…じゃ、精々頑張れよ」


「…すみません、アイツ可愛くなくて…店番頑張って下さい」


エンニアさんを追い掛ける様にケンシェルさんが教室を出て行きました。さっき、宣伝しとこって言ってましたねあの人…もしかしてまた会わないといけないですか?私…


〈〈〈お前ら余計な事するな下さい!!!〉〉〉
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