私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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三章【転校生襲来】

お前ら一回停戦しろ下さい

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皆様おはようございます。アリア・ローゼリッタです。先程、話し合いが終わったと思っていたのですが、会長は納得していない様子で、立ち去ろうとはしませんでした。


「勝手に話を進めて貰っては困るよ。アリアは此方の大事な生徒だし、何より僕達が彼女が其方に行く事を認めない」


「…ほう」


「それに、何かあった時に君達じゃ対象出来ないだろう?」


会長の一言にエストレラの方々が固まり、再び嫌になる程の険悪な空気が流れ込みました。殺気出してる方居ません?


「貴様、我々を侮辱しているのか」


「そうじゃないさイルミア君。事実を述べたまでだよ」


「ムカつく態度だなぁ…アンタ等より、オレの方がよっぽどアーちゃんの事分かってるし」


エンニアさん!?謎のマウント止めていただいても良いですかね?それに、この前まで私の事アンタとかお前って呼んでたのに、昨日からアーちゃん呼びが定着しています…


「…ずっと気になってたんだけど、この人何でアリアの事アーちゃんって呼んでるの?」


「昔、まだオレ達がチビの頃、偶然会ったんだよ。その時にオレはアーちゃん、アーちゃんはノエちゃんって呼び合ってた訳。な?アーちゃん」


「揶揄いたいって言う魂胆が見え見えですよ。エンニアさん」


私がそう言うと、エンニアさんが不機嫌そうに眉を顰めて、私の前に立ちました。え、近くないですか?


「ノエルって呼べ」


「え?」


「名前で呼ばないなら、アンタの事帰さないけど」


脅されてません?本当に腕掴んで来て離さないんですけどこの人…!


「こらこら、オレ達みたいな紳士がやる事じゃないよ~ノエル」


「…呼んで」


「…分かりました。ノエル」


私が諦めた様に素直に名前を呼ぶと、ノエルは嬉しそうに笑って、掴んでいた腕を離しました。なんて言うか…可愛い…


「て言うかコイツ何な訳?アーちゃんに凄い馴れ馴れしいんだけど」


「私はアリアの幼馴染だし!何なら貴方より私とミアの方がアリアの事知ってるから!」


「は?」


あ…こっちでも喧嘩が勃発しました。彼方では会長とベルドレッドさん達が火花を散らしていますし、此方はマギィとノエルが火蓋切りそうです。


「てか何?女二人と幼馴染なのか?アーちゃんは」


「ミアは男の子だから!それ本人に言ったらブチ切れるから絶対止めて」


「へぇ…男なんだ」


あ、あのノエルさん…目がとても…それはとても怖いんですけれど…後痛い痛い!また腕掴んで来たんですけど!


「…じゃあやっぱ、アリア渡すわけにはいかないわ」


「ノエル…呼び方…」


「オレだけ名前で呼べないの不公平じゃん」


嗚呼…マギィとノエルまでも火花を散らし始めました。あ、ケンシェルさんも傍観してます…取り敢えず…どうしましょうか…


〈〈〈お前ら一回停戦しろ下さい!!!〉〉〉
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