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幕間【五大貴族会議】
お前ら恨むなら自分を恨んどけ下さい
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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。無事に私は茶葉を買えまして、今は中で茶器の受け取りをしている会長と、顔馴染みの方に声を掛けられて、今はその方の所に行っているシュテル先輩をお店の外で待っています。会長とマッカートニーさんにも、積もる話があると思いますからね。
「良いお買い物が出来ました…ついつい買い過ぎてしまいましたね…」
ずっしりと重みのある袋には、沢山の種類の茶葉と茶器が入っています。お父様の好きそうなコーヒー豆も買ってしまいました。でも、偶には良いですよね。普段あまりお金を使う機会はありませんし…
「ねえ」
「…あれ、無視?」
「ねえってば」
肩に置かれた手の方向を見てみると、見知らぬ男性2人が、私に声を掛けていた様でした。全く知らない声だったので、私とは思わずに無視してしまいました。申し訳ないですね。
「何か御用ですか?」
「御用って言うか、君が1人だったからさ。暇なのかな~って思って」
「暇なら僕達と遊ばない?この辺詳しいよ」
…ナンパ…ですか…?しかし、服装や身に付けている装飾品を見る限り貴族の方だと思われます。貴族の方が…ナンパ…?
「すみません、人を待っていますので」
「こんな可憐なレディを1人で待たせるなんて碌な奴じゃないよ」
「それに君も暇でしょ?どう?」
どうと言われましても…断ってるじゃないですか…ナンパってこんなに面倒な物だったんですか?前世から全く縁がないので知りませんでした。
「いやあの…すぐに戻って来ますので」
「良いじゃないか。きっと僕達と来た方が楽しいよ」
「本当に困ります…!」
遂に手を取られて、私は軽くパニックになりながら拒否してるんですが、相手の方達が全く持って聞く耳を持ってくれません。え、力強い…!
「おい、レディに乱暴するのは紳士として頂けないな」
「先輩…!?」
「すまないアリア。1人にしてしまって…怖かったろう」
私が引っ張られた瞬間に、シュテル先輩が男性の手首を掴み上げて、守る様に前に立ってくれました。た、助かった…
「…何だい君は」
「彼女の連れだ。随分とお世話になった様で」
「こんな可愛らしい子を1人にするとは…神経を疑うな」
引き下がって下さいよ!何で言い合いに発展してんですか…!シュテル先輩も食い付かないで下さい!
「そんな可愛いらしい子を無理矢理に連れて行こうとしていたのは何処の誰かな」
「遅いぞ、オズベル」
「すみません」
あああ…会長まで参戦してしまいました…何か…男性方、怖かったですが…御愁傷様です。
〈〈〈お前ら恨むなら自分を恨んどけ下さい〉〉〉
「良いお買い物が出来ました…ついつい買い過ぎてしまいましたね…」
ずっしりと重みのある袋には、沢山の種類の茶葉と茶器が入っています。お父様の好きそうなコーヒー豆も買ってしまいました。でも、偶には良いですよね。普段あまりお金を使う機会はありませんし…
「ねえ」
「…あれ、無視?」
「ねえってば」
肩に置かれた手の方向を見てみると、見知らぬ男性2人が、私に声を掛けていた様でした。全く知らない声だったので、私とは思わずに無視してしまいました。申し訳ないですね。
「何か御用ですか?」
「御用って言うか、君が1人だったからさ。暇なのかな~って思って」
「暇なら僕達と遊ばない?この辺詳しいよ」
…ナンパ…ですか…?しかし、服装や身に付けている装飾品を見る限り貴族の方だと思われます。貴族の方が…ナンパ…?
「すみません、人を待っていますので」
「こんな可憐なレディを1人で待たせるなんて碌な奴じゃないよ」
「それに君も暇でしょ?どう?」
どうと言われましても…断ってるじゃないですか…ナンパってこんなに面倒な物だったんですか?前世から全く縁がないので知りませんでした。
「いやあの…すぐに戻って来ますので」
「良いじゃないか。きっと僕達と来た方が楽しいよ」
「本当に困ります…!」
遂に手を取られて、私は軽くパニックになりながら拒否してるんですが、相手の方達が全く持って聞く耳を持ってくれません。え、力強い…!
「おい、レディに乱暴するのは紳士として頂けないな」
「先輩…!?」
「すまないアリア。1人にしてしまって…怖かったろう」
私が引っ張られた瞬間に、シュテル先輩が男性の手首を掴み上げて、守る様に前に立ってくれました。た、助かった…
「…何だい君は」
「彼女の連れだ。随分とお世話になった様で」
「こんな可愛らしい子を1人にするとは…神経を疑うな」
引き下がって下さいよ!何で言い合いに発展してんですか…!シュテル先輩も食い付かないで下さい!
「そんな可愛いらしい子を無理矢理に連れて行こうとしていたのは何処の誰かな」
「遅いぞ、オズベル」
「すみません」
あああ…会長まで参戦してしまいました…何か…男性方、怖かったですが…御愁傷様です。
〈〈〈お前ら恨むなら自分を恨んどけ下さい〉〉〉
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