私の平穏ライフをお返しやがれください!!

瑠璃川翡翠

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四章【不穏な姉妹校交流会】

お前ら表情筋動かせ下さい

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皆様おはようございます。アリア・ローゼリッタです。私達生徒会はエストレラ学院の学院祭を視察すべく、2泊分の荷物を持って馬車に揺られています。


「遂にこの日が来たか…」


「仮病使ってでも休みたかった…」


「フィアったら。そんな事してはいけませんからね」


ズーンと沈んでいる副会長とフィア先輩。そしてそれを宥めつつ目が死んでいるミスラ先輩。そして怖いくらいに笑顔の会長に、真顔の私と言うカオスなメンバーです。


「あっちに着いたら、兎に角隙を見せない事。それとアリアはエストレラに勧誘されているからより気を付けてくれ。はあ…ベルドレッドだけでも面倒なのに、生徒会メンバーに王劉にまで目を付けられてるなんてね…」


「大層なメンバーだな。気をつけろよアリア」


「アリアは本当に休ませた方が良かったんじゃ無い?しつこい勧誘の事もあるけど、勉強面だって、色々重なり過ぎて追い付かなくなってない?」


そうなんですよね。生徒会だけで無く五大貴族会議の事や、体調面があり最近漸く授業に復帰したと思ったらこれです。しかし、1年生の範囲であれば問題は無いでしょう。


「大丈夫です。エトワリアの範囲であれば3年生の前半くらいまでであれば頭に入っていますから」


「すっご」


「凄いですね、アリアちゃん」


そんな風に褒められると照れてしまいますね。あ、そう言えば生徒会メンバーが丁度揃っている此処なら私が前から気になっていた事が聞けるかもしれません。


「あの、会長」


「何だい?」


「前に会長は私が生徒会へと入った時、異例の1年生メンバーだと言いました。けれど、ミスラ先輩とフィア先輩は2年生ですよね。そうなると、先輩達は1年生の頃から生徒会に居た事になるんじゃないですか?」


そう。これが私が疑問に思っていた事です。ずっと違和感には感じていたのですが、聞く機会を逃していました。


「嗚呼。それには前期の生徒会が深く関わっていてね。実は前期の生徒会は大半が卒業生が占めていた。その中で正式に引き継がれたのが僕とイリヤの二人。それで1年生が入る直前に急遽選挙を開いて選ばれたのがミスラとフィアなんだ」


「僕が選挙でフィアが推薦で選ばれたんです。だから、どっちもトップだったアリアちゃんは凄いねと話していたんですよ」


「本来生徒会は5人以上で回すつもりだったんだけど…今回は1人って思ったのが迂闊だったね。こんなに忙しくなるならもう2人は入れておくべきだったよ」


成程…人員不足は其処から来ているんですね。にしても卒業生ですか…一回会ってみたいかもしれません。ですが、まずは視察…なんですけれど…皆さん顔死に過ぎじゃ無いですか?


〈〈〈お前ら表情筋動かせ下さい!!!〉〉〉
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