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四章【不穏な姉妹校交流会】
お前ら絶対に勘繰るな下さい
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皆様こんにちは。アリア・ローゼリッタです。宿泊するホテルに荷物を置き、そのままの足でエストレラ学院へとやって来ました。矢張り、貴族しか受け入れていないのもあり、エトワリアよりも豪華な造りになっている様です。
「来ちゃったよ…」
「3日だ。3日耐えろ」
門の前に立っているだけで、副会長とフィア先輩はこの世の終わりの様な顔をしてらっしゃいます。本来であれば2日でお役御免なのですが、予想外にも先程のホテルで、学院祭が終わった際に交流会の打ち合わせをしなければならなくなりまして。
「帰りたいです…」
「僕も同じ気持ちだよミスラ」
本来であれば1泊で事足りる宿泊でしたが、学院祭の後に馬車で帰るとなると、かなり遅くになってしまう為、学園が配慮して2泊になったんですが…その翌日にも予定が入り、皆さんの顔が更に御臨終しております。
「此処でただ立ってても格好の的だね。兎に角入ろうか。そうでなければ始まらない」
「嗚呼。腹を括ろう」
「まずは1日目、ですね」
私の言葉に皆さんが頷いて、一歩踏み出した会長の後に続きます。重厚感のある大きな門は開け放たれ、溢れんばかりの人が学院の中に居ます。が…
「全員貴族の方ですね」
「そうだね。幾ら学院を開放してるって言ってもやっぱり庶民は受け付けないみたい。はあ…場違い感ヤバい」
「それに、貴族の中でも爵位が高い方々なのが見て分かります。僕もこんな所は生徒会に入っていなければ一生来なかったと思います」
あ、そう言えば毎年この時期にお父様宛てに届いていたエストレラ学院からのお手紙はこれの招待状だったのでしょうか。黒い封筒が印象的で、まだ記憶に残っています。
「招待状を拝見致します」
「嗚呼、5人分だ」
「かしこまりました」
受付の方に、会長が5つの封筒を差し出しました。真っ黒な封筒には金色の紋章が入っており、その紋章はこの学院の至る所にあります。しかも1人1人の宛名入りです。豪勢ですね。
「エトワリア学園の生徒会の皆様ですね。お待ちしておりました。本日より2日間、エストレラ学院での学院際をどうぞお楽しみ下さい」
「ありがとう」
「では、入口へ」
1人1人に招待状が返され、1枚のカードも渡されました。これまた真っ黒…ゲストカードと金字で書かれていますね。
「其方は、特別なゲストであると言う証でございます。なので、どうか無くさずにお持ち下さいませ」
「分かりました。ありがとうございます」
私がお礼を言うと、受付の方が一層深く笑みを浮かべました。え、何故?
「アリア・ローゼリッタ様。招待状内に、会長より言伝を預かっております。どうぞお1人の時にご確認を」
「えっ」
耳元で囁かれ咄嗟に振り返ると、その方は既に受付業務に戻ってらっしゃいました。それにしても言伝、ですか…
「アリア、行くぞ」
「あ、はい」
取り敢えず、1人の時に見ろと言う事ですが…この人達に隠し事してバレないかが心配です。
〈〈〈お前ら絶対に勘繰るな下さい!!〉〉〉
「来ちゃったよ…」
「3日だ。3日耐えろ」
門の前に立っているだけで、副会長とフィア先輩はこの世の終わりの様な顔をしてらっしゃいます。本来であれば2日でお役御免なのですが、予想外にも先程のホテルで、学院祭が終わった際に交流会の打ち合わせをしなければならなくなりまして。
「帰りたいです…」
「僕も同じ気持ちだよミスラ」
本来であれば1泊で事足りる宿泊でしたが、学院祭の後に馬車で帰るとなると、かなり遅くになってしまう為、学園が配慮して2泊になったんですが…その翌日にも予定が入り、皆さんの顔が更に御臨終しております。
「此処でただ立ってても格好の的だね。兎に角入ろうか。そうでなければ始まらない」
「嗚呼。腹を括ろう」
「まずは1日目、ですね」
私の言葉に皆さんが頷いて、一歩踏み出した会長の後に続きます。重厚感のある大きな門は開け放たれ、溢れんばかりの人が学院の中に居ます。が…
「全員貴族の方ですね」
「そうだね。幾ら学院を開放してるって言ってもやっぱり庶民は受け付けないみたい。はあ…場違い感ヤバい」
「それに、貴族の中でも爵位が高い方々なのが見て分かります。僕もこんな所は生徒会に入っていなければ一生来なかったと思います」
あ、そう言えば毎年この時期にお父様宛てに届いていたエストレラ学院からのお手紙はこれの招待状だったのでしょうか。黒い封筒が印象的で、まだ記憶に残っています。
「招待状を拝見致します」
「嗚呼、5人分だ」
「かしこまりました」
受付の方に、会長が5つの封筒を差し出しました。真っ黒な封筒には金色の紋章が入っており、その紋章はこの学院の至る所にあります。しかも1人1人の宛名入りです。豪勢ですね。
「エトワリア学園の生徒会の皆様ですね。お待ちしておりました。本日より2日間、エストレラ学院での学院際をどうぞお楽しみ下さい」
「ありがとう」
「では、入口へ」
1人1人に招待状が返され、1枚のカードも渡されました。これまた真っ黒…ゲストカードと金字で書かれていますね。
「其方は、特別なゲストであると言う証でございます。なので、どうか無くさずにお持ち下さいませ」
「分かりました。ありがとうございます」
私がお礼を言うと、受付の方が一層深く笑みを浮かべました。え、何故?
「アリア・ローゼリッタ様。招待状内に、会長より言伝を預かっております。どうぞお1人の時にご確認を」
「えっ」
耳元で囁かれ咄嗟に振り返ると、その方は既に受付業務に戻ってらっしゃいました。それにしても言伝、ですか…
「アリア、行くぞ」
「あ、はい」
取り敢えず、1人の時に見ろと言う事ですが…この人達に隠し事してバレないかが心配です。
〈〈〈お前ら絶対に勘繰るな下さい!!〉〉〉
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