11 / 44
第四章
Chapter.11 作戦A
しおりを挟む
作戦A
夜になり、幸来紗と一日観光した美智はホテルに戻った。
「ただいま、みんな」
「おかえり、みっちー」、「おかえり」智成に続いて周人が言う。
三人はホテルのレストランで腰を下ろした。
「あれ、ゆってぃは?」
「下痢して寝込んでる。少しでも動くと出てきちゃうってさ」
智成は、少し笑いながら言う。
「あら、お気の毒。とりあえずお腹すいたから、なんか注文しようよ。結果報告はゆってぃがいる時の方がいいでしょ」
三人がカレーを食べていると、友杏が降りてきた。顔はゲッソリしている。
「友杏さん、大丈夫ですか?」周人が心配そうに訊ねる。
「今はなんとかね。もう、最悪だわ。入れたものがそのまま出ていく……」
友杏はチャイを注文し、四人は本題に入る。
「それで、どうだった? みっちー」智成は待ち遠しそうに訊ねる。
「いや、いや、やっぱり無理だよ。そもそも、まだ信じてないもん。でも、あの手紙は渡しておいたから、この後、スムーズに信じてくれればいいけど」
「あの手紙を見れば信じるよ。もうちょっと気長に待とう」
友杏はお腹をおさえながら、チャイをすする。
「そんな、いきなり信じられるような話じゃないしな」智成が言うと、周人が
「想定内だよ」と続いて言う。
「話した感じ、周人くんを愛したとしても、幸来紗を説得するのも、思ってたより難しいかも。あの子自身が相当リベラルだから。そして、お父さんは更にリベラル。更に難題だよ」
「ちゃんと話をすれば分かってくれるんじゃないかな?」周人が言うと、
「それが本当に愛する人の言う事なら可能かもね」と美智は周人を上目遣いで見る。
「未来の話は多分信じると思うから、今は反応を待ちましょう。時間はあるからさ、焦らず確実に任務を遂行していこうよ」友杏が言うと、三人は頷く。
幸来紗は宿舎に帰ると、美智からもらった手紙を開けた。
『親愛なる幸来紗へ。突然、変なこと言ったから、びっくりしたでしょ。頭がおかしくなったんじゃないかって思ったでしょ? 安心して。私は大丈夫だから。とても信じられることじゃないのは分かるんだけど、本当のことなの。下に明日から一週間、世界中で起こる出来事(松田さんから聞いた情報)を書いておくね。信じられないと思うけど、当たるから確認してみて欲しい。なんか、信じさせようとしてるみたいで押しつけがましくてごめんね』
そう書かれた後には、世界中で一週間以内に起こる出来事が書いてある。幸来紗はため息をついて、手紙をしまった。
翌日の夜、幸来紗は宿舎のパソコンでネットニュースを開いた。手紙に、その日の起こることは、『テロ組織○〇○が人質34人を解放』と書かれていた。
幸来紗は同じ記事を探すと目を見開いた。
「当たってる……。もう嘘でしょ」とつぶやく。
―偶然かも、テロ組織○○○が人質を解放しそうな気配はあった。でも、人数まで当たるなんて。
翌日の夜も、幸来紗はニュースを確認する。手紙には『山口県の保育園で、保育士が園児に刃物を向ける。保育士はしつけのためだったと供述』と書かれてあり、またも、幸来紗は同じ内容のニュースを発見する。
―もう、なんなの。こんな小さなニュースまで。
九日目、幸来紗は休みで、美智のホテルを訪ねた。周人は幸来紗がホテルに入るところを偶然見かけるが、気づかれないように隠れる。美智はホテルのレストランで座って待っていると、幸来紗が入ってきて、テーブルを挟んで腰を下ろす。
「おはよう。幸来紗」
「おはよう。なんか、いいホテルに泊まってるじゃん!」
「うん、思っていたよりインドの物価が安かったから奮発しちゃった。ベトナムなんかでは、一泊、千円もしない安宿ばっかり泊ってたのにね。幸来紗、お嬢さんなのに、いいホテルに泊まったらその国らしさが分からないよ、とか言っちゃって、まったく贅沢しようとはしなったよね」
「そうだったね」二人は昔を懐かしみ笑った。
「そんなことより、なんなのあの手紙。当たってるじゃん!」
幸来紗は、少し興ざめした表情に変わった。
「ごめん。びっくりしたよね。でも、確実に信じるかなって思って」
「あんなの当てられたら、信じざるを得なくなっちゃうよ。それで、今日は千葉県で工場火災があるって?」
「そうだっけ、もうニュースで出てるかな? 日本は1時くらいか」
美智はスマホで検索する。
「ビンゴ!」美智は、指を鳴らしながら言う。
「やっぱり当たってるんだ…… はいはい、分かった。もう信じますよ」
「信じられないと思うけど、この間、私が話したこともすべて真実なんだよ」
幸来紗は、まだ完全には頭が整理できていないような様子だ。
「とりあえず、ご飯食べようよ。ここのカレー、けっこう美味しいよ」
美智は、幸来紗の心境に配慮して、リラックスさせようとする。
カレーを食べ終わり、チャイを飲んでいると、幸来紗から話を切り出す。
「それでさ、この間、国防を強化するべきだって、美智は言ったじゃん。もっと具体的には何か考えがあるの?」
「そうだな…… 国家予算に対する国防費の割合を上げるとか…… あと、美智は反対しそうだけど、核保有するとか」美智は、喉が詰まる感じがしたが、核の話題を出した。
「えっ、核保有? そんなの絶対にダメだよ。私、ひいおばあちゃんを原爆で亡くしてるの知ってるでしょ? お父さんから見たら祖母を亡くしたんだよ。原爆を憎んでる超核反対派だよ」
「う、うん、そうだよね…… でもね、幸来紗、歴史を見ると、核が開発されてから戦争の頻度は減って、犠牲者も減ってるみたいだよ。核抑止力で核を持ってる国に対しては攻撃できないって」
「……そうなんだ。でも、それには賛成できないな。あと、国防を強化すればいいっていうのも、コンチャウとかの敵対心を煽ると思うよ。少なくともお父さんはそう考えていて、絶対に折れないと思う。私は小さい頃から、その思想をさんざん言い聞かされて育った。洗脳もあるかもしれないけど、私も同じ考えだから」
幸来紗は拒否感を抱いているような反応をする。
「うん、分かった。あの歴史書、あの後も読んだ?」
「あの手紙の事件が当たっているのを知った後、読み直したけど、妙に説得力あるよね。……もう、美智のこと信じているから。美智があんな話をし始めた時は、本当に頭がおかしくなっちゃったと思って心配したんだよ」
幸来紗は安堵の表情を浮かべる。
「ありがとう。まあ、考え変わったら言ってね」
「そうだ、学校の責任者に、手伝ってくれる友達がいるんだけど、って伝えたら、週に3日くらいまでなら問題ないって、私の英語の授業の助手でもいいし、レクリエーションをやるとか、何か日本の遊びとか教えてあげてもいいって」幸来紗は、話を切り替える。
「本当? 少し緊張するけど、いっちょやってみるかな」美智は、調子に乗って言う。
「幸来紗、この後、どうする? また、どこか案内してよ」
「そうだね、じゃあ行こうか。死体が焼けていくところ見てみたい? ガンジス河で見れるよ」
「本当に? それは貴重な体験だな。行こう。行こう」
二人はホテルを後にした。
夕方、美智はホテルに戻り、四人はミーティングするためにレストランに集まる。
「朝、幸来紗ちゃんがホテルに来た時さ、見かけたよ。見つからないように、すぐ隠れたけど」
周人が美智に知らせる。
「まだ、君たちはインドに来ていないことになってるからね。気を付けて。……それで、みっちー、幸来紗ちゃんはどうだった?」友杏が訊く。
「完全に私の話は信じたけどね。でも、やっぱ無理だよ。もうちょっと押そうと思ったけど、説得させられるだけの知識もないし、やめといた」
ひとりだけの力じゃ無理だと、美智は、ほぼあきらめている。
「押さないでいいよ。こんな非現実的な話、あんまり押すとパニクる恐れがあるでしょ」智成は言う。
「そうか……、じゃあ、次のステップに移行しますか」
本腰を入れるように言う友杏に対し、三人は小さく頷いた。
夜になり、幸来紗と一日観光した美智はホテルに戻った。
「ただいま、みんな」
「おかえり、みっちー」、「おかえり」智成に続いて周人が言う。
三人はホテルのレストランで腰を下ろした。
「あれ、ゆってぃは?」
「下痢して寝込んでる。少しでも動くと出てきちゃうってさ」
智成は、少し笑いながら言う。
「あら、お気の毒。とりあえずお腹すいたから、なんか注文しようよ。結果報告はゆってぃがいる時の方がいいでしょ」
三人がカレーを食べていると、友杏が降りてきた。顔はゲッソリしている。
「友杏さん、大丈夫ですか?」周人が心配そうに訊ねる。
「今はなんとかね。もう、最悪だわ。入れたものがそのまま出ていく……」
友杏はチャイを注文し、四人は本題に入る。
「それで、どうだった? みっちー」智成は待ち遠しそうに訊ねる。
「いや、いや、やっぱり無理だよ。そもそも、まだ信じてないもん。でも、あの手紙は渡しておいたから、この後、スムーズに信じてくれればいいけど」
「あの手紙を見れば信じるよ。もうちょっと気長に待とう」
友杏はお腹をおさえながら、チャイをすする。
「そんな、いきなり信じられるような話じゃないしな」智成が言うと、周人が
「想定内だよ」と続いて言う。
「話した感じ、周人くんを愛したとしても、幸来紗を説得するのも、思ってたより難しいかも。あの子自身が相当リベラルだから。そして、お父さんは更にリベラル。更に難題だよ」
「ちゃんと話をすれば分かってくれるんじゃないかな?」周人が言うと、
「それが本当に愛する人の言う事なら可能かもね」と美智は周人を上目遣いで見る。
「未来の話は多分信じると思うから、今は反応を待ちましょう。時間はあるからさ、焦らず確実に任務を遂行していこうよ」友杏が言うと、三人は頷く。
幸来紗は宿舎に帰ると、美智からもらった手紙を開けた。
『親愛なる幸来紗へ。突然、変なこと言ったから、びっくりしたでしょ。頭がおかしくなったんじゃないかって思ったでしょ? 安心して。私は大丈夫だから。とても信じられることじゃないのは分かるんだけど、本当のことなの。下に明日から一週間、世界中で起こる出来事(松田さんから聞いた情報)を書いておくね。信じられないと思うけど、当たるから確認してみて欲しい。なんか、信じさせようとしてるみたいで押しつけがましくてごめんね』
そう書かれた後には、世界中で一週間以内に起こる出来事が書いてある。幸来紗はため息をついて、手紙をしまった。
翌日の夜、幸来紗は宿舎のパソコンでネットニュースを開いた。手紙に、その日の起こることは、『テロ組織○〇○が人質34人を解放』と書かれていた。
幸来紗は同じ記事を探すと目を見開いた。
「当たってる……。もう嘘でしょ」とつぶやく。
―偶然かも、テロ組織○○○が人質を解放しそうな気配はあった。でも、人数まで当たるなんて。
翌日の夜も、幸来紗はニュースを確認する。手紙には『山口県の保育園で、保育士が園児に刃物を向ける。保育士はしつけのためだったと供述』と書かれてあり、またも、幸来紗は同じ内容のニュースを発見する。
―もう、なんなの。こんな小さなニュースまで。
九日目、幸来紗は休みで、美智のホテルを訪ねた。周人は幸来紗がホテルに入るところを偶然見かけるが、気づかれないように隠れる。美智はホテルのレストランで座って待っていると、幸来紗が入ってきて、テーブルを挟んで腰を下ろす。
「おはよう。幸来紗」
「おはよう。なんか、いいホテルに泊まってるじゃん!」
「うん、思っていたよりインドの物価が安かったから奮発しちゃった。ベトナムなんかでは、一泊、千円もしない安宿ばっかり泊ってたのにね。幸来紗、お嬢さんなのに、いいホテルに泊まったらその国らしさが分からないよ、とか言っちゃって、まったく贅沢しようとはしなったよね」
「そうだったね」二人は昔を懐かしみ笑った。
「そんなことより、なんなのあの手紙。当たってるじゃん!」
幸来紗は、少し興ざめした表情に変わった。
「ごめん。びっくりしたよね。でも、確実に信じるかなって思って」
「あんなの当てられたら、信じざるを得なくなっちゃうよ。それで、今日は千葉県で工場火災があるって?」
「そうだっけ、もうニュースで出てるかな? 日本は1時くらいか」
美智はスマホで検索する。
「ビンゴ!」美智は、指を鳴らしながら言う。
「やっぱり当たってるんだ…… はいはい、分かった。もう信じますよ」
「信じられないと思うけど、この間、私が話したこともすべて真実なんだよ」
幸来紗は、まだ完全には頭が整理できていないような様子だ。
「とりあえず、ご飯食べようよ。ここのカレー、けっこう美味しいよ」
美智は、幸来紗の心境に配慮して、リラックスさせようとする。
カレーを食べ終わり、チャイを飲んでいると、幸来紗から話を切り出す。
「それでさ、この間、国防を強化するべきだって、美智は言ったじゃん。もっと具体的には何か考えがあるの?」
「そうだな…… 国家予算に対する国防費の割合を上げるとか…… あと、美智は反対しそうだけど、核保有するとか」美智は、喉が詰まる感じがしたが、核の話題を出した。
「えっ、核保有? そんなの絶対にダメだよ。私、ひいおばあちゃんを原爆で亡くしてるの知ってるでしょ? お父さんから見たら祖母を亡くしたんだよ。原爆を憎んでる超核反対派だよ」
「う、うん、そうだよね…… でもね、幸来紗、歴史を見ると、核が開発されてから戦争の頻度は減って、犠牲者も減ってるみたいだよ。核抑止力で核を持ってる国に対しては攻撃できないって」
「……そうなんだ。でも、それには賛成できないな。あと、国防を強化すればいいっていうのも、コンチャウとかの敵対心を煽ると思うよ。少なくともお父さんはそう考えていて、絶対に折れないと思う。私は小さい頃から、その思想をさんざん言い聞かされて育った。洗脳もあるかもしれないけど、私も同じ考えだから」
幸来紗は拒否感を抱いているような反応をする。
「うん、分かった。あの歴史書、あの後も読んだ?」
「あの手紙の事件が当たっているのを知った後、読み直したけど、妙に説得力あるよね。……もう、美智のこと信じているから。美智があんな話をし始めた時は、本当に頭がおかしくなっちゃったと思って心配したんだよ」
幸来紗は安堵の表情を浮かべる。
「ありがとう。まあ、考え変わったら言ってね」
「そうだ、学校の責任者に、手伝ってくれる友達がいるんだけど、って伝えたら、週に3日くらいまでなら問題ないって、私の英語の授業の助手でもいいし、レクリエーションをやるとか、何か日本の遊びとか教えてあげてもいいって」幸来紗は、話を切り替える。
「本当? 少し緊張するけど、いっちょやってみるかな」美智は、調子に乗って言う。
「幸来紗、この後、どうする? また、どこか案内してよ」
「そうだね、じゃあ行こうか。死体が焼けていくところ見てみたい? ガンジス河で見れるよ」
「本当に? それは貴重な体験だな。行こう。行こう」
二人はホテルを後にした。
夕方、美智はホテルに戻り、四人はミーティングするためにレストランに集まる。
「朝、幸来紗ちゃんがホテルに来た時さ、見かけたよ。見つからないように、すぐ隠れたけど」
周人が美智に知らせる。
「まだ、君たちはインドに来ていないことになってるからね。気を付けて。……それで、みっちー、幸来紗ちゃんはどうだった?」友杏が訊く。
「完全に私の話は信じたけどね。でも、やっぱ無理だよ。もうちょっと押そうと思ったけど、説得させられるだけの知識もないし、やめといた」
ひとりだけの力じゃ無理だと、美智は、ほぼあきらめている。
「押さないでいいよ。こんな非現実的な話、あんまり押すとパニクる恐れがあるでしょ」智成は言う。
「そうか……、じゃあ、次のステップに移行しますか」
本腰を入れるように言う友杏に対し、三人は小さく頷いた。
20
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる