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藍
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次の日、大学の授業に出席した。
「湊、ちょっとノートの範囲教えてくれない?」
授業が終わり、俺は湊に今までの範囲の勉強を食堂で教わっていた。
すると後ろから誰かが俺の肩をたたいた。俺が振り向くと、
「久しぶりだね。神田くん。」
俺と湊はその姿を見たとき、目を見開いた。
「藍...坂...さん...?」
「そうだよ。久しぶりだね。」
しかも藍坂さんは高校のときの制服を着ていた。
「藍坂さん...なんで...そんな......死んだんじゃなかったのか?」
「私?私が死ぬの?アハハ。そんなバカな話やめてよ神田くん。」
「...でも湊が...」
「あぁ俺は藍坂が死んだことを知ってる。葬式も行ったし...確かなはずだぞ?!」
「え...私、やっぱりホントはここにいたらだめなんだ。」
「そ、そ、そんなことないよ!俺、藍坂さんに会えてめっちゃ嬉しい!」
「そうなんだ。私も神田くんに会えてめっちゃ嬉しい!」
「ってか藍坂、」
「なに?湊くん。」
「お前、何で高校の制服着てるの?」
「え?...あ...ホントだ。何でだろう......」
「何でだろうって自分で着たんじゃないのか?」
「いや、気がついたらこの格好でここにいて...神田くん達を見つけたから。」
「何も覚えてないのか?」
「えっと......私...なんでここにいるんだろう...。」
「え?嘘だろ。ほんとになにも覚えてないのか?昨日は何してたんだ?」
「昨日は......わからない。」
「わからないって...マジかよ。じゃあ悠斗とおんなじじゃんか。」
「神田くんと同じ?同じってどういうこと?」
「実はこいつ...」
「湊、俺から話すよ。」
「そうか。」
「実は俺、記憶が無いんだ。無いって言っても2年分の記憶がぽっかり抜けてる感じでさ。」
「そうだったんだ。でさ、さっき湊くんが言ってた、私が死んだっていうのは...?」
「それは...記憶が無いから俺は詳しいことがわからなくて。だから湊に聞いてくれ。」
「うん。わかった。」
「あ、藍坂さん...」
「なに?神田くん。」
「詳しく話をしたいんだ。だから家に来ないか?」
「わかった!行くよ。」
「じゃあ、授業も終わったから行こう。」
俺は湊と藍坂さんを連れて家に帰った。
家の玄関のドアを開けると、
「おかえり。神田悠斗、藍坂未菜。それと鶴田湊。」
俺の見知らぬ女性が家にいた。そして俺と藍坂さんと湊の名前を言ったのだ。
「湊、ちょっとノートの範囲教えてくれない?」
授業が終わり、俺は湊に今までの範囲の勉強を食堂で教わっていた。
すると後ろから誰かが俺の肩をたたいた。俺が振り向くと、
「久しぶりだね。神田くん。」
俺と湊はその姿を見たとき、目を見開いた。
「藍...坂...さん...?」
「そうだよ。久しぶりだね。」
しかも藍坂さんは高校のときの制服を着ていた。
「藍坂さん...なんで...そんな......死んだんじゃなかったのか?」
「私?私が死ぬの?アハハ。そんなバカな話やめてよ神田くん。」
「...でも湊が...」
「あぁ俺は藍坂が死んだことを知ってる。葬式も行ったし...確かなはずだぞ?!」
「え...私、やっぱりホントはここにいたらだめなんだ。」
「そ、そ、そんなことないよ!俺、藍坂さんに会えてめっちゃ嬉しい!」
「そうなんだ。私も神田くんに会えてめっちゃ嬉しい!」
「ってか藍坂、」
「なに?湊くん。」
「お前、何で高校の制服着てるの?」
「え?...あ...ホントだ。何でだろう......」
「何でだろうって自分で着たんじゃないのか?」
「いや、気がついたらこの格好でここにいて...神田くん達を見つけたから。」
「何も覚えてないのか?」
「えっと......私...なんでここにいるんだろう...。」
「え?嘘だろ。ほんとになにも覚えてないのか?昨日は何してたんだ?」
「昨日は......わからない。」
「わからないって...マジかよ。じゃあ悠斗とおんなじじゃんか。」
「神田くんと同じ?同じってどういうこと?」
「実はこいつ...」
「湊、俺から話すよ。」
「そうか。」
「実は俺、記憶が無いんだ。無いって言っても2年分の記憶がぽっかり抜けてる感じでさ。」
「そうだったんだ。でさ、さっき湊くんが言ってた、私が死んだっていうのは...?」
「それは...記憶が無いから俺は詳しいことがわからなくて。だから湊に聞いてくれ。」
「うん。わかった。」
「あ、藍坂さん...」
「なに?神田くん。」
「詳しく話をしたいんだ。だから家に来ないか?」
「わかった!行くよ。」
「じゃあ、授業も終わったから行こう。」
俺は湊と藍坂さんを連れて家に帰った。
家の玄関のドアを開けると、
「おかえり。神田悠斗、藍坂未菜。それと鶴田湊。」
俺の見知らぬ女性が家にいた。そして俺と藍坂さんと湊の名前を言ったのだ。
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