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戦士の国編
第19話 大量生産体制確立!
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「牛や鶏や豚も、のびのび育てられた方が肉も美味しいからな」
「そうだね」
僕とカズシは話し合った。
スライムにとってはのびのびと生活させた方がいいのだろう。
品質の良い『スライムの欠片』を手に入れたかったら、やっぱり放牧がいいみたい。
「しかし、野放しにすると逃げ出したり、今みたいに管理出来なくなるぞ」
「僕らが24時間見張るのは現実的じゃない。それに放牧となると見張る範囲も広い。だから、代わりにやってくれる人を探そうと思うんだ」
「人は金が掛かるぞ」
「そうだね」
牧場を作るのにだいぶ資金を使ってしまった。
もう無駄遣いは出来ない。
「何も人じゃなくてもいいだろ? 番犬とかでもいいだろ」
「それだ!」
僕は次の日、街に行って犬を10匹買って来た。
カズシが放し飼いにしているスライムを狩っている間に僕は犬をしつけていた。
僕のしつけじゃ犬が言うことを聞かないので、『調教』スキルを持つ人をギルドから雇って来た。
「任せとけ!」
ネスという50歳くらいの調教師のおじさんは、張り切って犬を番犬に育ててくれた。
僕はお金が足りなくなってきたので、船長とサチエに追加でお金をくれないかお願いした。
「追加融資ね」
サチエは10万エン出してくれた。
「将来、儲けさせてくれよ」
船長は50万エン出してくれた。
こうして、番犬に見張られた広大な放牧場で、スライムはのびのびと育った。
餌も見直した。
ただの米じゃなくて、栄養価の高いブランド米にした。
こうして僕のスライムは大量繁殖し、品質の高い『スライムの欠片』をドロップしてくれるようになった。
カズシは一人で一日当たり100匹のスライムを狩ってくれた。
一日当たり1000個の『スライムの欠片』が手に入る。
生産量じゃタケルにまだ勝てない。
だが、僕の『スライムの欠片』はタケルの物に比べて品質が良い。
太陽の下で、餌にこだわり、伸び伸び育てたからだ。
暗いダンジョンの中で土だけ食べて育ったスライムとは物が違う。
その証拠に......
「おおっ! これは素晴らしい!」
質屋に持っていくと、僕の『スライムの欠片』はS級と鑑定された。
品質にはS、A、B、C、Dというランク付けがされていて、タケルの『スライムの欠片』はC、Dという低品質らしい。
「品質が高いと、ポーションの上級、エーテルの素材にもなるんだ」
「へえ!」
今は生産量はタケルには及ばないけど、品質で勝負出来る。
これを安値で大量に売れば、タケルの『スライムの欠片』は売れ残るはずだ。
「問題は、どこにどうやって売るかだろ?」
カズシの問いに、僕は考えた。
「船長に相談してみよう」
つづく
「そうだね」
僕とカズシは話し合った。
スライムにとってはのびのびと生活させた方がいいのだろう。
品質の良い『スライムの欠片』を手に入れたかったら、やっぱり放牧がいいみたい。
「しかし、野放しにすると逃げ出したり、今みたいに管理出来なくなるぞ」
「僕らが24時間見張るのは現実的じゃない。それに放牧となると見張る範囲も広い。だから、代わりにやってくれる人を探そうと思うんだ」
「人は金が掛かるぞ」
「そうだね」
牧場を作るのにだいぶ資金を使ってしまった。
もう無駄遣いは出来ない。
「何も人じゃなくてもいいだろ? 番犬とかでもいいだろ」
「それだ!」
僕は次の日、街に行って犬を10匹買って来た。
カズシが放し飼いにしているスライムを狩っている間に僕は犬をしつけていた。
僕のしつけじゃ犬が言うことを聞かないので、『調教』スキルを持つ人をギルドから雇って来た。
「任せとけ!」
ネスという50歳くらいの調教師のおじさんは、張り切って犬を番犬に育ててくれた。
僕はお金が足りなくなってきたので、船長とサチエに追加でお金をくれないかお願いした。
「追加融資ね」
サチエは10万エン出してくれた。
「将来、儲けさせてくれよ」
船長は50万エン出してくれた。
こうして、番犬に見張られた広大な放牧場で、スライムはのびのびと育った。
餌も見直した。
ただの米じゃなくて、栄養価の高いブランド米にした。
こうして僕のスライムは大量繁殖し、品質の高い『スライムの欠片』をドロップしてくれるようになった。
カズシは一人で一日当たり100匹のスライムを狩ってくれた。
一日当たり1000個の『スライムの欠片』が手に入る。
生産量じゃタケルにまだ勝てない。
だが、僕の『スライムの欠片』はタケルの物に比べて品質が良い。
太陽の下で、餌にこだわり、伸び伸び育てたからだ。
暗いダンジョンの中で土だけ食べて育ったスライムとは物が違う。
その証拠に......
「おおっ! これは素晴らしい!」
質屋に持っていくと、僕の『スライムの欠片』はS級と鑑定された。
品質にはS、A、B、C、Dというランク付けがされていて、タケルの『スライムの欠片』はC、Dという低品質らしい。
「品質が高いと、ポーションの上級、エーテルの素材にもなるんだ」
「へえ!」
今は生産量はタケルには及ばないけど、品質で勝負出来る。
これを安値で大量に売れば、タケルの『スライムの欠片』は売れ残るはずだ。
「問題は、どこにどうやって売るかだろ?」
カズシの問いに、僕は考えた。
「船長に相談してみよう」
つづく
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