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奉仕するのは俺であって、あなたではない
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昨日はマリアンヌ様の股の間で射精してしまった。聖女様の性欲処理で補佐官が射精することももちろんある。もちろんあるが、俺にとっては本当に久々のことだった。
それに何より、ただ擦られ物理的な刺激でやむなく出てしまったというよりは、マリアンヌ様の言葉と声と匂いと身体の柔らかさに反応して出てしまったのだ。つまりは、彼女に反応して射精してしまった。
特定の聖女様に好意を抱くことは、俺のポリシーに反する。平等な仕事ができなくなるのは怖い。
だけど…彼女のことは好きだ。きっともう。
そんな葛藤を抱えながら、今日もマリアンヌ様に呼び出されて部屋に赴く。
ノックするといつものように「どうぞ」という声が聞こえて、ドアを開けた俺は目を疑った。
聖女の装束でもネグリジェでもなく、なんとも扇情的な、乳首も秘部もすべて透けて見える下着を纏ったマリアンヌ様。
「マリアンヌ様、これは一体…」
「セレス様にアドバイスをいただいたの」
「何のアドバイスですか?」
「好きな補佐官にご奉仕する方法」
俺は彼女に跪いて首を振る。いくらその言葉が嬉しくても、聖女補佐官として、俺は言わなくてはならない。
「マリアンヌ様、聖女様が補佐官に奉仕するなどあるまじきことです。奉仕するのは補佐官であって、聖女様ではないのです」
「どうして?好きな人に気持ちよくなってほしいのは当然の気持ちでしょう?」
「マリアンヌ様…あっ」
マリアンヌ様は床に跪いていた俺を押し倒す。踏ん張りがきかなくて、俺は簡単に転がされた。彼女は俺のズボンを下げる。俺のペニスは彼女の扇情的な下着に反応して、すでに脈打って硬くなり始め、下着から先端だけをのぞかせている。
「硬くなってる♡この姿に興奮してくれたの?嬉しい…♡」
「違います」という嘘は言えない。
「ああマリアンヌ様、いけません…」
「いいの♡だってバルドのことが好きなんだから♡♡」
「マリアンヌ様、私はマリアンヌ様より十二歳も年上で…」
「関係ないよ♡♡」
そう言うと聖女様は俺のペニスをしゃぶりはじめた。ぐちゅぐちゅと唾液を混ぜ、玉を手のひらで温めながら。
「あっ…マリアンヌ様っ…ああああっ…」
どうしてそんなに上手なのか。セックスの経験はないけれど、誰かのものをしゃぶったことがあるのか。そんなことを考えてしまう。
「気持ちいい?セレス様に教えていただいたの」
この言葉に安堵して、つい本音が出てしまう。
「あっ…ああ…温かくて、舌遣いがいやらしくて…すごく気持ちいい…ですっ…」
「よかった。もっと気持ちよくなってね♡」
マリアンヌ様は先端を舐めながら、「バルドの匂いで、私も気持ちいいよ♡」というみだらな言葉を吐きながらとは思えないくらいの、ふにゃっとした邪気のない笑顔で笑う。それからペニスを一気に喉の奥まで突っ込んだ。
「おっ…マリアンヌっ…様っ…」
「あ、おっき…♡お口、喉までおちんぽでいっぱいになっちゃう♡」
そんなこと言って、しっかり咥えこみながら大きく動かれたら、もう反則だ。
「ああっ…マリアンヌ様っマリアンヌ様っ…イク…イってしまいますっ…」
「いいよ。口に出して♡♡」
それに何より、ただ擦られ物理的な刺激でやむなく出てしまったというよりは、マリアンヌ様の言葉と声と匂いと身体の柔らかさに反応して出てしまったのだ。つまりは、彼女に反応して射精してしまった。
特定の聖女様に好意を抱くことは、俺のポリシーに反する。平等な仕事ができなくなるのは怖い。
だけど…彼女のことは好きだ。きっともう。
そんな葛藤を抱えながら、今日もマリアンヌ様に呼び出されて部屋に赴く。
ノックするといつものように「どうぞ」という声が聞こえて、ドアを開けた俺は目を疑った。
聖女の装束でもネグリジェでもなく、なんとも扇情的な、乳首も秘部もすべて透けて見える下着を纏ったマリアンヌ様。
「マリアンヌ様、これは一体…」
「セレス様にアドバイスをいただいたの」
「何のアドバイスですか?」
「好きな補佐官にご奉仕する方法」
俺は彼女に跪いて首を振る。いくらその言葉が嬉しくても、聖女補佐官として、俺は言わなくてはならない。
「マリアンヌ様、聖女様が補佐官に奉仕するなどあるまじきことです。奉仕するのは補佐官であって、聖女様ではないのです」
「どうして?好きな人に気持ちよくなってほしいのは当然の気持ちでしょう?」
「マリアンヌ様…あっ」
マリアンヌ様は床に跪いていた俺を押し倒す。踏ん張りがきかなくて、俺は簡単に転がされた。彼女は俺のズボンを下げる。俺のペニスは彼女の扇情的な下着に反応して、すでに脈打って硬くなり始め、下着から先端だけをのぞかせている。
「硬くなってる♡この姿に興奮してくれたの?嬉しい…♡」
「違います」という嘘は言えない。
「ああマリアンヌ様、いけません…」
「いいの♡だってバルドのことが好きなんだから♡♡」
「マリアンヌ様、私はマリアンヌ様より十二歳も年上で…」
「関係ないよ♡♡」
そう言うと聖女様は俺のペニスをしゃぶりはじめた。ぐちゅぐちゅと唾液を混ぜ、玉を手のひらで温めながら。
「あっ…マリアンヌ様っ…ああああっ…」
どうしてそんなに上手なのか。セックスの経験はないけれど、誰かのものをしゃぶったことがあるのか。そんなことを考えてしまう。
「気持ちいい?セレス様に教えていただいたの」
この言葉に安堵して、つい本音が出てしまう。
「あっ…ああ…温かくて、舌遣いがいやらしくて…すごく気持ちいい…ですっ…」
「よかった。もっと気持ちよくなってね♡」
マリアンヌ様は先端を舐めながら、「バルドの匂いで、私も気持ちいいよ♡」というみだらな言葉を吐きながらとは思えないくらいの、ふにゃっとした邪気のない笑顔で笑う。それからペニスを一気に喉の奥まで突っ込んだ。
「おっ…マリアンヌっ…様っ…」
「あ、おっき…♡お口、喉までおちんぽでいっぱいになっちゃう♡」
そんなこと言って、しっかり咥えこみながら大きく動かれたら、もう反則だ。
「ああっ…マリアンヌ様っマリアンヌ様っ…イク…イってしまいますっ…」
「いいよ。口に出して♡♡」
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