170 / 216
第三章 異世界転移の謎を解け!
俺とカズアキ1
しおりを挟む
とりあえずカズアキが現れてから、俺とばあちゃんが即やったことは本人の遺骨隠しだ。
いくら何でも本人に見せちゃなんねえだろと、ばあちゃんと意見が一致した。
と言っても仏壇のある部屋にあるから、部屋ごと鍵をかけて開けられないようにした。
仏壇への供え物や線香はばあちゃんが他の家族の目がない隙を見てやっている。
今日もユキりんが引率してカズアキとピナレラちゃんを連れてお出かけしていった。
その間にばあちゃんと、それぞれの把握してる情報をまとめて二人会議だ。
なぜ、カズアキが十年以上も過去の日本からこの異世界へ転移してきたのか。いまだに不明のままだ。
けど俺とばあちゃんには、俺たちが中二の夏休みにもなか山でカズアキが行方不明になって、その日の夜にはひょっこり帰ってきた記憶がある。
それからすると、カズアキはそう遠くないうちにまた過去の日本に戻っちまう可能性が高かった。
俺たちはカズアキに、高一の冬に起こる事故の伝えて警戒させたかった。
だが話そうとすると、俺もばあちゃんも声がパクパクと空振りして出なくなってしまった。
話せた、と思ってもカズアキにまったく聴こえていなかった。
ならばとカズアキに伝えたいメモをまとめて本人に見せると、何も書いてないと言われて困惑することになった。
こういうのを〝世界の強制力〟と呼ぶとネット掲示板で教えられ、ゾゾゾッと血の気が下がる思いをした……
異世界転移してからこっち、平和なスローライフを送っているけど、俺たちはこんな異常現象と隣り合わせなのだ。
それでも毎日、カズアキに伝える努力は惜しまなかった。
ばあちゃんとの会議では何をどう伝えるときに声が出なくなるか、どこまでなら伝わったかなどの情報交換が主だった。
夏にカズアキが現れてから三ヶ月めだ。いつ消えてしまうかと思うと気が気でない。
仕方ないので、もうずっとばあちゃんと作戦会議を続けている。
カズアキは日本で十年以上前に事故で死んだ俺の同い年の従兄弟だ。
それがなぜか、中二の十四歳の姿で異世界のど田舎村に現れた。
夏休み、ばあちゃんちに来てもなか山にハイキングして行方不明になったことがあった。そのとき異世界転移してきたのが今ここにいるカズアキらしい。
異世界転移で時間軸が捻れてしまっているようなのだ。
俺は従兄弟のカズアキとは仲が良かった。
だけど同い年の従兄弟だから何かと張り合ってた。俺が一方的にだったけど。
同じ父方似の顔立ちで、頭の出来も同じくらい。だけど向こうのほうが叔父さんが若い頃に独立してからずっと社長で金持ちだし、何かと羨ましかったもんだ。
同じメーカーの自家用車でもあっちは高級車、うちは家族向けの量産車……子供の頃はそういう違いが大きく感じるもんだろ。
それでも妬んだり恨んだりすることがなかったのは、カズアキがとにかく〝良い子〟だったからだ。
いつも機嫌良さそうで感じがいいし、見るからに人の良さそうな雰囲気。そう、ばあちゃんにそっくりの性格なんだ。
俺に勝てるところといえば、女の子たちに多少モテてるところぐらい……
それだってカズアキはあんまり女子にガツガツした感じがないから、中学までは女子の友達も多かったようだ。
ただ高校進学して中学のほとんどの友達と別れてしまった。
高校ではクラスに馴染めず空気みたいだったと、俺たちは残された日記の内容から知っている。
カズアキとの出会いは四歳の頃の冬だ。それまでは叔父家族が海外にいたため会うのが遅めだった。
女の子みたいなフリルの付いた可愛い服を着ていたのを覚えている。あれ海外の幼児向け高級ブランドの服だったな。
多分叔母の趣味だったんだろう。
髪も長めのショートカットだったから最初女の子と勘違いして「おれにこんなかわいい従妹が!?」とドキドキした。
けどカズアキという男の名前と、その後一緒に入った温泉で下半身に自分と同じものが付いているのを見て現実を受け入れた。
こいつは従妹じゃない、従弟だ……男かあ……
リアルに(orz)の形で突っ伏した俺を親父が指差して爆笑してたわ。勘違いしたのわかってたなら早く教えてけろ!?
女の子みたいなヒラヒラした服だともなか村みたいな田舎では動きにくい。
俺の服に着せ替えてみれば、ふつうに俺たち御米田家顔の男の子だった。要は正統派なイケメン顔の幼児だ。
お気に入りのキャラがプリントされたトレーナーを譲ってやったもんだぜ。獣耳のフード付きのやつ。
カズアキのいる叔父一家はそれから毎年、夏と冬にばあちゃんちに帰省してきた。
そのたび俺はカズアキと一緒に遊び回った。夏は山や川、冬は一緒に雪かきして庭にでっかい鎌倉を作ったり。シーズン中はうちの親父や叔父さんと一緒にスキーも。
途中からはカズアキの弟が生まれて叔母は来なくなったが、中三の冬までは毎年そんな感じだった。
お互い高校に進学した最初の夏休み、仕事が忙しいからと叔父さんが夏の帰省をしなかった。
ばあちゃんはカズアキ一人でも預かると言ってたようだが、叔母が断ってきたと聞いていた。
その年の冬にカズアキはバイト先の事故で死んだ。
大雪の重みで落ちてきた看板に押し潰されてほぼ即死だったという。
そんなカズアキだったが、過去のもなか村の山からこの世界に異世界転移して、魔術師の冒険者として活躍しひと段落着いた頃に俺たちと合流したようだ。
ユキりんとは奴隷商の支部で出会っていたとのことで、すっかり意気投合している。
今は二人してど田舎領の自警団入りしてるが、普段は見回り程度でやることがそんなにない。
なので隣町にある冒険者ギルドに出向いて、その日にこなせる依頼中心に受けるようになっていた。
異世界に来てから俺もそこそこ訓練して剣が使えるようになっている。
そのうち俺も冒険者登録してみたいもんだ。
いくら何でも本人に見せちゃなんねえだろと、ばあちゃんと意見が一致した。
と言っても仏壇のある部屋にあるから、部屋ごと鍵をかけて開けられないようにした。
仏壇への供え物や線香はばあちゃんが他の家族の目がない隙を見てやっている。
今日もユキりんが引率してカズアキとピナレラちゃんを連れてお出かけしていった。
その間にばあちゃんと、それぞれの把握してる情報をまとめて二人会議だ。
なぜ、カズアキが十年以上も過去の日本からこの異世界へ転移してきたのか。いまだに不明のままだ。
けど俺とばあちゃんには、俺たちが中二の夏休みにもなか山でカズアキが行方不明になって、その日の夜にはひょっこり帰ってきた記憶がある。
それからすると、カズアキはそう遠くないうちにまた過去の日本に戻っちまう可能性が高かった。
俺たちはカズアキに、高一の冬に起こる事故の伝えて警戒させたかった。
だが話そうとすると、俺もばあちゃんも声がパクパクと空振りして出なくなってしまった。
話せた、と思ってもカズアキにまったく聴こえていなかった。
ならばとカズアキに伝えたいメモをまとめて本人に見せると、何も書いてないと言われて困惑することになった。
こういうのを〝世界の強制力〟と呼ぶとネット掲示板で教えられ、ゾゾゾッと血の気が下がる思いをした……
異世界転移してからこっち、平和なスローライフを送っているけど、俺たちはこんな異常現象と隣り合わせなのだ。
それでも毎日、カズアキに伝える努力は惜しまなかった。
ばあちゃんとの会議では何をどう伝えるときに声が出なくなるか、どこまでなら伝わったかなどの情報交換が主だった。
夏にカズアキが現れてから三ヶ月めだ。いつ消えてしまうかと思うと気が気でない。
仕方ないので、もうずっとばあちゃんと作戦会議を続けている。
カズアキは日本で十年以上前に事故で死んだ俺の同い年の従兄弟だ。
それがなぜか、中二の十四歳の姿で異世界のど田舎村に現れた。
夏休み、ばあちゃんちに来てもなか山にハイキングして行方不明になったことがあった。そのとき異世界転移してきたのが今ここにいるカズアキらしい。
異世界転移で時間軸が捻れてしまっているようなのだ。
俺は従兄弟のカズアキとは仲が良かった。
だけど同い年の従兄弟だから何かと張り合ってた。俺が一方的にだったけど。
同じ父方似の顔立ちで、頭の出来も同じくらい。だけど向こうのほうが叔父さんが若い頃に独立してからずっと社長で金持ちだし、何かと羨ましかったもんだ。
同じメーカーの自家用車でもあっちは高級車、うちは家族向けの量産車……子供の頃はそういう違いが大きく感じるもんだろ。
それでも妬んだり恨んだりすることがなかったのは、カズアキがとにかく〝良い子〟だったからだ。
いつも機嫌良さそうで感じがいいし、見るからに人の良さそうな雰囲気。そう、ばあちゃんにそっくりの性格なんだ。
俺に勝てるところといえば、女の子たちに多少モテてるところぐらい……
それだってカズアキはあんまり女子にガツガツした感じがないから、中学までは女子の友達も多かったようだ。
ただ高校進学して中学のほとんどの友達と別れてしまった。
高校ではクラスに馴染めず空気みたいだったと、俺たちは残された日記の内容から知っている。
カズアキとの出会いは四歳の頃の冬だ。それまでは叔父家族が海外にいたため会うのが遅めだった。
女の子みたいなフリルの付いた可愛い服を着ていたのを覚えている。あれ海外の幼児向け高級ブランドの服だったな。
多分叔母の趣味だったんだろう。
髪も長めのショートカットだったから最初女の子と勘違いして「おれにこんなかわいい従妹が!?」とドキドキした。
けどカズアキという男の名前と、その後一緒に入った温泉で下半身に自分と同じものが付いているのを見て現実を受け入れた。
こいつは従妹じゃない、従弟だ……男かあ……
リアルに(orz)の形で突っ伏した俺を親父が指差して爆笑してたわ。勘違いしたのわかってたなら早く教えてけろ!?
女の子みたいなヒラヒラした服だともなか村みたいな田舎では動きにくい。
俺の服に着せ替えてみれば、ふつうに俺たち御米田家顔の男の子だった。要は正統派なイケメン顔の幼児だ。
お気に入りのキャラがプリントされたトレーナーを譲ってやったもんだぜ。獣耳のフード付きのやつ。
カズアキのいる叔父一家はそれから毎年、夏と冬にばあちゃんちに帰省してきた。
そのたび俺はカズアキと一緒に遊び回った。夏は山や川、冬は一緒に雪かきして庭にでっかい鎌倉を作ったり。シーズン中はうちの親父や叔父さんと一緒にスキーも。
途中からはカズアキの弟が生まれて叔母は来なくなったが、中三の冬までは毎年そんな感じだった。
お互い高校に進学した最初の夏休み、仕事が忙しいからと叔父さんが夏の帰省をしなかった。
ばあちゃんはカズアキ一人でも預かると言ってたようだが、叔母が断ってきたと聞いていた。
その年の冬にカズアキはバイト先の事故で死んだ。
大雪の重みで落ちてきた看板に押し潰されてほぼ即死だったという。
そんなカズアキだったが、過去のもなか村の山からこの世界に異世界転移して、魔術師の冒険者として活躍しひと段落着いた頃に俺たちと合流したようだ。
ユキりんとは奴隷商の支部で出会っていたとのことで、すっかり意気投合している。
今は二人してど田舎領の自警団入りしてるが、普段は見回り程度でやることがそんなにない。
なので隣町にある冒険者ギルドに出向いて、その日にこなせる依頼中心に受けるようになっていた。
異世界に来てから俺もそこそこ訓練して剣が使えるようになっている。
そのうち俺も冒険者登録してみたいもんだ。
278
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる