178 / 216
第三章 異世界転移の謎を解け!
side 王女様と男爵家の三男3~酒造りのヒント
しおりを挟む
その弟大好きな兄ユカリオンからは、ど田舎領への道中でとんでもない話も飛び出してきた。
近衛騎士を辞めたことで恋人と別れたというのだ。
「お前、それは結婚予定の恋人ではなかったか? そこまでして弟を優先して良いのか?」
「誤解です。別に婚約してたわけじゃありませんでした。相手が一方的に乗り気だっただけで。事情を説明してなお『私と弟どっちが大事なの!?』とのたまう女でした。あのまま結婚してもトラブルが起こったでしょうから、お別れして正解だったと思いますね」
「格上の伯爵令嬢だったのだろう? もったいない」
ユカリオンはこの顔だから当然モテる。
モテ過ぎて逆に近寄り難いと遠慮されていて、ようやく交際に至った令嬢ではなかったか?
「恋人として大事にしてきたつもりでしたが、事件に巻き込まれた弟より恋人の自分のほうを大事にしろなどと。男爵家の子供は六人もいるのだから一人ぐらいいなくなっても支障はないはずだと言われました。それはまともな感性ではない。良いのです」
そこまでキッパリさっぱり斬れるとは、潔い。
というより、本当にそのようなことを口走る令嬢ならば、元々気の合わぬ相手だったか。
しかしだ。
「……多分、相手のご令嬢はお前が近衛を辞める前に相談してほしかっただけだと思うぞ……?」
「その時間も惜しかったのです。まずはユキリーンをいじめた同級生たちに制裁が必要でしたから。それに近衛のままでいたら王家の皆様に迷惑をかけたでしょうから、やはり辞める必要がありました」
「……まあ、お前の中では筋の通った行動だったのだろうなあ」
結局、恋人の伯爵令嬢とは話にならなかったらしい。相手の父親と話をつけてキレイに別れてきたそうだ。
……おまえ、それちゃんと綺麗に切れたと思ってるのは自分だけだぞ?
後々禍根を残さぬよう、王都に帰還したらフォローせねばなるまい、なあ……?
☆ ☆ ☆
なんだかすごく良い話を聞いた気がする。
グレイシアさんの語るユキりんの兄貴が強火すぎた。
「お前の兄貴、すごいな。ユキりん」
「それ以上言わないでください……」
どんだけブラコンなんだよっていう。
「んで、さすがに今は〝しー〟は一人でできるんだよな?」
「当たり前でしょう!」
うはははは。むきになるユキりんがかわいい。弟キャラは年上に弄られるが定めよな!
「えーと。そんでユキりんの兄貴は今どこに?」
そんなに強火で火事寸前のお兄ちゃんがいるなら、ユキりんも強引に連れ戻してしまいそうだが。
ユキりんも不安そうにグレイシアさんを見つめているし、ピナレラちゃんは横に座ってユキりんの服の端を放さぬと言わんばかりに握り締めている。お婿しゃん候補だもんなあ。ユキ兄ちゃんは認めてませんけどね!?
「ここへの道中、奴隷商の残党の一部がいると連絡を受けてな。私がど田舎領に入るのを見届けてから追っていってしまった」
「ちょっと待ってください。もう真冬に入るのに分かれてしまったんですか」
ど田舎領も冬にはかなりの雪が降ると聞いている。
馬はさすがに雪が降った道は走れんだろ。
「再会できるのは雪解けの後かもしれんなあ」
呑気なお姫さんだ。自分の護衛騎士なんだからちゃんと手綱付けておけよっていう。
こんな馬鹿な話をしながらも、グレイシアさんは村長や勉さんとも挨拶したり、倒れて床から起き上がれないままのばあちゃんの見舞いに行ったりと王族の慰問を果たしていた。
「王都には王家の腕の良い医者がいる。文はすぐに書いて送るが、この雪の季節だ。こちらに到着するまでは時間がかかる」
「そうですか……。もうばあちゃんも年が年なんで。覚悟だけはしてるつもりです」
俺は、ど田舎村の水や飲食物が薄っすら光るほど良い魔力に満ちていることや、その力を生かした酒造りを行ってることも説明した。
するとグレイシアさんから意外な話を聞くことになった。
「そのニホンシュとやらをベースにしたポーションを作っておるのか。酒を醸すのであろ? わたくしの学生時代、魔導具研の者たちが面白い道具を作っておったぞ」
さらさら紙にペンで図解してくれたものを見ると、二重になった太めの瓶だ。
内側の瓶の表面と、外側の瓶の裏面に金属コーティングが施されている。
金属の線で外側がぐるぐる巻きになっていて蓋に付いた魔石に接続され、魔力を流して中の瓶に入れた液体を温めるようになっていた。
この構造……見た目はだいぶ違うが、魔法瓶か!
「果汁と酵母を入れて保温しておくと、一晩で発酵して酒になる。翌日、冷やして酵母と粕を漉せば出来上がりだ」
グレイシアさんの説明を、隣町にカズアキとユキりんが行く際に同行して魔導具師を訪ねて話してみると、
「ああ、それね。少量だから目こぼしされてる密造酒製造用の魔導具だ」
職人肌の魔導具師のおやっさんも知っていた。
聞けば収入の少ない世帯で自分たちが飲む分を作る程度なら、お上も仕方ないと見て見ぬふりしてるそうで。
ど田舎村でも各家庭でビールやワインの自家製酒を作ってるが、あれはちゃんと領主の男爵が許可して専用の酵母を販売してるところが違うらしい。
未許可の酵母を使うと雑菌が繁殖してしまったり、飲めるエタノールじゃなくて有毒なメタノールができてしまう。
メタノールは元の世界でも戦時中、密造酒で民間が密かに作っては危険に気づかず飲んで、大勢死んだ記録が日本でも残ってるぐらいヤベエ代物だ。
だから酵母も醸造も国が法律で定めて管理するわけだな。
おやっさんによると、グレイシアさんが描いた魔導具の仕組みは炊飯器で作れる甘酒やどぶろくと同じだ。
ただ熱を加え過ぎないよう、魔石の魔力で酵母を刺激して発酵させるところが違う。
「新種の酒を開発する際の時短にも使われるんだ。取り付ける魔石や、作用させる魔力を変えて工夫してみるといいよ」
その場でおやっさんに、醸造用の魔法瓶型魔導具を瓶の在庫がある分だけ製作してもらった。一リットルほどの容量のものを七つだ。
グレイシアさんが言ってたように学生でも作れるぐらいだから、基本の材料費はお安かった。
高かったのは魔石と、接続する部分に使うミスラル銀なるレア金属だった……大金貨が数枚吹っ飛んだ。今の俺が男爵から毎月支給される報酬の数ヶ月分。
だけんど異世界転移してきてから、大して金を使う機会もなかったから問題なく支払いはできた。あー貯蓄してて良かっだべ……!
この魔導具を使うことで、通常一ヶ月から二ヶ月かかる日本酒造りが一回につき最短三日で造れるようになった。
一度に七本分作れるからトライアンドエラーをやりまくれる。
魔石を調達したり、ユキりんやカズアキを始めとした魔力使いたちに協力を頼んだりと、奔走しまくってついに日本酒は完成した。
もなか村産の酵母と米、ど田舎村の水。
二つの異世界の素材を使ったハイブリッド日本酒『異界最中』一号が完成したときには、十二月はそろそろ終わろうとしていた――
※ユキリーンのお兄ちゃんは御米田たちと違って、毒女と縁があってもキッパリ切れる男(っょぃ)
近衛騎士を辞めたことで恋人と別れたというのだ。
「お前、それは結婚予定の恋人ではなかったか? そこまでして弟を優先して良いのか?」
「誤解です。別に婚約してたわけじゃありませんでした。相手が一方的に乗り気だっただけで。事情を説明してなお『私と弟どっちが大事なの!?』とのたまう女でした。あのまま結婚してもトラブルが起こったでしょうから、お別れして正解だったと思いますね」
「格上の伯爵令嬢だったのだろう? もったいない」
ユカリオンはこの顔だから当然モテる。
モテ過ぎて逆に近寄り難いと遠慮されていて、ようやく交際に至った令嬢ではなかったか?
「恋人として大事にしてきたつもりでしたが、事件に巻き込まれた弟より恋人の自分のほうを大事にしろなどと。男爵家の子供は六人もいるのだから一人ぐらいいなくなっても支障はないはずだと言われました。それはまともな感性ではない。良いのです」
そこまでキッパリさっぱり斬れるとは、潔い。
というより、本当にそのようなことを口走る令嬢ならば、元々気の合わぬ相手だったか。
しかしだ。
「……多分、相手のご令嬢はお前が近衛を辞める前に相談してほしかっただけだと思うぞ……?」
「その時間も惜しかったのです。まずはユキリーンをいじめた同級生たちに制裁が必要でしたから。それに近衛のままでいたら王家の皆様に迷惑をかけたでしょうから、やはり辞める必要がありました」
「……まあ、お前の中では筋の通った行動だったのだろうなあ」
結局、恋人の伯爵令嬢とは話にならなかったらしい。相手の父親と話をつけてキレイに別れてきたそうだ。
……おまえ、それちゃんと綺麗に切れたと思ってるのは自分だけだぞ?
後々禍根を残さぬよう、王都に帰還したらフォローせねばなるまい、なあ……?
☆ ☆ ☆
なんだかすごく良い話を聞いた気がする。
グレイシアさんの語るユキりんの兄貴が強火すぎた。
「お前の兄貴、すごいな。ユキりん」
「それ以上言わないでください……」
どんだけブラコンなんだよっていう。
「んで、さすがに今は〝しー〟は一人でできるんだよな?」
「当たり前でしょう!」
うはははは。むきになるユキりんがかわいい。弟キャラは年上に弄られるが定めよな!
「えーと。そんでユキりんの兄貴は今どこに?」
そんなに強火で火事寸前のお兄ちゃんがいるなら、ユキりんも強引に連れ戻してしまいそうだが。
ユキりんも不安そうにグレイシアさんを見つめているし、ピナレラちゃんは横に座ってユキりんの服の端を放さぬと言わんばかりに握り締めている。お婿しゃん候補だもんなあ。ユキ兄ちゃんは認めてませんけどね!?
「ここへの道中、奴隷商の残党の一部がいると連絡を受けてな。私がど田舎領に入るのを見届けてから追っていってしまった」
「ちょっと待ってください。もう真冬に入るのに分かれてしまったんですか」
ど田舎領も冬にはかなりの雪が降ると聞いている。
馬はさすがに雪が降った道は走れんだろ。
「再会できるのは雪解けの後かもしれんなあ」
呑気なお姫さんだ。自分の護衛騎士なんだからちゃんと手綱付けておけよっていう。
こんな馬鹿な話をしながらも、グレイシアさんは村長や勉さんとも挨拶したり、倒れて床から起き上がれないままのばあちゃんの見舞いに行ったりと王族の慰問を果たしていた。
「王都には王家の腕の良い医者がいる。文はすぐに書いて送るが、この雪の季節だ。こちらに到着するまでは時間がかかる」
「そうですか……。もうばあちゃんも年が年なんで。覚悟だけはしてるつもりです」
俺は、ど田舎村の水や飲食物が薄っすら光るほど良い魔力に満ちていることや、その力を生かした酒造りを行ってることも説明した。
するとグレイシアさんから意外な話を聞くことになった。
「そのニホンシュとやらをベースにしたポーションを作っておるのか。酒を醸すのであろ? わたくしの学生時代、魔導具研の者たちが面白い道具を作っておったぞ」
さらさら紙にペンで図解してくれたものを見ると、二重になった太めの瓶だ。
内側の瓶の表面と、外側の瓶の裏面に金属コーティングが施されている。
金属の線で外側がぐるぐる巻きになっていて蓋に付いた魔石に接続され、魔力を流して中の瓶に入れた液体を温めるようになっていた。
この構造……見た目はだいぶ違うが、魔法瓶か!
「果汁と酵母を入れて保温しておくと、一晩で発酵して酒になる。翌日、冷やして酵母と粕を漉せば出来上がりだ」
グレイシアさんの説明を、隣町にカズアキとユキりんが行く際に同行して魔導具師を訪ねて話してみると、
「ああ、それね。少量だから目こぼしされてる密造酒製造用の魔導具だ」
職人肌の魔導具師のおやっさんも知っていた。
聞けば収入の少ない世帯で自分たちが飲む分を作る程度なら、お上も仕方ないと見て見ぬふりしてるそうで。
ど田舎村でも各家庭でビールやワインの自家製酒を作ってるが、あれはちゃんと領主の男爵が許可して専用の酵母を販売してるところが違うらしい。
未許可の酵母を使うと雑菌が繁殖してしまったり、飲めるエタノールじゃなくて有毒なメタノールができてしまう。
メタノールは元の世界でも戦時中、密造酒で民間が密かに作っては危険に気づかず飲んで、大勢死んだ記録が日本でも残ってるぐらいヤベエ代物だ。
だから酵母も醸造も国が法律で定めて管理するわけだな。
おやっさんによると、グレイシアさんが描いた魔導具の仕組みは炊飯器で作れる甘酒やどぶろくと同じだ。
ただ熱を加え過ぎないよう、魔石の魔力で酵母を刺激して発酵させるところが違う。
「新種の酒を開発する際の時短にも使われるんだ。取り付ける魔石や、作用させる魔力を変えて工夫してみるといいよ」
その場でおやっさんに、醸造用の魔法瓶型魔導具を瓶の在庫がある分だけ製作してもらった。一リットルほどの容量のものを七つだ。
グレイシアさんが言ってたように学生でも作れるぐらいだから、基本の材料費はお安かった。
高かったのは魔石と、接続する部分に使うミスラル銀なるレア金属だった……大金貨が数枚吹っ飛んだ。今の俺が男爵から毎月支給される報酬の数ヶ月分。
だけんど異世界転移してきてから、大して金を使う機会もなかったから問題なく支払いはできた。あー貯蓄してて良かっだべ……!
この魔導具を使うことで、通常一ヶ月から二ヶ月かかる日本酒造りが一回につき最短三日で造れるようになった。
一度に七本分作れるからトライアンドエラーをやりまくれる。
魔石を調達したり、ユキりんやカズアキを始めとした魔力使いたちに協力を頼んだりと、奔走しまくってついに日本酒は完成した。
もなか村産の酵母と米、ど田舎村の水。
二つの異世界の素材を使ったハイブリッド日本酒『異界最中』一号が完成したときには、十二月はそろそろ終わろうとしていた――
※ユキリーンのお兄ちゃんは御米田たちと違って、毒女と縁があってもキッパリ切れる男(っょぃ)
229
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる