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第三章 異世界転移の謎を解け!
俺、ウパルパ様ダンスを夢に見る
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酒造りは醸造用の魔導具を調達できて、ぐっと楽になった。
けど麹作りや米を蒸す、混ぜるなど作業が多いのと、ばあちゃんのため必死だったのもあって気疲れしやすかった。
それでも俺とカズアキ、ユキりんの男三人分の食事を毎日作り、家の中の掃除や洗濯をこなし……
二人とも自発的に手伝ってくれるタイプで本当に助かったべさ。これがうちの親父ならなんもやらない男だからキツかったと思う。
夕飯を終え、食器洗いと翌日の飯の下拵えをして、風呂に入るともう限界だ。
十代半ばで体力の有り余ってるお子たち二人にあとは任せて、お布団にダイブしたら秒で意識を失うように眠っていた。
☆ ☆ ☆
「ぷっぷっぷっ、ぷぇぷぇ~ぷわぷわ~ぷぅ~♪」
「ピュイッ♪」
愛らしい鳴き声が聞こえてきて、俺は目を開けた。
ハッ!? こ、このお方は……!
手のひらサイズのウパルパ様と、バスケットボールサイズのちっこい真っ白羽毛のふわふわドラゴンがお尻をふりふりしながら踊っていた。
なんだこの可愛い生き物たちは……?
近づこうとしたが足が動かない。声をかけようとしたが口も開けなかった。
あ、これは夢かと気づく。
ならばと開き直って、俺はキュートな二体の踊りを堪能することにした。
めんこいべなあ……(*´ω`*)
だが、しばらくするとウパルパ様はぴたりと動きを止めた。もふもふドラゴンもだ。
「はぅ……われ、アンニュイ」
「ピゥ?」
「勇者君がずーっとねんねしたまんまなのだ。われ、つまんないのだぷぅ」
床にべったり平たく伸びて、ウパルパ様が物憂げに呟いている。
「ピュイッ、ピュイッ、ピー!」
「む? そうさな、気晴らしが必要なのだぷぅ!」
必死に鳴いて訴えるもふもふドラゴンに、何か閃いたようにウパルパ様が四肢を踏ん張って顔を上げた。
うーん、最初にもなか村にお出ましいただいたときと同じだ。可愛い。可愛いんだけど、ブサカワ系。ぶさかわだけどかわゆい。
そしてウパルパ様は、全身から実に神々しい、虹色キラキラを帯びた黄色い光をシュパッと発しながら宣言した。
「ラッキーサラマンダーの幸運ビンゴのお時間なのだぷぅ~♪」
わああああ~! と近いところから姿は見えないが、数名の男女の歓声と拍手が聞こえてくる。
何か小さいお子さんを褒めて持ち上げる家族みたいな反応だが……
俺は……いったい何を見せられてるんだ? ビンゴ?
!?
突如、頭上に巨大な光のオーブが出現した。
一つ一つのサイズはマンホールの蓋ほどある。それが横に三列、縦に三列。合計九個ですべて色が違う。
「挑戦者は九つのオーブから一つ選べなのだぷぅ。外れたらそこでおしまい。当たれば次にもう一個選べるぞぷぅ。外れを引くまで次をどんどん選べるのだぷぅ!」
「ピュイッ♪」
「さあ挑戦者は誰だぷぅ? ――そこのおまえ、チャンスをやるのだぷぅ!」
「えっ。俺ですか!?」
声が出る。いつの間にか夢の中に巻き込まれている!
選べ、選べ、と圧をかけられるので、俺は恐る恐る黒色のオーブを指差した。
――俺の目と髪の色だ。
黒って縁起悪いと言われることもあるが、御米田家やアケロニア王国的には逆の意味になる。
つまり、めちゃくちゃラッキーカラーになるのだ。
だが、しかし。
「大当たりなのだぷぅ!」
「ピューイッ♪」
「……などと言うと思ったか!? 半分当たりで半分外れなのだ! われのピンク色かベビードラゴンの白かをなぜ選ばぬ!? だからお前はだめなのだぷぅ!」
ひぃ。理不尽!
何でそんな俺に駄目出しするんですかウパルパ様!?
そんな忖度必須のキャラなのですか!?
「ぷっぷっぷっ、ぷわ~♪」
ウパルパ様ともふもふドラゴンがまた踊り出す。よちよち、よたよた、拙い踊りだがそれだけにいとけなく愛らしい。
あーこういうのピナレラちゃん喜びそうだなや。
現実逃避ぎみの俺をよそに、選んだ黒オーブが光り出す。
と思ったら拡大して、俺を丸ごと飲み込んだ――
え、半分当たりなら次も引けるのでは? 駄目なの!? それ吉凶半々どうなるの!? と思いながら。
꒰(๑˘ ³˘๑)꒱•*¨*•.¸¸♪
🔴🔵🟢
🟡🩷🟣
⚫️⚪️🟤
↑ビンゴはこんな並びだったと思われ
꒰( ˙𐃷˙ )꒱ コレナラマチガエナイハズナノダプゥ~w
けど麹作りや米を蒸す、混ぜるなど作業が多いのと、ばあちゃんのため必死だったのもあって気疲れしやすかった。
それでも俺とカズアキ、ユキりんの男三人分の食事を毎日作り、家の中の掃除や洗濯をこなし……
二人とも自発的に手伝ってくれるタイプで本当に助かったべさ。これがうちの親父ならなんもやらない男だからキツかったと思う。
夕飯を終え、食器洗いと翌日の飯の下拵えをして、風呂に入るともう限界だ。
十代半ばで体力の有り余ってるお子たち二人にあとは任せて、お布団にダイブしたら秒で意識を失うように眠っていた。
☆ ☆ ☆
「ぷっぷっぷっ、ぷぇぷぇ~ぷわぷわ~ぷぅ~♪」
「ピュイッ♪」
愛らしい鳴き声が聞こえてきて、俺は目を開けた。
ハッ!? こ、このお方は……!
手のひらサイズのウパルパ様と、バスケットボールサイズのちっこい真っ白羽毛のふわふわドラゴンがお尻をふりふりしながら踊っていた。
なんだこの可愛い生き物たちは……?
近づこうとしたが足が動かない。声をかけようとしたが口も開けなかった。
あ、これは夢かと気づく。
ならばと開き直って、俺はキュートな二体の踊りを堪能することにした。
めんこいべなあ……(*´ω`*)
だが、しばらくするとウパルパ様はぴたりと動きを止めた。もふもふドラゴンもだ。
「はぅ……われ、アンニュイ」
「ピゥ?」
「勇者君がずーっとねんねしたまんまなのだ。われ、つまんないのだぷぅ」
床にべったり平たく伸びて、ウパルパ様が物憂げに呟いている。
「ピュイッ、ピュイッ、ピー!」
「む? そうさな、気晴らしが必要なのだぷぅ!」
必死に鳴いて訴えるもふもふドラゴンに、何か閃いたようにウパルパ様が四肢を踏ん張って顔を上げた。
うーん、最初にもなか村にお出ましいただいたときと同じだ。可愛い。可愛いんだけど、ブサカワ系。ぶさかわだけどかわゆい。
そしてウパルパ様は、全身から実に神々しい、虹色キラキラを帯びた黄色い光をシュパッと発しながら宣言した。
「ラッキーサラマンダーの幸運ビンゴのお時間なのだぷぅ~♪」
わああああ~! と近いところから姿は見えないが、数名の男女の歓声と拍手が聞こえてくる。
何か小さいお子さんを褒めて持ち上げる家族みたいな反応だが……
俺は……いったい何を見せられてるんだ? ビンゴ?
!?
突如、頭上に巨大な光のオーブが出現した。
一つ一つのサイズはマンホールの蓋ほどある。それが横に三列、縦に三列。合計九個ですべて色が違う。
「挑戦者は九つのオーブから一つ選べなのだぷぅ。外れたらそこでおしまい。当たれば次にもう一個選べるぞぷぅ。外れを引くまで次をどんどん選べるのだぷぅ!」
「ピュイッ♪」
「さあ挑戦者は誰だぷぅ? ――そこのおまえ、チャンスをやるのだぷぅ!」
「えっ。俺ですか!?」
声が出る。いつの間にか夢の中に巻き込まれている!
選べ、選べ、と圧をかけられるので、俺は恐る恐る黒色のオーブを指差した。
――俺の目と髪の色だ。
黒って縁起悪いと言われることもあるが、御米田家やアケロニア王国的には逆の意味になる。
つまり、めちゃくちゃラッキーカラーになるのだ。
だが、しかし。
「大当たりなのだぷぅ!」
「ピューイッ♪」
「……などと言うと思ったか!? 半分当たりで半分外れなのだ! われのピンク色かベビードラゴンの白かをなぜ選ばぬ!? だからお前はだめなのだぷぅ!」
ひぃ。理不尽!
何でそんな俺に駄目出しするんですかウパルパ様!?
そんな忖度必須のキャラなのですか!?
「ぷっぷっぷっ、ぷわ~♪」
ウパルパ様ともふもふドラゴンがまた踊り出す。よちよち、よたよた、拙い踊りだがそれだけにいとけなく愛らしい。
あーこういうのピナレラちゃん喜びそうだなや。
現実逃避ぎみの俺をよそに、選んだ黒オーブが光り出す。
と思ったら拡大して、俺を丸ごと飲み込んだ――
え、半分当たりなら次も引けるのでは? 駄目なの!? それ吉凶半々どうなるの!? と思いながら。
꒰(๑˘ ³˘๑)꒱•*¨*•.¸¸♪
🔴🔵🟢
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⚫️⚪️🟤
↑ビンゴはこんな並びだったと思われ
꒰( ˙𐃷˙ )꒱ コレナラマチガエナイハズナノダプゥ~w
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