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弦一郎は自分が結婚してるなんて思いもよらなかった。しかもラブラブって....俺ってそんなキャラだっけ....!?ショックを受けてる間に医者が来て簡易な診察をして退院しても大丈夫だと言われた。記憶については原因が不明だがこればかりは治るかどうかはわからないそうだ。
退院の準備している悠真が弦一郎の服を持って弦一郎の方を向いた。
「じゃあ、服に着替えようか。」
「あ.....はい....。なんかすみません..,,。」
「気にする事はないよ。弦も大変だったんだから。」
そう言いながら悠真は弦一郎の着ている服の紐を解いていく。
「ちょっ!?着替えは自分でするからっ!」
弦一郎は顔が赤くなり慌てて服を押さえ込む。悠真はキョトンとしてすぐに微笑んだ。
「変わらない反応で可愛いね。いつもしてるから大丈夫だよ。」
「いつも!?俺、どんだけ甘えてるの!?」
弦一郎はさらにショックを受け悠真はんーっと考え込み....。
「ここで答えても良いけど....ご両親の前だし....聞いたらまた倒れちゃうよ?」
悠真の答えに弦一郎は嫌な予感がして背筋が凍った。
「うん.....聞くの怖いから言わなくていいや....。」
弦一郎はそう答えると服を自分で着替えていき悠真は弦一郎の両親に先にお会計と荷物を車へ運んで来る事を伝え部屋から出て行った。弦一郎はふぅ....とため息を吐き窓の外を眺めた。
「弦ちゃん、弦ちゃんが目を覚まして身体も大丈夫で安心したからママ達は帰るわね。」
「え....?俺も一緒に....。」
弦一郎が立ち上がろうとしたが父親に止められた。
「弦一郎は悠真君と帰るんだ。」
「そうよ、なんたって2人はラブラブ夫婦なんだしね。ふふふ......。」
「俺....記憶ないし......怖いんだけど....。」
「一緒にいる方が記憶が戻りやすいかもしれないだろう。頑張ってみなさい。」
弦一郎の父親はそう言いながら母親を連れて病室を出た。弦一郎はこれからどうすればいいのかわからなかった。だけど、今の状況と言うか知りたい事をまず悠真に聞こうと決心した。そして、聞く順番や対処などを考えて悠真が帰ってくるのを待った。待つ事、15分ほど扉にノックが鳴り悠真が入って来た。
「弦、待たせてごめん。さぁ、行こうか。」
悠真は弦一郎の前に来てしゃがみ込み靴を履かせようとすると弦一郎は慌てて拒否をした。
「ちょっと待って下さい!?自分で履けるからっ!」
「別に気なくていいのに....。」
悠真は残念そうな顔を立ち上がった。弦一郎もすぐに靴を履き立ち上がると少しバランスを崩したが悠真に支えられる。
「あ....ありがとうございます。」
弦一郎は真っ赤な顔になりながらもお礼を言う。悠真はクスリと笑い弦一郎を抱きしめた。
「どういたしまして。」
「(スキンシップが多い人だなぁ.....恥ずかしすぎる.....。)」
そんな事を思いながらゆっくりと体勢を変える。そして、病室を出て看護師さんにお礼を言い病院を後にした。
退院の準備している悠真が弦一郎の服を持って弦一郎の方を向いた。
「じゃあ、服に着替えようか。」
「あ.....はい....。なんかすみません..,,。」
「気にする事はないよ。弦も大変だったんだから。」
そう言いながら悠真は弦一郎の着ている服の紐を解いていく。
「ちょっ!?着替えは自分でするからっ!」
弦一郎は顔が赤くなり慌てて服を押さえ込む。悠真はキョトンとしてすぐに微笑んだ。
「変わらない反応で可愛いね。いつもしてるから大丈夫だよ。」
「いつも!?俺、どんだけ甘えてるの!?」
弦一郎はさらにショックを受け悠真はんーっと考え込み....。
「ここで答えても良いけど....ご両親の前だし....聞いたらまた倒れちゃうよ?」
悠真の答えに弦一郎は嫌な予感がして背筋が凍った。
「うん.....聞くの怖いから言わなくていいや....。」
弦一郎はそう答えると服を自分で着替えていき悠真は弦一郎の両親に先にお会計と荷物を車へ運んで来る事を伝え部屋から出て行った。弦一郎はふぅ....とため息を吐き窓の外を眺めた。
「弦ちゃん、弦ちゃんが目を覚まして身体も大丈夫で安心したからママ達は帰るわね。」
「え....?俺も一緒に....。」
弦一郎が立ち上がろうとしたが父親に止められた。
「弦一郎は悠真君と帰るんだ。」
「そうよ、なんたって2人はラブラブ夫婦なんだしね。ふふふ......。」
「俺....記憶ないし......怖いんだけど....。」
「一緒にいる方が記憶が戻りやすいかもしれないだろう。頑張ってみなさい。」
弦一郎の父親はそう言いながら母親を連れて病室を出た。弦一郎はこれからどうすればいいのかわからなかった。だけど、今の状況と言うか知りたい事をまず悠真に聞こうと決心した。そして、聞く順番や対処などを考えて悠真が帰ってくるのを待った。待つ事、15分ほど扉にノックが鳴り悠真が入って来た。
「弦、待たせてごめん。さぁ、行こうか。」
悠真は弦一郎の前に来てしゃがみ込み靴を履かせようとすると弦一郎は慌てて拒否をした。
「ちょっと待って下さい!?自分で履けるからっ!」
「別に気なくていいのに....。」
悠真は残念そうな顔を立ち上がった。弦一郎もすぐに靴を履き立ち上がると少しバランスを崩したが悠真に支えられる。
「あ....ありがとうございます。」
弦一郎は真っ赤な顔になりながらもお礼を言う。悠真はクスリと笑い弦一郎を抱きしめた。
「どういたしまして。」
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