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恋堕ちデート調教
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ニコのものは大きい。大きすぎる。わかっていたが間近で見るとより実感した。
ディルドよりは穏便な色合いだが、それでも使い込まれていると一目で分かる。形がよく、特にカリの段差が大きい。頭を引くたびしゃぶる唇の裏にカリが引っかかるのだ。
緩めただけのスラックス、陰茎だけ出る程度下ろされた黒い下着。
そのふたつを握り締めながら宮路は夢中でニコの陰茎を味わっていた。懸命に奉仕しているつもりだが、きっと下手くそだろう。何しろ初めてだ。
それでもニコは正座する宮路の頭を何度も撫でてくれる。
「こういうのは普段はさせない。だから経験はあんまりないな。趣味じゃないから」
「ふっ♡ふぅ♡…っんんん…ッ♡ンッぐ、グ、ゥ♡♡」
「気持ちよくされたいって受け身の意識が薄いのかな? 勝手にまんこ使って『気持ちよくなってる』って感覚の方が好きなのかも」
「っおえ、…っん♡はっ♡はぁ…♡ごめんなさい♡ふぇ、フェラチオ、させて、くれて、っ♡ありがとうございます…っ♡」
「うん」
ニコの声は満足そうだ。
「でも夢中でしゃぶってるのかわいいよ。いい子だね。フェラについてもこれから俺がもっと躾けてあげるからね」
「っがと、…ございます…♡ニコさんの、っ好みの、口まんこ、なります…っ♡」
「フェラも体つきも性癖も、全部俺専用になっていこうね」
「んん♡♡」
後頭部を押さえ込まれ、宮路は再び股間に顔を埋めた。ニコの手のせいで先程より奥まで入った先端が喉奥に触れ、反射のように口の中が吐き戻そうと動く。
「あー…、っこれ、好きかも…♡」
そんな低い呟きを落として、後頭部を引き寄せるように何度もその反射を楽しんでいたニコを、再びの電子音が呼んだ。連続して何通か届いて、それから同アプリの着信音が鳴る。
ニコは宮路の頭を押さえたままスマホを取った。不愉快気な声が言う。
「さっきから同じやつだ。いつもはマナーモードにしてるんだけど忘れてたな。…これ誰だっけ。プライベートスマホだから趣味の知り合いではあるんだけど…」
「んっん♡ン♡…グ、ぅ、う♡…っんんんッ♡♡」
「店で知り合ったやつかな。それで今日尚くんを見てなにか知りたくて電話してきてるかも。…あのナンパしてきたやつみたいに考えてるのかな?」
「ん、んー! んんっ♡んんっ♡」
嬉しくない。自分はニコのものだ。
しゃぶりながら必死に首を振る宮路を、ニコは余裕の表情で見下ろした。それから宮路を押しのけ片足を上げるように足を組む。
「っう、ううッ♡ニコさ、ニコさん♡ちんぽっ♡ちんぽ舐めさせてくださいっ♡」
「もっといいことしてあげるから」
ニコは靴を脱ぐと膝に上げた右足から見せつけるように靴下を取った。
裸の足から視線が反らせない。骨ばった形の良い足が自分に向かってきて、宮路のジーンズの前に触れる。
「ゴムちんぽ出して」
「ぁ、あ…♡今っ♡今出す…っお、ぉ♡」
何をされるかわかっていて宮路はジーンズの前を緩めた。中腰になってジーンズを下ろそうとすると、姿勢を変えた拍子に中のボールが動く。
ずっと埋められたままのアナルビーズが落ち着くまで硬直してから、宮路は恐る恐る、それでもためらいなく透明のゴムがまとわりつくものを出した。
ニコのものは大きい。大きすぎる。わかっていたが間近で見るとより実感した。
ディルドよりは穏便な色合いだが、それでも使い込まれていると一目で分かる。形がよく、特にカリの段差が大きい。頭を引くたびしゃぶる唇の裏にカリが引っかかるのだ。
緩めただけのスラックス、陰茎だけ出る程度下ろされた黒い下着。
そのふたつを握り締めながら宮路は夢中でニコの陰茎を味わっていた。懸命に奉仕しているつもりだが、きっと下手くそだろう。何しろ初めてだ。
それでもニコは正座する宮路の頭を何度も撫でてくれる。
「こういうのは普段はさせない。だから経験はあんまりないな。趣味じゃないから」
「ふっ♡ふぅ♡…っんんん…ッ♡ンッぐ、グ、ゥ♡♡」
「気持ちよくされたいって受け身の意識が薄いのかな? 勝手にまんこ使って『気持ちよくなってる』って感覚の方が好きなのかも」
「っおえ、…っん♡はっ♡はぁ…♡ごめんなさい♡ふぇ、フェラチオ、させて、くれて、っ♡ありがとうございます…っ♡」
「うん」
ニコの声は満足そうだ。
「でも夢中でしゃぶってるのかわいいよ。いい子だね。フェラについてもこれから俺がもっと躾けてあげるからね」
「っがと、…ございます…♡ニコさんの、っ好みの、口まんこ、なります…っ♡」
「フェラも体つきも性癖も、全部俺専用になっていこうね」
「んん♡♡」
後頭部を押さえ込まれ、宮路は再び股間に顔を埋めた。ニコの手のせいで先程より奥まで入った先端が喉奥に触れ、反射のように口の中が吐き戻そうと動く。
「あー…、っこれ、好きかも…♡」
そんな低い呟きを落として、後頭部を引き寄せるように何度もその反射を楽しんでいたニコを、再びの電子音が呼んだ。連続して何通か届いて、それから同アプリの着信音が鳴る。
ニコは宮路の頭を押さえたままスマホを取った。不愉快気な声が言う。
「さっきから同じやつだ。いつもはマナーモードにしてるんだけど忘れてたな。…これ誰だっけ。プライベートスマホだから趣味の知り合いではあるんだけど…」
「んっん♡ン♡…グ、ぅ、う♡…っんんんッ♡♡」
「店で知り合ったやつかな。それで今日尚くんを見てなにか知りたくて電話してきてるかも。…あのナンパしてきたやつみたいに考えてるのかな?」
「ん、んー! んんっ♡んんっ♡」
嬉しくない。自分はニコのものだ。
しゃぶりながら必死に首を振る宮路を、ニコは余裕の表情で見下ろした。それから宮路を押しのけ片足を上げるように足を組む。
「っう、ううッ♡ニコさ、ニコさん♡ちんぽっ♡ちんぽ舐めさせてくださいっ♡」
「もっといいことしてあげるから」
ニコは靴を脱ぐと膝に上げた右足から見せつけるように靴下を取った。
裸の足から視線が反らせない。骨ばった形の良い足が自分に向かってきて、宮路のジーンズの前に触れる。
「ゴムちんぽ出して」
「ぁ、あ…♡今っ♡今出す…っお、ぉ♡」
何をされるかわかっていて宮路はジーンズの前を緩めた。中腰になってジーンズを下ろそうとすると、姿勢を変えた拍子に中のボールが動く。
ずっと埋められたままのアナルビーズが落ち着くまで硬直してから、宮路は恐る恐る、それでもためらいなく透明のゴムがまとわりつくものを出した。
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