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Episode 18. 防具を新調しよう!
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「やっぱり、可愛いなぁ~~~!!気に入っちゃった!!」
翌日、マリーとローズは防具屋さんに来ていた。
お目当ては魔法のかかった高価な防具。
今までは厚手の無骨な防具を着けるしかなかったが、大金を手にした今は、軽くて可愛い防具を買う事ができる。
それでいて、物理防御力も魔法防御力もブレスに対する耐性も今までとは段違いだ。
二人は早速、お目当てのものを試着していた。
淡い水色の絹のような素材のローブを身につけたマリーが、姿見の前でポーズを取っている。
透明感があって体のラインも引き立っており、マリーの魅力を十二分に引き出すデザインだ。
「あら。素敵じゃない!!マリーにとっても似合ってるわ!!」
その時、隣の試着室のカーテンが開き、新しい防具に着替えたローズが出てきた。
「あっ!ローズちゃん、可愛い!!で、でも、やっぱりスカートの裾が...」
マリーの顔が赤くなる。
ローズの新しい戦闘用ドレスは、赤色で綿のような着心地の良さそうな素材でできていた。
ところどころにリボンなどの可愛らしい装飾もついている。
上品でありながらキュートさも兼ね備え、ローズにとても似合っていた。
しかし、ローズの背が高いせいもあってか、スカートの裾が短く見える。
激しく動き回ると中が見えてしまいそうだった。
「仕様がないでしょ!魔法のかかっている防具は一点物だからサイズの替えがきかないのよ!!むしろ、つけれる分だけラッキーだわ!!」
ローズはそう言って、気にする様子はない。
「で、でも見えちゃったら...」
マリーが心配するが、
「大丈夫よ!むしろ邪魔なヒラヒラがないから動きやすいわ!!見えるかどうかやってみる?」
ローズはそう言うと、架空の相手と戦っているかのように動き始めた。
「わわっ!!」
マリーは両手で目を隠すが、どうしてもスカートの裾が気になってしまう。
しかし、激しく動き回ったにもかかわらず、ローズの下着は見えなかった。
「ねっ!見えないでしょ!!」
「うん...」
ローズの言葉にマリーが頷くがどこか残念そうだ。すると、
「み、見えた方が良かったらそういうふうに動くけど...」
ローズは恥ずかしそうに目を逸らしながらそう言った。
「い、いいよ!ローズちゃんの下着なら洗濯の時に...ってなんでもない!!なんでもないから!!」
マリーはそう言って、大慌てで手を振り回している。
「ま、まさか変なことを...」
ローズは真っ赤になるが、
「してない!してない!!」
(ちょっと汚れをチェックして、においを嗅いでるだけ!それもローズちゃんの健康状態を調べる為にしてるだけで、決してやましい気持ちでは...)
マリーは言葉で否定しながら心の中で言い訳をしていた。
「そう...それならいいけど...」
ローズはまだ顔が赤いが、マリーの言葉に少し安心したようだった。
そして、マリーのローブを見ると、何かに気づいたように言う。
「そういうマリーだって、そんな透け感のあるローブじゃ...」
そう言って胸に顔を近づけた。
「!!」
マリーは真っ赤になって目をつぶってしまう。
「あら。ちゃんと見えないようになってるのね!!透明感がありつつ、ちゃんと守るべきところは守る。いいデザインね!!」
ローズはそう言ってマリーの服から目を離した。
「・・・」
しかし、マリーはちょっと残念そうな顔をしている。
(どうしたのかしら?まさか見て欲しかったとか?...まさかね!!マリーみたいな大人しい子が...で、でもこの前...)
ドラゴンを倒した後のことを思い出したローズは思わず顔を赤らめてしまう。
「どうしたの?二人とも大丈夫みたいだし、お会計しようよ!!」
マリーの言葉に我に返ったローズは、
「そ、そうね!!見ようと思えばチャンスなんていくらでもあるし...」
そう言うと、元の服に着替え、防具を持って店主のもとへ向かうのだった。
☆彡彡彡
「次は下着だね!!」
マリーがうれしそうに言う。
「やっぱり買うの?」
ローズは面倒そうだが、
「女の子の身だしなみだよ!!行こ!!」
マリーはローズの手を引っ張って下着屋さんに連れて行った。
「うわぁ~~~~!!やっぱり可愛い!!」
マリーは下着屋さんの目立つところに置いてある、高価な下着を見て、目を輝かせる。
「まあ、確かに可愛いけど、あたしが着けても...」
ローズはちょっと自信なさげだが、
「そんなことないよ!!ローズちゃんはスレンダーで美人だから、あまり甘すぎない方がいいよね!!でも可愛さのアクセントは必要で...」
マリーは一生懸命、ローズに似合う下着を探しているようだ。
「マ、マリー!あたしのはいいから自分のを...」
ローズが恥ずかしそうにそう言うが、
「後で探すからいい!!私のよりローズちゃんのだよ!!」
そう言うと、店中を探して、似合いそうな下着は片っ端から籠に入れていくのだった。
ローズはというと、
(あっ!これ可愛い!!...でもあたしには...)
とある下着に目を奪われていた。フリルや刺繍がとても可愛らしい。
「あっ!ローズちゃん、これ欲しいの?!可愛いよね!!」
それに気づいたマリーが声をかける。
「えっ!!あっ!!あ、あたしのじゃなくてマリーにいいかなって...あたし、こういうの似合わないし...」
そう言ったローズはどこか寂しそうだった。
「ふ~~~~ん...」
しばらくローズの様子を見ていたマリーだったが、
「じゃあ、お揃いで買お!!きっとローズちゃんにも似合うよ!!」
そう言って、自分のサイズとローズのサイズを1着づつ籠に入れた。
「あ、あたしはいいから!!」
ローズは慌てて止めようとするが、
「いいの!!下着くらい自分の好きなの着けなくちゃ!!人に見せるものじゃないしね!!それに...私は...ローズちゃんがこれを着てるの...見たいな...」
そう言って赤くなるのだった。
「マリー...ありがとう!!」
ローズはそう言って、にっこり微笑んでくれたのだった。
思わず破顔するマリー。すると、マリーは大胆になったのか、
「ねぇ!ローズちゃんは私に着て欲しい下着ある?」
そうローズに提案した。
「マリーに...着て欲しい...」
ローズは思わず、ドラゴンを倒した後に、マリーの下着姿を見たことを思い出す。
(可愛かったなぁ...)
目を閉じ、頬を緩ませているローズに、
「ど、どうしたの?...やっぱり...興味ない?」
マリーはそう言うと、寂しそうに俯いてしまった。
その姿を見たローズは慌てて、
「な、何でもないの!!...そうね!マリーは可愛いのが似合うから...」
そう言って、マリーの好きな甘々の下着を選び出した。
「あ、あの...無理に選んでくれなくても...」
マリーが言うが、
「ううん!マリーに着て欲しい下着、いっぱいあるの!!...まずは...」
「ローズちゃん...」
そう言って、下着を選んでいくローズを、マリーは潤んだ目で見つめていたのだった。
☆彡彡彡
「ふう!いっぱい買ったね!!」
家に戻ってきた二人は籠から大量の下着を取り出す。
籠には見えないように、布を被せてあった。
「こんなにどこに置いておこう...」
ローズが困っている様子だったが、
「私に任せて!!」
そう言ったマリーはローズのタンスの引き出しを開けると、中を整理していく。
そして空いた一つの引き出しに、下着を綺麗に畳んで入れていく。
ブラを重ねるように収納するとペアにするように横にショーツを置いていく。
「綺麗に入れてくわね!確かにこうすれば見た目も可愛いかも!!」
ローズはマリーの整理の仕方を感心して見ていた。
「はい!綺麗に入った!!」
マリーが下着を片付け終わる。彩りもグラデーションになっていて、とても可愛らしかった。
「ありがとう!!...でも毎日、選ぶのが大変ね...」
ローズがそう言うと、
「よ、よかったら私が選んであげようか...ローズちゃんがお風呂に入っている間に選んで、浴室の前に置いておくとかどうかな...」
マリーがローズの顔色を窺いながら、控えめに提案した。
「そ、そう?じゃあお願いしようかしら...ちょっと恥ずかしいけど...」
そう言って頬を染めるローズに、
「任せといて!!その日に一番似合うのを選んであげるから!!」
笑顔でマリーが言った。
そして、その日、ローズがお風呂に入っている間に、マリーが浴室の前にやってくる。
(相変わらず、ローズちゃんのシルエット、綺麗だなぁ...いけない!あんまり見てると覗いてると思われちゃう!!)
マリーは浴室から目を逸らすと、ローズの着替えを前に揃える。
部屋着のタンクトップとショートパンツ。それに下着は今日、ローズがじっと見ていた可愛い下着だ。
(ふふふ。ローズちゃん、こんなのが好きなんだ!ローズちゃんは綺麗系だけど可愛いのも似合うよね!!お揃いで私も着ちゃおっかな!!)
そう考えていると、浴室からローズの声が聞こえてきた。
「マリー、いるの?」
それを聞いたマリーは、
「うん。着替え、用意したから置いておくね!!」
そう言うと、
「ありがとう!」
という声が聞こえた。
(ふふふ。下着のお世話までするなんてすごい進展だよね!!この調子で早く恋人になれるといいなぁ...)
マリーの恋は着実に、少しアブノーマルに進んでいくのだった。
翌日、マリーとローズは防具屋さんに来ていた。
お目当ては魔法のかかった高価な防具。
今までは厚手の無骨な防具を着けるしかなかったが、大金を手にした今は、軽くて可愛い防具を買う事ができる。
それでいて、物理防御力も魔法防御力もブレスに対する耐性も今までとは段違いだ。
二人は早速、お目当てのものを試着していた。
淡い水色の絹のような素材のローブを身につけたマリーが、姿見の前でポーズを取っている。
透明感があって体のラインも引き立っており、マリーの魅力を十二分に引き出すデザインだ。
「あら。素敵じゃない!!マリーにとっても似合ってるわ!!」
その時、隣の試着室のカーテンが開き、新しい防具に着替えたローズが出てきた。
「あっ!ローズちゃん、可愛い!!で、でも、やっぱりスカートの裾が...」
マリーの顔が赤くなる。
ローズの新しい戦闘用ドレスは、赤色で綿のような着心地の良さそうな素材でできていた。
ところどころにリボンなどの可愛らしい装飾もついている。
上品でありながらキュートさも兼ね備え、ローズにとても似合っていた。
しかし、ローズの背が高いせいもあってか、スカートの裾が短く見える。
激しく動き回ると中が見えてしまいそうだった。
「仕様がないでしょ!魔法のかかっている防具は一点物だからサイズの替えがきかないのよ!!むしろ、つけれる分だけラッキーだわ!!」
ローズはそう言って、気にする様子はない。
「で、でも見えちゃったら...」
マリーが心配するが、
「大丈夫よ!むしろ邪魔なヒラヒラがないから動きやすいわ!!見えるかどうかやってみる?」
ローズはそう言うと、架空の相手と戦っているかのように動き始めた。
「わわっ!!」
マリーは両手で目を隠すが、どうしてもスカートの裾が気になってしまう。
しかし、激しく動き回ったにもかかわらず、ローズの下着は見えなかった。
「ねっ!見えないでしょ!!」
「うん...」
ローズの言葉にマリーが頷くがどこか残念そうだ。すると、
「み、見えた方が良かったらそういうふうに動くけど...」
ローズは恥ずかしそうに目を逸らしながらそう言った。
「い、いいよ!ローズちゃんの下着なら洗濯の時に...ってなんでもない!!なんでもないから!!」
マリーはそう言って、大慌てで手を振り回している。
「ま、まさか変なことを...」
ローズは真っ赤になるが、
「してない!してない!!」
(ちょっと汚れをチェックして、においを嗅いでるだけ!それもローズちゃんの健康状態を調べる為にしてるだけで、決してやましい気持ちでは...)
マリーは言葉で否定しながら心の中で言い訳をしていた。
「そう...それならいいけど...」
ローズはまだ顔が赤いが、マリーの言葉に少し安心したようだった。
そして、マリーのローブを見ると、何かに気づいたように言う。
「そういうマリーだって、そんな透け感のあるローブじゃ...」
そう言って胸に顔を近づけた。
「!!」
マリーは真っ赤になって目をつぶってしまう。
「あら。ちゃんと見えないようになってるのね!!透明感がありつつ、ちゃんと守るべきところは守る。いいデザインね!!」
ローズはそう言ってマリーの服から目を離した。
「・・・」
しかし、マリーはちょっと残念そうな顔をしている。
(どうしたのかしら?まさか見て欲しかったとか?...まさかね!!マリーみたいな大人しい子が...で、でもこの前...)
ドラゴンを倒した後のことを思い出したローズは思わず顔を赤らめてしまう。
「どうしたの?二人とも大丈夫みたいだし、お会計しようよ!!」
マリーの言葉に我に返ったローズは、
「そ、そうね!!見ようと思えばチャンスなんていくらでもあるし...」
そう言うと、元の服に着替え、防具を持って店主のもとへ向かうのだった。
☆彡彡彡
「次は下着だね!!」
マリーがうれしそうに言う。
「やっぱり買うの?」
ローズは面倒そうだが、
「女の子の身だしなみだよ!!行こ!!」
マリーはローズの手を引っ張って下着屋さんに連れて行った。
「うわぁ~~~~!!やっぱり可愛い!!」
マリーは下着屋さんの目立つところに置いてある、高価な下着を見て、目を輝かせる。
「まあ、確かに可愛いけど、あたしが着けても...」
ローズはちょっと自信なさげだが、
「そんなことないよ!!ローズちゃんはスレンダーで美人だから、あまり甘すぎない方がいいよね!!でも可愛さのアクセントは必要で...」
マリーは一生懸命、ローズに似合う下着を探しているようだ。
「マ、マリー!あたしのはいいから自分のを...」
ローズが恥ずかしそうにそう言うが、
「後で探すからいい!!私のよりローズちゃんのだよ!!」
そう言うと、店中を探して、似合いそうな下着は片っ端から籠に入れていくのだった。
ローズはというと、
(あっ!これ可愛い!!...でもあたしには...)
とある下着に目を奪われていた。フリルや刺繍がとても可愛らしい。
「あっ!ローズちゃん、これ欲しいの?!可愛いよね!!」
それに気づいたマリーが声をかける。
「えっ!!あっ!!あ、あたしのじゃなくてマリーにいいかなって...あたし、こういうの似合わないし...」
そう言ったローズはどこか寂しそうだった。
「ふ~~~~ん...」
しばらくローズの様子を見ていたマリーだったが、
「じゃあ、お揃いで買お!!きっとローズちゃんにも似合うよ!!」
そう言って、自分のサイズとローズのサイズを1着づつ籠に入れた。
「あ、あたしはいいから!!」
ローズは慌てて止めようとするが、
「いいの!!下着くらい自分の好きなの着けなくちゃ!!人に見せるものじゃないしね!!それに...私は...ローズちゃんがこれを着てるの...見たいな...」
そう言って赤くなるのだった。
「マリー...ありがとう!!」
ローズはそう言って、にっこり微笑んでくれたのだった。
思わず破顔するマリー。すると、マリーは大胆になったのか、
「ねぇ!ローズちゃんは私に着て欲しい下着ある?」
そうローズに提案した。
「マリーに...着て欲しい...」
ローズは思わず、ドラゴンを倒した後に、マリーの下着姿を見たことを思い出す。
(可愛かったなぁ...)
目を閉じ、頬を緩ませているローズに、
「ど、どうしたの?...やっぱり...興味ない?」
マリーはそう言うと、寂しそうに俯いてしまった。
その姿を見たローズは慌てて、
「な、何でもないの!!...そうね!マリーは可愛いのが似合うから...」
そう言って、マリーの好きな甘々の下着を選び出した。
「あ、あの...無理に選んでくれなくても...」
マリーが言うが、
「ううん!マリーに着て欲しい下着、いっぱいあるの!!...まずは...」
「ローズちゃん...」
そう言って、下着を選んでいくローズを、マリーは潤んだ目で見つめていたのだった。
☆彡彡彡
「ふう!いっぱい買ったね!!」
家に戻ってきた二人は籠から大量の下着を取り出す。
籠には見えないように、布を被せてあった。
「こんなにどこに置いておこう...」
ローズが困っている様子だったが、
「私に任せて!!」
そう言ったマリーはローズのタンスの引き出しを開けると、中を整理していく。
そして空いた一つの引き出しに、下着を綺麗に畳んで入れていく。
ブラを重ねるように収納するとペアにするように横にショーツを置いていく。
「綺麗に入れてくわね!確かにこうすれば見た目も可愛いかも!!」
ローズはマリーの整理の仕方を感心して見ていた。
「はい!綺麗に入った!!」
マリーが下着を片付け終わる。彩りもグラデーションになっていて、とても可愛らしかった。
「ありがとう!!...でも毎日、選ぶのが大変ね...」
ローズがそう言うと、
「よ、よかったら私が選んであげようか...ローズちゃんがお風呂に入っている間に選んで、浴室の前に置いておくとかどうかな...」
マリーがローズの顔色を窺いながら、控えめに提案した。
「そ、そう?じゃあお願いしようかしら...ちょっと恥ずかしいけど...」
そう言って頬を染めるローズに、
「任せといて!!その日に一番似合うのを選んであげるから!!」
笑顔でマリーが言った。
そして、その日、ローズがお風呂に入っている間に、マリーが浴室の前にやってくる。
(相変わらず、ローズちゃんのシルエット、綺麗だなぁ...いけない!あんまり見てると覗いてると思われちゃう!!)
マリーは浴室から目を逸らすと、ローズの着替えを前に揃える。
部屋着のタンクトップとショートパンツ。それに下着は今日、ローズがじっと見ていた可愛い下着だ。
(ふふふ。ローズちゃん、こんなのが好きなんだ!ローズちゃんは綺麗系だけど可愛いのも似合うよね!!お揃いで私も着ちゃおっかな!!)
そう考えていると、浴室からローズの声が聞こえてきた。
「マリー、いるの?」
それを聞いたマリーは、
「うん。着替え、用意したから置いておくね!!」
そう言うと、
「ありがとう!」
という声が聞こえた。
(ふふふ。下着のお世話までするなんてすごい進展だよね!!この調子で早く恋人になれるといいなぁ...)
マリーの恋は着実に、少しアブノーマルに進んでいくのだった。
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