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Burst 8. 二人で宿泊
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「はぁ、もう真っ暗だね」
二人が3つ目の道の駅に着いた時にはもう日が沈んでいた。
「はい。暗くなると魔物も見つけにくいですし...明日は早く出るか、いっそのことゆっくりして、2つだけ移動しましょうか?」
「う~~ん、まだ、元気だし、早く出ようかな!みんな何時くらいに出てるの?」
「早い人は夜明けと共に出発します。しかし、7時ごろ出れば、明るいうちに着けるのではないでしょうか?」
「じゃあ、6時ごろ、起きればいいかな!...だけど、私、早起きは苦手で...」
「私が起こして差し上げます。きっと可愛い寝顔なんでしょうね...」
「わわっ!やっぱり自分で起きる!変な顔してたら恥ずかしいよぉ...」
「まあ、残念です...」
二人はいつものようにカードを機械にかざすと、泊まる部屋について相談する。
「宿泊は共同でいいですよね?そちらの方が安いですし...」
「私は雑魚寝でもいいけどな...でもマリアちゃんはそうもいかないよね」
「オトメさんこそ雑魚寝なんてとんでもない!もし、誰かに襲われたら...」
「いや~~、さすがにそれはないんじゃないかな...マリアちゃんはありそうだけど...」
「とにかく、部屋は私が取ります!お金も私が払いますから、オトメさんは安心してください!」
「えっ、そういう訳には...」
「いいんです!これは私のわがままです。それでお願いしますね!」
「は、はい...」
オトメはマリアの気迫にそう答えるしかなかった。
二人はマリアが取った二人部屋にやって来た。
ベッドが二つとテーブルに椅子が二脚。シンプルな部屋だ。
「鍵がかかりますので、荷物はここに置いて...『ご飯にする?お風呂にする?それとも...わ・た・し?』...なんちゃって...」
マリアが照れながら、どこかで聞いたフレーズを言った。すると、オトメは、
「マリアちゃん!」
「えっ!!」
「マリアちゃんにする!」
驚きのセリフを言った。
「で、でも汗、いっぱいかきましたし、お風呂の後の方が...もちろんオトメさんがそういうのが好みならいいのですが...」
マリアは真っ赤になりながらも、何とか言葉にする。
「お風呂の後でもいいけど、今、やってしまおうよ!」
「オ、オトメさんがそうしたいのなら...」
マリアはギュッと目を閉じ、オトメに全てを任せるかのように無防備な姿勢を取る。
マリアの耳にオトメの足音が聞こえてくる。
足音がマリアのすぐ傍で止まった...
オトメの手がマリアのワンピースのファスナーに触れる。
(私...結婚もしてないのに...でも...オトメさんなら...)
ファスナーが下ろされ、大きなフリルのついたワンピースがファサっと床に落ちる。
可愛いピンクの下着姿になったマリアがつぶやく。
「オトメさん...」
マリアは目を閉じたままだ。恥ずかしさで顔が真っ赤だが、体を隠すことはしない。
するとオトメは...ワンピースを拾うと裁縫道具を取り出した。
「ほら、ここ、ほつれてるよ!せっかくの可愛い服が台無し!恥ずかしいと思うけど、すぐ直すから待っててね!」
オトメは服をササッと直すと、元通り着せてあげた。
「じゃあ、先にご飯にしようか?お腹減っちゃって!」
「・・・」
マリアは急に無口になってしまった。
(何か怒らすことしちゃったかな...そっか、さすがに下着姿は恥ずかしいよね...私もマリアちゃんに見られるのは...でもこういうとき、どう言えばいいんだろう...)
オトメは掛ける言葉を考えながら食堂に向かった。
食堂で食事を取りながらオトメは思い切ってマリアに話しかける。
「さっきはごめんね...下着姿、恥ずかしかったでしょ。前に人に注目されるの苦手って言ってたよね。それなのに私...」
「いいんです!そんなんじゃないんです。私、オトメさんになら...ただ...違ったんだなって...」
「違う?どういうこと?」
「い、いいんです。確かにまだ早かったかもしれません...」
「???」(どういう意味だろう...たまにマリアちゃんの言う意味が分からない...やっぱりお嬢様は違うのかな...)
「本当に気にしてませんから...それに服を直していただいてありがとうございました」
「あのくらいならいつでもしてあげるよ...でもマリアちゃんの下着姿、可愛かったよ!下着もそうだけど、胸も大きいのに形がきれいで...羨ましいな!」
「そ、そんなこと...オトメさんの方がきれいです!」
マリアは照れながらも頬が緩んでいる。そして、オトメを褒めてきた。
「いや~~、私のなんて見る価値ないよ!大体ブラも...」(しまった!見られたらアンダーAだとバレる!でも、この後、お風呂に...)
「ふふふ。本当に謙虚ですね!この後のお風呂が楽しみです!きっと可愛いですよ!」
「そ、そう?」(ど、どうしよう...いっそのことブラはつけない主義だとか...でもこのぺったんこの胸を見られたら分かっちゃう!)
部屋に帰ってきた二人はお風呂の準備をする。
「替えの服を持っていった方がいいですよ!お風呂の中にもコインランドリーがありますから、入浴中に洗えば、時間の節約になります」
「そ、そう...」(どうしよう...刻一刻とその時が...)
そう言いながら着替えの用意をしていると、
「あら?可愛いショーツですね。ブラもお揃いですか?」
マリアがクリティカルなことを聞いてきた。
「あ、あの...私!実はアンダーAなの!ブラも買ってもらえなくて...」
オトメは泣きそうになりながらカミングアウトした。
「そうでしたか。私も配慮が足りなかったかもしれません。でもアンダーAも好きですよ!オトメさんを思う気持ちに変わりはありません!」
マリアは何事もなかったかのように答えた。
「へ、変だと思わないの?...女の子なのに...胸もなくて...ブラもしてなくて...」
「そんなこと思いませんよ!とっても素敵な個性だと思います!私、小さい胸が好きなんです!AでもアンダーAでも!」
「個性...」
「ブラジャーがつけられないのは女の子としては寂しいですよね...でもその分、可愛いショーツをはいたらいいじゃないですか!それ、とっても可愛いですよ!」
「ありがとう!マリアちゃんになら...私の全てを見せれそう!」
オトメはにっこりと笑って言った。
「ぶっ!!」
マリアはお風呂に行く前にしばらく静養することになってしまった...
「お風呂行ってきたよ~~。マリアちゃん、体の具合はどう?」
オトメがお風呂から帰ってきた。マリアはベッドで休んでいた。
「体はもう大丈夫ですが、心が...」
「どうしたの?悩み事?それなら聞かせて?」
オトメが心配してやってくる。
「いえ、オトメさんと一緒にお風呂にいきたかったな...と...」
そう言ったマリアが一瞬、『しまった!』というような顔をする。しかし、オトメは、
「そうだったの?でも明日も明後日もチャンスはあるよ!私もマリアちゃんと一緒にお風呂に入りたい!」
再び、笑顔で言う。
「ぶっ!!」
マリアはもう一休みすることになってしまった。
「マリアちゃん、今からお風呂行くの?体の具合、悪いみたいだし、今日は止めといたら?」
マリアは今、お風呂の準備をしていた。
「いいえ!オトメさんの前ではいつもきれいな私でいたいんです!お風呂に入らないなんて考えられません!」
「十分、きれいだと思うけど...っていうか私より、きれいじゃない状態なんて想像できない...」
「いいえ!オトメさんは私の理想なんです!可愛い顔...純朴なかおり...小さな胸...」
「最後の二つ、褒めてる?」
オトメの額に青筋が浮かぶ。
「もちろん!私もオーパイに行ったら...でもCまでしか落とせないなんて...」
「マリアちゃん、ケンカ売ってるよね!」
オトメの額に二筋目の青筋が浮かんだ。
「ごめんなさい。汗くさかったですよね!すぐにきれいにしてきます!」
マリアは怒らせた原因が自分の不衛生な状況にあったと思ったようだ。そう言うと、急いで部屋を出ていった。
「変わってるというか、マイペースというか...面白い子だよね...」
オトメは他人から見たら自分も同じように見えていることに気づいていなかった。
「でも、マリアちゃんといると楽しいな...ずっと一緒に...は無理か。オーパイまでだよね...」
オトメは何故かセンチな気分になっていた。しかし...
「考えても仕方ないか!その分、それまでの時間を楽しもう!!」
そう言ってベッドに潜り込むのだった。
その夜、オトメのベッドに忍び寄る影が一つ...
「オトメさんは全てを見せてくれると言った...今がその時...」
オトメの掛け布団が捲られる。
そこには夜間着の無防備なオトメが...
ゆっくりと近づく影、しかし...
「やはり、いけません!結婚前に関係を持つなど...貞操観念のない、ふしだらな女と思われてしまいます...その時までの我慢です...その時までの...」
影は掛け布団を直すと、自分のベッドに向かって戻っていった。
すんでのところでオトメは大事なものを奪われずに済んだのだった。
二人が3つ目の道の駅に着いた時にはもう日が沈んでいた。
「はい。暗くなると魔物も見つけにくいですし...明日は早く出るか、いっそのことゆっくりして、2つだけ移動しましょうか?」
「う~~ん、まだ、元気だし、早く出ようかな!みんな何時くらいに出てるの?」
「早い人は夜明けと共に出発します。しかし、7時ごろ出れば、明るいうちに着けるのではないでしょうか?」
「じゃあ、6時ごろ、起きればいいかな!...だけど、私、早起きは苦手で...」
「私が起こして差し上げます。きっと可愛い寝顔なんでしょうね...」
「わわっ!やっぱり自分で起きる!変な顔してたら恥ずかしいよぉ...」
「まあ、残念です...」
二人はいつものようにカードを機械にかざすと、泊まる部屋について相談する。
「宿泊は共同でいいですよね?そちらの方が安いですし...」
「私は雑魚寝でもいいけどな...でもマリアちゃんはそうもいかないよね」
「オトメさんこそ雑魚寝なんてとんでもない!もし、誰かに襲われたら...」
「いや~~、さすがにそれはないんじゃないかな...マリアちゃんはありそうだけど...」
「とにかく、部屋は私が取ります!お金も私が払いますから、オトメさんは安心してください!」
「えっ、そういう訳には...」
「いいんです!これは私のわがままです。それでお願いしますね!」
「は、はい...」
オトメはマリアの気迫にそう答えるしかなかった。
二人はマリアが取った二人部屋にやって来た。
ベッドが二つとテーブルに椅子が二脚。シンプルな部屋だ。
「鍵がかかりますので、荷物はここに置いて...『ご飯にする?お風呂にする?それとも...わ・た・し?』...なんちゃって...」
マリアが照れながら、どこかで聞いたフレーズを言った。すると、オトメは、
「マリアちゃん!」
「えっ!!」
「マリアちゃんにする!」
驚きのセリフを言った。
「で、でも汗、いっぱいかきましたし、お風呂の後の方が...もちろんオトメさんがそういうのが好みならいいのですが...」
マリアは真っ赤になりながらも、何とか言葉にする。
「お風呂の後でもいいけど、今、やってしまおうよ!」
「オ、オトメさんがそうしたいのなら...」
マリアはギュッと目を閉じ、オトメに全てを任せるかのように無防備な姿勢を取る。
マリアの耳にオトメの足音が聞こえてくる。
足音がマリアのすぐ傍で止まった...
オトメの手がマリアのワンピースのファスナーに触れる。
(私...結婚もしてないのに...でも...オトメさんなら...)
ファスナーが下ろされ、大きなフリルのついたワンピースがファサっと床に落ちる。
可愛いピンクの下着姿になったマリアがつぶやく。
「オトメさん...」
マリアは目を閉じたままだ。恥ずかしさで顔が真っ赤だが、体を隠すことはしない。
するとオトメは...ワンピースを拾うと裁縫道具を取り出した。
「ほら、ここ、ほつれてるよ!せっかくの可愛い服が台無し!恥ずかしいと思うけど、すぐ直すから待っててね!」
オトメは服をササッと直すと、元通り着せてあげた。
「じゃあ、先にご飯にしようか?お腹減っちゃって!」
「・・・」
マリアは急に無口になってしまった。
(何か怒らすことしちゃったかな...そっか、さすがに下着姿は恥ずかしいよね...私もマリアちゃんに見られるのは...でもこういうとき、どう言えばいいんだろう...)
オトメは掛ける言葉を考えながら食堂に向かった。
食堂で食事を取りながらオトメは思い切ってマリアに話しかける。
「さっきはごめんね...下着姿、恥ずかしかったでしょ。前に人に注目されるの苦手って言ってたよね。それなのに私...」
「いいんです!そんなんじゃないんです。私、オトメさんになら...ただ...違ったんだなって...」
「違う?どういうこと?」
「い、いいんです。確かにまだ早かったかもしれません...」
「???」(どういう意味だろう...たまにマリアちゃんの言う意味が分からない...やっぱりお嬢様は違うのかな...)
「本当に気にしてませんから...それに服を直していただいてありがとうございました」
「あのくらいならいつでもしてあげるよ...でもマリアちゃんの下着姿、可愛かったよ!下着もそうだけど、胸も大きいのに形がきれいで...羨ましいな!」
「そ、そんなこと...オトメさんの方がきれいです!」
マリアは照れながらも頬が緩んでいる。そして、オトメを褒めてきた。
「いや~~、私のなんて見る価値ないよ!大体ブラも...」(しまった!見られたらアンダーAだとバレる!でも、この後、お風呂に...)
「ふふふ。本当に謙虚ですね!この後のお風呂が楽しみです!きっと可愛いですよ!」
「そ、そう?」(ど、どうしよう...いっそのことブラはつけない主義だとか...でもこのぺったんこの胸を見られたら分かっちゃう!)
部屋に帰ってきた二人はお風呂の準備をする。
「替えの服を持っていった方がいいですよ!お風呂の中にもコインランドリーがありますから、入浴中に洗えば、時間の節約になります」
「そ、そう...」(どうしよう...刻一刻とその時が...)
そう言いながら着替えの用意をしていると、
「あら?可愛いショーツですね。ブラもお揃いですか?」
マリアがクリティカルなことを聞いてきた。
「あ、あの...私!実はアンダーAなの!ブラも買ってもらえなくて...」
オトメは泣きそうになりながらカミングアウトした。
「そうでしたか。私も配慮が足りなかったかもしれません。でもアンダーAも好きですよ!オトメさんを思う気持ちに変わりはありません!」
マリアは何事もなかったかのように答えた。
「へ、変だと思わないの?...女の子なのに...胸もなくて...ブラもしてなくて...」
「そんなこと思いませんよ!とっても素敵な個性だと思います!私、小さい胸が好きなんです!AでもアンダーAでも!」
「個性...」
「ブラジャーがつけられないのは女の子としては寂しいですよね...でもその分、可愛いショーツをはいたらいいじゃないですか!それ、とっても可愛いですよ!」
「ありがとう!マリアちゃんになら...私の全てを見せれそう!」
オトメはにっこりと笑って言った。
「ぶっ!!」
マリアはお風呂に行く前にしばらく静養することになってしまった...
「お風呂行ってきたよ~~。マリアちゃん、体の具合はどう?」
オトメがお風呂から帰ってきた。マリアはベッドで休んでいた。
「体はもう大丈夫ですが、心が...」
「どうしたの?悩み事?それなら聞かせて?」
オトメが心配してやってくる。
「いえ、オトメさんと一緒にお風呂にいきたかったな...と...」
そう言ったマリアが一瞬、『しまった!』というような顔をする。しかし、オトメは、
「そうだったの?でも明日も明後日もチャンスはあるよ!私もマリアちゃんと一緒にお風呂に入りたい!」
再び、笑顔で言う。
「ぶっ!!」
マリアはもう一休みすることになってしまった。
「マリアちゃん、今からお風呂行くの?体の具合、悪いみたいだし、今日は止めといたら?」
マリアは今、お風呂の準備をしていた。
「いいえ!オトメさんの前ではいつもきれいな私でいたいんです!お風呂に入らないなんて考えられません!」
「十分、きれいだと思うけど...っていうか私より、きれいじゃない状態なんて想像できない...」
「いいえ!オトメさんは私の理想なんです!可愛い顔...純朴なかおり...小さな胸...」
「最後の二つ、褒めてる?」
オトメの額に青筋が浮かぶ。
「もちろん!私もオーパイに行ったら...でもCまでしか落とせないなんて...」
「マリアちゃん、ケンカ売ってるよね!」
オトメの額に二筋目の青筋が浮かんだ。
「ごめんなさい。汗くさかったですよね!すぐにきれいにしてきます!」
マリアは怒らせた原因が自分の不衛生な状況にあったと思ったようだ。そう言うと、急いで部屋を出ていった。
「変わってるというか、マイペースというか...面白い子だよね...」
オトメは他人から見たら自分も同じように見えていることに気づいていなかった。
「でも、マリアちゃんといると楽しいな...ずっと一緒に...は無理か。オーパイまでだよね...」
オトメは何故かセンチな気分になっていた。しかし...
「考えても仕方ないか!その分、それまでの時間を楽しもう!!」
そう言ってベッドに潜り込むのだった。
その夜、オトメのベッドに忍び寄る影が一つ...
「オトメさんは全てを見せてくれると言った...今がその時...」
オトメの掛け布団が捲られる。
そこには夜間着の無防備なオトメが...
ゆっくりと近づく影、しかし...
「やはり、いけません!結婚前に関係を持つなど...貞操観念のない、ふしだらな女と思われてしまいます...その時までの我慢です...その時までの...」
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