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第四章 運命の人
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あたしは完全に唇をとんがらせて、お兄ちゃんをじーっとにらんだ。
だって、それじゃあズルイじゃない。
それってつまり、あたしが大きくなるまでは、お兄ちゃんだって他の女の人たちと自由につきあうってことなんでしょ?
そんなの、やだ。
絶対にやだ。
前までだったらガマンしたかもしれないけど。
せっかくこうなったっていうのに、どうしてまた、お兄ちゃんが他の女の人と仲良くするのをだまって見てなきゃなんないの?
「ああ、それは──。確かにそう思うよね。ごめん。言葉が足りなかった」
お兄ちゃんはそう言って、ふわっと笑っただけだった。立ち上がって手を引かれ、二人でもと通りにベンチに座る。
「さっきも言ったけど。君が誰だかを知らなかった間に、僕は何人かの人とおつきあいをしてた。……でも、いつも『なんだか違う』って思えて仕方がなかった」
「え?」
「その子たちには悪かったと思う。本当に失礼なことだった。とはいえ、僕から申し込んだことは一度もなかった。つまり僕の場合、あちらからお付き合いを申し込まれるばかりだったんだ」
お兄ちゃんは、それからぽつりぽつりと教えてくれた。
見た目にひかれるようにして、次々に告白してくる女の子たち。
そのうちの何人かと、お兄ちゃんは「じゃあ、友達から」ってお付き合いを始めた。もちろん、一度にひとりだけ。
でも、デートをしても、二人きりで勉強会なんかをしても、誰かがずっと頭の奥で言い続けてる気がしてたんだって。
──『違うだろう』って。
──『その女は、違うだろう』って。
それで結局、いつも誰とも長続きはしない。
女の子が「なんであたしじゃダメなの」ってどんなに泣いても、「ただの友達でもいいからお願い」ってすがっても、「ひどいよ」って責められても、お兄ちゃん自身がうまく説明することも難しくて。
気の強い女の子には、何度か平手打ちを食らったみたい。
お兄ちゃんはその時の痛みを思いだしたみたいに、自分の頬をそっとさわった。
「でも、無駄だった。どんなに『そんなはずないじゃないか』って自分に言い聞かせてもね。どうしても『違うんだ』、『この子じゃないんだ』ってことだけは、すぐにはっきりと分かってしまう。……だからいつも、最後は『ごめん』って謝るしかできなくて」
でも、そうやってせっかくお別れしても、すぐに別の子が告白してくる。
そりゃ、このユウお兄ちゃんだもの。しょうがないわよね。
お兄ちゃんはここまでのことをその子に必死で説明して、「だからごめんね」って断ろうとする。だけど、中には「あたしなら絶対、振り向かせてみせる」って自信満々の子がいたみたいで。
そうなると、「じゃあ、本当におためしから」って、お付き合いしなきゃならなくなって。
あとは、同じことのくりかえし。
(うわあ……)
考えてみると、ちょっと怖い。
あたしの中のだれかさんも、お兄ちゃんに近づく女の子たちにはかなーりシットしてたみたいだったけど。
お兄ちゃんはお兄ちゃんで、心の中で女の子のきつーい「ダメ出し」をしてくる人がいたわけよね。
お兄ちゃんは組んだ手で口のところをおおって、じっと中央のすべり台のあたりを見つめてる。
「それでも、もっとよく考えてみるべきだった。『またきっとダメだろう』なんて思いながらお付き合いするなんて、相手にだって失礼だしね。……今は色々、後悔してて」
こんなこと、まだ小さい君に言うことじゃなかったんだけど、とお兄ちゃんは寂しそうな顔で言った。
「だからもう、しばらくそういうのはいいかなって。……今ははっきりお断りしているよ。今はだれとも、付き合ってない」
「…………」
あたしはちょっと黙りこんで、暗くなりかけた公園の中を見回した。相変わらず、だれもいない。奥のしげみでほんの一瞬、かさっと小さな音がしたみたいだったけど、やっぱりだれもいなかった。
マンションの窓には、そろそろ明かりがつきはじめてる。
あたしはうつむいて、また自分のひざこぞうを見た。
小さな小さな声で言う。
「じゃあ……。まってて、くれる……?」
「ん?」
「あたし、ちゃんと大きくなるまで。ぜったいぜったい、早く大きくなるから。約束するから。だから」
お兄ちゃんは、ちょっと黙ってあたしを見つめた。
あたしもまっすぐ、お兄ちゃんを見る。
「……あたし。お兄ちゃんに待っててほしい」
お兄ちゃんのちょっと薄い色の目が少し開いて、それからふわっと顔全体がほほえんだ。
小指を立てた大きな手が、ついとあたしのほうに差し出される。
「うん。……じゃあ、約束ね」
「うん……!」
あたしはすぐ、そこに自分の小指をからめた。
と、その時。
「にゃあう……!」
猫の鳴き声がして、近くのしげみがガサッと揺れた。
そこから、ぱっと小さな影が飛び出してくる。
(え、ルナ……?)
と思ったけれど、もちろんちがった。
その猫はルナよりも大きくて、赤味がかった茶色をしていた。しゅうっと長くてきれいなしっぽをしていて、すごくしなやかな体つき。暗くてはっきりとはわからないけど、キラキラ光る目はグリーンに見えた。
首輪をしているから、どこかの飼い猫かな?
「あなた、どこの子?」
「うにゃ」
その子はなんとなく人間みたいな目つきでこっちを見て、くしくしっと顔を前足でこすった。それから、またぱっと走り出した。
と、突然公園の入り口から男の人の声がした。
「こら。レティ」
猫がぴたっと立ち止まり、すぐにまたぴゃっと飛び出して、あっという間にその人の足元に駆け寄っていく。
男の人が少しかがむと、その子はあっという間に、たたっとその人の肩にかけあがった。背筋をのばした男の人の上で、ぐりぐりと頭をその人の顔にこすりつけている。のどをグルグルいわせてる。ものすっごく嬉しそう。
あたしはちょっと安心した。
そうか。この人の猫なのね。
男の人は、ちょうどユウお兄ちゃんぐらいの背の高さ。ガイアさんとはまたちがうけど、きりっとしてて姿勢がよくて、やっぱり鋭い目をしてる。でも、この人は黒髪に黒い瞳で、普通の日本人に見えた。
シャツにスラックスのかっこうで、手には書類ケースを持っている。
男の人はあたしたちをちらっと見ると、軽くおじぎをして見せた。
知ってる。これ、「エシャク」って言うのよね。でも、なんだかこの人、すっごく体の動きがかっこよく見える。なんとなく、全体に軍人さんっぽい感じ。
お兄ちゃんがエシャクを返すと、男の人はちょっとだけ微笑んだ。ほんのちょっとだけだったのに、そうすると急に、すごく優しそうな顔になった。
そうして、男の人は猫を肩に乗せたままゆっくりと公園から出て行った。
(……なんだろ)
なんだか不思議。
なんとなく、知ってる人みたいな気がするの。
そう思って隣を見たら、お兄ちゃんも不思議そうな目で、じっと男の人の背中を見送っていた。
だって、それじゃあズルイじゃない。
それってつまり、あたしが大きくなるまでは、お兄ちゃんだって他の女の人たちと自由につきあうってことなんでしょ?
そんなの、やだ。
絶対にやだ。
前までだったらガマンしたかもしれないけど。
せっかくこうなったっていうのに、どうしてまた、お兄ちゃんが他の女の人と仲良くするのをだまって見てなきゃなんないの?
「ああ、それは──。確かにそう思うよね。ごめん。言葉が足りなかった」
お兄ちゃんはそう言って、ふわっと笑っただけだった。立ち上がって手を引かれ、二人でもと通りにベンチに座る。
「さっきも言ったけど。君が誰だかを知らなかった間に、僕は何人かの人とおつきあいをしてた。……でも、いつも『なんだか違う』って思えて仕方がなかった」
「え?」
「その子たちには悪かったと思う。本当に失礼なことだった。とはいえ、僕から申し込んだことは一度もなかった。つまり僕の場合、あちらからお付き合いを申し込まれるばかりだったんだ」
お兄ちゃんは、それからぽつりぽつりと教えてくれた。
見た目にひかれるようにして、次々に告白してくる女の子たち。
そのうちの何人かと、お兄ちゃんは「じゃあ、友達から」ってお付き合いを始めた。もちろん、一度にひとりだけ。
でも、デートをしても、二人きりで勉強会なんかをしても、誰かがずっと頭の奥で言い続けてる気がしてたんだって。
──『違うだろう』って。
──『その女は、違うだろう』って。
それで結局、いつも誰とも長続きはしない。
女の子が「なんであたしじゃダメなの」ってどんなに泣いても、「ただの友達でもいいからお願い」ってすがっても、「ひどいよ」って責められても、お兄ちゃん自身がうまく説明することも難しくて。
気の強い女の子には、何度か平手打ちを食らったみたい。
お兄ちゃんはその時の痛みを思いだしたみたいに、自分の頬をそっとさわった。
「でも、無駄だった。どんなに『そんなはずないじゃないか』って自分に言い聞かせてもね。どうしても『違うんだ』、『この子じゃないんだ』ってことだけは、すぐにはっきりと分かってしまう。……だからいつも、最後は『ごめん』って謝るしかできなくて」
でも、そうやってせっかくお別れしても、すぐに別の子が告白してくる。
そりゃ、このユウお兄ちゃんだもの。しょうがないわよね。
お兄ちゃんはここまでのことをその子に必死で説明して、「だからごめんね」って断ろうとする。だけど、中には「あたしなら絶対、振り向かせてみせる」って自信満々の子がいたみたいで。
そうなると、「じゃあ、本当におためしから」って、お付き合いしなきゃならなくなって。
あとは、同じことのくりかえし。
(うわあ……)
考えてみると、ちょっと怖い。
あたしの中のだれかさんも、お兄ちゃんに近づく女の子たちにはかなーりシットしてたみたいだったけど。
お兄ちゃんはお兄ちゃんで、心の中で女の子のきつーい「ダメ出し」をしてくる人がいたわけよね。
お兄ちゃんは組んだ手で口のところをおおって、じっと中央のすべり台のあたりを見つめてる。
「それでも、もっとよく考えてみるべきだった。『またきっとダメだろう』なんて思いながらお付き合いするなんて、相手にだって失礼だしね。……今は色々、後悔してて」
こんなこと、まだ小さい君に言うことじゃなかったんだけど、とお兄ちゃんは寂しそうな顔で言った。
「だからもう、しばらくそういうのはいいかなって。……今ははっきりお断りしているよ。今はだれとも、付き合ってない」
「…………」
あたしはちょっと黙りこんで、暗くなりかけた公園の中を見回した。相変わらず、だれもいない。奥のしげみでほんの一瞬、かさっと小さな音がしたみたいだったけど、やっぱりだれもいなかった。
マンションの窓には、そろそろ明かりがつきはじめてる。
あたしはうつむいて、また自分のひざこぞうを見た。
小さな小さな声で言う。
「じゃあ……。まってて、くれる……?」
「ん?」
「あたし、ちゃんと大きくなるまで。ぜったいぜったい、早く大きくなるから。約束するから。だから」
お兄ちゃんは、ちょっと黙ってあたしを見つめた。
あたしもまっすぐ、お兄ちゃんを見る。
「……あたし。お兄ちゃんに待っててほしい」
お兄ちゃんのちょっと薄い色の目が少し開いて、それからふわっと顔全体がほほえんだ。
小指を立てた大きな手が、ついとあたしのほうに差し出される。
「うん。……じゃあ、約束ね」
「うん……!」
あたしはすぐ、そこに自分の小指をからめた。
と、その時。
「にゃあう……!」
猫の鳴き声がして、近くのしげみがガサッと揺れた。
そこから、ぱっと小さな影が飛び出してくる。
(え、ルナ……?)
と思ったけれど、もちろんちがった。
その猫はルナよりも大きくて、赤味がかった茶色をしていた。しゅうっと長くてきれいなしっぽをしていて、すごくしなやかな体つき。暗くてはっきりとはわからないけど、キラキラ光る目はグリーンに見えた。
首輪をしているから、どこかの飼い猫かな?
「あなた、どこの子?」
「うにゃ」
その子はなんとなく人間みたいな目つきでこっちを見て、くしくしっと顔を前足でこすった。それから、またぱっと走り出した。
と、突然公園の入り口から男の人の声がした。
「こら。レティ」
猫がぴたっと立ち止まり、すぐにまたぴゃっと飛び出して、あっという間にその人の足元に駆け寄っていく。
男の人が少しかがむと、その子はあっという間に、たたっとその人の肩にかけあがった。背筋をのばした男の人の上で、ぐりぐりと頭をその人の顔にこすりつけている。のどをグルグルいわせてる。ものすっごく嬉しそう。
あたしはちょっと安心した。
そうか。この人の猫なのね。
男の人は、ちょうどユウお兄ちゃんぐらいの背の高さ。ガイアさんとはまたちがうけど、きりっとしてて姿勢がよくて、やっぱり鋭い目をしてる。でも、この人は黒髪に黒い瞳で、普通の日本人に見えた。
シャツにスラックスのかっこうで、手には書類ケースを持っている。
男の人はあたしたちをちらっと見ると、軽くおじぎをして見せた。
知ってる。これ、「エシャク」って言うのよね。でも、なんだかこの人、すっごく体の動きがかっこよく見える。なんとなく、全体に軍人さんっぽい感じ。
お兄ちゃんがエシャクを返すと、男の人はちょっとだけ微笑んだ。ほんのちょっとだけだったのに、そうすると急に、すごく優しそうな顔になった。
そうして、男の人は猫を肩に乗せたままゆっくりと公園から出て行った。
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なんとなく、知ってる人みたいな気がするの。
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