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34 新居!!
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明け方の涼しさと違って、今日は日が照ってすごく暑いの。わたし達は早々に森の散歩から戻ってきた。
森から出ると、もう家の形が出来上がっているじゃない!!
「……すっごい。アシャールさん、一休みしない?」
スキルちゃん達が用意した素材を使って、魔導具作りスキルの延長みたいに作っているのかと思っていたけど、魔法も使って作業してるようで、作業速度が尋常じゃないわ。
「香子! おかえりなさい。パナマ草茶を淹れてくれますか?」
「冷たいのにするわね」
馬車の上にいたピホも戻ってきた。
わたしはよく冷えたパナマ草茶に柑橘果汁を少し入れる。スキルちゃん達におしゃれな脚付きのグラスを作って貰っていたので、今日はそっちを使う。
「はあ……沁み入ります……」
珍しくアシャールさんが、しみじみと言った。本当に今日は暑いわ。
私も汗だくになったもの。
「今日暑いですから、水分補給しっかりしてくださいね」
「多分明日以降は徐々に涼しくなっていきますわ。きっと今日が夏の終わりよ」
「そうなんですか?」
マリーシェラさんは頷いた。
「夏の最後の日はいつも特別暑くなるのです。今年はドレスじゃないので、快適ですわ」
「あ、そうだった。これがキンマユガの真珠ね」
わたしは素材収納から、取り出して、転がらないよう木皿に入れる。四十個程有った。
パナマ草は二十本を一束にまとめてある。対して繭は五十個あった。パナマ草のレートが高すぎると思ったけど、くれたんだからまあいいかって素直に貰ったのよ。生糸に釣られて。
「王冠に一つ添えられるかどうかの宝石がこんなに……!!」
「え? そんなに高価なの?!」
「キンマユガの繭を見つけても、必ず真珠が入っているとは限らないのですよ。どうしたんですか、これは」
「えっと、森のすぐそこで出会って、パナマ草一束と物々交換した結果?」
「なるほど。香子にしか出来ないことですね。それにしても流石スキルちゃんです。傷一つ付けずに繭から取り出してあるとは」
他にも繭の中に入っていた種とか魔宝石とか並べていく。
キンマユガ的に物々交換の対価は、多分こっちの方なのよね。なんで真珠の割合多いのかしら?
は~い。スキルちゃんがお答えします!
キンマユガは、糸の元を作る絹糸腺が大きくてどんどん繭を作るの。お気に入りを入れられなかった繭の中で生まれてくる真珠には対しては特に未練もなく邪魔なので、普段は土に埋めて土に還してるよー。繭の中に入ったままだと、真珠も土に還るの。とても良い肥料! キンマユガのいる土地は豊かな土地なのーららん。
ロマンがなくなりそうなスキルちゃんの解答はそっと心の中に留めておく。わたし、キンマユガさんにとって半分廃品回収業者なのかなと思ったけど、めっちゃ得してるので、ウィンウィンでいいよね。
「繭から取り出すのって、難しいの?」
「ええ、繭は幾層にもなって分厚く強固なので、削るように慎重にナイフを入れていかないといけないのです」
「ナイフ入れると糸として使えなくない? 勿体ないわ」
「糸?」
アシャールさんとマリーシェラさんはキョトンとしている。
糸、取れたよね、スキルちゃん?
いっぱい採れたよーるるん。
シーツに枕カバーに布団カバー、そしてパジャマも作れるよー、アシャールの紐パンも作れるぅららん。
紐パン。そう、洗濯係だから知っている。この世界の一般的な男性下着は紐パン。女性はドロワーズ。でもドロワーズじゃズボン穿けないから、早々にスキルちゃん達にぱんつとスパッツを作ってもらっていたわたしだった。
じゃなくて。わたしはスキルちゃんの作った枕カバーを取り出した。
サテン織じゃないのに、ツルツル感がありつつ、肌に馴染む。とろりとした良い感触の生地だわ。
「これがキンマユガの繭から作った布です」
鑑定スキルを持つマリーシェラさんが、目を見張った。
「生き物にとって心地よい環境を作り出す奇跡の布地で作られた枕カバー……」
ん?
「香子さん、キンマユガの繭から糸を取り出すには、採取スキルか生産関係のスキルがSー壱以上ないと出来ないそうですよ」
奈々美さんが、スマホの鑑定図鑑を見て教えてくれる。
「つまり一般普及しない品ですね。香子のおかげで、私は今が一番、人生で楽しい時です」
「くそう、新居では皆んな、この寝具で寝てもらうんだからぁ!」
わたし達は皆んなで笑い合った。
アシャールさんが作業を再開しに行くと、スキルちゃん達も外に出たがった。
今日は暑いというのに……。
わたしはアシャールさんに渡す菅笠と、自分のそれを持って外に出る。
「アシャールさん、笠被ってー」
「ああ、ありがとうございます。香子はこの暑さの中どうするつもりですか?」
「スキルちゃん達がすることあるらしくて」
そう言った途端に、見覚えのある魔導具がドンと現れた。実際見たものより小ぶりだけど。
魔物を生み出す魔導具……の試作機。復元しちゃったのか、スキルちゃん達よ。
設定はスキルちゃん達が済ませてあるらしく、後は起動するだけだ。スキルちゃん達を信じて、わたしはポチッと起動した。
途端に、無数のふわふわの光が現れ、それらは農園作成の作業を行っていく。土がぽこぽこ耕され、木の柵も出来ていく。スキルちゃんが作っていた配管を組み立て、掘ったら自噴するほどの豊富な井戸水を利用して、レバーを押すだけで畑中に水やりができるものも出来上がっていく。
「…………これは!!」
驚くアシャールさんの横顔を眺めつつ、私は素直に疑問を口にした。
「えっと、これ本当に魔物?」
「ええ、フェアリーレイスという物理攻撃の効かない魔物です。個体によって様々な属性のスキルを持ち、このように労働をしてくれる希少な魔物です。確か三百年くらい前に乱獲で絶滅してしまったはず……」
地上の農園は、彼らに任せたなのーるるん。
お家のお掃除とかもしてくれるのーららん。
「小さなお手伝いさんね。ご飯は何が良いのかしら?」
「彼らは自然の中の魔力を食べて生きてますので、特に食事の用意とか要りませんよ」
「なるほど。皆んなー手伝ってくれてありがとーこれからよろしくねー」
わたしが手を振ると、フェアリーレイス達はチカチカ瞬いた。
そうして夜がふける前に、新居と農園が出来上がってしまったのだった。
とは言っても、わたし達が入居するのは明日から。今夜はフェアリーレイス達が仕上げのお掃除をしてくれているのよ。
明日夜が明けるのを楽しみにしながら、わたし達は眠った。
朝が来て、改めて家の外観を見る、一階から外壁の色がブルーグレー、ベージュ、白とミケ子色になっているだけでなく、馬車を停めるインナーガレージの隣にキトキトコンビの部屋と温泉があって、部屋から二匹が一階のリビングに入れるようになっている。家の中の階段は上がれないけれども、外から各階のベランダに飛んでいく事は出来る。つまりそこからキトキトと出入りが可能。アシャールさんのこういう気遣いが深いところ、好きだなぁと思うのよ。
わたしと奈々美さんの強い要望で、家の中は土足厳禁だ。玄関前に小さな足洗いがあり、ミケ子とムウはそこで足を洗って、足拭きのある専用出入り口を使う。
そんな内向きとは別に、ちょっとした客に対応する土足用のカフェスペースのような場所も作ってあった。お外で作業して、ちょっと休憩するにも良い場所よね。
土地に制限がないので、どのスペースも広くゆったりと作ってある。
床材は木材だが、スキルちゃんの技術で、薄くタラセタを吹き掛けて、木目を損なわないラメのように定着させているので、蹄や猫爪で傷つくことはない。木材が見える所は全てそうなっていた。
各壁や扉、柱なんかは、ミケ子が爪研ぎ可能な高さまでタラセタを被せて上手く装飾してあるし、ちゃんと専用の爪研ぎも用意してある。
家具類は白塗装で統一してあった。取手などでタラセタを使用してる場合も、一旦白で塗装したら、軽く塗装を落とすところを作って、金をちらりと見せるだけの凝りようだった。
壁紙は一階は緑系で統一。二階はわたしの好みで白とピンク系。三階は青系だ。
わたしの荷物など多くはない。大抵空間収納に入れっぱなしだしね!
というわけで、自室より先に三階を見に行く。階段は木製の手すりが付いていて、段の高さも幅も、わたしが登り降りしやすいようになっている。
わたしは、いの一番にバスルームを見に行った。ミケ子もふんふん匂いを嗅ぎながら付いてくる。その後ろにムウも。ピホはスマホ持って、撮影しまくってるよ。
トルコ宮殿風のタイル張りスタイルに、テンション上がって、近くにいるフェアリーレイスさんたちとタッチし合う。物理攻撃の効かない魔物らしいが、攻撃ではないのでいけるのだろう。わたしも写真撮っておこっと。
「香子さん! すごいですよ。どこもホテルみたいに豪華!!」
興奮した奈々美さんが、お部屋から出てきた。
「無料で豊富に使える建材がキンキラリンだから、もう全体的に豪華にしなきゃ合わなくなっちゃったのよね。でもテンション上がっちゃう。お風呂可愛かったわ」
「トレーニングルームも理想的でした……! わたしも二階、見学して良いですか?」
「もちろん! あ、お風呂は今アシャールさんに試して貰ってるから、午後から見てね。マリーシェラさんは?」
「了解しました。今はリリーティア妃やセリシア妃の質問攻めに忙しそうです。ピホさんがネコノメ公式アカウントにドンドン更新していってるみたいで」
それね! ピホはどんどん読み書きも覚えて、自然な文章で投稿もトークもできるようになってしまったの。
森から出ると、もう家の形が出来上がっているじゃない!!
「……すっごい。アシャールさん、一休みしない?」
スキルちゃん達が用意した素材を使って、魔導具作りスキルの延長みたいに作っているのかと思っていたけど、魔法も使って作業してるようで、作業速度が尋常じゃないわ。
「香子! おかえりなさい。パナマ草茶を淹れてくれますか?」
「冷たいのにするわね」
馬車の上にいたピホも戻ってきた。
わたしはよく冷えたパナマ草茶に柑橘果汁を少し入れる。スキルちゃん達におしゃれな脚付きのグラスを作って貰っていたので、今日はそっちを使う。
「はあ……沁み入ります……」
珍しくアシャールさんが、しみじみと言った。本当に今日は暑いわ。
私も汗だくになったもの。
「今日暑いですから、水分補給しっかりしてくださいね」
「多分明日以降は徐々に涼しくなっていきますわ。きっと今日が夏の終わりよ」
「そうなんですか?」
マリーシェラさんは頷いた。
「夏の最後の日はいつも特別暑くなるのです。今年はドレスじゃないので、快適ですわ」
「あ、そうだった。これがキンマユガの真珠ね」
わたしは素材収納から、取り出して、転がらないよう木皿に入れる。四十個程有った。
パナマ草は二十本を一束にまとめてある。対して繭は五十個あった。パナマ草のレートが高すぎると思ったけど、くれたんだからまあいいかって素直に貰ったのよ。生糸に釣られて。
「王冠に一つ添えられるかどうかの宝石がこんなに……!!」
「え? そんなに高価なの?!」
「キンマユガの繭を見つけても、必ず真珠が入っているとは限らないのですよ。どうしたんですか、これは」
「えっと、森のすぐそこで出会って、パナマ草一束と物々交換した結果?」
「なるほど。香子にしか出来ないことですね。それにしても流石スキルちゃんです。傷一つ付けずに繭から取り出してあるとは」
他にも繭の中に入っていた種とか魔宝石とか並べていく。
キンマユガ的に物々交換の対価は、多分こっちの方なのよね。なんで真珠の割合多いのかしら?
は~い。スキルちゃんがお答えします!
キンマユガは、糸の元を作る絹糸腺が大きくてどんどん繭を作るの。お気に入りを入れられなかった繭の中で生まれてくる真珠には対しては特に未練もなく邪魔なので、普段は土に埋めて土に還してるよー。繭の中に入ったままだと、真珠も土に還るの。とても良い肥料! キンマユガのいる土地は豊かな土地なのーららん。
ロマンがなくなりそうなスキルちゃんの解答はそっと心の中に留めておく。わたし、キンマユガさんにとって半分廃品回収業者なのかなと思ったけど、めっちゃ得してるので、ウィンウィンでいいよね。
「繭から取り出すのって、難しいの?」
「ええ、繭は幾層にもなって分厚く強固なので、削るように慎重にナイフを入れていかないといけないのです」
「ナイフ入れると糸として使えなくない? 勿体ないわ」
「糸?」
アシャールさんとマリーシェラさんはキョトンとしている。
糸、取れたよね、スキルちゃん?
いっぱい採れたよーるるん。
シーツに枕カバーに布団カバー、そしてパジャマも作れるよー、アシャールの紐パンも作れるぅららん。
紐パン。そう、洗濯係だから知っている。この世界の一般的な男性下着は紐パン。女性はドロワーズ。でもドロワーズじゃズボン穿けないから、早々にスキルちゃん達にぱんつとスパッツを作ってもらっていたわたしだった。
じゃなくて。わたしはスキルちゃんの作った枕カバーを取り出した。
サテン織じゃないのに、ツルツル感がありつつ、肌に馴染む。とろりとした良い感触の生地だわ。
「これがキンマユガの繭から作った布です」
鑑定スキルを持つマリーシェラさんが、目を見張った。
「生き物にとって心地よい環境を作り出す奇跡の布地で作られた枕カバー……」
ん?
「香子さん、キンマユガの繭から糸を取り出すには、採取スキルか生産関係のスキルがSー壱以上ないと出来ないそうですよ」
奈々美さんが、スマホの鑑定図鑑を見て教えてくれる。
「つまり一般普及しない品ですね。香子のおかげで、私は今が一番、人生で楽しい時です」
「くそう、新居では皆んな、この寝具で寝てもらうんだからぁ!」
わたし達は皆んなで笑い合った。
アシャールさんが作業を再開しに行くと、スキルちゃん達も外に出たがった。
今日は暑いというのに……。
わたしはアシャールさんに渡す菅笠と、自分のそれを持って外に出る。
「アシャールさん、笠被ってー」
「ああ、ありがとうございます。香子はこの暑さの中どうするつもりですか?」
「スキルちゃん達がすることあるらしくて」
そう言った途端に、見覚えのある魔導具がドンと現れた。実際見たものより小ぶりだけど。
魔物を生み出す魔導具……の試作機。復元しちゃったのか、スキルちゃん達よ。
設定はスキルちゃん達が済ませてあるらしく、後は起動するだけだ。スキルちゃん達を信じて、わたしはポチッと起動した。
途端に、無数のふわふわの光が現れ、それらは農園作成の作業を行っていく。土がぽこぽこ耕され、木の柵も出来ていく。スキルちゃんが作っていた配管を組み立て、掘ったら自噴するほどの豊富な井戸水を利用して、レバーを押すだけで畑中に水やりができるものも出来上がっていく。
「…………これは!!」
驚くアシャールさんの横顔を眺めつつ、私は素直に疑問を口にした。
「えっと、これ本当に魔物?」
「ええ、フェアリーレイスという物理攻撃の効かない魔物です。個体によって様々な属性のスキルを持ち、このように労働をしてくれる希少な魔物です。確か三百年くらい前に乱獲で絶滅してしまったはず……」
地上の農園は、彼らに任せたなのーるるん。
お家のお掃除とかもしてくれるのーららん。
「小さなお手伝いさんね。ご飯は何が良いのかしら?」
「彼らは自然の中の魔力を食べて生きてますので、特に食事の用意とか要りませんよ」
「なるほど。皆んなー手伝ってくれてありがとーこれからよろしくねー」
わたしが手を振ると、フェアリーレイス達はチカチカ瞬いた。
そうして夜がふける前に、新居と農園が出来上がってしまったのだった。
とは言っても、わたし達が入居するのは明日から。今夜はフェアリーレイス達が仕上げのお掃除をしてくれているのよ。
明日夜が明けるのを楽しみにしながら、わたし達は眠った。
朝が来て、改めて家の外観を見る、一階から外壁の色がブルーグレー、ベージュ、白とミケ子色になっているだけでなく、馬車を停めるインナーガレージの隣にキトキトコンビの部屋と温泉があって、部屋から二匹が一階のリビングに入れるようになっている。家の中の階段は上がれないけれども、外から各階のベランダに飛んでいく事は出来る。つまりそこからキトキトと出入りが可能。アシャールさんのこういう気遣いが深いところ、好きだなぁと思うのよ。
わたしと奈々美さんの強い要望で、家の中は土足厳禁だ。玄関前に小さな足洗いがあり、ミケ子とムウはそこで足を洗って、足拭きのある専用出入り口を使う。
そんな内向きとは別に、ちょっとした客に対応する土足用のカフェスペースのような場所も作ってあった。お外で作業して、ちょっと休憩するにも良い場所よね。
土地に制限がないので、どのスペースも広くゆったりと作ってある。
床材は木材だが、スキルちゃんの技術で、薄くタラセタを吹き掛けて、木目を損なわないラメのように定着させているので、蹄や猫爪で傷つくことはない。木材が見える所は全てそうなっていた。
各壁や扉、柱なんかは、ミケ子が爪研ぎ可能な高さまでタラセタを被せて上手く装飾してあるし、ちゃんと専用の爪研ぎも用意してある。
家具類は白塗装で統一してあった。取手などでタラセタを使用してる場合も、一旦白で塗装したら、軽く塗装を落とすところを作って、金をちらりと見せるだけの凝りようだった。
壁紙は一階は緑系で統一。二階はわたしの好みで白とピンク系。三階は青系だ。
わたしの荷物など多くはない。大抵空間収納に入れっぱなしだしね!
というわけで、自室より先に三階を見に行く。階段は木製の手すりが付いていて、段の高さも幅も、わたしが登り降りしやすいようになっている。
わたしは、いの一番にバスルームを見に行った。ミケ子もふんふん匂いを嗅ぎながら付いてくる。その後ろにムウも。ピホはスマホ持って、撮影しまくってるよ。
トルコ宮殿風のタイル張りスタイルに、テンション上がって、近くにいるフェアリーレイスさんたちとタッチし合う。物理攻撃の効かない魔物らしいが、攻撃ではないのでいけるのだろう。わたしも写真撮っておこっと。
「香子さん! すごいですよ。どこもホテルみたいに豪華!!」
興奮した奈々美さんが、お部屋から出てきた。
「無料で豊富に使える建材がキンキラリンだから、もう全体的に豪華にしなきゃ合わなくなっちゃったのよね。でもテンション上がっちゃう。お風呂可愛かったわ」
「トレーニングルームも理想的でした……! わたしも二階、見学して良いですか?」
「もちろん! あ、お風呂は今アシャールさんに試して貰ってるから、午後から見てね。マリーシェラさんは?」
「了解しました。今はリリーティア妃やセリシア妃の質問攻めに忙しそうです。ピホさんがネコノメ公式アカウントにドンドン更新していってるみたいで」
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