私の日常

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誤解

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繭 「里奈ー」

里奈 「…。」

繭 「里ー奈ー」

私は繭に呼ばれているのに気がついた。
繭は心配そうに私を見つめる。

繭 「最近どうしたの?また悩み事?」

里奈 「うん…」

繭 「相談になるよ?」

里奈 「今日一緒に帰れる…?」

ー放課後ー

私は繭を放課後誘い、今の悩みをぶちまけた。

繭 「それさー、2人とも里奈のこと好きだとしか思えないんだけど(笑)」

里奈 「笑い事じゃないんだってばぁ」

繭 「ごめんって(笑)」

里奈 「もう…2人とどうしたらいいのかわからないの!」

繭は唸りながら考える。

繭 「まぁ、とりあえず様子見でいいんじゃん?」

里奈 「様子見?」

繭 「2人が本当に里奈のことが好きか」

里奈 「んー…!ちょっと待った!」

私は蓮に彼女がいることを思い出した。

里奈 「蓮は彼女いるよ!」

繭 「噓だぁ。それなら最近の蓮君の行動は何なの?」

里奈 「知らない…」

そのあとも繭に相談を受けてもらい、明日繭がさりげなく蓮に彼女のことを聞いてくれることになった。

ー翌日ー

ドタドタドタッ
来た。
私と繭は目を合わせ頷いた。

蓮 「里奈ー!昼飯食おうぜー!」

繭 「ねぇねぇ、蓮君ってさ彼女とかいるの?」

蓮 「ん?なんで?」

繭 「いや、友達がさ気になってるみたいで💦」

蓮 「ふーん。別にいないよ」

ガタンッ
私は驚いて勢いよく椅子から立ち上がった。
蓮は驚いた目で私を見ている。

里奈 「え、彼女いないの!?なんで!?」

蓮 「えっ、なんでって言われても…いないもんはいないよ」

里奈 「じゃああの告白は何だったの!?」

私は頭の中がグチャグチャになった。
蓮は何のことを言っているのか良くわかっていなかった。

蓮 「は?告白?……!あっ!あれ!えっ、見てたの!?」

私は小さく頷いた。

蓮 「あー、なるほどね。だからあの日なんか様子が可笑しかったのか。」

蓮は一息ついて私にあの告白について説明してくれた。

蓮 「あれは芝居!あの子が彼氏と別れたいとかで俺に頼んで来たから、一芝居しただけだよ!」

里奈 「そうだったんだ…ていうか、別に誤解解くようなことしなくていいし!」

私はなぜか少しホッとしていた。
蓮はクスッと笑った。

蓮 「自分から聞いてきたくせに(笑)」

里奈 「うるさいっ」

蓮にそう言って、私はトイレに向かった。
すると、後ろから蓮が私を追いかけてきて私の手首を掴んだ。

蓮 「里奈!」

里奈 「何…」

私は不機嫌そうに返事をした。

蓮 「さっきのこと、里奈にだけは誤解されたくなかった。だからちゃんと伝えときたかった。」

私は勘違いしているだけだと思った。
蓮が私を好きになるはずがないと…。
蓮は真剣な顔で私を見つめている。

蓮 「悠…」

蓮は私の後ろを見て呟いた。
私の後ろには悠が立っていた。
悠は私の手首を掴んでいる蓮の手を離し、蓮の手を掴みながら言った。

悠 「蓮。この前の話覚えてるか?俺はお前には負けない…」

私は蓮と悠がなぜ睨み合っているのかわからなかった…。
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