7 / 11
好きだ
しおりを挟む
里奈 「この前の話って…?」
私が話しかけたのにも気付かず、2人は睨み合っていた。
蓮 「…覚えてるよ。俺も悠には負けられない」
2人は私の方に目を向けた。
蓮と悠は私の手首を掴んだ。
蓮&悠 「俺はお前が好きだ!」
里奈 「…え?」
2人は真面目な顔で私を見ている。
私はどうしたらいいかわからなくてその場から逃げ出した…。
ー屋上ー
バタンッ
私は勢いよく扉を閉め、その場で立ち尽くした。
里奈 「さっきのは何…?蓮と悠が私を好き…?」
私の頭の中は混乱していた。
里奈 「今までそんな素振り見せてないし、1年も関わってないんだよ!?」
私はその場に座り込みうずくまった。
ー放課後ー
午後の授業はまともに受けられなかった。
繭 「里奈ー帰ろー」
里奈 「…ごめん…今日は1人で帰る…」
私はそう言って教室を後にした。
帰り道はずっと2人のことを考えていた。
蓮 「里奈!」
蓮が私の手首を掴んで引っ張った。
私は意識を取り戻して前を見ると、そこは車道で赤信号だった。
蓮 「危ないだろ!前を見ろ!」
里奈 「…ご、ごめん」
蓮 「…いや、無事ならいいんだ」
蓮は私が教室を後にした数分後に教室に来て、繭から「里奈は先に帰った」「少し様子が変だった」と聞いて追いかけてきたらしい。
蓮 「…あの時はごめんな。あんなこと言って…」
里奈 「…なんで私なんか」
私は呟くように言った。
蓮 「俺は小さい頃からずっと里奈が好きだった」
蓮は後ろから下を向いている私の姿を見て言った。
里奈 「じゃあ悠は…?」
蓮 「あいつは…本人から聞け。自分から人の気持ちは言えない」
里奈 「…」
そのあとは沈黙が続き、あっという間に家についた。
里奈 「…じゃ」
蓮 「おう、また明日な」
蓮は寂しそうな声で手を振りながら言った。
ー学校ー
今日は1人で登校してきた。
今は2人には会いづらい…。
里奈 「はぁ…」
私はため息をついた。
今日は体育がある日。2人に会いたくなくても、会ってしまう。
ー体育ー
先生 「今日は男女混合でドッチボールをする。準備体操しっかりやれー」
生徒 「わぁーい!」
皆大喜びして、はしゃいでいる。
私はそんな中、2人が私のことをなぜ「好きだ」と言ったのかを考えていた。
ピーッ
先生の笛の音で、試合が始まった。
私は今会いたくない悠と同じチームになってしまった。
悠を見ながら、「どうして私を…?」など色々考えていた。
繭 「里奈危ない!」
ドンッ
私は悠を見過ぎて横からくるボールに気付かず、頭に当たって倒れた。
私が話しかけたのにも気付かず、2人は睨み合っていた。
蓮 「…覚えてるよ。俺も悠には負けられない」
2人は私の方に目を向けた。
蓮と悠は私の手首を掴んだ。
蓮&悠 「俺はお前が好きだ!」
里奈 「…え?」
2人は真面目な顔で私を見ている。
私はどうしたらいいかわからなくてその場から逃げ出した…。
ー屋上ー
バタンッ
私は勢いよく扉を閉め、その場で立ち尽くした。
里奈 「さっきのは何…?蓮と悠が私を好き…?」
私の頭の中は混乱していた。
里奈 「今までそんな素振り見せてないし、1年も関わってないんだよ!?」
私はその場に座り込みうずくまった。
ー放課後ー
午後の授業はまともに受けられなかった。
繭 「里奈ー帰ろー」
里奈 「…ごめん…今日は1人で帰る…」
私はそう言って教室を後にした。
帰り道はずっと2人のことを考えていた。
蓮 「里奈!」
蓮が私の手首を掴んで引っ張った。
私は意識を取り戻して前を見ると、そこは車道で赤信号だった。
蓮 「危ないだろ!前を見ろ!」
里奈 「…ご、ごめん」
蓮 「…いや、無事ならいいんだ」
蓮は私が教室を後にした数分後に教室に来て、繭から「里奈は先に帰った」「少し様子が変だった」と聞いて追いかけてきたらしい。
蓮 「…あの時はごめんな。あんなこと言って…」
里奈 「…なんで私なんか」
私は呟くように言った。
蓮 「俺は小さい頃からずっと里奈が好きだった」
蓮は後ろから下を向いている私の姿を見て言った。
里奈 「じゃあ悠は…?」
蓮 「あいつは…本人から聞け。自分から人の気持ちは言えない」
里奈 「…」
そのあとは沈黙が続き、あっという間に家についた。
里奈 「…じゃ」
蓮 「おう、また明日な」
蓮は寂しそうな声で手を振りながら言った。
ー学校ー
今日は1人で登校してきた。
今は2人には会いづらい…。
里奈 「はぁ…」
私はため息をついた。
今日は体育がある日。2人に会いたくなくても、会ってしまう。
ー体育ー
先生 「今日は男女混合でドッチボールをする。準備体操しっかりやれー」
生徒 「わぁーい!」
皆大喜びして、はしゃいでいる。
私はそんな中、2人が私のことをなぜ「好きだ」と言ったのかを考えていた。
ピーッ
先生の笛の音で、試合が始まった。
私は今会いたくない悠と同じチームになってしまった。
悠を見ながら、「どうして私を…?」など色々考えていた。
繭 「里奈危ない!」
ドンッ
私は悠を見過ぎて横からくるボールに気付かず、頭に当たって倒れた。
0
あなたにおすすめの小説
診察室の午後<菜の花の丘編>その1
スピカナ
恋愛
神的イケメン医師・北原春樹と、病弱で天才的なアーティストである妻・莉子。
そして二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。
「菜の花クリニック」と「サテライトセンター」を舞台に、三人の愛と日常が描かれます。
時に泣けて、時に笑える――溺愛とBL要素を含む、ほのぼの愛の物語。
多くのスタッフの人生がここで楽しく花開いていきます。
この小説は「医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語」の1000話以降の続編です。
※医学描写と他もすべて架空です。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
女性が少ない世界でVTuberやります!
dekoma26+ブル
恋愛
ある日朝起きてキッチンに行くとそこには知らない男性たちが! …え、お父さん⁉
なぜか突然女性の少ない世界に来てしまった少女がVTuberをしたり、学校に通ったりするお話。
※忘れてなければ毎週火曜・金曜日の夜に投稿予定。作者ブル
ある辺境伯の後悔
だましだまし
恋愛
妻セディナを愛する辺境伯ルブラン・レイナーラ。
父親似だが目元が妻によく似た長女と
目元は自分譲りだが母親似の長男。
愛する妻と妻の容姿を受け継いだ可愛い子供たちに囲まれ彼は誰よりも幸せだと思っていた。
愛しい妻が次女を産んで亡くなるまでは…。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
幼馴染の許嫁
山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる