私の日常

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好きだ

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里奈 「この前の話って…?」

私が話しかけたのにも気付かず、2人は睨み合っていた。

蓮 「…覚えてるよ。俺も悠には負けられない」

2人は私の方に目を向けた。
蓮と悠は私の手首を掴んだ。

蓮&悠 「俺はお前が好きだ!」

里奈 「…え?」

2人は真面目な顔で私を見ている。
私はどうしたらいいかわからなくてその場から逃げ出した…。

ー屋上ー

バタンッ
私は勢いよく扉を閉め、その場で立ち尽くした。

里奈 「さっきのは何…?蓮と悠が私を好き…?」

私の頭の中は混乱していた。

里奈 「今までそんな素振り見せてないし、1年も関わってないんだよ!?」

私はその場に座り込みうずくまった。

ー放課後ー

午後の授業はまともに受けられなかった。

繭 「里奈ー帰ろー」

里奈 「…ごめん…今日は1人で帰る…」

私はそう言って教室を後にした。
帰り道はずっと2人のことを考えていた。

蓮 「里奈!」

蓮が私の手首を掴んで引っ張った。
私は意識を取り戻して前を見ると、そこは車道で赤信号だった。

蓮 「危ないだろ!前を見ろ!」

里奈 「…ご、ごめん」

蓮 「…いや、無事ならいいんだ」

蓮は私が教室を後にした数分後に教室に来て、繭から「里奈は先に帰った」「少し様子が変だった」と聞いて追いかけてきたらしい。

蓮 「…あの時はごめんな。あんなこと言って…」

里奈 「…なんで私なんか」

私は呟くように言った。

蓮 「俺は小さい頃からずっと里奈が好きだった」

蓮は後ろから下を向いている私の姿を見て言った。

里奈 「じゃあ悠は…?」

蓮 「あいつは…本人から聞け。自分から人の気持ちは言えない」

里奈 「…」

そのあとは沈黙が続き、あっという間に家についた。

里奈 「…じゃ」

蓮 「おう、また明日な」

蓮は寂しそうな声で手を振りながら言った。

ー学校ー

今日は1人で登校してきた。
今は2人には会いづらい…。

里奈 「はぁ…」

私はため息をついた。
今日は体育がある日。2人に会いたくなくても、会ってしまう。

ー体育ー

先生 「今日は男女混合でドッチボールをする。準備体操しっかりやれー」

生徒 「わぁーい!」

皆大喜びして、はしゃいでいる。
私はそんな中、2人が私のことをなぜ「好きだ」と言ったのかを考えていた。

ピーッ
先生の笛の音で、試合が始まった。
私は今会いたくない悠と同じチームになってしまった。
悠を見ながら、「どうして私を…?」など色々考えていた。

繭 「里奈危ない!」

ドンッ
私は悠を見過ぎて横からくるボールに気付かず、頭に当たって倒れた。
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