私の日常

nono

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俺じゃだめか?

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繭 「里奈!」

悠は繭の声で里奈が倒れたのに気がついた。

悠 「里奈!」

悠は里奈に駆け寄った。

悠 「おい里奈!里奈!」

悠は里奈を抱きかかえ、急いで保健室に向かっていった。

ー保健室ー

私は意識を取り戻した。
目の前には、私を心配そうに見ている悠がいた。

里奈 「ゆ…う」

悠 「里奈!…よかった」

里奈 「ここは…」

悠 「保健室だよ。覚えてる?」

里奈 「う、うん…いっ!」

私は倒れたときに床に頭をぶつけ、少し痛んだ。

悠 「大丈夫か!?」

里奈 「平気…ごめんね。迷惑かけて…」

悠 「迷惑なんかじゃないよ。なんともなくてよかった。」

悠が優しい顔で微笑んだ。
私はその顔を見て、胸がキュッとなった。

里奈 「先生は?」

悠 「用事があるからって行っちゃった。ここで暫く休んでていいってさ」

悠と2人だけの空間に胸がドキドキしていた。

ー夜ー

あの後、放課後に悠が私を家まで送ってくれた。

プルルルルップルルルルッ
蓮から電話が掛かってきた。

里奈 「もしもし?」

蓮 「繭から聞いた。頭痛むか?」

里奈 「ううん、もう平気」

蓮 「里奈…今から会えるか?」

里奈 「いいけど…」

電話越しの蓮の声はなんか切なそうな声をしていた。
ピンポーンッ
蓮が私の部屋に来た。

里奈 「どうしたの、こんな遅くにっ!」

蓮は私の腕を引っ張って、抱き寄せた。
私はその行動にドキドキしていた。

里奈 「れ、蓮?」

暫く黙ったまま、私を抱きしめていた。

里奈 「なにかあったの?」

蓮 「俺…もう我慢できないよ…」

里奈 「え?」

蓮は寂しそうに言う。

蓮 「悠と一緒にいる里奈を見たくない…」

里奈 「…」

蓮 「俺じゃだめか…?」

蓮は私を離して、切なそうな顔で私を見つめている。

里奈 「蓮…」

私は蓮の顔をジッと見ていた。
どうすればいいのかわからない。
2人とも好きだけど…自分の気持ちがわからない。

里奈 「私…自分の気持ちがよくわからないの」

私は下を向きながら話した。

里奈 「どうすればいいか…」

蓮 「ごめん…」

蓮は私の肩から手を離して家に帰っていった。
その日の夜は一晩中心がモヤモヤしていた。

ー翌日の朝ー

里奈 「行って来ます…」

昨日のこともあり、気持ちは沈んでいる。
私は教室につき、机の上にうつ伏せになった。
授業ではまともに頭に入らず、昨日のことばかり考えてた。

里奈 「(俺じゃだめか…か…)」

今日は数学の小テストがあった。
だが、今日は抜け殻のようでテストどころじゃなかった。お陰で居残りをするよう言われてしまった。

ー放課後の教室ー

私は居残りの課題をやらず、うつ伏せたままずっと空を眺めていた。
自分でも何を考えているのかわからなかった
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