私の日常

nono

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キス

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私は机にうつ伏せたまま、いつの間にか眠ってしまっていた。
気がつけば、辺りは薄暗くなっていた。
顔を上げるとそこには、前の机で寝ている人がいた。
誰かと思い顔を見ると、それは悠だった。

里奈 「(悠!?)」

悠はぐっすり寝ている。
私はその横顔を少しの間眺めていた。

里奈 「(悠ってよく見るとやっぱ格好いいんだなぁ…)」

私はそう思いながら悠の髪の毛を触った。

悠 「何してんの」

寝ていたはずの悠が、髪の毛を触っている私の手を握った。

里奈 「お、起きてたの!?」

悠は私の手を強く握って、私を引き寄せた。

悠 「好きだよ」

悠は私のおでこにキスをして言った。
私は顔を真っ赤にして、急いで家に帰った。
胸が張り裂けそうなくらいドキドキしていて苦しかった。

ー翌日ー

里奈 「(まだ胸が苦しい…)」

私が教室に向かっていると、反対側から悠の姿が見えた。
私は急いで物陰に隠れた。

里奈 「びっくりしたぁー」

昨日の今日でまともに顔が見れないと思った。
なのにどうして今日はこんなに鉢合わせしそうになるんだ…。

里奈 「(今日は人気がないところで食べよう…)」

私は周りを見渡して、悠がいないのを確かめて人気のない教室に入ろうと角を曲がった。
ドンッ
誰かとぶつかった。

里奈 「す、すみません💦」

目を開けると、ぶつかった人は悠だった…。

悠 「見ーつけた」

悠は私の手を押さえて、逃げないように人がいない教室に連れ込んだ。
私は驚きすぎて言葉が出なかった。
私は逃げられないことに気付いた。

悠 「今日はどうして俺を避けてたの」

里奈 「えっと、そ、れは…」

私は顔を真っ赤にして、目を泳がせていた。
悠は私の耳の傍で囁いた。

悠 「もしかして昨日キス、したから?」

私は図星をつかれ、悠の目を見た。

悠 「そっかぁ、意識してくれたんだ。嬉しい」

悠はニコリと微笑んだ。
悠は私のおでこに自分のおでこをくっつけた。
私は動揺して、どこを見ればいいのかわからなかった。

悠 「里奈、可愛い」

悠は小さな声で囁いて、私の唇にゆっくりキスをした。
私は心臓が止まったかのように体が動かなかった。
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