休載中。蜘蛛猫ちゃん、それは蜘蛛?それとも猫?何に分類されるかわからない系主人公

猫mm缶

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蜘蛛猫、親御さんへのご挨拶をする。

蜘蛛猫、羊眷属と一緒に孤児院へ?

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「2人とも何をやってるですか?」

「ピニャニャ」

呆れた声色で話しかける。

爺やさんの勝利で幕を閉じ、ほっほっほとほくそ笑む爺やさんと、悔しそうに眉間に皺を寄せていたシーフルが釣り上げられた状態でこちらを振り向く。

「お帰りなさいませ、主人様。並びにチョコ様。高いところからご挨拶失礼します」

「ほっほっほ。面白い気配を感じてのう、ついじゃ」

「ピニャ」

勘弁してほしいわー。私の家族を手合わせるつもりだけだったみたいだけど、冷や冷やしたんだからね!!

「申し訳ありません」

「ピニャ」

ん。許す。

「ベン爺さん。シーフルさんを降ろして上げてほしいです」

「そうじゃったな。いつまでも釣ってるのもあれじゃしのお。ほれ」

爺やさんはシーフルを解放すると、門の前へと戻っていった。

「ふー。やっと解放されました。さて、主人様。今日のご予定をお聞きしても宜しいでしょうか?」

「ピニャ」

シーフルが購入したっていう、孤児家に行こうかなって思ってね。やっぱり家族として家族が育てると決めた子達も、私の家族だからね。

「畏まりました。今からでも、大丈夫でしょうか?」

「ピニャ」

取り敢えず爺やさんに伝言だけ頼んで行こうか。

「です。ベン爺さん~」

「なんじゃ?」

チョコちゃんが説明しにいった。

「お嬢様にお伝えしときますじゃ」

「お願いしますです」

「ピニャ!」

それじゃあ行きましょう!!

歩き出そうとした時、シャロ家の丁度この前死線を繰り広げ、荒れ果てた敷地が目に入った。其処には大きなハンマーを地面に叩きつけるシャロママ(泣きそう)と、その横で馬を叩くようなあれに似た物をパチっ!パチっと叩くシャロちゃんが居ました。私は直ぐに目を逸らしました。

東南の方角の道を歩いていくと、お屋敷があった。まあ、シャロ家と比べたら小さいのだが。どうやら其処が今回の目的地孤児家らしい。

畑もあるし、井戸もある。子供たちが暮らすには十分だろう。この街が治安は良いのは知ってるけど、何があるか分からないし、シーフルが居ない時の事も少し考えなきゃ……

「ふふふん~♪」

その畑の近くで朝早くから、洗濯物を干している女性がいた。黒く長い髪に花柄のヘアピンで前髪が顔にかからない様にしている。優しいお姉さんといった印象だ。年齢は18歳くらいだろうか。

「シーフル兄さん!!」

「おう、何もなかったかセイフ?」

「はい。何もなかったです……?そちらの方は?」

発見するなり洗濯物を籠に放り出し近づいて来た。そしてチョコちゃんと私に気付くなり、若干変な人を見てしまったと言わんばかりに、目が泳いだ。

「こら!人を見た目で判断してはいけませんよ」

「御免なさい」

怒られてシュンとする姿は可愛らしかった。

「さて、主人様。ご紹介させて頂きます。こちら、この孤児家リーダーのセイフです」

「あ、主人様?!……」
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