消滅集落見付けて住んでたら異世界に行けた件

あるちゃいる

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17話

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「まだ怒ってるのか?いい加減機嫌直してくれ」
と、少しげんなりしながら言うが

「ツーン!」とか言いながら唇を尖らせてる

こーなったのは…


昼飯前に湯に浸かって浮いてる所にシノが女将を連れて帰ってきた

まぁまぉの大きさの風呂に女将が卒倒し

それを介抱しに来た女将の娘(皿洗いしてた)が
歓喜に打ち震え
あたしも入るーっでスッポンポンになり
俺の目線を塞ぎに掛かるシノと
湯船に飛び込む娘と
御礼は身体でと言い出した女将とすったもんだで
先程落ち着いた所だ

で、少し疲れたのと女将が
みっともない所を見せたと詫びの茶菓子と
風呂を作った御礼の紅茶を持ってきたので
折角だと俺もクズ平糖を出したところで

娘さんの「街へ行ってたの?」発言でシノが詰め寄ってきた

宿を出る時にシノを探したのだが

本店の方で女将と何か話し込んで居たのを遠目で観た

深刻そうに話をしてたので
特に呼び出す事もなく
一人で街に出掛けた事が確定

そうして絶賛大拗ね中って訳です


「一人で街に出掛けるなんて浮気したのと同じくらい酷い行為だ!!」と言い始めた

えー。そんなこと無いよー?

「そんなこと言って本当は胸の大きな女性でも見付けて浮気してたんじゃないの!?」
と、無いことまで言い出した
これは重症だ…


胸の無いシノも好きだよ?


爪が飛んできた


素早く逃げたが


執拗にブンブン飛んでくる


気を抜くと死ねる…っ

ジリジリと迫り来る殺気

ヒュッ!と前髪を掠めて爪が一閃

俺は耐えきれずに
「うわぁっ」と叫びながら転げながら
宿の離れから外へと飛び出し

脇目も振らずに走り抜け、そのまま街へと消えた


「あっー!また一人で街に!!!」と叫ぶシノと

女将と女将の娘は我感せずとばかりに
お茶を啜り、クズ平糖を舐めながら1言


「「怖がら過ぎたアンタが悪い」」


「えー」と、その場でペタンとしゃがみ項垂れた

「途中から楽しくなって来ちゃって…やり過ぎちゃった…」

舌を出してポカリと叩く

「仕草は可愛いのにねぇ…」と女将

「狼族って不憫…」と娘

「銀狼族だってば」とシノ

「「で?次の作戦は?」」と女将とシノ


「次は待ち伏せ作戦にしますかね?」とニヤリと
黒い笑みが溢れる

何を隠そう女将の娘が黒幕


「御意!」とシノ

「フフフフフ…」っと不敵に笑う女将


背筋がゾクッとした俺は今日は別の場所へ泊まろうと決意したのであった


全く酷い目にあった…

っていうかシノのヤツ…あんなに怒ることでも無いだろうに…誰かの入れ知恵か?

女将…いや…あの娘か…

はぁぁ…まぁいーや取り敢えず近付かないで置こう

人の怒りも30分っていうしな
30時間も放っとけば忘れる筈…
存在を忘れ去られると泣きそうなので
明日の朝には帰ろうかな…

あー、あと慰めように花とかあざといけど
そーいうのも大事だと何かに書かれていた気がする

花か…野花でいーかな?

ブツブツ考えながら街をブラブラしていると
野花を持って売っている女の子が目の端に入ってて
言葉に野花と出てしまった

それを聴きつけた少女が走って来て
銅貨5枚!!!と手を出して来た

そんな雑草みたいな花に銅貨5枚てエグッ‼っと思ったが、可愛かったので鼻の下を伸ばして買ってしまった。

なんの花だろこれ…名も無い花かも知れないが
調べよう(主に暇つぶしの為に)

だが、知らない街で図書館すら有るか分からない世界…

ドライアドはさっきピクニックだったな…
相手はサラマンダーかな…
次邪魔したら尻から根っ子挿れられて鼻から花を満開に咲かせられそうだな…


あ、シーオークが居たわ


っと周りを見ると街の中心なのか人が結構歩いてた

仕方ないなと街の裏道辺りに寄って
人が居ない事を確認したあと
シーオーク!っと呟いた

すると掌に幾何学模様が現れて膝を付いた騎士みたいな服を着た、ちょっと格好いいシーオークが現れた

「お初にお目にかかります!我が種族と契約して頂き感謝致します!つきましては主のお付きに拙者が選ばれました事を御報告致すと共に!お側付きとして働く事をお許し下さい!!!」

あ、はい。えっと…宜しく?

っと手を出してきたので指を出すと
両手で持って噛み付かれた
チクッとした程度だったが少しびっくりした

これで契約(呪い)は完璧らしい

あ!そんな事よりこの野花
何か効能とかある?

(序に命名シーオークのシークちゃん)

「おおっネームドになった!!?」

「今後はシークと名乗らせて頂きます‼」

うん。よろしくなシーク

で?この野草はどんな効果があるか分かる?


「あ、はい!分かります」


ただの雑草だってよ物語は始まらなかったな

違う物語は始まったけど…

俺には関係ない


取り敢えず花だよ花屋あるのかなー?


テクテクと街の散策は続く


@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

~シノちゃんの悪巧み①~


「して?参謀殿!作戦は?」とシノ

「うむ!作戦であるが今回はその縄を使おうと思うが!異論あるまいな?」と、娘さん

「この話し方まだ続けるのー?」と女将さん
流石に飽きたらしい…


罠の掛け方は7つ道具の中には入っておらず
仕方無いので(宿に泊まってる)冒険者に聞いてみることにした

「へーっいい縄ね!どこに売ってるの?」
ソロでCランク、得意は短剣
「えっと…貰い物なので詳しくは…」
…と、目を逸らす
「そう…残念ね」
仕事が終わったら無言で持っていきそう…
ズッとズーッと縄見てるし…
「その縄には先祖代々の髪の毛が混ざっておりまして…一族では無い者が持つと不幸に成るそうな…」

え。と縄から手を離しボタリと地面に落ちる縄

「ぁ…既に…」とか呟いておくと効果大




「だれへの作戦だったっけ?」と女将さん

「「あっ…」」

カタカタと震える冒険者に
やっちまった感のシノと娘さん


平謝りし作戦に混ぜる


簡単な作戦として
①旦那が帰ってくる
②足首に縄を縛って逆さ釣り
③逆さに向いた顔にシノが裸で跨り刺激
④大きくなった物をシノがなめ回す
⑤布団でハッスル

って、簡単な作戦があるんだけど?
やる?と、シノを見ると…
③と④の間で羞恥から気絶したっと冒険者が彼女を介抱している

「あ、大人っぽく見えてもシノちゃんまだ子供よ?」っと女将さん

「産まれてまだ数年じゃなかったかしら?」とシノを見る

「刺激し過ぎよアンタ」っと笑う


その後シノは目覚める事はなく
何もしないまま朝がやってきたらしい

花屋って無いもんだなぁ…
迷いの森で花作って売っても良いかもしれん…
話題性もありそう…
人手がいないか…

そーすると…人手…仕事無い…スラム…

仕事ある…人手無い…スラム…人手…


スラムから人手を持ってくればいーじゃん!
あっちの世界にも!
結界川渡れればいーんだから!
俺が引っ張れば行けるはず!!!

そーすればうちの村も安泰!

なんかすんごい事考えた気がする!
そーだよな!居なきゃ居るところから引っ張ればいーんだよ!

早速村に帰ろう!

要相談だ!

何かのやる気スイッチが入った俺は花もプレゼントも何もかも忘れて

今の考えを纏めるべく宿屋に帰ることに!!

しなかった!!!


…あぶねーッ!!!また何も考えずに行動するところだった!

相談は還ってから幾らでもするとして、今日の寝床だよな、探すのは

セクハラ宿屋以外を探さないと…どっかで紹介してくれそうな所があったような…

あ、冒険者ギルドかな!
(ラノベでは)

そうと決まれば!…どこだろここ…

いつの間にか迷子になってるってことありますよね?現実でも…ね?

ウンウンときっと誰かも頷いてるはず!

取り敢えず表通り探すか…
来た道帰るか…
素直に人に聞くか…
適当に歩くか…

4は無いな…
3も人攫いとか普通に居るからな信用ならん
これも無し…

来た道帰りながら、表通り目指す!
これだな!

来た道は多分こっちだな!
んでもって…確かここを曲がったはず!

んで、ここを道なりに行けば!!


…はい!迷子ーーっ!!!


大体考えながら歩いてるんだから
周りの景色なんて知らねーじゃん!!馬鹿か!

壁沿い歩けばどっかの門に辿りつくかも…
よし!壁伝いに…
壁伝いに…っとテクテク歩き
ソロソロ門だろう?って所で衛兵に当たる…
門じゃねーじゃん!!
駄目だー!どっかで見逃した?
戻らなきゃーっ!!!と戻ったは良いが
別に衛兵でも良かったんじゃん!と思い出し
一気にやる気が失せて

今は中央公園のベンチに歩き疲れて座ってるところさ!

迷子気質は異世界に行ったところで変わらないってことが良くわかった…論文提出する日があったらちゃんと書いておこう…うん


腹減ったな…屋台で飯でも食うか…

ちょうど焼き鳥?焼豚?焼き始めたみたいだし
なんか美味そうな匂いもしてる…

こっちのタレって醤油じゃないんだよな?
醤油あんのか?…デミグラスソースかな?
まぁ美味きゃ何でもいっか…

意外とボリュウームだけなら多いよな
味はまぁ、美味いところは美味い
何処でも一緒か
昔、若いときに北海道ならどの店入っても寿司は美味いと勘違いしてた事あったなぁ…

回り始めた数件が北海道にまで店を出したころの
店でウニに当たったんだよ…あれは最悪だった…あれからウニが食えなくなったしな…

北海道でウニに当たった男として
暫く語り続けたしな…珍しいって感じで…

カニも対して安くないんだよ
イカと甘海老に嵌まった北海道旅行だったっな
まぁ所変われば品代わり
食べるお土産 後腐れ無しってな

言わない?…あそ…うちだけか…

俺がこの世界に来たのは本当に偶然だった

とある国で、未発見遺跡を発見し
報告する前にその遺跡を調べていた時だった
偶然寄りかかった壁が回転し
滑り落ちた先に小さな小川が流れていて
ウッカリそこを飛び越えたら異世界だったのだ

俺は最初こそ足掻いたし、どうにか帰れる道も探した!家族だって残してるんだ!!
そりゃ抵抗もするだろう?
だが無駄だった
乗り越えられない壁が立ちふさがった
転げ落ちて飛び越えたソレは
今や飛び超えられない川になってしまった

そしてその川が何処に有るのかさえ分からない

案内人を頼らないとその場所に
立つ事も出来なくなった

俺は弱かった…途轍もなく弱かった

肉体が弱かった 少し走ったらもう駄目だ
息があがって動けなかった

精神が弱かった 少し叩かれたらもう駄目だ
涙が流れて 前すら見えなかった

俺は強くなろうと足掻いた
何時しか人は俺を英雄と呼んだ

俺は更にもっと強くなろうとした
何時しか人は俺を勇者と呼んだ

何時しか俺は年を取り
年月を重ねて信用を勝ち取り
信頼を得て来た

だが幾ら強くなろうと
どんなに信頼を得ても
俺の心を満たしてくれる物は無かった

この時意外は

田辺 晴人(71)
老齢に鞭を打って 最後の依頼を請け負った


【デッドオアアライブ】
【S】RANK任務【指名依頼】
天蓋の勇者 ハルト様へ
       以下の者の詳細を求む

【田辺 浩二】
        生死は問わない



俺は東の森へと旅立った

全ての答えはそこにあると信じて



@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


ただいまー!

朝になり、いい加減機嫌良くなった頃合いと思い
帰ってきた離れの宿屋

扉は閉まっている

声を掛けたが開く様子は無い

ドアを叩いてみる

返事はないし人の居る気配も無い

あれぇー?置いて行かれちゃった?

マジで?そんなに怒ってたの?
街に一緒に行かなかっただけで?
えーーーーーーー…。嘘でしょ?

何だよ参ったなぁ…
取り敢えず部屋には居ないみたいだし
本宿なら誰かしら居るだろうし
俺の荷物も有るかも知らんし
何言われるか分からないからセクハラ女将には会いたくなかったんだけど…仕方無い…

ハァァ…と今月一番ってくらいデカいため息と共に本宿前まで来ると 御免くださいよーっと呼び鈴を鳴らした

ーガロンゴロン‥

…どんな鈴使ってんだこの店…⁉

本当に変わった店だよ…って誰も出て来ないな…

おはよーございまーす!女将サーン?
誰かー⁉居ませんかーーっ!!!

誰も出て来ないんだが…休みか?
っにしたって!突然すぎるだろ…
昨日の今日だぞ?

俺は不審に思い 食堂の中へと歩いて向かった

だがやはり、誰も居なかった
料理長も泊り客もセクハラ女将さえも皆

忽然と姿を、行方をくらましていた

ふとメニューボードに何か貼られているのか、気になった俺は…手に取ってよく見てみた
そして愕然と成って動きが止まった

其処にはッ!!!

【S】RANK勇者

天蓋のハルト 緊急来訪!!!と書かれていた


みんなミーハーだったのねー…














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