消滅集落見付けて住んでたら異世界に行けた件

あるちゃいる

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18話

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天蓋
※ベッドに埃が落ちない様に上からぶら下がったアレ
※仏様や偉いお坊様に雨や日が当たらぬ様にする為の傘
※本編では教会の司祭様の盾みたいな意味で使ってます
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


街中に拡がる歓声 
建物の上層から降り散らされる花弁の雨

煌めく鎧を着けた四頭立ての馬達が
街宣車を引いて歩く

街宣車の上には白髪混じりだが
勇猛果敢な勇者で名を馳せただけはあり
その覇気は未だ衰えず

座っていても威厳が満ち溢れているようだった


やっと帰ってきたシノに女将さんとその娘さんや料理長にお客さん達は、俺を見つけるや椅子に座らせて勇者ハルトの話を留まることなく話し始めた


そうかそうか、凄かったんだな?うんうん分かった分かった…え?扱いが軽い?
いやいや、そんなことねーよ?

あれだろ?天蓋……傘持ち?

意味が違うの?ややこしいな…
あーいやいや!馬鹿にしてないって!
いや!本当に!兎に角勇者なんだろ?
2つ名持ちの勇者ね。ウンウンわかった
分かったから取り敢えず朝飯頼む


(あ~やっと話し終わったよ…
大体何だよ天蓋の勇者て
傘持ちの勇者じゃねーか…声には出さないけど)


ようシノ久し振り


「…久し振りなの?」


1日ぶりとも言うな

「そーだねぇ…1日ぶり」

楽しかったか?街は

「うん、楽しかったよー」

そっか

「ただ…コージ居なかったから少し楽しくなかったよ」

そっか

「次は一緒にいこう?」

そうだな

「約束ね?」

ああ約束だ

二人は見つめ合ったまま笑いあった



@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


さてと、何処から行くかねぇ
っと、ギルド酒場で周りを見渡す
すると目があったのはこの街のギルドマスター

ギルマスちょっと聞きたいんだけどね?
「おう!何でもきいてくれ!」とギルマス
協力要請は受け取っている

この辺りに東の銀狼関係者見たこと無いか?
「銀狼?…ああ居るな、許婚と一緒に来てるはずだ」
ああ?許婚?
「ああ、人族で30代半ばの奴だよ」

へー、幸先いいね
どの宿に居るか分かるかい?
「さくら亭の女将の所だよ」

桜亭?そりゃどの辺に…
「中央広場を突っ切って直ぐを左に行ってな?そっから…」

…ナルホドなるほど?
「ちっと複雑かもしんねーな」

まぁ、近く行ってまた人に聞くわ
「そーしてくれ」

おう、ありがとな!コレ謝礼な
机にコロンと金貨2枚を置いた
「そりゃ貰いすぎだろ!」っと突っ返すが

ギルド長っても給料安いんだろ?
「ぁぁ…まぁな…」

もらっとけもらっとけ
あって困るもんでもネーだろ?
っと金貨を握らされて押し込まれる
「わ、わりーな!天蓋の」

なぁに!いいってことよ!

じゃあなっ!っと小気味よくギルドを去るハルト
その背中が消えるまで見送るギルマス

「東の…ねぇ」
最近東の森が騒がしいっとギルマスの使い魔は言っていた
商人ギルド支店長のオトオ・トコもきな臭く動いてると聞く

王(右黒)と宰相(左黒)の使い魔も動いてるという情報は入っている

そして今度は勇者と来たもんだ

こりゃ何かあるとしか思えねぇ…


東キャンプで何かあったか…?

うーん。調べて悪いもんでもなさそーだな
そう思ったギルマスはパンパンと柏手を打つと
裏に控えている【A】RANKを呼び出す

その男の耳元で何某か囁くとコクリと小さく頷いたあと、ギルマスの部屋から出ていった

鶴が出るか蛇が出るか…

あとは神のみぞ知るってな


「「ご馳走様でした‼」」

朝飯も食べたので、取り敢えず離れに帰ってきた
風呂に水を張りサラマンダー粉をまぶし
お湯を作りシノと一緒に暖まっている

~コージの思考と
    諜報部からの報告~

無駄に広いもんで、淹れる量も多くなるが
毎日山の様に出来るので、贅沢に使っても問題無い

この粉、実はウンディーネの水でサラマンダーを冷した時にサラマンダーの粘膜と水が融合して乾燥した副産物で

本当に偶然出来上がった物だった

最初こそ捨てていたのだが、何かに利用できないか模索した所、水を温める作用がある事が分かったのである

これを使えば氷さえ熱湯に変えるので
これを売れば儲かるぞ!とシルフを中心に商品化

これを北の大地に売る事にしたのである

現代では流石に原粉を売る事は叶わなかったが
薄めてバスクリンとして売りに出したところ
地味にではあるが、安定した収入となっている

サラマンダー効果はこれだけでは無く
ハウス栽培の稲の成長にも貢献し
春になれば、稲作も開始出来そうで
亮介も引っ越してきて田植えが出来ると
ノーム以下妖精種の住民達が喜んでいた

田んぼだけでは無く畑も大分開墾が進み、春から育てる苗の選別が始まっていた

一部の畑にはジャガイモが埋まっており
春先には採れるだろうとノームが言っていた

人族がほぼ居ない限界集落は既に人外集落と妖精達の間で言われていて、異世界界隈で騒がれ始めているそうだ

異世界に存在する妖精の約8割がこの村に集まっているらしく
各地の密偵が霧の森へと探りに来ているそうだ

しかし、別名迷いの森と言われる場所なだけに
迂闊に入ると遭難しかねないので
もっぱら東の銀狼族との話し合い待ちとなってるらしい

帝国も動き出し自前のSランクを動かしたという噂もあり、目が離せない事案になりそうだ


「報告ありがとー!ってシルフに伝えておいてね!」

りょ!っと刎妖精の諜報部隊がウンディーネの部屋から去ってった

コージもある程度把握してたのねー…
中々順調に進んでるなぁ!
早くコージ達帰ってこないかなー…
ノームもお酒我慢して待ってるよ?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

おっ!やっと見つけたぞ!!さくら亭!!

広いよ!この都市!老体に優しくないよ!!


全く…っとブツブツ言いながら
ハルトは腰をトントン叩き離れへと向かう

最近はもっぱらこっち側にいると
近所の叔母さんに聴いた

年齢も近いのか仲睦まじくお似合いの夫婦らしい

姿形だけを見ればお似合いかも知れないが
鑑定持ちの俺の目は誤魔化せない!
しっかり見えてるぜ?コージ…

って、朝から風呂とは豪気だな…

しかも狼耳の美少女が嫁って…
うらやまけしからん!!
一発殴ってやらなアカンな!

ってか、風呂には言ってたら玄関叩いても
無意味じゃねーかよ!

ここは仕方無い!
塀を乗り越え突撃隣のお風呂屋さん!

ってことで!

「お邪魔しまブベエ!!」

っとシノに殴られ気絶した爺さん

大丈夫か?シノ…
見られた?


「大丈夫だよーコージ!」
見られる前に沈めたから


「ていうか、この人だよコージ!…Sランクの勇者様」
そういうと少し落ち込んだシノ
そりゃ無理はない…憧れの勇者が覗きだなんてな…

湯船に浮かぶ爺さんをサルベージして床に寝かせた俺は固まった…


マジかよ…我が目を疑ったわ…


「生きてたのかよ親父…」


う…ぃててて…意識飛んだのか?この俺が?
Sランクって伊達じゃねーんだけど?…参ったなぁ…あの嬢ちゃんつぇー…

っと、ここ何処だ?
なんか真っ暗…少し揺れてるし…馬車か?

あーもしかして、捕まったとか?
あーーっあり得る!コージならあり得る!
親をも売るに違いない!!冷たい奴だったからなぁ…昔から…

ガチャリとドアが開いたと思ったら
「譲ちゃんか!!」
叫ぶと爺様は私に迫ってきた!

「きゃーーーーーーーっ!!」
っと叫び姿が見えなくなった

「えー。その反応は爺さん寂しいなぁ…」
と、呟くと
腹にグボッと爪先がねじ込まれる

「ガハッ!…おまっ…老人には優しくしろよ!」
このバカ息子!!っと怒鳴る

「るせーよ!破廉恥爺!冥土に送ってやりたいわ!」惚けたかクソ親父!と返す

「ははは…元気そうだな安心したぞ!息子よ!ハグがしたい、縄を解いてくれ」
っと真剣な眼差しで言った

「ははは…相変わらずだな不安しかないわ!親父よ!ハグはしたくない、縄を結び直したいから動くな」っと真剣な眼差しで言った


「…ちっ」

聴こえてるぞ舌打ち


「お前!実の父に数年ぶりに会ったのに冷たくないか!?」狼狽えてる狼狽えてる(ウケる


「うるせーよ馬鹿親父!死んでてくれたら保険金甥っ子に使えたのに!冷たくもなるわ!!」


っとかぁちゃんなら言うはず

「あ!そうだ親父!」

「何だ息子よ?」

シルフ電話(念話)で母に親父が生きてたって言っといたからな?ちゃんと度付き合えよ?

「え。本当に?」
息子よ…それは蹂躙っていうんだよ…


「まぁそれは置いといて…」

「お前いつからこっちに居るんだ?」

「忘れた…」


「忘れたって…お前…許嫁は知ってるのか?」
シノか?


まあ、シノが第一村人だからな
そのときは犬だったが…


「あ?見た目が犬だったのに許婚にしたのか?」
お前…それはそれで実の父親としては不安しかないんだけど?


いや、許嫁になったのは最近で…って!いーんだよ!つーか!親父の方こそ何やってやがった‼
もしかしてアレか⁉異世界行ったら帰れませんてした!とか、言わないよな!?


「ああ…うん。帰れなかった…」


俺…結構行き来してるんだけど…?


「え。なんで…」


取り敢えずお前は連行するから


「え。なんで…⁉」


覗き 現行犯逮捕 


「え。本気なの?実の親よ⁉」
鬼畜?


「しかも2、30年振りに出会った感動とか無いの?」
ちょっと雑くない?


感動はないな。驚愕はあったけど…


「これ…馬車?」
揺れてるし


「ああっ時速80くらいでぶっ飛んてる」
動力は軽トラだよ


「ええ?本当に⁉」
今までのおれの苦労は何だったの?ってくらい異世界常識無視してませんか?


結界に橋渡したらうまく行ったらしくてな?
まぁ執行者が妖精だから出来たって事もあるかも


「えええ?妖精??俺だって10年前にやっとウンディーネの加護を貰ったのに!?魔法も必死で憶えて…」血の滲む訓練を思い出すと吐きそうになる


ウンディーネなら家の村に引っ越して来て居付いたぞ?ノームと一緒に…
最近の話ならサラマンダーとシルフとドライアドも引っ越してきたな…


「はぁああっ⁉もしかしてそれ東の森の向こう側の話!?」それ俺調べに来た奴じゃん!!
噂通りならコイツ…


「魔王ってお前だったの!?」


いや、誰が魔王やねん

バシッと突っ込んだ


~親父がシノに沈められてからの話~


「お父様?コーシは勇者の息子⁉」
私の目に狂いはなかった!


ああ…まぁ一応…不本意だが…


こんな自分に自由な奴も珍しいと思う
しかも実の親がコレだぞ…
ショックしかないわ

2,30年振りに出会った姿が覗きとか……
恥ずかし過ぎる……

このまま無かった事にしたいくらいだよ…


(目に見えてコージが落ち込みだした!!!)
これは良くない兆候だ!!!


「何かあったら即連絡してね?駆付けるからってウンディーネ言ってた!!!」
「翅妖精ちゃん達居る!?きんきゅーじたい!!!」


横でぎゃあきゃあ騒ぎ始めたシノは置いといて

本当にショック過ぎて気が滅入ってきた
ようやく逢えた親父がまさかの性犯罪者
しかも、被害者嫁予定の娘とか…最悪だった


なんか身体がフワフワ浮いてる気がする…
しかし今の俺には何もする気が起きなかった…


村に置いてきた車の音がし始めた…
俺は夢でも観ているのかも知れない
駄目だ…力が入らない…


「…ージ!コージ?大丈夫?」


夢現のままシノの声だけが聴こえてきた


また心配を掛けてしまった様だ…


「コージ。ご飯食べれる?」
心配そうな声でシノが言う…
何かを口に付けられ………

どっから出したそのカップラーメン!!


「あ!気が付いた!!!よかったー!!!」
そう言いながら首に抱き着くマイフィアンセ


…どんくらい寝てた?
「数日間くらい」


え!?そんなに!?
「きんきゅーさぽーとはつ…どー?ってウンディーネが言ってたよ?」
そのまま山にあった車が宿の前に止まって、ノームが馬車作って其処に勇者押し込めて…もう直ぐ霧の森に着く筈…という


っと、緊急サポートてなんだよ妖精王…


…馬車の割に揺れてなくね?


「シルフが浮かせてるって言ってた!」


はは…何でもありか…


そーいえば親父はどーした?


「ん?勇者?あー忘れてた!見てくるねー」






「きゃーーーーーーーーーー」っと言う叫び声に反応した俺はダッシュでシノの側にくると


どした!?

っとシノを抱き締めた


「勇者が…勇者が…」(ソンビみたいに…)


っと、片言の様にしか話せないシノに
迫ったと思った俺は怒りのままに蹴り倒した


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