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妖槍の小太郎異世界道中記⑧
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その後は一人づつ対峙しての訓練でやんした。
流石に200数十人は相手に出来ねぇんで、その場でリーグ戦が始まりやしてね?いやはや、どうも最初についやらかしたばっかりに……やたら皆さん気合が入ってお出ででした……
で、結局残ったのは数人の手練でした
若いのに中々強い19歳のユアン
歳は立つが流石の武人43歳のコード
第二王子付の隊長カシナンム
「ってカシナンム貴様何混じってやがる!」
ギリアン隊長が怒ってやしたが……
「良いではないか!楽しそうなんだから!」
とまぁ、ワイワイ楽しそうにやってましたんで
あっしもそろそろ腹が空いてきたんでここらで
「それじゃぁどちらさんからやりますかぃ?」
と、場に立ちまして
「俺から行きます!」
19歳のユアンさんから始まりやした。
この方騎士なんでヤスがカタールなんですよ
暗殺向きみたいでね。まぁ、頑張りやすよ
両手に持ったカタールをファイティングポーズの様に構え、腰を落として対峙するユアンと
脇差しを左手を鞘に添えて右手で柄を持ち構える小太郎。「初め!」の合図でユアンが飛び出し左手のカタールを下から右手のカタールで上から挟み込む様にしながら突っ込んで、まるで蛇の顎が猫を食べる様に振りかざした瞬間
キキィン!
と、いう何かを斬った音が響き渡り、カランカランと何かの剣先が落ちました。見ればカタールの根本からは何も無くなり、戦えなくなってました。
小太郎は少し動いた形跡はあった、鞘から少し刃が見えていて、それを鞘に収めるところだった。
「なっ……!?」
っと、言ったあとユアンはガクリと膝を付き、口からゲロを吐きながら倒れた。
カタールの刃を2つ斬った小太郎は鞘に戻しながら胴も凪いだのだ。一瞬で
その瞬間大歓声が上がり、ユアンは直ぐに訓練場の端へと引っ張られ治療を受けてました。
これを見たカシナンムは冷や汗を流しながら笑った(ははは猫なのに……)
「次は私でお願いします!」
と、出てきたのはコードさんで、この方はハルバードを待ってましたので、此方も槍を持って相手をさせて貰いやす。
ハルバードの打ち下ろしは厄介でやすので、まともに打ち合うと折れてしまいやすからね……さて、どういたしやすか。
「はじめ!」の合図で振り下ろして来たハルバードを横に抜き足でスッと避けた小太郎はハルバードを再び持ち上げようとした瞬間に石突で手首に刺突
ドッ!
鈍い音をさせながら手首は折れ、ハルバードが地面に落ちたが、腰に下げてたナイフを咄嗟に掴んで
投げた
キンッ!ピシュッ
弾かれた瞬間鋭い音がしたかと思ったら首に切っ先が添えられていて、そこで勝負あり!
此方も瞬殺でありました
あまりにも鋭い槍さばきで歓声も挙げられず寒気に襲われまして……手首を抑えながら蹲るコードを
小太郎殿に任せてしまっていた
ハッとして周りの兵士に声を掛けて急いでコードに肩を貸して治療へ向かいました
「最後はワシだが……猫の癖にやたら強いなぁ!剣じゃ勝てる気しないんで素手でいーかい?」
苦笑いしながらカシナンムが言うと
「へぇ、構いやせんよ?」
脇差しを何処かへ消した小太郎にどよめきが起こりましたが気にせずにカシナンムは腰を落として、対峙しまして。
初めの合図で素早く小太郎を掴みあげると投げ飛ばそうと、した刹那……地面に組み敷かれてました。
「は?……」
そう叫んで起き上がろうと力を込めるがビクともせず、遂には……
「ま、参った……全く動けん!信じらん……」
と、立ち上がりながらどうやって自分が寝かされたのかも分かっておりませんでした。
「ははは、楽しかったんですが、ソロソロ腹が減って来たでやんす……」
そう呟いて此方を見るもんで……お開きになりました。
(いやぁ……強過ぎて勉強にすらならなかった。ははは……)
その後は軽く朝食をご馳走して、食糧庫を案内した。不思議なことに見せた食料の半分が目の前で消えました
その後王様にあって頂きたかったのですが、妖精が一人飛んできたかと思ったら、小太郎殿に何やら話をし始めて
「ギリアン殿!申し訳ないがあっしは此処らでお暇させて貰います、客人が住処の方に訪ねて居るそうでやして、急いで戻らねばならなくなりやして!」と、何やら急いで行かねば!と、おしゃいまして……
「誰が来たんですか?」と遂聞いてしまいました、余りにも動揺してましたので……
「魔王が家出してきやがった!」
そう聞こえたんですが、聞き間違いですよね?
流石に200数十人は相手に出来ねぇんで、その場でリーグ戦が始まりやしてね?いやはや、どうも最初についやらかしたばっかりに……やたら皆さん気合が入ってお出ででした……
で、結局残ったのは数人の手練でした
若いのに中々強い19歳のユアン
歳は立つが流石の武人43歳のコード
第二王子付の隊長カシナンム
「ってカシナンム貴様何混じってやがる!」
ギリアン隊長が怒ってやしたが……
「良いではないか!楽しそうなんだから!」
とまぁ、ワイワイ楽しそうにやってましたんで
あっしもそろそろ腹が空いてきたんでここらで
「それじゃぁどちらさんからやりますかぃ?」
と、場に立ちまして
「俺から行きます!」
19歳のユアンさんから始まりやした。
この方騎士なんでヤスがカタールなんですよ
暗殺向きみたいでね。まぁ、頑張りやすよ
両手に持ったカタールをファイティングポーズの様に構え、腰を落として対峙するユアンと
脇差しを左手を鞘に添えて右手で柄を持ち構える小太郎。「初め!」の合図でユアンが飛び出し左手のカタールを下から右手のカタールで上から挟み込む様にしながら突っ込んで、まるで蛇の顎が猫を食べる様に振りかざした瞬間
キキィン!
と、いう何かを斬った音が響き渡り、カランカランと何かの剣先が落ちました。見ればカタールの根本からは何も無くなり、戦えなくなってました。
小太郎は少し動いた形跡はあった、鞘から少し刃が見えていて、それを鞘に収めるところだった。
「なっ……!?」
っと、言ったあとユアンはガクリと膝を付き、口からゲロを吐きながら倒れた。
カタールの刃を2つ斬った小太郎は鞘に戻しながら胴も凪いだのだ。一瞬で
その瞬間大歓声が上がり、ユアンは直ぐに訓練場の端へと引っ張られ治療を受けてました。
これを見たカシナンムは冷や汗を流しながら笑った(ははは猫なのに……)
「次は私でお願いします!」
と、出てきたのはコードさんで、この方はハルバードを待ってましたので、此方も槍を持って相手をさせて貰いやす。
ハルバードの打ち下ろしは厄介でやすので、まともに打ち合うと折れてしまいやすからね……さて、どういたしやすか。
「はじめ!」の合図で振り下ろして来たハルバードを横に抜き足でスッと避けた小太郎はハルバードを再び持ち上げようとした瞬間に石突で手首に刺突
ドッ!
鈍い音をさせながら手首は折れ、ハルバードが地面に落ちたが、腰に下げてたナイフを咄嗟に掴んで
投げた
キンッ!ピシュッ
弾かれた瞬間鋭い音がしたかと思ったら首に切っ先が添えられていて、そこで勝負あり!
此方も瞬殺でありました
あまりにも鋭い槍さばきで歓声も挙げられず寒気に襲われまして……手首を抑えながら蹲るコードを
小太郎殿に任せてしまっていた
ハッとして周りの兵士に声を掛けて急いでコードに肩を貸して治療へ向かいました
「最後はワシだが……猫の癖にやたら強いなぁ!剣じゃ勝てる気しないんで素手でいーかい?」
苦笑いしながらカシナンムが言うと
「へぇ、構いやせんよ?」
脇差しを何処かへ消した小太郎にどよめきが起こりましたが気にせずにカシナンムは腰を落として、対峙しまして。
初めの合図で素早く小太郎を掴みあげると投げ飛ばそうと、した刹那……地面に組み敷かれてました。
「は?……」
そう叫んで起き上がろうと力を込めるがビクともせず、遂には……
「ま、参った……全く動けん!信じらん……」
と、立ち上がりながらどうやって自分が寝かされたのかも分かっておりませんでした。
「ははは、楽しかったんですが、ソロソロ腹が減って来たでやんす……」
そう呟いて此方を見るもんで……お開きになりました。
(いやぁ……強過ぎて勉強にすらならなかった。ははは……)
その後は軽く朝食をご馳走して、食糧庫を案内した。不思議なことに見せた食料の半分が目の前で消えました
その後王様にあって頂きたかったのですが、妖精が一人飛んできたかと思ったら、小太郎殿に何やら話をし始めて
「ギリアン殿!申し訳ないがあっしは此処らでお暇させて貰います、客人が住処の方に訪ねて居るそうでやして、急いで戻らねばならなくなりやして!」と、何やら急いで行かねば!と、おしゃいまして……
「誰が来たんですか?」と遂聞いてしまいました、余りにも動揺してましたので……
「魔王が家出してきやがった!」
そう聞こえたんですが、聞き間違いですよね?
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