消滅集落見付けて住んでたら異世界に行けた件

学校を作ろう③

　「ハイハーイ！お茶は全員持ちましたねー？では、カンパーイ！」
「「カンパーイ！」」

　いつの間にかお茶パーティに発展してた、公民館
母とシノがお茶請けで羊羹作ったとかで出して来たら、精霊&妖精種と妖怪が反応し全く話し合いにならず、現世の先生は姉に聖人さんに丸投げ&面接はウンディーネに丸投げに決定確定後おねがーいと押し付けた。姉は苦虫を噛み潰した顔で
「もっと早く逃げとけば……」とブツブツ言ってた
それを聖人さんは了承したあと爽やかに姉を宥めてた。
（順応力が異常だよな聖人さんって……）

　異世界からは、ヘッドハンティングしてくる事で決着（シノとの話し合いが8割）
　ただそこにウンディーネとオーベロンが口出しと言うなの提案をしてきた。助手（監視者）を付けろという。なので
「じゃあ、ハチくんを「却下だ！我が君」ええええ!?」理由は身籠ったから。
（ハチくん身籠ると何匹産むのかちょっと怖くて聞けなかった）

　「俺行こうか？」

　と、そっちを振り向くと何と！内田……
「お願いできるかしら？」と、ウンディーネ
「任せてください！」と、内田
「彼なら安心だ！」と、オーベロン
　内田が手を上げた瞬間ウンディーネとベロくんに囲まれてんだけど？なにこの格差

（何で内田そんなに印象いーの!?コイツ気が付いたら半妖精になってたんだよ？やらかし率だって俺と変わらない筈なのに……）

　「って事だから！魔王。よろしくな！」
めっちゃドヤ顔で言われた……
「お、おお……よろしく」
「シノちゃん俺に任せときな！」
「うん！内田くんに任せた！何かあったら呼んでね？秒で行くから！」
「おう！そんときゃ頼むぜ！」

（あっるうぇー？シノまで？いつの間に……？）

　こうして、麹村学校先生異世界（拉致✗と書かれた上にバッテン）探査チームが発足された

　伝家の宝刀～魔剣鉈～は封印されてたので
っていつの間に!?だれ？だれだれ？封印したの！
「あ、我が君、魔剣鉈は封印してますよ？危ないので」「お前か！ベロくん！」
「いえ、シノ様が……」
「えっー……」
「それから、我が君の武器はこれです」
と、渡されたのが子供用の包丁なんだけど……
「こ、これでどーしろと？」刃ないよ？
「気合でイケるとシノ様が……」
「ええっー……」
（君たち何でもシノ様がっていえば俺が納得するとでも思ってないよね？）

何かと葛藤してると、シノ様がやってきまして……
「コージはやらかすから包丁で頑張ってね？それから、内田くんに迷惑かけちゃ駄目だよ？僕を呼び出さないようにね？もし、よびだしたら……」
一瞬目が光ったんですが気のせいですよね？
「気をつけます！」変な汗流れてきた
「んむ、よろしい」満面の笑みで頷いてるし
そこへ内田が飛んできて……
「申し訳ないけどうちの人をよろしくお願いしますね？内田さん」と、ペコペコ頭を下げるシノ
「任せて！」とサムズアップする内田

まぁいい。ノームにコッソリ頼んでいた指輪型無限ツボもあるからな。これで、何とか凌ぐ……酒はたっぷり肴もタップリ入ってる。それと、何時ものサラアドーネもある。準備は万端だ。
【サラアドーネ→サラマンの粉、ドライアドの塗薬、ウンディーネの無限水袋の3点セット】
「あ、金がない！」
「お前魔王に持たせるのすっげぇ不安」
「えっー……」
（物を売って稼ぎながら行くか……）
「財布は俺が持つから気にすんな」

　そんなこんなで、皆に手を振られ（主に内田が心配で見送りに来た人々）

　ウッチー&コージの探査チーム出発

「ウッチーとかってやめろ！」
「えっー……」