異世界団地

あるちゃいる

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51話

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 フラフラしながらようやくギルドに到着した俺はチラリと後ろを確認したら、真後ろに微笑みながら首を傾げている魔王と目があったので、ニコッと作り笑いを浮かべて直ぐに受付へと並んだ。
 (怖い…… 凄く怖い……)俺はカタカタ震える腕を擦ってギルマスを呼んでもらった
受付さんは青い顔をする俺を見て、後ろで微笑むアンナさんを見て何か察したらしく。 無言でギルマスを呼びに行った。

 そして、今俺は訓練施設に立つ、ギルマスにゴブリンロードを倒した方法を見せようと車に乗っている所だ。

 窓から顔を出して「今から見せるので取り合えす横に居てください! 危ないんで!」と、一応伝えたんだが…… ギルマスは動かない。「きにすんなー」だそうだ。

 車で撥ねたと言ったら俺に向けて走って来いと言われてそれを実行する所なんだが…… 大丈夫なのか? ちゃんと避けてくれんのかね?
 距離を開けて、軽く吹かしアクセル全開でギルマスに向かって突っ込んで行った。 ギルマスはすれ違いざまに自分の手を車に当てやがった!
 俺は直ぐ様ブレーキを踏んでハンドルを回すと180度向きを変えて、ギルマスの横に車を止めて降り、ぶつけた手を掴んで蹲るギルマスに走り寄った「馬鹿か!  アンタ何考えてやがる!」と、蹲るギルマスの襟首掴んで怒鳴り散らした
 ギルマスは笑って
「いや、どんだけの威力なのかと思ってな? ははは、すんげえ痛い!」
と、苦笑いで答え、続けて
 「これなら、ゴブリンロードを一撃で倒せる訳だよ!いや、納得した!」
 本当に馬鹿なのがわかった。 普通はやらん。 うん。 ギルマスはそのまま治療院へと歩いて向かった。 その後暫くすると、元気に戻ってきたので一安心した。

 報酬を貰ってランクも上がった。 報酬は大金貨10枚だった。 未然に危険を打開したという事で、ランクもGからDまで上がった。まぁ、必要ないんだけどな。
 夜に家に帰って来た楓と一樹に話したら「まじかよ! 何並んでんだよ! 納得いかねー!」と、怒ってた。 まぁ、ずーと頑張って上げてたのにな。 俺が一撃で追い付いたもんで、そりゃねーははは。
 その後車はバンパーが改造されてマッド○ックスに出て来る車みたいにされて、一樹と楓が乗りまくりーの、猪だとかゴブリンを轢きまくりランクをCに上げてた。 尋常ではない狩り高で、ゴブリンなど滅びた? とか、思える程狩り尽くしたらしい。

 そんな厳つい車に乗って今日は家族四人で海辺まで走ってピクニックしようとしたら、何故か屋根にデブにゃんもいて、まぁ仕方ないとそのまま家族水入らずの中、我が物顔でちびちび呑んでは話に混ざり、フリスビーで遊べば戯れるように飛びついたり(重くて10センチしかジャンプ出来てなかった)
まぁ、楽しい1日を過ごしました。

 その日も夜から店を開き、寿司だ、酒だと振る舞って夜が明ける寸前に、やたら身なりの良い方々がやってまいりまして、「寿司とやらを所望したい」
と、いうんで握ってやった。 うまいうまいと食いまくり、金は払わずに変な紙を渡された。 何だと思って読んでみると。

 王都で店を開ける権利という訳のわからん書類を渡された。 それを持って王都に来るように言われたが断ると。 「な、なんだと貴様!」と、怒り出したんだが…… 剣も抜いて恫喝とか…… どうしよう。 「まぁまぁ、兵士長静かになさい? これ店主。 こんな名誉な事はないのだぞ? こんな、寂れた田舎街にソナタの店は似合わない。 王都へ向かわれよ」
 「この街が好きなので結構です。 二度と貴方方はこの店に来ないで頂きたい。 不愉快だ」と、言ってみた。
「ほう。 不愉快とな? ではこんな店は取り潰してしんぜよう行くぞ兵士長」

 そう言って帰っていった

 
 
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