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3章 おしゃべり貴族令嬢
8話 変えたい過去
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その夜、借りてきた小説を読んだ。
『時の勇者』――時の神様から時間を超える能力を授かった若者が、その力を使って現在・過去・未来を行き来して世界を救うという冒険物の小説だ。
時代を飛び越えてどこへでも行ける"災いを呼ぶ者"に対し、主人公は"時を越える能力"を12回までしか使えない。
長い旅路の中、主人公は過去の世界で出会ったお姫様と愛し合うようになるも、「身分も生きている世界も時代も違う人間だから」と想いを封印してしまう。
その過去の世界で、"災いを呼ぶ者"を討ち取った主人公。
役目は終えたとして元の時代へ帰ろうとしたところ、馬車に轢かれて死んだ子供の遺体に泣きすがる母親に遭遇する。
時間を越えれば、この子供を救うことができる――けれど、時間を越える力はあと1回分しか残していない。使ってしまえば、元の時代には戻れなくなる……。
迷った末、彼は力を使ってその子供を救い出す。
元の時代に帰れなくなった主人公は落胆しつつも、この過去の時代で生きていく覚悟を決める。
そんな彼の元に、1人の女性が現れる。ずっと想いを寄せてきたあのお姫様だ――2人は想いを伝え合い、やがて結ばれる。
彼の冒険譚は"時の勇者の伝説"として後の世まで語り継がれた。
この小説の冒頭、少年時代の主人公が勇者の物語を読んで、「自分もこうなりたい!」と夢を語るシーンがある。
実は彼自身が、その勇者だったのです――そういう話だった。
運命の出会い、時間と身分を越えた恋、告げたくても告げられない切ない想い。
――素敵! わたしも燃えるような恋してみたい!
◇
「あ、レイチェルもあの本読んだの?」
「うん。ベルも?」
「読んだ読んだ。最高だったわー。キュンキュンしちゃう」
「ねー!」
金曜日の夜、ベルと砦の厨房でキャッキャとはしゃぎながらご飯の用意。
グレンさんはクライブさんと魔物退治。任務完了したら晩ごはんは食べてくるんだって。
ジャミルは黙々と野菜を切っている。そしてルカは黙々とパンケーキを食べている。
――いつも通りの夜だ。
「ねえねえ、ジャミルは読んだ?」
「読んだけど、あれ面白いか? 主人公の男が姫さんのことばっか考えてる文で腹いっぱい。あと冒険ものなのにバトルの描写が甘い」
「えー、バトル? バトルはどうでもいいよぉ」
「よかねぇだろ。冒険ものなのに肩透かしっつーか」
「ちがうよぉ。ロマンスだよー。ねえ、ベル」
「うんうん、主人公の心理描写とか葛藤がいいのよ。分かってないわねー キミ」
「……知らねーけどよ」
納得いかないといった顔で野菜をすごい速度で切っていくジャミル。
あの小説は彼にとってはイマイチだったようだ。冒険ものと見るかロマンスものと見るかで感想も違うんだなぁ。
「ところでさ、もし、もし……時間を戻れるとしたらレイチェルはどうする? やり直したいこととかある?」
「え……わたし? うーん……」
唐突なベルの質問にわたしは口ごもる。
やり直したいこと……わたしがもし過去に戻れたり、時間を巻き戻せたとして……何か直したいことなんかあるかな?
「うーん、うーん、昔友達に嫌なこと言っちゃって……それを直したい、ような気がするんだけど……」
幼なじみのカイル。彼につっけんどんな態度を取ってしまって、その日に彼は消えてしまった。それをやり直せたら……どうだろう?
「それさ……そこだけ直しても仕方なくね?」
カイルのことだと分かったのか、ジャミルがまた会話に入ってくる。
「オレもあの日に戻れたらとか思うけど。けど、そこだけ回避したってカイルの扱いはいつも通りで、どっかで同じことが起きてたんじゃねーかって」
「うん……それは、そうだよね……」
5年前のあの日、釣りに誘ってきたカイルに『もう釣りなんか興味ないよ』なんて冷たい言い方をしてしまった。
でもあの日を回避したとしてもやっぱり彼のことを「子供だ」なんて馬鹿にしてる気持ちはそのままなわけで、結局どこかでひどいことを言っていたに違いない。
……ジャミルの言う通りだ。
反省したのは、やり直したいと思うのは、彼がいなくなってしまったから――。
「はぁ……」
「…………」
「え、ちょっとやだ、そんな深刻な……。ただの世間話たとえ話よ、ね? 大体過去に戻るなんて、そんな夢みたいなことできるわけ――」
「過去に戻ることは……できる」
「え……!?」
ベルの言葉の途中で、ルカがボソリとつぶやいた。
「そ……そうなの? そんな魔法もあるの? 学校では習わなかったなぁ……」
「古代の神の魔法。……禁呪」
「きんじゅ?」
「人道に反するとか、神に近いことをしちゃう魔法よ。天気を操るとか、人を生き返らせるとか。時を超えるっていうのもあるのなら、確かにそっちに属するかもね」
「へえ……」
ベルは魔術学院出身だと聞いた。さすが、よく知っている。
わたしが学校で選択している魔法学では、魔法の歴史と初歩の知識、あとは雑学くらいしか教わらない。
「ねえベル。もしその禁呪を使うと、どうなっちゃうの?」
「うーん。逮捕されて裁判にかけられるとか聞くけど、それ以上は……、あっ! 隊長さ~ん!」
話の途中でベルが立ち上がり、食堂に入ってきていたグレンさんに「お帰りなさいませ~」と駆け寄っていく。
それに対しグレンさんはあからさまに「げっ」という顔をして、早歩きで厨房までやってくる。その後ろをベルがサササと追う。……素早い。
「よう、お疲れ」
「ああ」
「お疲れさまです、グレンさん」
「ああ……うん」
返事もそこそこに、グレンさんは冷蔵庫からレモネードの瓶を取り出して開け、ゴクゴクと飲んだ。
――いい飲みっぷりだ。やっぱり魔物退治って、いつもの配達業務と違って身体動かすし疲れるんだろうな。最近ちょっと暑くなってきてるし。
グレンさんがレモネードを飲みきり瓶をシンクに置いたところで、ベルがグレンさんにササッと近づいた。
「ねぇ、隊長さん?」
「ん?」
「隊長さんは、やり直したい過去はありませんの?」
「……過去?」
「そう! この小説の主人公みたいに、時間を越えられたらどうします?」
ベルは『時の勇者』を両手で持つと、グレンさんの前にズイッと突き出した。
「そう言われてもな……」
「過去のある男って、素敵! ね、ね、何かあるでしょ?」
「……ああ、あるな」
「えー! 何? 何?」
ベルはお祈りのポーズでグレンさんの周りを小躍りする。
「……10日くらい前に戻って」
「10日前?」
「……ギルドの『給仕募集』の紙をはがしてくるな」
「え――! そんなこと言わないでくださいよー! 意地悪ー!」
ベルがプーとふくれながら抗議するも、グレンさんは無反応でそのままスタスタと立ち去ってしまう。
――メガネかけてたらカッコよく上げてそうだな……。
◇
「……過去を変えるなんてよ、そんなことできるわけねぇよな、実際」
晩ごはんの後片付けをしたあと、ジャミルがそうつぶやいた。
厨房には今、わたしと彼しかいない。
「ん……そうだね」
「もしあの日に戻って過去を変えたって、それアイツの為じゃなくて自分の為だしな」
「わたしも……自分の後ろめたさが消えてほしいだけかも」
「……最近、あの剣の様子が怪しいんだ」
「え? 剣? あの黒いの? 怪しいってどういう……」
「持ってるといつも以上にイライラして、不穏な気持ちになる」
「不穏……」
「アイツの……いなくなった日が近づいてきてるからかもしれねえ」
「あ……」
ジャミルの弟のカイルがいなくなって、来月で5年。
生きていたら、18歳――まだ誕生日は来ていないから、17歳か……。
……また会えるのかな。
時間を戻すんじゃなくて、今を生きている彼に会えたら――。
――3章 終わり――
『時の勇者』――時の神様から時間を超える能力を授かった若者が、その力を使って現在・過去・未来を行き来して世界を救うという冒険物の小説だ。
時代を飛び越えてどこへでも行ける"災いを呼ぶ者"に対し、主人公は"時を越える能力"を12回までしか使えない。
長い旅路の中、主人公は過去の世界で出会ったお姫様と愛し合うようになるも、「身分も生きている世界も時代も違う人間だから」と想いを封印してしまう。
その過去の世界で、"災いを呼ぶ者"を討ち取った主人公。
役目は終えたとして元の時代へ帰ろうとしたところ、馬車に轢かれて死んだ子供の遺体に泣きすがる母親に遭遇する。
時間を越えれば、この子供を救うことができる――けれど、時間を越える力はあと1回分しか残していない。使ってしまえば、元の時代には戻れなくなる……。
迷った末、彼は力を使ってその子供を救い出す。
元の時代に帰れなくなった主人公は落胆しつつも、この過去の時代で生きていく覚悟を決める。
そんな彼の元に、1人の女性が現れる。ずっと想いを寄せてきたあのお姫様だ――2人は想いを伝え合い、やがて結ばれる。
彼の冒険譚は"時の勇者の伝説"として後の世まで語り継がれた。
この小説の冒頭、少年時代の主人公が勇者の物語を読んで、「自分もこうなりたい!」と夢を語るシーンがある。
実は彼自身が、その勇者だったのです――そういう話だった。
運命の出会い、時間と身分を越えた恋、告げたくても告げられない切ない想い。
――素敵! わたしも燃えるような恋してみたい!
◇
「あ、レイチェルもあの本読んだの?」
「うん。ベルも?」
「読んだ読んだ。最高だったわー。キュンキュンしちゃう」
「ねー!」
金曜日の夜、ベルと砦の厨房でキャッキャとはしゃぎながらご飯の用意。
グレンさんはクライブさんと魔物退治。任務完了したら晩ごはんは食べてくるんだって。
ジャミルは黙々と野菜を切っている。そしてルカは黙々とパンケーキを食べている。
――いつも通りの夜だ。
「ねえねえ、ジャミルは読んだ?」
「読んだけど、あれ面白いか? 主人公の男が姫さんのことばっか考えてる文で腹いっぱい。あと冒険ものなのにバトルの描写が甘い」
「えー、バトル? バトルはどうでもいいよぉ」
「よかねぇだろ。冒険ものなのに肩透かしっつーか」
「ちがうよぉ。ロマンスだよー。ねえ、ベル」
「うんうん、主人公の心理描写とか葛藤がいいのよ。分かってないわねー キミ」
「……知らねーけどよ」
納得いかないといった顔で野菜をすごい速度で切っていくジャミル。
あの小説は彼にとってはイマイチだったようだ。冒険ものと見るかロマンスものと見るかで感想も違うんだなぁ。
「ところでさ、もし、もし……時間を戻れるとしたらレイチェルはどうする? やり直したいこととかある?」
「え……わたし? うーん……」
唐突なベルの質問にわたしは口ごもる。
やり直したいこと……わたしがもし過去に戻れたり、時間を巻き戻せたとして……何か直したいことなんかあるかな?
「うーん、うーん、昔友達に嫌なこと言っちゃって……それを直したい、ような気がするんだけど……」
幼なじみのカイル。彼につっけんどんな態度を取ってしまって、その日に彼は消えてしまった。それをやり直せたら……どうだろう?
「それさ……そこだけ直しても仕方なくね?」
カイルのことだと分かったのか、ジャミルがまた会話に入ってくる。
「オレもあの日に戻れたらとか思うけど。けど、そこだけ回避したってカイルの扱いはいつも通りで、どっかで同じことが起きてたんじゃねーかって」
「うん……それは、そうだよね……」
5年前のあの日、釣りに誘ってきたカイルに『もう釣りなんか興味ないよ』なんて冷たい言い方をしてしまった。
でもあの日を回避したとしてもやっぱり彼のことを「子供だ」なんて馬鹿にしてる気持ちはそのままなわけで、結局どこかでひどいことを言っていたに違いない。
……ジャミルの言う通りだ。
反省したのは、やり直したいと思うのは、彼がいなくなってしまったから――。
「はぁ……」
「…………」
「え、ちょっとやだ、そんな深刻な……。ただの世間話たとえ話よ、ね? 大体過去に戻るなんて、そんな夢みたいなことできるわけ――」
「過去に戻ることは……できる」
「え……!?」
ベルの言葉の途中で、ルカがボソリとつぶやいた。
「そ……そうなの? そんな魔法もあるの? 学校では習わなかったなぁ……」
「古代の神の魔法。……禁呪」
「きんじゅ?」
「人道に反するとか、神に近いことをしちゃう魔法よ。天気を操るとか、人を生き返らせるとか。時を超えるっていうのもあるのなら、確かにそっちに属するかもね」
「へえ……」
ベルは魔術学院出身だと聞いた。さすが、よく知っている。
わたしが学校で選択している魔法学では、魔法の歴史と初歩の知識、あとは雑学くらいしか教わらない。
「ねえベル。もしその禁呪を使うと、どうなっちゃうの?」
「うーん。逮捕されて裁判にかけられるとか聞くけど、それ以上は……、あっ! 隊長さ~ん!」
話の途中でベルが立ち上がり、食堂に入ってきていたグレンさんに「お帰りなさいませ~」と駆け寄っていく。
それに対しグレンさんはあからさまに「げっ」という顔をして、早歩きで厨房までやってくる。その後ろをベルがサササと追う。……素早い。
「よう、お疲れ」
「ああ」
「お疲れさまです、グレンさん」
「ああ……うん」
返事もそこそこに、グレンさんは冷蔵庫からレモネードの瓶を取り出して開け、ゴクゴクと飲んだ。
――いい飲みっぷりだ。やっぱり魔物退治って、いつもの配達業務と違って身体動かすし疲れるんだろうな。最近ちょっと暑くなってきてるし。
グレンさんがレモネードを飲みきり瓶をシンクに置いたところで、ベルがグレンさんにササッと近づいた。
「ねぇ、隊長さん?」
「ん?」
「隊長さんは、やり直したい過去はありませんの?」
「……過去?」
「そう! この小説の主人公みたいに、時間を越えられたらどうします?」
ベルは『時の勇者』を両手で持つと、グレンさんの前にズイッと突き出した。
「そう言われてもな……」
「過去のある男って、素敵! ね、ね、何かあるでしょ?」
「……ああ、あるな」
「えー! 何? 何?」
ベルはお祈りのポーズでグレンさんの周りを小躍りする。
「……10日くらい前に戻って」
「10日前?」
「……ギルドの『給仕募集』の紙をはがしてくるな」
「え――! そんなこと言わないでくださいよー! 意地悪ー!」
ベルがプーとふくれながら抗議するも、グレンさんは無反応でそのままスタスタと立ち去ってしまう。
――メガネかけてたらカッコよく上げてそうだな……。
◇
「……過去を変えるなんてよ、そんなことできるわけねぇよな、実際」
晩ごはんの後片付けをしたあと、ジャミルがそうつぶやいた。
厨房には今、わたしと彼しかいない。
「ん……そうだね」
「もしあの日に戻って過去を変えたって、それアイツの為じゃなくて自分の為だしな」
「わたしも……自分の後ろめたさが消えてほしいだけかも」
「……最近、あの剣の様子が怪しいんだ」
「え? 剣? あの黒いの? 怪しいってどういう……」
「持ってるといつも以上にイライラして、不穏な気持ちになる」
「不穏……」
「アイツの……いなくなった日が近づいてきてるからかもしれねえ」
「あ……」
ジャミルの弟のカイルがいなくなって、来月で5年。
生きていたら、18歳――まだ誕生日は来ていないから、17歳か……。
……また会えるのかな。
時間を戻すんじゃなくて、今を生きている彼に会えたら――。
――3章 終わり――
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