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8章 不穏の足音
28話 こんなものが
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「お~い、もうすぐごはんです、よ……?」
夕方、隊長室にいるグレンさんとカイルを呼びに行くと、ソファーにグレンさんが寝転がっていた。
頭にブランケットをかぶってだらりとしている。
「分かった。すぐ行くよ」
隊長の机で何か書き物をしているカイルがニコリと笑う。
「……おい、メシだって」
「……ああ」
カイルがグレンさんに声をかけると、気怠げにむくりと起き上がる。
かぶっていたブランケットから出てきたのは眉間にシワを寄せた険しい顔の彼。顔色はまだ良くないように見える……。
「グレンさん? どうしたの……具合悪いんですか?」
「いや、別に」
「……」
『別に』って言うときは、大体何かある時……カイルのセリフを思い出し、わたしは彼の方に目をやる。
「こいつの調査を元に報告書を書いてるんだけど、さっきからずっとこうなんだよね」
「グレンさん……大丈夫ですか」
「ああ、大丈夫だ。なんでもな――」
「嘘だな。絶不調じゃないか」
「…………」
カイルにきつめに即答されて、グレンさんは舌打ちをしながらまたソファーに横たわった。
「えー。彼女の前で舌打ちってお前」
「グレンさん……」
ソファーに横たわるグレンさんの隣に腰掛けると、彼は困ったように笑ってため息をつく。
「……ちょっと嫌なことがあっただけだ」
「ちょっと、ですか……?」
「何があった。言って楽になるなら吐き出していけよ……その方がメシもうまいぞ」
「……くだらない話だ」
「有意義な話する仲だったかな?」
「…………」
グレンさんはジトッとした目でカイルに一瞥くれて、小さくため息を吐いた。やがて観念したのか口を開く。
「落盤した洞窟から転移魔法でヒースコートの街に戻った。頭の応急処置をして宿に戻ろうとしたら、崩れた民家の前を通った。老朽化していたから地震のせいで倒壊したらしい。家にはじいさんが一人で住んでいるが、下敷きになったかもしれないからと瓦礫を避けて救助活動をしているところだった」
「家が、倒壊……」
「崩れた家のある場所に、火が視えた。じいさんの火だ。まだ色を失っていないから生きている。だから俺はその辺りの瓦礫をどけていた」
(頭、怪我しているのに……)
「そこに息子夫婦という奴らがやってきた。神妙な顔をして涙を見せるものの、特に何をするでもなく見ているだけだ。『もうこうなっては生きていない』と二人して泣いて叫んでいた……声が頭に響くしうるさいし邪魔だった。俺はつい、『そこに埋まっている、まだ生きている』と返した。『何を根拠に、頭おかしいんじゃないか』とわめきだすものだから、腹が立ってじいさんの火が視える所を掘り起こしてやった」
――そこまで喋ると、グレンさんは再び顔にブランケットをかぶる。
「じいさんは無事助かったが……資産家だったじいさんの遺産が欲しかったらしい息子夫婦に『いい気になるな偽善者』とか言われて……俺は久々に『ああ、こんなものが視えなければよかったなあ』と思いました。終わり」
「…………」
わたしもカイルも言葉を失ってしまう。
どうすればいいのか分からなくてわたしは彼の頭をそっと撫でた。
「大変、でしたね」
そんな言葉しか出なかった。彼は無言で撫でているわたしの手を握る。
顔にブランケットをかぶっているから表情は見えない。
「……お前は間違ってないよ。頭怪我した上にクソ野郎に絡まれて災難だったな……やっぱり俺が行ってればよかった。すまない」
カイルの謝罪を受けて、グレンさんは身体を起こしてソファーに座り直して髪をワシャワシャと掻いた。
「……別にそれはいいと言ってるだろう。逆に俺が差別主義のノルデン貴族の応対できるとは思わないし」
「グレン」
「銀髪ノルデン貴族、呪いの名前、しかも黒魔術使い。……理性的には対話できないな。敵意むき出しになるかもしれない――」
そう言いながら彼は立ち上がり、隊長室から出ていこうとする。
「あ、グレンさん……」
「ちょっと顔を洗ってくる。そのあと食堂に行くから」
「はい……」
◇
「あいつ、あれで結構繊細なんだよな……」
グレンさんが退室したあと。
隊長のデスクで書類をトントンと揃えながら、カイルがつぶやいた。
「カイル……」
「今回の、ルカの一件もそうだけど。紋章使いって色んなことを感じ取れるせいで、視えたことをそのまま言ったりして誤解を受けやすい。疲れるだろうなって思うよ」
「うん……」
「兄貴の友達に、紋章発現したから魔術学院へ編入した子がいたらしいんだけど、魔術学院なのに紋章の正しい知識を持っている人間がいないんだって。魔器なしで魔法が撃てる、それしか伝わってなくいんだって」
「うん……ベルもそう言ってたもんね。わたしも学校ではそれしか習ってなくて、何か視えるなんて知らなかった」
「俺が思うのは……視える力があっても、世の中視えない奴がほとんどでさ。説明しても誰も理解してくれないから……だから伝えるのをやめてしまうんじゃないかって」
「だから、みんなが目に見える、魔器なしで魔法が撃てることだけしか知られてないのかな……」
「それかその力しか必要じゃないから、知ろうともしないというのはあるかもね」
「…………」
黒魔術でルカの花を枯らしたアーテさんの周りには、花の生命が纏わりついていた。他にも動物の生命が、魂が彼女にくっついていた。ルカは必死でそう訴えていた。
でも紋章使いには何かが視えると理解していても、共感は難しかった。
誰にも理解されないと分かったルカは泣いて叫んで……でも、何も言葉をかけられなかった。今も正解は分からない。
人の本質や魂が水になって視えるルカ。
だけどそれを信じてもらえず封殺され、魔器なしで魔法を使えることだけしか必要とされなかったら?
そんなの、悲しい。
人間性はいらないみたいだ。心がいらないっていう光の塾と同じ。
「昔さ、出会って間もない頃、グレンが俺のクライブという名前を『偽物だ』って言ってきたんだ」
「え、そうなんだ。……色が違ったから、だよね」
「そう。で、追い打ちで『嘘つき野郎』って言ってきて、それで俺カッとなって殴っちゃったんだよね」
「あらら……その後は」
「あいつの雇い主が出てきて、俺達二人鉄拳制裁受けて終わり」
「わぁ……でも、名前のこと言ってくるのってルカと同じだ」
「はは、そうだね」
"クライブ・ディクソン"という名前を名乗るカイルに対して『あなた変』なんて言ったルカ。
グレンさんは自分の名前のことに加えて、かつて同じようなことをしたことがあるから厳しめに注意したんだ。
「……あ。あの時グレンさん、カイルに『ちゃんと言い聞かせたから殴らないでやって』って言ってたけどそういうことだったんだ」
「う……ま、まあ……はは」
思わぬ指摘にカイルはバツが悪そうに頬を掻く。
「……軽口だと思ってたけど事実なんだぁ」
「そ、それは今はいいじゃない……まあともかく、俺はそれがなければ紋章の視える力なんて知りようがなかったし、信じなかったと思う。ただのムカつく失礼な奴で片付けてたかもしれない。それに自分の事情も話さなかっただろうな。『未来から過去に飛ばされた人です』なんて荒唐無稽で誰も信じないだろうってハナから決めてかかってたし。信じてもらえないってダメージがでかいことだよ。今回グレンが出会ったのはただのクズだったけど、そんなのが続くとしんどいだろうな」
「……」
以前カイルの名前のことで話をした時、グレンさんはキャンディ・ローズ先生の名前に絡めてちょっとふざけた例え話で説明してくれた。
そこに至るまでに、いくつもの悲しい悔しい思いをしてきたんだろうか。
今回みたいに「頭がおかしい」なんて言われたり……。
「視えない状態が分からないから」紋章がある辛さはピンと来ない。
でも「こんな物が視えなければよかった」って思ったことはあって……。
――ひょっとしたら視えることよりも、視えることを信じてもらえない方が辛いのかもしれない。
(グレンさん……)
「そろそろ食堂行こうか」
「あ……うん」
わたしはグレンさんが頭にかぶっていたブランケットをたたんでソファーに置いて、カイルとともに隊長室をあとにする。
隊長室から食堂に続く廊下の窓から、二人で腰掛けていたベンチが見える。
辛かった寂しかった、そんなことを言いながら彼に泣きついて抱きしめてもらった。
――俺も割と大変だったから、早く会ってこうしたかった。
「…………」
("割と"大変なんかじゃ、ないじゃない……)
泣きそうになってしまう。
明日どこにも行かないって言ってたし、気晴らしにどこかに誘ってみようかな。
なんでもいい。ただ街を歩くだけとかでもいい。
それで、公園のベンチで『ちょっと寒いですね』なんて言いながらお弁当食べたりとかするの。
そういうなんでもない日常を穏やかに過ごして、少しでも元気になってくれれば――。
夕方、隊長室にいるグレンさんとカイルを呼びに行くと、ソファーにグレンさんが寝転がっていた。
頭にブランケットをかぶってだらりとしている。
「分かった。すぐ行くよ」
隊長の机で何か書き物をしているカイルがニコリと笑う。
「……おい、メシだって」
「……ああ」
カイルがグレンさんに声をかけると、気怠げにむくりと起き上がる。
かぶっていたブランケットから出てきたのは眉間にシワを寄せた険しい顔の彼。顔色はまだ良くないように見える……。
「グレンさん? どうしたの……具合悪いんですか?」
「いや、別に」
「……」
『別に』って言うときは、大体何かある時……カイルのセリフを思い出し、わたしは彼の方に目をやる。
「こいつの調査を元に報告書を書いてるんだけど、さっきからずっとこうなんだよね」
「グレンさん……大丈夫ですか」
「ああ、大丈夫だ。なんでもな――」
「嘘だな。絶不調じゃないか」
「…………」
カイルにきつめに即答されて、グレンさんは舌打ちをしながらまたソファーに横たわった。
「えー。彼女の前で舌打ちってお前」
「グレンさん……」
ソファーに横たわるグレンさんの隣に腰掛けると、彼は困ったように笑ってため息をつく。
「……ちょっと嫌なことがあっただけだ」
「ちょっと、ですか……?」
「何があった。言って楽になるなら吐き出していけよ……その方がメシもうまいぞ」
「……くだらない話だ」
「有意義な話する仲だったかな?」
「…………」
グレンさんはジトッとした目でカイルに一瞥くれて、小さくため息を吐いた。やがて観念したのか口を開く。
「落盤した洞窟から転移魔法でヒースコートの街に戻った。頭の応急処置をして宿に戻ろうとしたら、崩れた民家の前を通った。老朽化していたから地震のせいで倒壊したらしい。家にはじいさんが一人で住んでいるが、下敷きになったかもしれないからと瓦礫を避けて救助活動をしているところだった」
「家が、倒壊……」
「崩れた家のある場所に、火が視えた。じいさんの火だ。まだ色を失っていないから生きている。だから俺はその辺りの瓦礫をどけていた」
(頭、怪我しているのに……)
「そこに息子夫婦という奴らがやってきた。神妙な顔をして涙を見せるものの、特に何をするでもなく見ているだけだ。『もうこうなっては生きていない』と二人して泣いて叫んでいた……声が頭に響くしうるさいし邪魔だった。俺はつい、『そこに埋まっている、まだ生きている』と返した。『何を根拠に、頭おかしいんじゃないか』とわめきだすものだから、腹が立ってじいさんの火が視える所を掘り起こしてやった」
――そこまで喋ると、グレンさんは再び顔にブランケットをかぶる。
「じいさんは無事助かったが……資産家だったじいさんの遺産が欲しかったらしい息子夫婦に『いい気になるな偽善者』とか言われて……俺は久々に『ああ、こんなものが視えなければよかったなあ』と思いました。終わり」
「…………」
わたしもカイルも言葉を失ってしまう。
どうすればいいのか分からなくてわたしは彼の頭をそっと撫でた。
「大変、でしたね」
そんな言葉しか出なかった。彼は無言で撫でているわたしの手を握る。
顔にブランケットをかぶっているから表情は見えない。
「……お前は間違ってないよ。頭怪我した上にクソ野郎に絡まれて災難だったな……やっぱり俺が行ってればよかった。すまない」
カイルの謝罪を受けて、グレンさんは身体を起こしてソファーに座り直して髪をワシャワシャと掻いた。
「……別にそれはいいと言ってるだろう。逆に俺が差別主義のノルデン貴族の応対できるとは思わないし」
「グレン」
「銀髪ノルデン貴族、呪いの名前、しかも黒魔術使い。……理性的には対話できないな。敵意むき出しになるかもしれない――」
そう言いながら彼は立ち上がり、隊長室から出ていこうとする。
「あ、グレンさん……」
「ちょっと顔を洗ってくる。そのあと食堂に行くから」
「はい……」
◇
「あいつ、あれで結構繊細なんだよな……」
グレンさんが退室したあと。
隊長のデスクで書類をトントンと揃えながら、カイルがつぶやいた。
「カイル……」
「今回の、ルカの一件もそうだけど。紋章使いって色んなことを感じ取れるせいで、視えたことをそのまま言ったりして誤解を受けやすい。疲れるだろうなって思うよ」
「うん……」
「兄貴の友達に、紋章発現したから魔術学院へ編入した子がいたらしいんだけど、魔術学院なのに紋章の正しい知識を持っている人間がいないんだって。魔器なしで魔法が撃てる、それしか伝わってなくいんだって」
「うん……ベルもそう言ってたもんね。わたしも学校ではそれしか習ってなくて、何か視えるなんて知らなかった」
「俺が思うのは……視える力があっても、世の中視えない奴がほとんどでさ。説明しても誰も理解してくれないから……だから伝えるのをやめてしまうんじゃないかって」
「だから、みんなが目に見える、魔器なしで魔法が撃てることだけしか知られてないのかな……」
「それかその力しか必要じゃないから、知ろうともしないというのはあるかもね」
「…………」
黒魔術でルカの花を枯らしたアーテさんの周りには、花の生命が纏わりついていた。他にも動物の生命が、魂が彼女にくっついていた。ルカは必死でそう訴えていた。
でも紋章使いには何かが視えると理解していても、共感は難しかった。
誰にも理解されないと分かったルカは泣いて叫んで……でも、何も言葉をかけられなかった。今も正解は分からない。
人の本質や魂が水になって視えるルカ。
だけどそれを信じてもらえず封殺され、魔器なしで魔法を使えることだけしか必要とされなかったら?
そんなの、悲しい。
人間性はいらないみたいだ。心がいらないっていう光の塾と同じ。
「昔さ、出会って間もない頃、グレンが俺のクライブという名前を『偽物だ』って言ってきたんだ」
「え、そうなんだ。……色が違ったから、だよね」
「そう。で、追い打ちで『嘘つき野郎』って言ってきて、それで俺カッとなって殴っちゃったんだよね」
「あらら……その後は」
「あいつの雇い主が出てきて、俺達二人鉄拳制裁受けて終わり」
「わぁ……でも、名前のこと言ってくるのってルカと同じだ」
「はは、そうだね」
"クライブ・ディクソン"という名前を名乗るカイルに対して『あなた変』なんて言ったルカ。
グレンさんは自分の名前のことに加えて、かつて同じようなことをしたことがあるから厳しめに注意したんだ。
「……あ。あの時グレンさん、カイルに『ちゃんと言い聞かせたから殴らないでやって』って言ってたけどそういうことだったんだ」
「う……ま、まあ……はは」
思わぬ指摘にカイルはバツが悪そうに頬を掻く。
「……軽口だと思ってたけど事実なんだぁ」
「そ、それは今はいいじゃない……まあともかく、俺はそれがなければ紋章の視える力なんて知りようがなかったし、信じなかったと思う。ただのムカつく失礼な奴で片付けてたかもしれない。それに自分の事情も話さなかっただろうな。『未来から過去に飛ばされた人です』なんて荒唐無稽で誰も信じないだろうってハナから決めてかかってたし。信じてもらえないってダメージがでかいことだよ。今回グレンが出会ったのはただのクズだったけど、そんなのが続くとしんどいだろうな」
「……」
以前カイルの名前のことで話をした時、グレンさんはキャンディ・ローズ先生の名前に絡めてちょっとふざけた例え話で説明してくれた。
そこに至るまでに、いくつもの悲しい悔しい思いをしてきたんだろうか。
今回みたいに「頭がおかしい」なんて言われたり……。
「視えない状態が分からないから」紋章がある辛さはピンと来ない。
でも「こんな物が視えなければよかった」って思ったことはあって……。
――ひょっとしたら視えることよりも、視えることを信じてもらえない方が辛いのかもしれない。
(グレンさん……)
「そろそろ食堂行こうか」
「あ……うん」
わたしはグレンさんが頭にかぶっていたブランケットをたたんでソファーに置いて、カイルとともに隊長室をあとにする。
隊長室から食堂に続く廊下の窓から、二人で腰掛けていたベンチが見える。
辛かった寂しかった、そんなことを言いながら彼に泣きついて抱きしめてもらった。
――俺も割と大変だったから、早く会ってこうしたかった。
「…………」
("割と"大変なんかじゃ、ないじゃない……)
泣きそうになってしまう。
明日どこにも行かないって言ってたし、気晴らしにどこかに誘ってみようかな。
なんでもいい。ただ街を歩くだけとかでもいい。
それで、公園のベンチで『ちょっと寒いですね』なんて言いながらお弁当食べたりとかするの。
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