51 / 108
4章 悲しむこと
6話 前兆(2)
しおりを挟む
「……そんな、ことが……」
「…………」
「小さな事象で記憶の扉が開くかもしれない」と聞いたあとにこの出来事。
事態は深刻だ。怒りの感情は「負の記憶」を引き出し、それはやがて「自死の記憶」にも繋がる――。
いきさつを全て話し終えたレミは潤んだ目でマグカップを口に持っていき、温かい果汁を飲んでホッと溜息を1つついた。
――目眩がしてくる。
なぜ、ここで一息つくことができるんだ。
こいつはちゃんと事態を把握できているのか。
もしかして、「怒られて怖かった」しか思っていないのじゃないか。
レミのそばに座って背中をさすっているアンソニーを見ると、アンソニーの方も僕へ目線をやるところだったらしく、目を見合わせる形になった。
だがアンソニーは口を開かずそのまま目を伏せてしまう。
僕が言葉をかけろということらしい。
(……落ち着くんだ……)
――深呼吸をしろ。冷静になれ。
ゴーチエのような言い回しにならないよう、言葉を選んで……。
「…………レミ。その……トモミチの言う通り、水晶を割ったことは笑い話ではない。僕も何度も注意しているはずだ」
「……はい」
「それと……トモミチは『命の扱い』についてとても厳しいみたいなんだ」
「命の、扱い?」
「ああ……」
『〝泥〟とか〝死体〟とか〝置く〟とか……人をモノみたいに言うのん、やめてもらえます?』
『キミ、人の命をなんやと思てるわけ?』
『〝屍霊術師〟とかエエように言うてるけど、要は死体を扱う仕事やろ? そんなん子供にさすとか、正気の沙汰じゃないわ』
トモミチはあの言葉遣いから軽くていい加減な人間という印象を受けるが、実際はそうではない。
存外真面目であるし、どうやら彼の中には「決して侵してはならない道義的な領域」というものが存在するらしく、人間の扱いや命の扱いなど彼の道義に反する、または軽視したような発言をすると必ず怒りや不快の念を露わにするのだ。
『……カシワギ・トモミチ。〝倫理〟と書いてトモミチです』
(……倫理と書いて、トモミチ……)
彼は〝倫理〟を冠する名を持っている。だから、それに応じた振る舞いをするのだろうか……?
「……だから、トモミチの前でそういった、命を粗末に扱うような発言は控え――」
「なんでですか?」
「えっ……?」
まさかの問いかけに二の句が継げない。
無言でレミの顔を見ると、レミは真っ赤な顔で目に涙を溜め、口をギュッと引き結んでいた。
今の発言に大いに不満があるような顔だ。
――なんだ? 僕は今、そんなに意味が通らないことを言ったか? それか、まだ言い方が高圧的だったのか?
僕の答えを待たず、レミが眉をつり上げて息を大きく吸いまた口を開く。
「なんでおれがトモに、命がどうとかって怒られなきゃいけないの? だってトモは〝ホロウ〟じゃないですか! 自殺したんでしょ!?」
「ッ……レミ!!」
あまりの言い草にカッとなり大声で制しようとするもレミは怯まず、涙をボロボロと流しながらさらに大きく口を開く――。
「『命を粗末にしちゃダメ』ってなにさ!? それだったらトモの方がよっぽど――!」
言葉の途中で「バン」と大きな音が響き、レミは「ヒッ」と息を吸って"音の主"に目をやる。
「……それ以上は許さないわ」
アンソニーだ。机が割れそうなくらいに力を込めて思い切り叩いたため、その衝撃で上に置いてあるマグカップから中身が飛び出て机を濡らす。
アンソニーの怒りは凄まじい。叩いたあと机の上に置かれたままの手には幾筋も血管が浮き出ている。
「アナタの言う通り、"ホロウ"は自死者。でも簡単に命を投げ捨てたんじゃないわ。誰も死にたくなんかない、ほとんどの人は生きたかったの。でも追いつめられて追いつめられて……どうしようもないと思ってしまったから」
「意味分かんないよ。生きたいんだったら生きればいいじゃないか。なんで死ぬのさ、死んだら終わりなのに。そんなの、ただ逃げただけ」
言葉の途中でアンソニーがレミをギョロリと睨み付けた。
射殺すような目線を向けられたレミは先ほどまでの勢いを失って震え上がる。
「……ねえ……もう少し想像力を働かせなさいよ。この扉の向こうにカシワギ君がいて、何もかも聞いていたら? 今頃廊下に、新しい"泥の山"が出来ているかもしれなくてよ」
「っ……!!」
その言葉に弾かれたように部屋の外に飛び出し廊下を見回した。だが何もなかった。
ほっと胸をなで下ろし、再度部屋に入る。レミがこちらに不安げな眼差しを向けてきたので、首を振って「いなかったようだ」と示した。
それを見て安堵したらしいレミにアンソニーが再度言葉を投げる。
「良かったわね、何もなくて。……もしさっきアタシが言ったようになっていたら、アナタは人殺しよ」
「…………」
レミの目から涙がとめどなく流れる。
「……アナタはカシワギ・トモミチ――"命を投げ捨てた人間"に命の扱いのことで怒られて、『理不尽だ』と思ったのよね。だからそうやって癇癪を起こしている。理不尽に腹を立てるのはいいことよ、人間そうやって成長していくんだもの。……けど、覚えておきなさい。子供であろうと、死者を愚弄することは許されない。いつか"子供の感情任せの失言"では済ましてもらえなくなる。溜まったツケを命で支払うことになるわよ――」
その後アンソニーに「夕食の準備はいらないから、部屋に戻って今までと今日のことを思い返しなさい」と言われ、レミは涙と鼻をぬぐいながらトボトボと退室していった。
「しばらく1人にさせておきましょう」
「ああ……」
――結局全部アンソニーの独壇場で、僕が出る幕はなかった。
正直、僕はレミのあの言葉に返す言葉を持っていない。
あんなにはっきりと表明することはないが、僕はどちらかというとレミ寄りの考えだった。
ゴーチエに繰り返し「命を放棄した者に自身の命について主張をする権利はない」と教えられてきたし、僕自身も「ホロウ達は死にたいから死んだのだ」と考えてきた。
魂を拾ってくることは労力と費用がかかる"労働"と思っていた。
失敗したときにはビクトルのように落ち込むことはなく、自分の評判と信用に傷がつくとしか考えなかった。
トモミチがいなければ、その思考のまま突き進み続けていただろう。
『誰も死にたくなんかない、ほとんどの人は生きたかったの』
『でも追いつめられて追いつめられて、どうしようもないと思ってしまったから』
『死者を愚弄することは許されない』
(…………)
アンソニーのあの言葉はレミに向けたものだろうか。
……本当は、僕にこそ言いたかったのではないか……。
「…………」
「小さな事象で記憶の扉が開くかもしれない」と聞いたあとにこの出来事。
事態は深刻だ。怒りの感情は「負の記憶」を引き出し、それはやがて「自死の記憶」にも繋がる――。
いきさつを全て話し終えたレミは潤んだ目でマグカップを口に持っていき、温かい果汁を飲んでホッと溜息を1つついた。
――目眩がしてくる。
なぜ、ここで一息つくことができるんだ。
こいつはちゃんと事態を把握できているのか。
もしかして、「怒られて怖かった」しか思っていないのじゃないか。
レミのそばに座って背中をさすっているアンソニーを見ると、アンソニーの方も僕へ目線をやるところだったらしく、目を見合わせる形になった。
だがアンソニーは口を開かずそのまま目を伏せてしまう。
僕が言葉をかけろということらしい。
(……落ち着くんだ……)
――深呼吸をしろ。冷静になれ。
ゴーチエのような言い回しにならないよう、言葉を選んで……。
「…………レミ。その……トモミチの言う通り、水晶を割ったことは笑い話ではない。僕も何度も注意しているはずだ」
「……はい」
「それと……トモミチは『命の扱い』についてとても厳しいみたいなんだ」
「命の、扱い?」
「ああ……」
『〝泥〟とか〝死体〟とか〝置く〟とか……人をモノみたいに言うのん、やめてもらえます?』
『キミ、人の命をなんやと思てるわけ?』
『〝屍霊術師〟とかエエように言うてるけど、要は死体を扱う仕事やろ? そんなん子供にさすとか、正気の沙汰じゃないわ』
トモミチはあの言葉遣いから軽くていい加減な人間という印象を受けるが、実際はそうではない。
存外真面目であるし、どうやら彼の中には「決して侵してはならない道義的な領域」というものが存在するらしく、人間の扱いや命の扱いなど彼の道義に反する、または軽視したような発言をすると必ず怒りや不快の念を露わにするのだ。
『……カシワギ・トモミチ。〝倫理〟と書いてトモミチです』
(……倫理と書いて、トモミチ……)
彼は〝倫理〟を冠する名を持っている。だから、それに応じた振る舞いをするのだろうか……?
「……だから、トモミチの前でそういった、命を粗末に扱うような発言は控え――」
「なんでですか?」
「えっ……?」
まさかの問いかけに二の句が継げない。
無言でレミの顔を見ると、レミは真っ赤な顔で目に涙を溜め、口をギュッと引き結んでいた。
今の発言に大いに不満があるような顔だ。
――なんだ? 僕は今、そんなに意味が通らないことを言ったか? それか、まだ言い方が高圧的だったのか?
僕の答えを待たず、レミが眉をつり上げて息を大きく吸いまた口を開く。
「なんでおれがトモに、命がどうとかって怒られなきゃいけないの? だってトモは〝ホロウ〟じゃないですか! 自殺したんでしょ!?」
「ッ……レミ!!」
あまりの言い草にカッとなり大声で制しようとするもレミは怯まず、涙をボロボロと流しながらさらに大きく口を開く――。
「『命を粗末にしちゃダメ』ってなにさ!? それだったらトモの方がよっぽど――!」
言葉の途中で「バン」と大きな音が響き、レミは「ヒッ」と息を吸って"音の主"に目をやる。
「……それ以上は許さないわ」
アンソニーだ。机が割れそうなくらいに力を込めて思い切り叩いたため、その衝撃で上に置いてあるマグカップから中身が飛び出て机を濡らす。
アンソニーの怒りは凄まじい。叩いたあと机の上に置かれたままの手には幾筋も血管が浮き出ている。
「アナタの言う通り、"ホロウ"は自死者。でも簡単に命を投げ捨てたんじゃないわ。誰も死にたくなんかない、ほとんどの人は生きたかったの。でも追いつめられて追いつめられて……どうしようもないと思ってしまったから」
「意味分かんないよ。生きたいんだったら生きればいいじゃないか。なんで死ぬのさ、死んだら終わりなのに。そんなの、ただ逃げただけ」
言葉の途中でアンソニーがレミをギョロリと睨み付けた。
射殺すような目線を向けられたレミは先ほどまでの勢いを失って震え上がる。
「……ねえ……もう少し想像力を働かせなさいよ。この扉の向こうにカシワギ君がいて、何もかも聞いていたら? 今頃廊下に、新しい"泥の山"が出来ているかもしれなくてよ」
「っ……!!」
その言葉に弾かれたように部屋の外に飛び出し廊下を見回した。だが何もなかった。
ほっと胸をなで下ろし、再度部屋に入る。レミがこちらに不安げな眼差しを向けてきたので、首を振って「いなかったようだ」と示した。
それを見て安堵したらしいレミにアンソニーが再度言葉を投げる。
「良かったわね、何もなくて。……もしさっきアタシが言ったようになっていたら、アナタは人殺しよ」
「…………」
レミの目から涙がとめどなく流れる。
「……アナタはカシワギ・トモミチ――"命を投げ捨てた人間"に命の扱いのことで怒られて、『理不尽だ』と思ったのよね。だからそうやって癇癪を起こしている。理不尽に腹を立てるのはいいことよ、人間そうやって成長していくんだもの。……けど、覚えておきなさい。子供であろうと、死者を愚弄することは許されない。いつか"子供の感情任せの失言"では済ましてもらえなくなる。溜まったツケを命で支払うことになるわよ――」
その後アンソニーに「夕食の準備はいらないから、部屋に戻って今までと今日のことを思い返しなさい」と言われ、レミは涙と鼻をぬぐいながらトボトボと退室していった。
「しばらく1人にさせておきましょう」
「ああ……」
――結局全部アンソニーの独壇場で、僕が出る幕はなかった。
正直、僕はレミのあの言葉に返す言葉を持っていない。
あんなにはっきりと表明することはないが、僕はどちらかというとレミ寄りの考えだった。
ゴーチエに繰り返し「命を放棄した者に自身の命について主張をする権利はない」と教えられてきたし、僕自身も「ホロウ達は死にたいから死んだのだ」と考えてきた。
魂を拾ってくることは労力と費用がかかる"労働"と思っていた。
失敗したときにはビクトルのように落ち込むことはなく、自分の評判と信用に傷がつくとしか考えなかった。
トモミチがいなければ、その思考のまま突き進み続けていただろう。
『誰も死にたくなんかない、ほとんどの人は生きたかったの』
『でも追いつめられて追いつめられて、どうしようもないと思ってしまったから』
『死者を愚弄することは許されない』
(…………)
アンソニーのあの言葉はレミに向けたものだろうか。
……本当は、僕にこそ言いたかったのではないか……。
13
あなたにおすすめの小説
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
隊長さんとボク
ばたかっぷ
BL
ボクの名前はエナ。
エドリアーリアナ国の守護神獣だけど、斑色の毛並みのボクはいつもひとりぼっち。
そんなボクの前に現れたのは優しい隊長さんだった――。
王候騎士団隊長さんが大好きな小動物が頑張る、なんちゃってファンタジーです。
きゅ~きゅ~鳴くもふもふな小動物とそのもふもふを愛でる隊長さんで構成されています。
えろ皆無らぶ成分も極小ですσ(^◇^;)本格ファンタジーをお求めの方は回れ右でお願いします~m(_ _)m
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる